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Yamareco

記録ID: 6413026
全員に公開
山滑走
東海

天蓋山/北尾根 小枝に逆らわないパウダースキー

2024年01月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
osamuin その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:54
距離
6.7km
登り
624m
下り
606m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:01
休憩
0:53
合計
3:54
7:40
135
スタート地点(森茂バス停)
9:55
10:48
46
11:34
ゴール地点
天候 晴れ/曇
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
森茂バス停近くの道路脇に駐車しました。
神岡から伊西トンネルを通ると気温は-6℃→-11℃へ低下。
道路は圧雪状態となるが除雪はしっかりされていました。
奥のキャンプ場の方まで除雪されていた。
コース状況/
危険箇所等
天気 曇→晴 気温-11℃ 雪質パウダー

森茂バス停横からシールで歩き出す。
さすがに寒く指先が痛くなるが歩き出すと温まり気にならなくなった。
前日、平地では雨だったがこちらは雪が積もったようで軽い新雪斜面。
作業道をラッセル、昔の朽ち果てた飼育建屋を過ぎてしばらく行くと左右の斜面の赤い土砂が露出している地点を通過。風景が山らしくなってくる。
左手の杉林を目指すとすぐに小川があり、適当なスノーブリッジを探して対岸へ。
杉林の中を進み目の前の尾根に取り付く。
雪が軽いのでラッセルを回して標高を稼ぐ。
ブナの疎林の尾根を登っていくがやや小枝が出ている所もある。
P1166から上は少し緩くなるのでうまくトレースを作らないと標高差を残してしまうので注意。
小枝も所々、雪の段差も出てくるが雪が軽く天気が良いので気持ちよくハイクアップ。
標高1200mから上はパウダー斜面がどこまでも続き帰りを楽しみにしてラッセルに励む。
やはり雪が少な目で小枝が出ている所もあった。
標高1250mを超え尾根筋のやや左寄りから高度を均すようにトレースを伸ばす。
北斜面だが日差しが当たり出す。
標高1300mを超えると雪がやや薄くなり下に固い斜面があるのがわかる。また、樹氷もでてきた。
ここは終始ブナの尾根が主体。林間から白い北アルプスが見えてくる。
標高1400mを超えると右手にポコが見えるが左の斜面をトラバース気味に登る。
ポコの左手を終えると天蓋山が近い。
天蓋山に向けて左手の斜面をトラバース気味に登っていく。
やはり小枝が行く手を遮ることが数回。
ラストの50mを登り終えると夏道に合流、すぐ上が山頂でした。
山頂の看板の頭が少しだけ出ていた。
景観は西の白山方向は雲の中、それ以外の北から東の展望が広がる。
剱、立山、薬師、鍬崎、北の俣、槍、乗鞍、御嶽、焼、黒部五郎、桑崎、位山、船山など。
遠く富山平野も見えたようだが断定できず。

山頂で昼食を取り写真を撮ってからシールオフ。
山頂から滑りだすがいきなり小枝と友達になり、慣れれば枝の無いラインが見えてくる。
トラバース区間はトレースを使って尾根に出てからは斜面が広くなりパウダーラン。
中盤は小枝が立ちはだかるが無理はせず弱いところを抜けたり、広い斜面を探しながら小さめのターンで落としていくとあっという間に半分が終わった。
P1166手前は尾根伝いに進み、作戦会議。結果はP1166の左手の谷間に滑り込む。
ボウル状の谷間が奥まで続いており、やや深めのパウダーを最後に頂戴する。

後は杉林を通過して作業道に出ると消化試合の林道ボブスレー。
森茂バス停までパウダーでゴール。

このコースは山頂から無駄なく降りてこられるので効率が良い。
バス停横の邪魔にならない地点に駐車。
マイナス11℃、風が少しでも吹くと冷たくなる。
バス停横の邪魔にならない地点に駐車。
マイナス11℃、風が少しでも吹くと冷たくなる。
民家の左側の台地へ
2024年01月29日 07:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 7:40
民家の左側の台地へ
ビーコンチェック
2024年01月29日 07:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 7:40
ビーコンチェック
奥も除雪済み
2024年01月29日 07:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 7:40
奥も除雪済み
作業道をブールラッセル
動き出すと温まる
2024年01月29日 07:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 7:50
作業道をブールラッセル
動き出すと温まる
潰れそうな建屋を通過
2024年01月29日 07:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 7:53
潰れそうな建屋を通過
太陽光が周囲の樹木に差し込む
2024年01月29日 07:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 7:57
太陽光が周囲の樹木に差し込む
奥の方から左へ
2024年01月29日 08:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:03
奥の方から左へ
緊張の一瞬。
倒木の狭いスノーブリッジを渡る
2024年01月29日 08:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:07
緊張の一瞬。
倒木の狭いスノーブリッジを渡る
人工林
2024年01月29日 08:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:10
人工林
すぐの尾根に取り付く。
ここは登りやすかった。
2024年01月29日 08:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:14
すぐの尾根に取り付く。
ここは登りやすかった。
ブナの尾根になる
2024年01月29日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:18
ブナの尾根になる
木こりさんと合流
2024年01月29日 08:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:20
木こりさんと合流
上まで続く尾根。だんだん広くなる。
2024年01月29日 08:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:38
上まで続く尾根。だんだん広くなる。
どうしても小枝と干渉する。
尾根の段差はなるべく均します。
P1166を過ぎる。
木々に遮られ展望は乏しい。
2024年01月29日 08:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:38
どうしても小枝と干渉する。
尾根の段差はなるべく均します。
P1166を過ぎる。
木々に遮られ展望は乏しい。
尾根を正直になぞるとアップダウンができる
2024年01月29日 08:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:41
尾根を正直になぞるとアップダウンができる
先行者のトレース
2024年01月29日 08:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:44
先行者のトレース
ごちの斜面になってきた。
滑るとあっという間に過ぎてしまう。
2024年01月29日 08:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 8:52
ごちの斜面になってきた。
滑るとあっという間に過ぎてしまう。
小枝混じり
やはり雪が少ないのか
2024年01月29日 09:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:07
小枝混じり
やはり雪が少ないのか
白と青
2024年01月29日 09:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:10
白と青
楽しい時間
2024年01月29日 09:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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楽しい時間
雪は軽く少な目なのでプチラッセル
2024年01月29日 09:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:26
雪は軽く少な目なのでプチラッセル
いつの間に快晴
2024年01月29日 09:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:31
いつの間に快晴
木々の枝に着いた白い雪景色が始まる。
2024年01月29日 09:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:38
木々の枝に着いた白い雪景色が始まる。
標高1400m越えでトラバース
2024年01月29日 09:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:44
標高1400m越えでトラバース
奥に山頂を捕らえる。
2024年01月29日 09:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:46
奥に山頂を捕らえる。
所々小枝を手入れ
帰りはトレースの脇を滑って枝を避けれます。
2024年01月29日 09:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:46
所々小枝を手入れ
帰りはトレースの脇を滑って枝を避けれます。
最後の登り
2024年01月29日 09:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:53
最後の登り
自然のなせる技
2024年01月29日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 9:56
自然のなせる技
大日、奥大日、剱、立山
2024年01月29日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:08
大日、奥大日、剱、立山
鍬崎山
2024年01月29日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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鍬崎山
剱から薬師
2024年01月29日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:08
剱から薬師
2024年01月29日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:08
薬師〜北の俣
2024年01月29日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:08
薬師〜北の俣
2024年01月29日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:08
笠〜槍
2024年01月29日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:08
笠〜槍
頭だけ出ている。
やはり雪が少ない。
2024年01月29日 10:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:11
頭だけ出ている。
やはり雪が少ない。
時間があるので特等席で食べておく。
風が無く暖かいが西の方が曇っていた。
2024年01月29日 10:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:21
時間があるので特等席で食べておく。
風が無く暖かいが西の方が曇っていた。
御嶽と乗鞍
2024年01月29日 10:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:21
御嶽と乗鞍
桑崎と御嶽
2024年01月29日 10:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:24
桑崎と御嶽
山ノ村
2024年01月29日 10:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:24
山ノ村
神岡の一部
2024年01月29日 10:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:37
神岡の一部
前回は視界が無かったので来れて良かった。
前回は視界が無かったので来れて良かった。
北から東、南方向はすべて見える。
北から東、南方向はすべて見える。
2024年01月29日 10:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:37
この後、雲がかかってくる
この後、雲がかかってくる
記念撮影して下山
2024年01月29日 10:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 10:49
記念撮影して下山
小枝がぶつかるがパウダー斜面を味わう
2024年01月29日 11:04撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1/29 11:04
小枝がぶつかるがパウダー斜面を味わう
どんどん標高を落とす。
2024年01月29日 11:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 11:13
どんどん標高を落とす。
こんな枝が立ちはだかる。
2024年01月29日 11:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 11:20
こんな枝が立ちはだかる。
最後は谷間へ突入
2024年01月29日 11:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 11:24
最後は谷間へ突入
民家横に戻ってゴール
のどかな風景
2024年01月29日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 11:36
民家横に戻ってゴール
のどかな風景
ゲームセット
気温0℃でお昼前に終了
2024年01月29日 11:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/29 11:39
ゲームセット
気温0℃でお昼前に終了

感想

今回は会のお二人と山の村の天蓋山へ。
前回は昨年の二月、北風が吹き曇り空、寒くてすぐに山頂から撤収した。
今回は、厳寒の中を登り始めブナの疎林の尾根を新雪ラッセル、
雪の量は少ないようでやや小枝が目立つが、冬景色を楽しみながら山頂へ。
昼食を食べながら北アルプスから御嶽の展望を拝むことができました。

帰りは薄い新雪の中、枝の少ない斜面を選んで滑り、楽しいひと時。
尾根なのでトレースを外さなければ迷うことはない。

天候と展望と雪質に恵まれ、下山しても12時前だが早めに帰途に就く。

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