硫黄岳/赤岳 雪山集中4班

コースタイム
美濃戸口7:20ー8:20美濃戸山荘8:30−9:20エンテイ前広場9:30-11:00赤岳鉱泉⇒幕営準備 赤岳鉱泉12:30-ジョーゴ沢15:00-15:30赤岳鉱泉
二日目
赤岳鉱泉5:45-6:20行者小屋6:30-8:00赤岳展望荘8:10-9:00赤岳山頂9:15-10:30行者小屋10:45-11:20赤岳鉱泉 テント撤収 赤岳鉱泉13:00-美濃戸口15:00
天候 | 一日目:晴れ のち 曇り 二日目:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
四駆であれば赤岳山壮まで乗り入れ可。 |
ファイル |
非公開
6420.xls
計画書
(更新時刻:2013/01/16 13:57) |
写真
感想
楽しみにしていた雪山集中山行。
とても充実した二日間でした。
充実しすぎて、魂を雪山に置いてきてしまった気分です。Haruさんの予言通り、雪山にはまりつつあります。
これからも力をつけて、あの景色、あの空気を味わいにいきたいです。
とはいえ、まだまだ歩行も道具の使い方も不慣れな初心者レベル、登るときは常にいっぱいいっぱい。
経験積んで、心身ともにゆとりをもって雪山を楽しめるようになりたいです。
一日目
小淵沢道の駅で前泊:めちゃめちゃ寒い。
道の駅出発時、向かいのテントに救急車が到着・・・もしかしたら寒さで低体温症になってしまった方がいたのカモ。
1月の集会で低体温症の講義をうけたばかりだったこともあり、冬山はやはり危険隣り合わせであることを実感。気を引き締めて出発した。
美濃戸口から鉱泉まで心地よいスノーハイク、とおもいきや、ほっしゃんが丹沢トレーニングの成果をみせ、わたしにとっては予想外のハイペース。美濃戸山荘以降はちょっとペースを落としてもらい、鉱泉までCT並みで到着した。
この道は夏トレ以来だったけど、当時より短く感じた。
鉱泉到着後幕営準備、先着のモリゾーさん班が幕営地を確保してくださっていたおかげで大きな6テンでも問題なくテントを張ることができた。(モリゾーさん班のみなさんありがとうございました。)
当初硫黄岳を目指す予定だったが、無理をせずジョーゴ沢見学をしつつ二日目の赤岳にむけての歩行訓練を行った。
ジョーゴ沢ではアイスを楽しむ雷鳥班や別の訓練中のパーティーもいて、とてもにぎやかだった。
急坂の登り降りを何度もくりかえす地道な訓練だったけど、冬靴、12本爪アイゼン、ピッケルの使い方にまだまだ慣れていないので、二日目の急登を意識したこの訓練はとてもありがたかった。
訓練終了後、鉱泉にもどりお楽しみの夕食タイム!
メニューはキナちゃんスペシャル トマト鍋&パスタ。(ほんとにおいしかった!ありがとう!)
豪華かつ美味な食材とお酒に舌鼓を打ち、ほんわかぬくぬくしていたらKYP隊の三人組みがやってきた。手土産のローストビーフと赤ワインをいただきつつ、なんだかよくおぼえていないがいろいろ話をして、楽しい夜を過ごした。
前泊時よりも暖かったこと、適度な疲労、解放された気分、安心感のあるメンバーのおかげで、夜はぐっすり。全員「よく眠れた」とのことだったので、きっととてもよい夜だったのだと思われる。
二日目
4:00起床、相変わらず支度に手間取ってしまい出発5:30の予定に対し15分遅れでスタート。
朝食担当だったけど、もっと早く作り食べ終えることができる段取りができるはず、と思った。朝の支度はいつも課題が残る。個人的なスピードの問題もさることながら、メンバー同士がお互いスムーズに動けるように気がついたことを声がけしあうことも大事かもしれない、と思った。
天気は快晴。登山開始後しばらくは早朝の雪山を楽しみつつスノーハイク。ヘッデンの光に反射する雪がとてもきれいだった。
地蔵尾根の急登がはじまり高度感がでてくると階段、鎖場、岩場と夏でもビギナーにはちょっと厳しい道となる。
キックステップ、ダガーポジションにより慎重に登る。靴が固く足首が充分にまがらないため斜面にアイゼンをフラットにおくことがなかなかできなくて苦労した。
一番つらかったのは赤岳展望荘から山頂までは強風。富士山雪訓並みの強風、しかも尾根。「ふきとばされて落ちるかも」という感じを実感。
しかもゴーグルがくもってしまい前も見えない。「ちょっとまってよ〜(>_<)」「負けるな、死ぬぞ!」と何度も心の中でさけびながら頑張った。
つらい一方で、景色はまっ晴れの360度大展望。雲海、みたことないくらいきれいな富士山、南八ヶ岳の縦走路・・・・ほんとうに気持ちよかった。
この景色があったからこそがんばれた、とおもいます。
山頂に到着すると風もおだやか。みんなで喜びを分かち合い記念撮影!
大満足でした!
下山時バリエーションルートをいくつか教えてもらった。ルートを見つめるKeishi君の目がとても輝いていた。きっと何年かのちにはあそこをのぼっているでしょう。
行者小屋で赤岳をバックに記念撮影。KYPに「逆光になっちゃうから大同心バックにしよう」と言われたけど、「大事なのは登った山をバックにすることだ\(~o~)/」と言い張って赤岳バックにとらせてもらった。つまんないことだけど久々に「これだけはゆずれない」と、むきになって頑張ったような気がする。^_^;
ヤマレコで有名(らしい)犬のハナちゃんとそのご主人様にも出会い、なんだかもりだくさんの行者小屋休憩だった。
赤岳鉱泉到着後、撤収。会長のカメラが行方不明となっており、会長は捜索のため再びジョーゴ沢まで。。。残念ながら見つからず。
あっという間に美濃戸口まで下山し、楽しい集中山行は終わりを迎えた。
入浴後 「国界」で食べたロースカツ、ボリューム満点、味も満点。最高でした。
Kuri会長、Haruさん、キナチャン、ほっしゃん、ケイシ君、ありがとうございました。みなさんのおかで気持ちにゆとりをもって充実した二日間を過ごすことができました。これからもひきつづきよろしくおねがいします!
セックン以来、約一か月ぶりの雪山。
先月は赤岳に行く予定だったが、まさかのぎっくり腰でダウン。
その次のraityouさん企画の谷川岳も悪天で中止だったため
山に行きたくて体がうずうずしていた反面、
怪我をしてまったくと言っていいほど何も運動をしていなかったので体力面に不安を持ちながら今回の山行に臨みました。
1日目
・登山口〜赤岳鉱泉
久しぶりに重荷を担いで歩くがなんとかなった。
それよりも会長のスピードについていくカモの女性陣はすごいと思った。
ウチの大学の部活の部員にも見習わせたい…。
赤岳鉱泉に着いてからは幕営。
場所は整地済みだったので比較的に早くたてれた。
個人的には雪山での幕営の知識や技術が足りず、
張り綱を張るのに苦戦した。
木に結びつけたり、枝を持ってきて竹ペグのようにしたりと色々な方法を知ることができた。
・赤岳鉱泉〜ジョーゴ沢
時間的に硫黄岳は厳しいので、ジョーゴ沢で雪上訓練。
リーダー学校?の人たちがたくさん。登り下りの練習をしていた。
会長にロープを出してもらい登り下りの練習をした。
ピックの部分を刺すときはなるべく遠くの方に刺すと刺さりがよかった。
下りの練習では、アイゼンの刃をなるべくすべて使うこと、重心を後ろにしすぎないなどを意識して行った。
またスタンディングアックスビレイのやりかたを会長から教えてもらった。
■ピッケルを雪面に刺しスリングに環付きカラビナをつけロープにセット。(スリングの長さは短めの方がよい。)
■後は肩がらみor腰がらみで確保する。
1日目は宴会もあり、お酒もほどほどにし就寝。
2日目
・赤岳鉱泉〜赤岳〜赤岳鉱泉〜登山口
4時に起床し、アタックの支度を開始。
雲一つない中、地蔵尾根を登った。
途中、昨日のジョーゴ沢よりも急な斜面が出てきて
改めてセックンをやっておいてよかったと思った。
ちょっとした岩場の通過もあったが、これをなんなく通過できたのもアイゼントレのおかげだと思った。
山頂では記念撮影をして文三郎尾根を下った。
下りに関しては、不慣れなこともあり、なんかいか転びそうになったり
大きな雪の塊を落としてしまったりなど、まだまだ経験不足だと思った。
途中kenzouさんから色々なルートを教えてもらった。
阿弥陀の南陵・北陵いつか行っていたい。
天候にも恵まれとても充実した2日間だった。
また反省点としては
■準備が遅いこと
■下りがまだ不馴れなこと
を今後頭に入れながらこれからも雪山を楽しみたいと思った。
メンバーの皆様ありがとうございました!
会長、もっときつい山に連れて行ってください!
山そのもの、メンバー、天候、いろんな要素に恵まれて、
雪山始めてよかったー!と、強く強く思える山行でしたーー。
赤岳鉱泉到着後、1日目は、ジョウゴ沢へ。
凍り付いた滝を、初めて間近で見ました。
こんなにきれいな青色してるとは、知らなかったー。
アイスに、ピッケルを刺す感触、気持ちいい!
アイス体験中の、雷鳥班のみんな、かっこよかった!
わたしたちは、その横で、会長にロープ出してもらって、登攀練習。
翌日の赤岳は、もっと険しいとこがあるらしい。。。
ちょっとだけ不安になる。
(なったのか?、もう覚えてません〜)
不安だったといえば、赤岳鉱泉の夜。
相当寒いのはカクゴしてたけど、ジャンボエスパースを使わせてもらえて、
6人で、ぬくぬくと居心地良く、ぐっすり寝れました。
ほっしゃんは、前日、道の駅で、眠りが浅かったらしいけど、
この日は、計測不可能なくらいの高速で、寝落ちしてました。
2日目、本命の赤岳へ→→
行者小屋までは、ヘッデン点けて歩く。
早朝、暗い時間に歩くのが、ほんとうに嫌い。
体はまだ、睡眠中。
蛇行して歩いてしまいました。。。
樹林帯じゃない場合は、危ないから、
もっと気を引き締めないと!
樹林帯を抜けると、陽も上がってきて、
周囲は絶景だらけで、やっとテンションも上がってきた!
地蔵尾根の階段は、雪に覆われてて、少ししか見えない。
夏も楽しい道だったけど、冬は、また全然違うところみたいで、
おもしろルート、とりあえず、ガシガシ登りました。
わたし的、核心部分は、赤岳天望荘を過ぎたあたり。
巨大扇風機の前に立たされる罰ゲーム的な箇所あり。
風は吹きっぱなしだから、立ち止まることなく、
進まなくてはいけなくって、
とにかく「会長、待って!待ってぇ〜〜!!(心の声)」の精神で、なんとか通過したけど、
このポイントは、ほんと、引き返したい瞬間ナンバーワンでした。
登頂の瞬間は、感激して、まこちゃんと抱き合って、
ムリヤリ会長も巻き込んで、そのあと、順番に到着した、
けいしくん、ほっしゃん、はるさんも加わって、
みんなで輪になれたのが、すごく幸せでした!
登りはずっと、会長の後ろを歩かせてもらえたから、
足の置き場とか、蹴りこみ方とか、なんとなく真似して歩けたけど、
下りの時、ほっしゃんにポジションを奪われてからは(泣)、
どうやって歩いたらいいか、訳が分からなくって、何回も尻もち付いてしまいました。
下りは、難しい〜。
課題山積み。。。
行者小屋に戻ると、ヤマレコで有名らしい、わんこ、ハナちゃんに会えて、
容赦なく顔をナメくり回され体験も、味わう。
ハナちゃんのラッセル、どこかにUPされたかな?
帰りの車は、ムスカ号に乗せてもらったので、
他班のことも、いっぱい聞けて、
こういうのも、集中山行のおもしろいとこなんだね。
車内で、もりぞーさんの、「食担、誰だった?」の質問に、
「しめちゃん。」と、真顔で返すムスカ(もりぞーさん班)。
自分の班のことを、質問するわけないのにねえ。
お腹抱えて、爆笑しました。
温泉に入るため、また道の駅に戻ったとき、
ここに泊まったのが、すごく前のことみたいに感じたのは、
山で過ごした時間が、濃かったからなんだ!って、
ムスカに言われ、深〜くなっとく。
充実した山行を経験できたのは、
会長班のみなさんのおかげですよー!
体力的には、すごく疲れたし、
バテそうになる場面も、いっぱいあったけど、
精神的には、ずぅっと、和みっぱなし、癒されっぱなしでした。
みなさん、ほんとに、ありがとうございました!!
あと、会長は、人参は食べれるけど、
やっぱり、レーズンは無理でした。。。
絶好の好天の下、皆さん素晴らしい展望と
赤岳のピークをゲットできて良かったですね
そういえば、去年残雪の鳳凰三山でワンコ遭遇しました。
あいつ、歩く(走る)のはえーなー。
ウチの野獣新人と競走させたい
ヤマレコでは有名だ、とKYPが言ってました。
ご主人は hanameizan という方のようです。
(かっちょいいトレラン姿の外人さんでした。)
はなちゃんのラッセル、ルーファイ、すばらしかった。野獣とどっちが早いかな??
八ヶ岳近辺によく出没してるみたいですよ〜。
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