荒沢山周回 上越の隠れた名峰


- GPS
- 09:11
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 736m
- 下り
- 752m
コースタイム
天候 | 曇り、1100mから下はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この日は自分の車だけ。 待合室内のトイレ使えました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
↑カドナミ尾根、↓荒沢尾根 主に残雪期に登られている山で、無雪期も記録あり。 ただこの時期登る人は滅多にいないらしい。 カドナミ尾根は明瞭でわかりやすい。序盤が足元崩れまくって最も大変。尾根上はピンテもあった。下山で使っても迷いにくいと思う。 荒沢尾根は中盤から下は支尾根が出てきて少しわかりにくい分岐がある。目印は一切なし。木で視界が遮られ尾根が見通せないところがあった。 いずれの尾根も薮っぽい所があるものの、倒木は殆どないのが助かった。 この日の積雪は尾根上で多分1m位。湿り雪でザラメっぽく、表面はクラストのところも少し。 上に行くほど雪は締まってくるけど相変わらず踏み抜きは多い。 林道でアイゼン+ワカン、山頂直下に岩があるので早めに手前でワカンは外し、下山は途中からまたワカン装着。 下山の急斜面も雪で沈むので正面向いて下りられる。 小さな雪庇が多く、要注意。 |
写真
感想
前回、茂倉新道から見えた顕著なピークが連なる一つ、荒沢山へ。ラッセル目的で行ってきました。
けれど前日、更新されたヤマテンの予報が悪くなってる。。
一瞬、予報がマシな白毛門辺りに変更しようかと思ったけど、そちらではきっとすぐに追いつかれて人のトレースを辿ることになってしまう。巻機山や他の上越の山も検討したけど、もう調べる時間がない。
でもこの予報で荒沢山だと山頂着いても真っ白かもしれない。。非常に迷ったけれど、敢えて人のいない荒沢山を選択。
午後は下山の樹林帯へ入れば雪が降っても大丈夫と見込んで、山頂への最終リミットは11:30。この場合はピストンで戻ることに。もし10時頃まで着けば様子見て周回も出来そう。
しかし尾根に取り付いてすぐに、重い雪に苦戦し、あまりの進まなさに嫌気がさす。
序盤は標高100m上げるのに1時間以上もかかってる。これでは山頂まで体力よりも気持ちがもたないかもしれない。
ガスガスの中、脚以上に気が重い状態で登っていると、なんと空が一瞬明るくなっていた。
またしても天気が味方してくれた。ガスを抜けたら高曇りだけれど、まさかの眺望が見渡せて驚き。山の神様からご褒美をいただけた気分。不安だったけどやって良かった♪
思えば最初から最後までノートレースの雪山は初めて。ワカンで薮っぽいところの通過、踏み抜きにくい雪の見極め、雪庇がある箇所のルート取りなど、ようやく体感的にわかってきた感じ。自分の性格上、まさに「習うより慣れろ」なんだなと納得。
そして気になったのは隣の足拍子岳。
雪のある時期では今の自分には眺めるだけになってしまう。ここは無雪期にまた計画を立てよう。
ワクワクしてきたぞ🥳
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