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Yamareco

記録ID: 6387312
全員に公開
山滑走
朝日・出羽三山

村山葉山 幸生〜奥の院〜熊野川源頭

2024年01月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:39
距離
25.7km
登り
1,534m
下り
1,526m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:10
休憩
0:29
合計
10:39
6:22
117
幸生 除雪終点
8:19
8:25
162
11:07
11:07
23
11:30
11:30
30
12:00
12:06
13
12:19
12:36
265
17:01
幸生 除雪終点
天候 晴れ ほぼ無風
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
幸生の除雪終点(木戸口)に駐車。
除雪終点までの道路に雪は無いが、終点ゲートから先の道路は積雪あり。
現時点での路面積雪量は10cm程度。
コース状況/
危険箇所等
●幸生除雪終点〜葉山市民荘
例年通り木戸口が除雪終点となっており、そこから先は車両進入不可。
国道458号〜林道〜市道を通り市民荘へ向かう。
除雪終点から先の道路(国道458号)は雪で埋まっており、最初からスキーで歩けた。
尚、このルートはスノーモービルのルートにもなっているようで、
国道、市道は特に問題ないが、林道は要注意。
幅員が狭く所々にブラインドコーナーがあるので、出合頭に衝突せぬよう。
エンジン音が近づいてきたら警戒を。

●葉山市民荘〜小僧森(登行)
今季は小雪であるが、それなりに雪はついておりスキーで稜線まで上がれた。
下部の藪が少し煩いが、特に問題となるような箇所は無し。

●小僧森〜葉山山頂〜奥の院(登行)
小僧森への登りは急斜面なので、板は外してツボ足で登行。
小僧森の先の下りは藪が多かったので、ここもツボ足で通過。
他はスキーで行けた。
稜線上は全面雪がついているが積雪量はまだ少なく、巨大雪比やクラック等の脅威は今のところ無い。

●熊野川源頭左股(滑走)
奥の院から滑走開始。
南面のオープンバーンを経て、熊野川源頭の沢へと入る。
オープンバーンは充分雪がついており問題ないが、沢内の滑走は問題あり。
積雪が少ないためボトムが浅く、所々で穴が開いている。
小滝が埋まっていないため大きな段差も出来ており、ボトム通しの滑走は不可能。
穴や段差を回避するのに危険なトラバース、時には高度を上げて迂回、等を強いられるので現時点での沢滑走はお勧め出来ない。
今回はH1114mの出合まで滑走した後に脱渓。
脱渓後は少し登り返して大滑山へ続く尾根へと抜けた。

●大滑山へ続く尾根〜林道(滑走&歩行)
H1005mまで尾根上を滑走した後は南東方向に続くオープンバーン(伐採林?)へ進む。
オープンバーンと言っても、現状では藪や小沢が多く、滑走はあまり快適ではない。
オープンバーンを抜けた先で沢にぶつかり、この沢を渡渉して先へと進むが、
この渡渉が厄介。
雪が多ければスノーブリッジ出来ているので容易に渡れるが、現時点ではブリッジは出来ておらず、水が流れる沢を渡ることになる。
水深は30cm程度だが、そこそこ沢幅があるので渡渉点を吟味しないと靴が濡れる。
また、沢の両岸が立っているので、渡渉する前に雪を掘り下げる等、
ルート工作を行う必要がある。
色々とめんどくさいルート状況だが、沢を渡渉し、林道まで上がれば後は問題となるような箇所なし。
幸生の除雪終点から出発。
冬季閉鎖された国道を進む。
2024年01月20日 06:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/20 6:22
幸生の除雪終点から出発。
冬季閉鎖された国道を進む。
柳の沢まで国道を歩き、林道に入る。
2024年01月20日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/20 7:05
柳の沢まで国道を歩き、林道に入る。
林道を抜けて市道にでた。
2024年01月20日 07:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 7:44
林道を抜けて市道にでた。
市道の雪は少なく、ガードレールが丸見えだ。
2024年01月20日 07:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/20 7:52
市道の雪は少なく、ガードレールが丸見えだ。
葉山市民荘に到着。
夏はここまで車で入れるが、冬は約2時間の歩き。
今回はラッセルにならなかったから良かったが、雪が深ければ更に倍?
ここまで来るだけでも大変だ。
2024年01月20日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 8:19
葉山市民荘に到着。
夏はここまで車で入れるが、冬は約2時間の歩き。
今回はラッセルにならなかったから良かったが、雪が深ければ更に倍?
ここまで来るだけでも大変だ。
雪が少ないので長命水は埋まっていない。
2024年01月20日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 8:19
雪が少ないので長命水は埋まっていない。
葉山市民荘を後にし、畑コースの登山道方面へ向かう。
概ね雪がついておりスキー歩行は問題ないが、所々に水路があるので落ちないように。
2024年01月20日 08:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/20 8:40
葉山市民荘を後にし、畑コースの登山道方面へ向かう。
概ね雪がついておりスキー歩行は問題ないが、所々に水路があるので落ちないように。
樹林帯の登り。
雪はガリガリで登りにくい。
下部の急斜面はアイゼンで登った。
2024年01月20日 09:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/20 9:16
樹林帯の登り。
雪はガリガリで登りにくい。
下部の急斜面はアイゼンで登った。
聖仏平の雪原。
だいぶ埋まってはいるが、まだ藪が目立つ。
2024年01月20日 10:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 10:05
聖仏平の雪原。
だいぶ埋まってはいるが、まだ藪が目立つ。
木々の間から小僧森が見えた。
2024年01月20日 10:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 10:14
木々の間から小僧森が見えた。
上の方に行くと木々が白くなってきた。
稜線付近では昨日雪が降ったようだ。
2024年01月20日 10:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 10:35
上の方に行くと木々が白くなってきた。
稜線付近では昨日雪が降ったようだ。
もうすぐ稜線上。
小僧森へ向かって進む。
2024年01月20日 10:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 10:40
もうすぐ稜線上。
小僧森へ向かって進む。
小僧森、拡大。
南面の雪は充分ついており滑れそう。
だが、下部の沢は・・・?
2024年01月20日 10:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 10:40
小僧森、拡大。
南面の雪は充分ついており滑れそう。
だが、下部の沢は・・・?
稜線上に到達。
小僧森と御対面。
2024年01月20日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 10:44
稜線上に到達。
小僧森と御対面。
こちらは反対側。
2024年01月20日 10:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 10:45
こちらは反対側。
東の方角には富並川。
2024年01月20日 10:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 10:48
東の方角には富並川。
稜線上を進む。
まずは小僧森の通過。
傾斜が急なので、ここは板を外してツボ足で登った。
2024年01月20日 10:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 10:48
稜線上を進む。
まずは小僧森の通過。
傾斜が急なので、ここは板を外してツボ足で登った。
急斜面を登り、小僧森山頂に到着。
山頂は小さな広場になっている。
2024年01月20日 11:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 11:06
急斜面を登り、小僧森山頂に到着。
山頂は小さな広場になっている。
小僧森の先は下り。
藪が多くスキーで滑り降りるのはきつそうなので、引き続きツボ足で通過。
2024年01月20日 11:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/20 11:09
小僧森の先は下り。
藪が多くスキーで滑り降りるのはきつそうなので、引き続きツボ足で通過。
小僧森の次は大僧森。
こちらの傾斜は緩いのでスキーでも問題なし。
2024年01月20日 11:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 11:19
小僧森の次は大僧森。
こちらの傾斜は緩いのでスキーでも問題なし。
大僧森の山頂。
小僧森の山頂よりも広く、開放感がある。
2024年01月20日 11:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 11:30
大僧森の山頂。
小僧森の山頂よりも広く、開放感がある。
大僧森を越えると、葉山山頂が見えてくる。
この辺は大きな雪庇ができるが、今年は小雪なせいか崩れるような雪庇は見られない。
2024年01月20日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 11:34
大僧森を越えると、葉山山頂が見えてくる。
この辺は大きな雪庇ができるが、今年は小雪なせいか崩れるような雪庇は見られない。
内院側の斜面。
こちらの斜面も良さそう。
滑ってみたいところだが、この先のことを考えると…
私のレベルでは無理かねぇ。
2024年01月20日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 11:36
内院側の斜面。
こちらの斜面も良さそう。
滑ってみたいところだが、この先のことを考えると…
私のレベルでは無理かねぇ。
葉山山頂に到着。
厳冬期の登頂は初めてなので嬉しい。
2024年01月20日 12:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:01
葉山山頂に到着。
厳冬期の登頂は初めてなので嬉しい。
山頂から眺める月山。
まるで雲に浮かぶ島のようだ。
2024年01月20日 12:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:03
山頂から眺める月山。
まるで雲に浮かぶ島のようだ。
山頂を後にし、奥の院へ。
2024年01月20日 12:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:03
山頂を後にし、奥の院へ。
奥の院、拡大。
葉山神社と赤い鳥居、その背景には鳥海山が見える。
2024年01月20日 12:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:06
奥の院、拡大。
葉山神社と赤い鳥居、その背景には鳥海山が見える。
奥の院に到着。
2024年01月20日 12:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:17
奥の院に到着。
古御室山方面
2024年01月20日 12:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:17
古御室山方面
冬季の難所、烏帽子岩
2024年01月20日 12:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:18
冬季の難所、烏帽子岩
葉山神社で初詣。
2024年01月20日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:19
葉山神社で初詣。
葉山神社から滑走開始。
南面を滑る。
2024年01月20日 12:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:35
葉山神社から滑走開始。
南面を滑る。
斜面は、クラストの上にうっすらパウダーが乗った状態。
ちょとガリガリするけど新雪のおかげで滑りやすい。
2024年01月20日 12:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:38
斜面は、クラストの上にうっすらパウダーが乗った状態。
ちょとガリガリするけど新雪のおかげで滑りやすい。
南面のオープンバーンを抜けて沢へ突入。
熊野川源頭へ進む。
2024年01月20日 12:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:38
南面のオープンバーンを抜けて沢へ突入。
熊野川源頭へ進む。
う〜ん、ボトムが薄く不穏な感じ。
まだ時期が早かったかな。
出来るだけボトムには入らないように進む。
2024年01月20日 12:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:40
う〜ん、ボトムが薄く不穏な感じ。
まだ時期が早かったかな。
出来るだけボトムには入らないように進む。
対岸に移る時がおっかない。
底が抜けませんように・・・
2024年01月20日 12:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:45
対岸に移る時がおっかない。
底が抜けませんように・・・
所々で穴が開いている。
穴の迂回が結構面倒。
トラバース等を駆使して穴や段差を回避するが、小規模な雪崩が起きてヒヤリとさせられる場面もあった。
2024年01月20日 12:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 12:48
所々で穴が開いている。
穴の迂回が結構面倒。
トラバース等を駆使して穴や段差を回避するが、小規模な雪崩が起きてヒヤリとさせられる場面もあった。
なんとかH1114mの出合まで滑り降りたが、足がつってしまった。
回復するまでしばし休憩。
2024年01月20日 13:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 13:12
なんとかH1114mの出合まで滑り降りたが、足がつってしまった。
回復するまでしばし休憩。
回復するのに時間がかかったが、漢方とホットレモン飲んだら治った。
痛みもすっかりなくなったので、活動再開。
ここで脱渓して先へ進む。
2024年01月20日 13:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/20 13:26
回復するのに時間がかかったが、漢方とホットレモン飲んだら治った。
痛みもすっかりなくなったので、活動再開。
ここで脱渓して先へ進む。
大滑山へ続く尾根へと抜けた。
ここから滑走再開。
2024年01月20日 13:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 13:53
大滑山へ続く尾根へと抜けた。
ここから滑走再開。
H1005mで尾根を外れてオープンバーンへ。
ここは楽しみにしていた滑走ポイントなんだけど、縦縞が出来ており雪はガリガリ。
爽快感は今一つ。
2024年01月20日 14:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 14:03
H1005mで尾根を外れてオープンバーンへ。
ここは楽しみにしていた滑走ポイントなんだけど、縦縞が出来ており雪はガリガリ。
爽快感は今一つ。
下の方はまだ藪が埋まっていない。
小さな沢も埋まっておらず、迂回するのに一苦労。
2024年01月20日 14:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/20 14:03
下の方はまだ藪が埋まっていない。
小さな沢も埋まっておらず、迂回するのに一苦労。
オープンバーンを抜けて沢へ出た。
この沢を渡渉し、先へ進むが、スノーブリッジが出来ていない。
ここの渡渉は大変だった。
2024年01月20日 14:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/20 14:17
オープンバーンを抜けて沢へ出た。
この沢を渡渉し、先へ進むが、スノーブリッジが出来ていない。
ここの渡渉は大変だった。
なんとか渡渉し先へ進む。
上の方に見える林道を目指す。
2024年01月20日 14:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/20 14:54
なんとか渡渉し先へ進む。
上の方に見える林道を目指す。
大滑山の後方にあるピーク。
名のあるピークだと思うけど、正式名称は知らないので地理院地図表記に従いP1019と呼ぶことにする。
2024年01月20日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 15:04
大滑山の後方にあるピーク。
名のあるピークだと思うけど、正式名称は知らないので地理院地図表記に従いP1019と呼ぶことにする。
P1019拡大
東面側の崩れ様が凄まじい。
2024年01月20日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/20 15:04
P1019拡大
東面側の崩れ様が凄まじい。
こちらは大滑山
P1019と同じく東面側が崩れているが、それが名前の由来だろうか?
2024年01月20日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/20 15:04
こちらは大滑山
P1019と同じく東面側が崩れているが、それが名前の由来だろうか?
滑ってきたルートを観察。
去年3月に訪れた時は真っ白だったけど、今はまだ藪が多い。
2024年01月20日 15:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/20 15:08
滑ってきたルートを観察。
去年3月に訪れた時は真っ白だったけど、今はまだ藪が多い。
林道まで上がって一安心。
ここまで来るのに色々と苦労させられたが、ようやく下山の目途が立った。
2024年01月20日 15:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/20 15:14
林道まで上がって一安心。
ここまで来るのに色々と苦労させられたが、ようやく下山の目途が立った。
雪はほんのり茜色。
下山滑走に予想外に時間がかかり、時刻はもう夕暮れ。
下山を急ぐ。
2024年01月20日 15:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/20 15:50
雪はほんのり茜色。
下山滑走に予想外に時間がかかり、時刻はもう夕暮れ。
下山を急ぐ。
林道を滑走して下山。
後からスノーモービルが入山したようで、林道上には複数のトレースが出来ていた。
2024年01月20日 16:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/20 16:12
林道を滑走して下山。
後からスノーモービルが入山したようで、林道上には複数のトレースが出来ていた。
最後は国道を滑って無事帰還。
日没時刻は過ぎてしまったけど、ヘッデンは使わずに済んだ。
2024年01月20日 16:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/20 16:59
最後は国道を滑って無事帰還。
日没時刻は過ぎてしまったけど、ヘッデンは使わずに済んだ。

感想

今回の山行に関して、全体を通して言える事は「雪不足」
森林限界上のオープンバーンはそれなりに仕上がっているが、樹林帯は藪が多く、埋まりきっていない沢も多い。
藪や沢に阻まれ、下山の滑走では苦労させられる事となった。
東側の大鳥居からのルートであればまた状況は違うのだろうが、今回訪れた村山葉山南部エリアに関してはもう少し積雪が増えてから訪れた方が良いように思われる。

滑走に関しては微妙な所感となったが、登山としては良かった。
厳冬期の村山葉山は山頂に至るまで長大な距離を歩くことになる為、単独登頂はほぼ不可能と思っていたが今回は天候と雪に恵まれた。
最初から最後まで硬い雪だったのでラッセルになることは殆どなく、念願の厳冬期登頂を達成する事ができた。
近くに月山や朝日連峰があるせいか、村山葉山はあまり目立たず訪れる者も少ない。
今回山行中も誰とも会うことは無かったが、その眺望は素晴らしく、山麓の豊かなブナ樹林、そして馬蹄形の美しい稜線の眺めは目を見張るものがある。
その数々の眺望を澄んだ冬空の下で眺める事ができたのは、実に幸運な出来事だった。
リスク管理などについて学ぶところも多く、まだシーズン始まったばかりだが今シーズンの山行の中でも最も印象に残る山行となりそうだ。

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コメント

またまた変態な山行されてますね^_^
大滑の隣はテングラですね
大滑経由でなく、市民荘から行くってのも
中々の葉山好きな感じで(笑)

天気良くて良かったですね
2024/1/21 20:59
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1
achakunさん、こんばんは
当初の予定では大滑山の尾根を滑走して国道に抜ける予定でしたが、この雪の少なさでは藪が多くて抜けられないかな、と思いまして今回のルートに変更しました。
大滑山の隣の山、以前から気になっておりましたが、テングラと呼ぶのですか。
あれだけ目立つ山なので、きっと名前があると思ってましたが、幾ら調べても見つかりませんでした。
教えて下さりありがとうございます。
テングがグラつくほどに急な山、とか、そんな謂れがありそうで面白い名前ですね(笑)
2024/1/21 21:33
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