セツブンソウと青梅道（耕心館と振武軍が歩いた道）

2024年01月31日(水) [日帰り]

• GPS: 04:43
• 距離: 12.2km
• 登り: 15m
• 下り: 20m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:53
• 休憩: 0:50
• 合計: 4:43

10:30 スタート地点
10:58 11:48 耕心館
15:13 ゴール地点

パシャリしながらぶらぶら歩いてます。
CTは参考になりません。

天候

晴れッ！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

西武池袋線入間市駅南口
西武バス
二本木地蔵行き　10:09発
元狭山バス停　　10:30着
立川バス
玉川上水駅行き　15:15発
玉川上水駅から西武電車で帰宅　

コース状況／危険箇所等

道標は、ありません。
トイレは、耕心館、駅と各公園にあります。

写真

元狭山バス停
ここからスタートです

日光脇往還（八王子千人同心街道）と青梅の新町から新河岸に至る河岸街道の合流点にある道標。当時の道幅は、4間余り（約7m）あったと言われます。

日光脇往還の常夜灯
巨大なスコップが目を引きます。

着きました耕心館

セツブンソウがお出迎え

日差しを浴びて元気です

咲き始めだから新鮮です

フクジュソウ
秩父紅
オウメソウではなくて原種もあるそうです。

パシャリ

裏庭のフクジュソウ

1週間後ぐらいに満開になりそうです。

日差しを浴びて生き生きしてます。

もうちょっとで咲きますよー

裏庭の3か所で咲いてました。

節分近しセツブンソウ

もうすぐ、はーるですねーぇ

キバナセツブンソウは、まだ蕾

ワオォーンッ
瑞穂郷土資料館

日光脇往還の残堀川に架かった大橋を渡ります。

慶応 4年（1868）5月16日0時上野戦争が勃発したとの知らせが届き振武軍の渋沢成一郎らは、箱根ヶ崎の旅館「関屋」を出立（振武軍が箱根ケ崎に置いていった「忘れ物」は、蓑、ちょうちん、頭巾、風呂敷、カッパ）。高円寺付近に到着した際に斥候から彰義隊が壊滅したとの報が届いた。一行は上野への進軍を諦めて田無に引き返し一泊した。
（私が以前歩いた「江戸街道、桜街道」は青梅街道でした。この地図での青梅街道は、青梅橋から横田基地の滑走路の北端で日光脇往還と交差しています）

旅籠「関屋」があった場所
右が八王子千人同心街道、左の青梅道を進みます。

武蔵土地改良記念碑

現在の新青梅街道を斜めに横切って進みます。

ショッピングセンターと瑞穂コミュニティーバスをチラ見して

残堀川の富士見橋を渡ります。

フォード、トヨタのキャンピングカーの展示場

山王森公園
ここでトイレ休憩していっぷくしました。

青梅道を見失ったようで、新青梅街道に出てしまいました。来た道を戻りましたが、往路では見かけなかった「残堀新明社」がありました。

やむを得ず山王森公園まで戻り、青梅道を歩き直しました。この場所で間違えたようです。青梅道は1本道だと思っていたので左前方へ直進してしまいました。道路整備で青梅道が隠れていました。

右前方の「看板」の先に道らしきものがあるので、あたりを探してみると庚申塔がありました。青梅道の道標です。間違いなく青梅道を進みます。

この道幅は旧道に近い

出ました上砂橋です

左の道が上砂橋を渡った青梅街道で、右の道が「関屋」へと続く青梅道です。

明治35年頃の青梅街道を進みます。

武蔵村山イオンモール
旧日産村山工場の跡地で、ここで青梅街道が途切れました。先方の立川バスがとまっていたので、イオンモールに寄らずにバスに飛び乗りました。

玉川上水駅に出て電車で帰宅です。
お疲れ様でした。
因みに、ゲート上のモニュメントの名前を西武とモノレールの事務室で聞きましたが、いずれも解らないとの事でした。「玉川上水のホラ吹き小僧」（仮称）とでもしておきましょうか。

<おまけ霞川周辺>
オオイヌノフグリ

<おまけ霞川周辺>
アオジ

<おまけ霞川周辺>
カワセミ

<おまけ霞川周辺>
メジロ

<おまけ霞川周辺>
イソヒヨドリ

<おまけ霞川周辺>
ジョウビタキ♀

<おまけ霞川周辺>
ツグミ

<おまけ霞川周辺>
ジョウビタキ♂

<おまけ霞川周辺>
モズ

<おまけ霞川周辺>
たぬき
ご覧いただきありがとうございました。

装備

個人装備

マスク 紺のワークキャップ（ヘーゼセルナッツ） 半袖メッシュアンダー 長袖アンダー 長袖シャツ ライトシェル（ミレー） ズボン 速乾パンツ 靴下 雨具 靴 防寒着 ザック（HOT SHOT 26L） 行動食（あめ） アミノバイタル 1P 非常食（α米2食分） エスビット 同用燃料 飲料（ダカラ600ml 1本） レジャーシート 高輝度小型懐中電灯 GPS 保険証 携帯 時計 タオル タオルハンカチ ティシュ カメラ（ニコンコンデジ赤） カメラ用予備電池 何かと便利なレジ袋など

感想

amuri

歩いた者にしか感じられない景色がある「歩感風景」
セツブンソウをめでつつ青梅道を歩いてきました。
耕心館では、耕心館と言えば岩田さん、その人にお目に掛かれていろいろとお話をお伺いすることが出来ました。
山野草の庭の手入れを始めて20年以上たった。最初は、ひとりで始めたが、そのうち仲間ができて現在に至っている。役所は口出ししないので、みんな楽しんで山野草の手入れをしている。いろいろアイデアも生まれている。いま、一番の問題は、みんな年を取ってしまったので、どうやってのちの代に継げ、拡充していくかということ。などなど地域活性化に貢献した岩田さんならではのお話を聞くことが出来ました。そのほか、今年は例年に比べてセツブンソウが咲くのが2週間ほど遅い、フクジュソウは秩父紅、原種など数種類あるなど山野草についてもお話いただきました。
耕心館のレジェンドといってもいいような方は活気に溢れていました。お目に掛かれてお話も聞くことが出来てラッキーでした。

青梅道では、古地図を見て青梅道は1本道だとの思い込みがミスの原因でした。道路新設や拡幅工事、それに伴う住宅新築や移設などで街の様子が大きく変わっていました。道幅4間ぐらいの古い道は、車の為によこに追いやられて地場の生活道路のようにひっそりと生きているようでした。
古道ガンバレ！です。

それも
いいよねッ　予期せぬ出会いと古道の探歩！

以上っす。