小川谷右岸上段歩道・フィナーレ コツ谷〜旧酉谷小屋



- GPS
- 11:12
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,206m
- 下り
- 2,212m
コースタイム
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 11:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コツ谷〜酉谷山南東尾根 コツ谷から右上し左へ切り返す箇所を見落とさないことが肝要。 酉谷山南東尾根〜旧酉谷小屋 土砂が流れ数カ所道が紛失しているが急斜面なので慎重に。 |
写真
感想
閑中忙あり
で、前回の登山から2週間以上が経ってしまった。
前回(2024.1.3)M師とたどった上段歩道はコツ谷左岸の岩壁群に阻まれ進行を断念したが、今回視点を変え酉谷沿いに旧酉谷小屋まで上がり、逆コースでコツ谷に向けて歩いてみることにした。
廃屋というより跡地と化した旧酉谷小屋に到着し、酉谷右岸斜面を見つめると小屋の対岸から酉谷山南東尾根に向けて左上する踏み跡が見える。
さらに小屋から50mほど酉谷を遡上した場所からも左上する踏み跡が見える。
とりあえず自分が空身で小屋の対面のトレースをたどってみる。
数カ所崩壊して解りづらいが踏み跡は確かに続いており、酉谷山南東尾根に乗り上げた。
そこは尾根上の大岩峰のわずか上部の小さなコルで、さらに尾根の右側(酉谷側)の道をたどると大きなコルに出た。
コルからはコツ谷に向けて明瞭な山道が見え、この道が前回たどることが出来なかった上段歩道最後のパートで間違いないと確信し荷を取りに小屋へ下った。
入れ違いにM師が小屋の上部から始まるトレースをたどって大きなコルに登ったが、こちらの方がコツ谷から来た場合、直接小屋へ向けて下降が始まるのでルートとして無理がないかもしれない。
コルからは緩やかに下り続け1260m圏でコツ谷に降り立ったが、そこは前回コツ谷右岸尾根から降り立った地点より100mほど上流だった。
どうも不自然である。
これまで上段歩道を歩いて共通しているのは、沢を横断してそのすぐ対岸から道が続いていることである。
滝谷しかり喜右衛門小屋窪しかり中沢しかりである。
そこで前回右岸尾根から降り立った地点まで下り、前回同様左岸斜面を右上する踏み跡をたどると途中から見逃しそうな細い踏み跡が左上しているのを見つけた。
たどるとコルから下ってきた道に合流したのである。
これで残された最後のパート、コツ谷から旧酉谷小屋までつながったのである。
1960年には荒廃と記されたこのルートを今日まで一体何人が歩いたのだろうか。
四軒小屋尾根から旧酉谷小屋まで不明となっていた上段歩道を3回に分けてだがつなげて歩くことができ素直に嬉しい。
3回にわたり物好きにも程がある探索にお付き合いいただいたM師にはこの場を借りて感謝したい。
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