記録ID: 639287
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸
日程 | 2015年05月09日(土) ~ 2015年05月11日(月) |
---|---|
メンバー | , その他メンバー2人 |
天候 | 初日:曇りのち雨、夕方から晴れ、2日目:晴れ、3日目:晴れ |
アクセス |
利用交通機関
林道ゲート手前で駐車
車・バイク
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


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表示切替:
コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 2時間30分
- 休憩
- 5分
- 合計
- 2時間35分
- 2日目
- 山行
- 7時間40分
- 休憩
- 2時間0分
- 合計
- 9時間40分
- 3日目
- 山行
- 1時間50分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 1時間50分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 群別岳から奥徳富岳の稜線上には雪がないところも多く、難儀しました。 雪を伝ったトラバースの斜面はかなり急でした。 |
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過去天気図(気象庁) |
2015年05月の天気図 |
写真
感想/記録
by mtakaha
GAKUさんとエバさんと一緒に、2泊3日という贅沢な日程で群別岳から奥徳富岳を周回してきた。
前日、仕事で帰宅したのが夜11時、そこからあわただしく準備して、1時半頃に群別を目指して自宅を出た。群別林道入口付近に4時に集合し、林道ゲートまで車を走らせた。
日本中の山を登り尽くしているGAKUさんと北海道の山を知り尽くしているエバさんとの山行に身が引き締る思いで臨んだ山行だった。
初日は、熊ノ平にテントを設営し、付近を偵察する予定であったが、テントを設営している最中に辺りがガスって、しまいには雨まで降る始末、結局その日はテントで終日過ごしたが、夕方になって雨もあがり雲間から群別岳を見ることができ、明日の山行に思いを馳せた。夜は、エバさんが用意してくれたジンギスカンを食べて暗くなるのにあわせて就寝し、寝不足もあって気持ちよく次の日の朝を迎えることができた。
2日目は熊ノ平を4時に出発、奥徳富岳への周回を見越して群別川の徒渉点を確認し、そのまま増田の沢の左岸斜面をトラバースして南岩峰を目指した。そのころ辺りは少しガスって雪が舞っていた。南岩峰までくると風が強まってきたため。岩峰下で1時間ほど様子を見てから、東斜面をトラバースしピークを目指した。最後急斜面の尾根を登って雪のない群別岳山頂に到着、GAKUさんの3年越しの願いが適った。その頃には天候も回復し、ピークには360度遮るものがない最高のパノラマが広がっていた。
休憩もそこそこで次に向かう奥徳富岳を目指して東側の尾根を下った。途中でGAKUさんがストックを落としたと言って、探しに登り返すというハプニングがあった。幸いかどうか?ストックは近くで見つかった。そしていよいよ奥徳富岳への登り。尾根上は雪が融けてハイ松が続いていたため、少し下って雪の残っている南面の斜面をトラバースしながらピークを目指したが、かなりの急斜面を慎重に登り、予定よりも時間を要して奥徳富岳に到着、エバさんが用意してくれたビールで乾いたのどを潤した。ピークの目印となっていたピンクテープが切れかけていたため、代わりに自分の赤布を結び付けた。
奥徳富岳から南西側への下りは危険な箇所はなく、尻滑りの多用で快適に、またあっというまに渡渉地点まで降りることができた。徒渉地点にはSBが残っていたが、いつ崩れてもおかしくないくらいにやせ細っていた。テントに戻り安着を祝ってビールで乾杯、エバさんが作ってくれたマーボ春雨を食べながら、夜遅くまで話が尽きなかった。
3日目はゆっくりと起床、テントを片付けて春の陽気を感じながらのんびりと下山し、近くの浜益温泉で汗を流した後、次の再会を誓ってお別れした。
ゆっくりと流れた時間ではあったが、自分にとってとても凝縮した3日間が終わった。
山行中にお会いした方々
2日目下山した後、幌天狗から約10名のパーティがテント横を通過していった
3日目林道下山中、年配の単独の方が、様子を見に来たといって群別方面に向かった
前日、仕事で帰宅したのが夜11時、そこからあわただしく準備して、1時半頃に群別を目指して自宅を出た。群別林道入口付近に4時に集合し、林道ゲートまで車を走らせた。
日本中の山を登り尽くしているGAKUさんと北海道の山を知り尽くしているエバさんとの山行に身が引き締る思いで臨んだ山行だった。
初日は、熊ノ平にテントを設営し、付近を偵察する予定であったが、テントを設営している最中に辺りがガスって、しまいには雨まで降る始末、結局その日はテントで終日過ごしたが、夕方になって雨もあがり雲間から群別岳を見ることができ、明日の山行に思いを馳せた。夜は、エバさんが用意してくれたジンギスカンを食べて暗くなるのにあわせて就寝し、寝不足もあって気持ちよく次の日の朝を迎えることができた。
2日目は熊ノ平を4時に出発、奥徳富岳への周回を見越して群別川の徒渉点を確認し、そのまま増田の沢の左岸斜面をトラバースして南岩峰を目指した。そのころ辺りは少しガスって雪が舞っていた。南岩峰までくると風が強まってきたため。岩峰下で1時間ほど様子を見てから、東斜面をトラバースしピークを目指した。最後急斜面の尾根を登って雪のない群別岳山頂に到着、GAKUさんの3年越しの願いが適った。その頃には天候も回復し、ピークには360度遮るものがない最高のパノラマが広がっていた。
休憩もそこそこで次に向かう奥徳富岳を目指して東側の尾根を下った。途中でGAKUさんがストックを落としたと言って、探しに登り返すというハプニングがあった。幸いかどうか?ストックは近くで見つかった。そしていよいよ奥徳富岳への登り。尾根上は雪が融けてハイ松が続いていたため、少し下って雪の残っている南面の斜面をトラバースしながらピークを目指したが、かなりの急斜面を慎重に登り、予定よりも時間を要して奥徳富岳に到着、エバさんが用意してくれたビールで乾いたのどを潤した。ピークの目印となっていたピンクテープが切れかけていたため、代わりに自分の赤布を結び付けた。
奥徳富岳から南西側への下りは危険な箇所はなく、尻滑りの多用で快適に、またあっというまに渡渉地点まで降りることができた。徒渉地点にはSBが残っていたが、いつ崩れてもおかしくないくらいにやせ細っていた。テントに戻り安着を祝ってビールで乾杯、エバさんが作ってくれたマーボ春雨を食べながら、夜遅くまで話が尽きなかった。
3日目はゆっくりと起床、テントを片付けて春の陽気を感じながらのんびりと下山し、近くの浜益温泉で汗を流した後、次の再会を誓ってお別れした。
ゆっくりと流れた時間ではあったが、自分にとってとても凝縮した3日間が終わった。
山行中にお会いした方々
2日目下山した後、幌天狗から約10名のパーティがテント横を通過していった
3日目林道下山中、年配の単独の方が、様子を見に来たといって群別方面に向かった
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