岩籠山は想定外の雪に嬉々とする
- GPS
- 06:47
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 766m
- 下り
- 752m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
連休中に降雪があった模様で標高500m以上は50〜80cmの積雪あり、早朝は締まっているが午後はグサグサ |
写真
装備
個人装備 |
ワカン
チェンスパイク
|
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感想
快晴が約束されたこの日、雪は期待できないが暫くご無沙汰している岩籠山へ登ってみることにする。ところが岩籠山は豈図らんや、寡雪なのに想像以上の雪山歩きを楽しめたのでした。
駄口の夏季駐車場は工事中なので登山口横に停めさせてもらう。雪が無いので迷ったがワカンをザックに括り付けてスタートする。日陰の雪はクラストしていた。ツボ足のまま奥野山を通過して標高を上げると徐々に積雪が増えていく。ca.500mのコバ地に乗り上げると50cmの積雪となる。踏み抜くのでたまらずワカンを履く。
好展望の東尾根では青空の下、向かうP708が高く聳えて見える。振り返ると横山岳や上谷山、三周ヶ岳、江越美を分ける三国岳が綺麗に見えている。ここまで前日のものと思われるツボ足とスノーシューのトレースが続いている。P677直下の道標は文字板だけが覗いている。80cmの積雪があるということだ。2日前に新たに降雪があったようだ。
壮麗なブナ林の中をアップダウンに喘ぎながら、積雪期にはいつもキツク感じるP708への急登は今日も休み休み登る。以降は何処でも歩き放題の雪原が続く。インディアン平原への直登もキツイ所だ。埋まり切っていない灌木の藪を避けながら登り詰めると広大な雪原が広がっていた。
昨日の物と思われるスノーシューのトレースが一条ある。一部に灌木の藪が覗いている程度、笹藪はほぼ埋まっていて踏み抜くことはない。無雪期には激藪の南峰を踏んでから岩籠山との鞍部でランチタイムとした。ここは風が遮られて過ごしやすい。ランチ後に岩籠山の山頂を踏む。上谷山や三周ヶ岳、その奥に白山、お隣の野坂岳や南の高島トレイルの山々を望む。復路はインディアン平原に立ち寄ってから下山に取り掛かる。
ブナの森を通過してP677へ登り返し南下してみる。乗鞍岳へ続く長大な尾根には一人分のツボ足トレースが続いていた。P677西面には素晴らしいブナの密集地帯が広がっている。新緑の季節に是非とも再訪してみたいものだ。この後は今日の山行の余韻に浸りながら往路を下っていく。思いの外充実した雪山歩きができたのだった。
コメント
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そういえば以前に、三十三間山の稜線に上がった瞬間に目の前が真っ暗💦、しばらくしたら治りましたが…雪目だったのでしょうね。
土日にかけて野坂山地には降雪があったようです。後で金曜日の記録を調べると雪すくなーでしたが、思わぬ雪山歩きができました。冬季の岩籠山からインディアン平原は広大な雪原となって圧巻です。ブナ林も素晴らしいものがあります。来期にでもお越しください。
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