庄兵ヱ道（生駒の古道）

2024年01月30日(火) [日帰り]

• GPS: 06:36
• 距離: 13.0km
• 登り: 663m
• 下り: 754m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:14
• 休憩: 0:09
• 合計: 7:23

9:37 菜畑駅
11:21 11:24 教弘寺
14:54 14:59 千光寺
15:35 15:36 鳴川峠
16:35 16:35 瓢箪山稲荷神社
17:00 瓢箪山駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：近鉄生駒線・菜畑駅
復路：近鉄奈良線・瓢箪山駅

写真

1/30 10:34

宝山寺から庄兵ヱ道を歩きます。昨年、5/21に点検して以来です。

1/30 10:36

白龍弁財天さん。ここは昔から変わりません。

1/30 10:41

グリーンテラスの駐車場から矢田丘陵北部を眺める。グリーンテラスさんは、完全予約制のレストランです。

1/30 10:45

生駒の古道(p126)の記述に「梅屋敷伯楽の手前の道路右側から清水が湧き出ています」とあります。

1/30 10:46

梅屋敷伯楽さんは、宿泊施設「鳥の詩」に変わって、明るくなりました。

1/30 10:50

「犬に吠え立てられた」とする最奥の建物は、内外装の改築中でした。所有者に変更ありでしょうか？

1/30 10:57

最初の石出し道（溝状の窪み）を横断します。足元をよく見ると、斜面に丸太の階段が設置されています。恐らく丸太の橋も架かっていたと思われます。

1/30 10:59

二本目の石出し道です。今度はかなり幅広で、谷川のように見えます。

1/30 11:01

この先に石垣のあるポイント。右へ回らず直進します。

1/30 11:02

前方が透けて見えます。石垣付近は、やや草が茂ってるけど、問題なく突破できます。マーキングを追加しています。

1/30 11:11

手前の雑草を抜けると、道に出て横断。さらに斜面を下る。かつての迂回路は必要なくなりました。

1/30 11:12

一瞬、うげぇって思うかもだけど、今は冬枯れだから大したことありません。

1/30 11:14

ちょっと覗くとマーキングのテープが見えるでしょ。手前の木にも追加しといたから、見逃しちゃダメよ。

1/30 11:15

かつての迂回路を見に行った。バリルートとしては、面白いので残しておいてくださいね。

1/30 11:15

以前は、ここを下ってました。石出し道なので、歩きにくい道でした。旧道は沢沿いだったと思います。

1/30 11:20

完成した砂防堰堤です。

1/30 11:26

教弘寺から続く庄兵ヱ道の続きです。この先で急坂となる。

1/30 11:28

急坂を下ると、竹林の石置き場を進む。かなり竹が増えてきたなぁ。

1/30 11:29

青竹が倒れてモジャモジャ化しています。鬱陶しいなぁ。

1/30 11:31

よーし。今日はSK-11を持ってきたぞ。モジャモジャぐらいやったら、退治したるっ！

1/30 11:37

ドヤッ！。大して変わってない感じだけど、倒れてたモジャモジャを切って、道へ引き出しておきました。

1/30 11:47

「京橋惣講中」寄進の道標は消失。生駒の古道によると「ここから細い里道を通って神田川へ続いていた」とのこと。

1/30 11:50

ここにも同じ講中の道標があったそうだが、消失しています。

1/30 11:56

予定外だけど、トンビ墓へ行ってみることにしました。なるほど、良い道ですね。

1/30 12:01

墓地手前の倒木を除いて、なんら問題のないルートでした。無事に有名な「圭頭碑状三尊像」とご対面できました。

1/30 12:11

墓地から先のルートは、やや荒れています。谷間の田んぼ跡に着いたけど、ややウロキョロして道を見つけた。

1/30 12:16

これはアカンやつ。全く通行することを想定していないのでしょうね。開けてくれとも言えないなー。向こうがスカッと見えてるだけに惜しい気がする。

1/30 12:32

さて残土処理場跡の工事現場はどうなってるかな。と、思ったけど、やっぱり施錠されてますね。それもガッチリ目に。

1/30 12:32

斜面は問題なく降りて行けそうです。平日なのに工事やってないし、どうなってるんだろ。工事するの？

1/30 12:36

うーん。ここもフェンス設置される前は下れたのになー。ゴミ投棄するヤツがおるから、こうなるのはしゃーない。

1/30 12:39

とりあえず、ハラ減ったので、ここでノンビリとランチタイムです。一人なので、ゆったりできますよ。

1/30 13:19

さて、食後は、回峰（旧渡辺さん）ルートを利用して、庄兵ヱ道へ迂回します。

1/30 13:19

やや草が増えてるけど、この程度は問題ないでしょう。

1/30 13:20

げげ。こんなところまで工事の区間が広がってるやん。なにか施設でも造るのかな。

1/30 13:25

神田川の渡河ポイントに着きました。

1/30 13:27

渡河直後の倒木です。かつては一本だったけど、今は二本の大木が根起こしで倒れてます。

1/30 13:43

倒木を乗り越えて、かつての道跡を確認できました。次回、サムライ騎士で、ナントカできそうです。

1/30 13:44

庄兵ヱ道へ無事に接続できました。谷を登れば道標2に着きます。

1/30 13:47

その前に堰堤下のコンクリ橋を点検。やっぱり、フェンスを開錠して、斜面を下れば通れますね。

1/30 13:54

ナンジャコレ。通行止めみたいになってるやん。この向こうに道標2が立ってるのに。

1/30 14:01

モジャモジャを成敗したった。道標が見えてるでしょ。

1/30 14:02

道標2

1/30 14:08

道標3

1/30 14:09

旧道（左）との分岐地点。かなり前から通行不可になっています。

1/30 14:11

2022年11月、立て続けに2本の大木が倒れたポイント。いずれも、チェーンソーで処理してくださいました。

1/30 14:12

当方が臨時でつけた切り込み。これを足場に乗り越えるんだけど。すでに不要となりました。新しいモノほど古くなる。

1/30 14:14

またまた倒木地点です。ここで左折して、道標4へ行くけど、かつては、直進方向に道があった。どうなってるだろ？

1/30 14:16

土橋で沢を横断します。かつて、この辺りに集落があったらしい。茶碗などが落ちています。

1/30 14:18

道標4

1/30 14:24

ひぇー。ホンマよう倒れるなぁ。しかも根起こしゴッソリ。

1/30 14:25

こんなのが倒れてたら、チェーンソーでもキツイかも。幸いにして道は塞いでなかった。

1/30 14:30

道標5

1/30 14:36

左、溝状の新道（作業道）は、途中の倒木で難儀するから、進まないようにしましょ。

1/30 14:40

道標6

1/30 14:44

道標7

1/30 14:47

道標8

1/30 14:51

道標9は、石垣にもたれていたそうだが、コンクリで根元を固めてあります。おかげで背面の銘を撮影できません。

1/30 14:53

道標10

1/30 14:54

道標11 千光寺に到着。

1/30 15:11

番外編、右くらがり峠　左大坂四條と刻む自然石の道標。

1/30 15:31

冬枯れの影響で、右の「ざい道（在所道）」がくっきりです。

1/30 16:38

瓢箪山神社でご挨拶して、本日の山歩き終了。おつかれさまでした。

撮影機器：

Google Pixel 7 128GB SIMフリー Google

装備

MYアイテム

Ikoma Nature Walk

重量：0.19kg

感想

Ikoma Nature Walk

天気が悪くなる前に、今年最初の「庄兵ヱ道」歩きに出かけました。
当初の予定は、

・教弘寺堰堤迂回路
・残土処理場ルート
・旧渡辺氏ルート

上記3カ所のチェックでしたが、急に思い立って「トンビ墓」とその先のルートを確認。お墓までは、とても良い道で、定期的に整備されていると思われます。しかし、その先は踏み跡明瞭ながら、倒木や枝木が伸びて歩きにくかったです。特に棚田跡へ出てからは、ルートを確認するのに手間取りました。なんとか、鬼取の矢崎ファームさんが見えるところまで出たけど、フェンスで行き止まりです。鬼取側からお墓へ行く人がいないからでしょう。フェンスの手前は、立派な石垣もあって、田んぼが現役の頃は通れたのかもですね。

さて、チェック項目の「教弘寺堰堤迂回路」は、今後バリルートとして楽しめるでしょう。教弘寺への直ルートは、かつての石出し道ルートよりも快適に下って行けます。次に「残土処理場ルート」は、ゲートを施錠されているため通行できません。神田川渡河の迂回路が必要となりました。

第一候補の「回峰（旧渡辺氏）ルート」は、入口付近のヤブと工事の進捗が気になります。渡河直後の倒木は斜面から回り込んで、その先にあるモジャモジャをある程度処理しています。次回、SK-11で切れなかった枝木を処理したいと思っています。斜面をズリズリしながら進むよりも楽に庄兵ヱ道へ接続できるし、堰堤からのルートともつながりが良いです。

というワケで、明日から確定申告の作業に忙殺されて山へ行けませんが、ヤブ漕ぎシーズンの終わるまでに、庄兵ヱ道の「神田川右岸ルート」と「うどん屋ルート」の点検も行いたいと思います。