記録ID: 6440934
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ハイキング
阿蘇・九重
強風・低温にて撤退の阿蘇山
2024年02月10日(土) [日帰り]
MISB
その他2人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:27
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 486m
- 下り
- 481m
コースタイム
天候 | ガス・強風(気温−5℃、風速10m越) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上の危険個所無し。砂千里は阿蘇山噴火警戒レベル2により通行止。行儀松ルートより巻く。 |
写真
撮影機器:
感想
「二人の頭の上では二百十一日の阿蘇が轟々ごうごうと百年の不平を限りなき碧空に吐き出している。・・・」(夏目漱石、二百十日より)
阿蘇登山と言えば、漱石のこの一文が頭から離れない。観光で来た時も、家族でレジャーで来た時も、いつもこの一文が頭の中を駆け巡る。
でもこれまで一度もそんな阿蘇の姿に出会ったことはなく、いつも堂々と雄大に噴煙を噴き上げる火口と、それを取り囲むようにぐるっと周りに横たわる外輪山に目を奪われるだけだった。
しかし、季節こそ違え今日はあの日の「碌さんと圭さん」が登った二百十日の阿蘇を彷彿とさせるような厳しい登山となった。
雪や霧氷の付くような日の登山は何度となく経験しているが、砂漠の様に樹木などの遮るものが一切無い阿蘇山で、吹き付ける寒風と視界を遮るガスに出会うと、人の力の無力さを感じる。
撤退こそ残された唯一の道でした。
阿蘇神社を拝観し、大津まで下り、
文中の二人が食べた「・・ここいらの饂飩はまるで杉箸を食うようで腹が突張つっぱってたまらない・・」ではなくて、柔らかくて腰のある人気の「資さんうどん」を腹に放り込みました。
オワリ。
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訪問者数:146人
一度中岳付近で強風に会いましたが、今回は気温もかさなり厳しかったようですね。
その後お変わりありませんか、いつもコメントありがとうございます。
実は今回阿蘇登山は初めてでした。
観光や家族イベントなどで行くことは有っても山登りとしては今回が初です。
従ってくじゅうの冬などと比べて全く把握できていませんでしたが、確かに10日は車から降りた途端にとても寒く感じ、スタートしてから間もなくガスと強風でくじかれました。
やはり5〜6月の花の季節が良いようですね。
噴煙は確かにとても多かったようで迫力ありました。
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