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Yamareco

記録ID: 6410091
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

小川谷右岸上段歩道・フィナーレ コツ谷〜旧酉谷小屋

2024年01月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
bistari その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:12
距離
25.9km
登り
2,206m
下り
2,212m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:58
休憩
2:15
合計
11:13
距離 25.9km 登り 2,224m 下り 2,212m
7:08
122
9:10
9:23
50
小川谷林道終点広場
10:13
10:30
63
三又
11:33
11:39
16
コツ谷出合
11:55
12:32
13
旧酉谷小屋
12:45
12:55
27
酉谷山南東尾根1310mコル
13:22
13:50
71
コツ谷
15:01
15:12
17
喜右衛門小屋窪
15:29
15:35
50
三又
16:25
16:32
109
小川谷林道終点広場
18:21
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東日原駐車場に自家用車駐車。
コース状況/
危険箇所等
コツ谷〜酉谷山南東尾根
コツ谷から右上し左へ切り返す箇所を見落とさないことが肝要。

酉谷山南東尾根〜旧酉谷小屋
土砂が流れ数カ所道が紛失しているが急斜面なので慎重に。
ヤマレコの地図では軌跡が入り乱れて判りにくので手書きの概略図を作ってみた。
3
ヤマレコの地図では軌跡が入り乱れて判りにくので手書きの概略図を作ってみた。
小型重機が搬入されている。
吹きつけにより上部から固定化する工事が9月まで実施されるらしい。
2024年01月28日 08:08撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/28 8:08
小型重機が搬入されている。
吹きつけにより上部から固定化する工事が9月まで実施されるらしい。
崩落した斜面(振り返って)。
2024年01月28日 08:14撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/28 8:14
崩落した斜面(振り返って)。
広場から最初の崩落地。
以前より崩落が激しくキックステップが効かない固い斜面は危険だが、M師がロープを設置したので安心して渡れる。
2024年01月28日 09:26撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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1/28 9:26
広場から最初の崩落地。
以前より崩落が激しくキックステップが効かない固い斜面は危険だが、M師がロープを設置したので安心して渡れる。
コツ谷出合。
中央ジグザグ道は右の酉谷へ進入する道。
2024年01月28日 11:33撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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1/28 11:33
コツ谷出合。
中央ジグザグ道は右の酉谷へ進入する道。
旧酉谷小屋手前の破損した道標。
2024年01月28日 11:53撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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1/28 11:53
旧酉谷小屋手前の破損した道標。
もはや小屋の体をなしていない。
2024年01月28日 11:54撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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1/28 11:54
もはや小屋の体をなしていない。
2024年01月28日 11:57撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/28 11:57
2019年5月にはまだこの状態だった。
2019年05月06日 11:24撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 11:24
2019年5月にはまだこの状態だった。
小屋の対岸斜面には酉谷山南東尾根に向けて左上する踏み跡が見える(中央)。
2024年01月28日 11:57撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/28 11:57
小屋の対岸斜面には酉谷山南東尾根に向けて左上する踏み跡が見える(中央)。
中央のコブの左側のコルに突き上げる。
右側が1310m圏の大コル。
2024年01月28日 12:32撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/28 12:32
中央のコブの左側のコルに突き上げる。
右側が1310m圏の大コル。
酉谷山南東尾根上の大コルから次の尾根上にて。
2024年01月28日 13:00撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/28 13:00
酉谷山南東尾根上の大コルから次の尾根上にて。
コツ谷が見えてきた。
2024年01月28日 13:20撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/28 13:20
コツ谷が見えてきた。
降り立ったコツ谷上流側を見る。
2024年01月28日 13:23撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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1/28 13:23
降り立ったコツ谷上流側を見る。
コツ谷右岸尾根から下りてくる上段歩道。
2024年01月28日 13:28撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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1/28 13:28
コツ谷右岸尾根から下りてくる上段歩道。
中央右のブナの大木の脇を道は上がっていた。
2024年01月28日 13:53撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/28 13:53
中央右のブナの大木の脇を道は上がっていた。
コツ谷ネジレ滝の高巻き道を行く。
左上に酉谷山南東尾根上の大岩峰。
2024年01月28日 13:58撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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1/28 13:58
コツ谷ネジレ滝の高巻き道を行く。
左上に酉谷山南東尾根上の大岩峰。
中沢のワサビ田跡。
コツ谷ネジレ滝から酉谷の50mほど高く右岸を行く仕事道をたどり喜右衛門小屋窪左岸尾根の1220m圏に出た。
2024年01月28日 14:13撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/28 14:13
中沢のワサビ田跡。
コツ谷ネジレ滝から酉谷の50mほど高く右岸を行く仕事道をたどり喜右衛門小屋窪左岸尾根の1220m圏に出た。
小川谷林道の工事が始まれば、三又に来られるのは今秋以降か。
2024年01月28日 15:36撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/28 15:36
小川谷林道の工事が始まれば、三又に来られるのは今秋以降か。
上段歩道探索山行は3回ともヘッデン下山となった。
2024年01月28日 17:53撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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1/28 17:53
上段歩道探索山行は3回ともヘッデン下山となった。
撮影機器:

感想

閑中忙あり
で、前回の登山から2週間以上が経ってしまった。

前回(2024.1.3)M師とたどった上段歩道はコツ谷左岸の岩壁群に阻まれ進行を断念したが、今回視点を変え酉谷沿いに旧酉谷小屋まで上がり、逆コースでコツ谷に向けて歩いてみることにした。

廃屋というより跡地と化した旧酉谷小屋に到着し、酉谷右岸斜面を見つめると小屋の対岸から酉谷山南東尾根に向けて左上する踏み跡が見える。
さらに小屋から50mほど酉谷を遡上した場所からも左上する踏み跡が見える。
とりあえず自分が空身で小屋の対面のトレースをたどってみる。
数カ所崩壊して解りづらいが踏み跡は確かに続いており、酉谷山南東尾根に乗り上げた。
そこは尾根上の大岩峰のわずか上部の小さなコルで、さらに尾根の右側(酉谷側)の道をたどると大きなコルに出た。
コルからはコツ谷に向けて明瞭な山道が見え、この道が前回たどることが出来なかった上段歩道最後のパートで間違いないと確信し荷を取りに小屋へ下った。
入れ違いにM師が小屋の上部から始まるトレースをたどって大きなコルに登ったが、こちらの方がコツ谷から来た場合、直接小屋へ向けて下降が始まるのでルートとして無理がないかもしれない。
コルからは緩やかに下り続け1260m圏でコツ谷に降り立ったが、そこは前回コツ谷右岸尾根から降り立った地点より100mほど上流だった。
どうも不自然である。
これまで上段歩道を歩いて共通しているのは、沢を横断してそのすぐ対岸から道が続いていることである。
滝谷しかり喜右衛門小屋窪しかり中沢しかりである。
そこで前回右岸尾根から降り立った地点まで下り、前回同様左岸斜面を右上する踏み跡をたどると途中から見逃しそうな細い踏み跡が左上しているのを見つけた。
たどるとコルから下ってきた道に合流したのである。
これで残された最後のパート、コツ谷から旧酉谷小屋までつながったのである。

1960年には荒廃と記されたこのルートを今日まで一体何人が歩いたのだろうか。
四軒小屋尾根から旧酉谷小屋まで不明となっていた上段歩道を3回に分けてだがつなげて歩くことができ素直に嬉しい。
3回にわたり物好きにも程がある探索にお付き合いいただいたM師にはこの場を借りて感謝したい。

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