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Yamareco

記録ID: 644346
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ハイキング
近畿

巨大ブナの大黒山と余呉トレイル

2015年05月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
17:24
距離
30.1km
登り
2,140m
下り
2,147m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:43
休憩
0:38
合計
6:21
9:20
170
スタート地点
12:10
12:43
41
13:24
13:29
132
15:41
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
椿阪集落の北、採石場に通じる林道の下部に停めました。
高圧線の工事をしていましたが、工事の車の上に3台分ほどのスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
採石場からの登り、椿坂峠への下りは共に急坂です。スリップに注意です。
登山口には何の道標もありません。コース全体でも道標はわずかなので、地図、コンパス、GPSなどは必携だと思います。
2015年05月23日 09:23撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 9:23
登山口には何の道標もありません。コース全体でも道標はわずかなので、地図、コンパス、GPSなどは必携だと思います。
採石場の下に出ました。今は操業していないようです。
2015年05月23日 09:31撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/23 9:31
採石場の下に出ました。今は操業していないようです。
すこしわかりにくいですが、左側の沢に降りる踏み跡があり、登山口になっているようです。沢には橋がかかっています。
2015年05月23日 09:34撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 9:34
すこしわかりにくいですが、左側の沢に降りる踏み跡があり、登山口になっているようです。沢には橋がかかっています。
いきなり緑の世界です。
2015年05月23日 09:34撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 9:34
いきなり緑の世界です。
目にも鮮やかな緑のヤブレガサ。
2015年05月23日 10:15撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 10:15
目にも鮮やかな緑のヤブレガサ。
急登が続くが周りは緑のシャワーです。このあたりはミズナラの林です。
2015年05月23日 10:17撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 10:17
急登が続くが周りは緑のシャワーです。このあたりはミズナラの林です。
ヤマボウシを見ると夏間近という感です。
2015年05月23日 10:21撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 10:21
ヤマボウシを見ると夏間近という感です。
2015年05月23日 10:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/23 10:25
大きなブナの木が現れました。
2015年05月23日 10:36撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 10:36
大きなブナの木が現れました。
ようやく尾根道に上がり、一息。
2015年05月23日 10:40撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 10:40
ようやく尾根道に上がり、一息。
このユキザサは姿いいですね。
2015年05月23日 10:50撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 10:50
このユキザサは姿いいですね。
あ、ジエビネ。結局この株一つだけでした。
2015年05月23日 10:51撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 10:51
あ、ジエビネ。結局この株一つだけでした。
トリガタハンショウズルかな
2015年05月23日 11:00撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 11:00
トリガタハンショウズルかな
妙理山別れ。道標と言えるものはここだけです。
妙理山901.5mもよさそうな山です。新しい地図には山道が表示されていますので、次はここにも・・・
2015年05月23日 11:06撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 11:06
妙理山別れ。道標と言えるものはここだけです。
妙理山901.5mもよさそうな山です。新しい地図には山道が表示されていますので、次はここにも・・・
点名「鯉谷」東側に落ちる鷲見川の谷の名前でしょうか?
2015年05月23日 11:06撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 11:06
点名「鯉谷」東側に落ちる鷲見川の谷の名前でしょうか?
2015年05月23日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/23 11:10
サルトリイバラの雄花のようですね。かわいらしい花です。
2015年05月23日 11:17撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 11:17
サルトリイバラの雄花のようですね。かわいらしい花です。
気持ちのいいブナ林が続きます。
2015年05月23日 11:21撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 11:21
気持ちのいいブナ林が続きます。
不思議の森
2015年05月23日 11:22撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 11:22
不思議の森
どうしたらこんな形のブナになるんでしょうか?
2015年05月23日 11:23撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 11:23
どうしたらこんな形のブナになるんでしょうか?
2015年05月23日 11:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/23 11:39
2015年05月23日 11:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/23 11:46
象さん?
2015年05月23日 11:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/23 11:47
象さん?
藪に突っ込みます。ところどころこういった藪がありますので、足元に注意しないとルートを外してしまいます。
2015年05月23日 11:48撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 11:48
藪に突っ込みます。ところどころこういった藪がありますので、足元に注意しないとルートを外してしまいます。
30分ほどの藪との格闘の末、メインルートに飛び出しました。
2015年05月23日 12:04撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 12:04
30分ほどの藪との格闘の末、メインルートに飛び出しました。
打って変わって広い道。ブナ純林です。
2015年05月23日 12:07撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 12:07
打って変わって広い道。ブナ純林です。
2015年05月23日 12:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/23 12:10
頂上直下です。
2015年05月23日 12:11撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 12:11
頂上直下です。
山名板も控えめな頂上。
2015年05月23日 12:13撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 12:13
山名板も控えめな頂上。
上からは椿坂峠に向けて、古道が通じています。
2015年05月23日 12:46撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 12:46
上からは椿坂峠に向けて、古道が通じています。
2015年05月23日 12:47撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 12:47
今日は6人なので、にぎやかです。
2015年05月23日 12:47撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 12:47
今日は6人なので、にぎやかです。
2015年05月23日 13:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/23 13:03
写真ではわかりにくいですが、相当の急坂が続きます。標高差400mほどを一気に下ります。
2015年05月23日 13:14撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 13:14
写真ではわかりにくいですが、相当の急坂が続きます。標高差400mほどを一気に下ります。
30分ほどで椿坂峠に到着。コースタイムでは1:15となっていますが・・・
これは峠直前の大ブナ。
2015年05月23日 13:18撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 13:18
30分ほどで椿坂峠に到着。コースタイムでは1:15となっていますが・・・
これは峠直前の大ブナ。
峠から西へ、「余呉トレイル」を探しますがよくわかりません。ところどころこんな赤テープがありますので、多分これがトレイル。
2015年05月23日 14:24撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/23 14:24
峠から西へ、「余呉トレイル」を探しますがよくわかりません。ところどころこんな赤テープがありますので、多分これがトレイル。
2015年05月23日 14:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/23 14:32
藪あり、獣道ありのトレイルです。地図読みは面白いですが・・・
2015年05月23日 14:33撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 14:33
藪あり、獣道ありのトレイルです。地図読みは面白いですが・・・
少しは歩きやすい道もありました。
2015年05月23日 14:53撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 14:53
少しは歩きやすい道もありました。
高圧鉄塔まで降りてきました。現在架線の架け替えを行っているようです。
2015年05月23日 15:19撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/23 15:19
高圧鉄塔まで降りてきました。現在架線の架け替えを行っているようです。
ここが降り口。ここにも道標はありません。
2015年05月23日 15:30撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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5/23 15:30
ここが降り口。ここにも道標はありません。

感想

緑の世界、余呉の山を登ってきた。今日は椿坂から大黒山を経て椿坂峠へ。「余呉トレイル」とされている。
まずは椿坂集落の北側、採石場跡へと続く林道からスタート。架線工事の車が停まっているが、その上方に数台分のスペースがある。ここに2台を停めさせてもらい出発。採石場跡から少しわかりにくいが左側の尾根にとりつく。山仕事や山菜採りの道が錯綜しているが、GPSとテープの助けを借りて高度を上げる。
かなりの急登を息を切らせながら400mほど頑張ると高圧鉄塔。ここには点名「鯉谷」の4等三角点と妙理山への分岐がある。しばし休憩の後、巡視道を登る。753m標高点で巡視道と別れて尾根を進む。
巡視道から別れると途端に笹藪になる。笹薮は背は低いものの、足元が見えなくなるので厄介だ。油断するとトレースを失ってしまうので注意が必要。一旦トレースを見失うと戻るのに苦労する。小一時間の格闘でようやく主稜線に飛び出す。送電線巡視路を行っていると200mほどの下り、沢をわたって登り返しがあるので、藪漕ぎはあるがこの道のほうが近そうだ。お昼過ぎになりようやく大黒山頂上。コースタイム2:50をほぼ2:30ほどで踏破。気温がそれほど高くなかったので頑張れたのかもしれない。
頂上でランチの後、椿坂峠に向けて下山開始。この坂は登りより急だ。滑らないように注意しながら降りるが急すぎてどうしてもペースが早くなる。30分強で峠に到着。
峠からはいわゆる余呉トレイルに入るため別荘地を椿井嶺方面に登る。途中まったくトレースを見失うがGPSの助けを借りてトレイル(らしきもの)に出会う。このトレイルは未整備だ。ところどころにテープがあるのでなんとか道を外さずに椿坂の上まで縦走。思ったほどのいい道でもなかったが人の手垢がついていない藪道もまた好し。
急坂を下ると椿坂の集落北側へタッチダウンだ。

このトレイルはいわゆる整備された登山道ではなく、山歩きの目安程度に考えたほうがいい。道標はおろか、登山口の標識もなく、途中藪あり、未整備の場所ありで、読図能力が試されるし、コンパス、GPSなどで位置を確認しながらの登山になる。
その分、山深い、手垢のついていない山域を堪能することもできるのではないかと思う。登山口の標識が無いのはこんな状態のトレイルなので初心者や装備を持たない人にはむやみに入って欲しくない、という行政の姿勢からかもしれない、と確信した。

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