北八ヶ岳／極上パウダー & 癒しの高見石小屋ステイ

2024年02月11日(日) 〜 2024年02月12日(月)

• GPS: 08:16
• 距離: 13.1km
• 登り: 676m
• 下り: 672m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:19
• 合計: 4:28

9:44 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
10:19 10:20 五辻
10:33 10:34 五辻（東屋）
10:51 10:51 出逢の辻
10:58 10:59 狭霧苑
11:20 11:20 コケモモの庭
11:34 11:34 麦草峠 駐車場
11:44 11:44 麦草ヒュッテ
12:54 12:55 白駒の池 駐車場&バス停
13:02 13:02 白駒分岐
13:05 13:17 青苔荘
13:33 13:36 白駒荘
14:11 14:11 高見石
14:12 高見石小屋

2日目

• 山行: 3:42
• 休憩: 1:00
• 合計: 4:42

7:21 高見石小屋
7:42 7:49 丸山
8:15 8:15 麦草山
8:35 8:59 麦草ヒュッテ
9:00 9:00 麦草峠
9:14 9:14 大石峠
9:27 9:33 中小場
10:13 10:20 茶臼山
10:35 10:35 縞枯茶臼鞍部
10:51 11:02 縞枯山 展望台
11:14 11:17 縞枯山
11:36 11:38 雨池峠
11:47 11:47 縞枯山荘
12:03 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅

山友さんたちと、積雪期トップシーズンの北八ヶ岳へ。

【DAY1】
北八ヶ岳ロープウェイで標高2237mへ一気に上がり、坪庭～五辻～麦草峠～白駒池とピークを踏まずに高見石に入るルート。
凍りついた白駒池に降り積もった一面の雪にまみれ、童心に戻り思いっきり戯れる。
高見石小屋では、お決まりの揚げパンが空腹を満たし、ランプのともしびに癒され、クオリティ高すぎの食事に舌打ち。

【DAY2】
丸山～茶臼山～縞枯山を縦走し、北八ヶ岳ロープウェイへ戻るルート。
深夜に積み重なった極上パウダーを、ゆっくりと味わうように踏み締めながら歩く、約5時間のスノーハイク。

下山後は、ツルヤでお買い物、そして温泉とお蕎麦で締める、この上ない鉄板コース。

【備忘録】
・前日20時に大阪北摂をクルマで出発。名神～中央道、途中短めのトイレ休憩を挟み、深夜1時過ぎには諏訪インター着。
・諏訪では、仮眠用にネットカフェ（快活クラブ）の完全個室を各自利用。意外と快適。ドリンクやスープ、味噌汁、ソフトクリーム、朝食時の食パンなどのセルフサービスが付いて、6時間パック2070円はコスパ大。
・北八ヶ岳ロープウェイ駐車場に、日曜8時頃到着。駐車場は半分くらい埋まってた。
・ロープウェイは、JAF割引あり。
・通常9:00始発だが、乗車待ちの列が長くなったからか、8:50始発に変更された模様。
・ロープウェイ頂上駅には、トイレなし。山麓駅で済ませておくべし。
・高見石小屋には15時までに入るよう推奨。揚げパンは、14:30までのオーダーが必要みたい。
・小屋の中は、薪ストーブやこたつのお陰で、暖房がしっかり効いている印象。厚めの布団で夜中の寒さも不安なし。
・トイレは、基本的に離れ（屋外）のを使用。夕食後から朝食前までの間のみ、屋内のトイレが開放される。ただし「小」のみ。
・夜は「曇りのち雪」となり、満点の星空はやむなく次回のお預け。ただし、小屋の中でプロジェクターを使っての星座の解説はとても勉強になる。
・今回コースでは、ピッケルは不要。チェンスパでも歩けないことはないが、急登箇所多数あり、アイゼンの方が安心。

天候

晴れ（深夜に雪）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

北八ヶ岳ロープウェイ駐車場を利用
（日曜8時過ぎで約半分埋まっていた）

・ロープウェイは、JAF割引あり。
・通常9:00始発だが、乗車待ちの列が長くなったからか、8:50始発に変更された模様。
・ロープウェイ頂上駅には、トイレなし。山麓駅で済ませておくべし。

コース状況／危険箇所等

【ＤＡＹ１】
北八ヶ岳ロープウェイで標高2237mへ一気に上がり、坪庭～五辻～麦草峠～白駒池とピークを踏まずに高見石に入るルート。

【ＤＡＹ２】
高見石をスタートし、丸山～茶臼山～縞枯山を縦走、北八ヶ岳ロープウェイへ戻るルート。

特段の危険箇所はないが、トレースがない場所では雪の踏み抜きに注意する必要がある。

今回コースでは、ピッケルは不要。チェンスパでも歩けないことはないが、急登箇所多数あり、アイゼンの方が安心。

その他周辺情報

◯快活Club 諏訪赤沼店
・前夜の仮眠に利用。
・完全個室、６時間パック2070円（土日祝料金）。
・ドリンクやスープ、味噌汁、ソフトクリーム、朝食時の食パンなどのセルフサービスあり。

◯スーパーマーケット　ツルヤ茅野店
・長野や群馬で展開する食品系スーパーマーケット。他スーパーでは入手できない自社生産商品が多く、生鮮品・加工品ともに健康志向・クオリティを重視している印象。

◯小木曽製粉所 諏訪インター店
・蕎麦屋には珍しいセルフ式
・トッピングの天ぷら種類豊富、ざる蕎麦は普通盛と大盛りの値段変わらず。そば湯サービス（セルフ）あり。

◯片倉館　千人風呂
・映画テルマエロマエのロケ地で使われたらしい、レトロな雰囲気。
・メインの湯船（浴槽）は、深さ1.1mもあり、底には大きな玉砂利が敷き詰められている。足裏のツボがソフトに刺激され心地よい。

写真

2/11 8:22

北八ヶ岳ロープウェイ乗り場。
八ヶ岳ブルーをバックに、心も踊る。

2/11 8:27

ロープウェイの切符を買うために並びます。

2/11 8:32

切符売り場は８時半頃の段階で、すでに長蛇の列。
スキー客も多いからね。

2/11 9:04

ロープウェイに乗り込み。

2/11 9:07

ロープウェイからの眺め。
スキーのリフトが並走。

2/11 9:09

美しい樹氷群。
白銀の世界とは、まさにこのこと。

2/11 9:11

あの十字架っぼい木の名前は何？

2/11 9:11

ロープウェイ頂上が見えてきた。

2/11 9:40

ロープウェイ頂上駅に到着。

2/11 9:34

標高2237mの頂上にある散策路、坪庭。
八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地で、
地形の形状がすり鉢状になっているところから名付けられたそう。

2/11 9:40

ここから北横岳にも行けます。そちらはまた今度。

2/11 9:40

翌日登頂予定の縞枯山を臨む。

2/11 9:44

さあ、トレッキング開始！
息をのむような美しさを写真に収めるべく、ゆっくりペースで。

2/11 9:45

「八ヶ岳ブルーと樹氷」　その１

2/11 9:51

「八ヶ岳ブルーと樹氷」　その２

2/11 9:51

樹林帯の中に入っていきます。

2/11 9:52

フワフワたっぷりの雪の上を進む

2/11 9:58

茅野方面を臨む。バックは中央アルプスの山々。

2/11 9:58

諏訪方面、霧ヶ峰や車山が。
その先は、北アルプスの山々。

2/11 9:58

五辻、麦草峠方面へ向かいます。

2/11 10:07

五辻に向かう途中にある森林浴展望台

2/11 10:31

樹林帯の中に差し込んだ光が雪に反射して眩しい

2/11 10:33

粉雪を被った木々の中を進む

2/11 11:02

一旦、国道299号に出ます。冬季はクルマ通行止め。

2/11 11:25

国道299号のゆるい坂道をゆっくり登る

2/11 11:33

麦草ヒュッテに到着

2/11 11:50

ヒュッテの中。
苔みたいなんを育ててた。

2/11 11:51

ヒュッテの大きな窓。外を臨む。

2/11 11:54

麦草ヒュッテ人気のカボチャプリン。
ボリュームたっぶり。

2/11 12:24

麦草ヒュッテを出発。白駒池へ向かう

2/11 12:27

白駒池と高見石の分岐。

2/11 12:29

振り返ると、明日登る予定の茶臼山

2/11 12:31

2/11 12:31

2/11 12:36

2/11 12:45

麦草と白駒の中間あたりにある「白駒の奥庭」。
生クリームのような雪に覆われて。

2/15 7:43

同行の山友さんに撮ってもらった

2/11 12:53

しんとした木々の中を歩きます

2/11 13:03

白駒池のほとりに立つ青苔荘

2/11 13:03

青苔荘の前には多数のツララ

2/11 13:03

白駒池が見えてきた

2/11 13:16

凍りついた池の上。一面の雪。

氷上の雪を恐る恐る歩く。

2/11 13:19

自分がつけたトレースを振り返る

2/11 13:20

雪深いところはツボ足、ときどきラッセル

2/11 13:22

池のほとりに立つもう一つの山小屋、白駒荘

2/11 13:31

白駒池をバックに、今回メンバーで記念写真

2/11 14:10

高見石小屋へ到着。雪中テント泊の方がいた。

味のある個性的な表札

今回はメンバー４人で個室泊。
ゆったり使える広さ。こたつもあって快適。

小屋のランプ。
夜になったら、一部が灯る。

2/11 14:38

人気の揚げパン。５個セットを注文。
オーダーストップに間に合った！

2/11 15:06

空腹を満たし、ちょっくら高見石へ登ってみる。
乗鞍岳方面を臨む。ガトーショコラみたい。

2/11 15:07

高見石から八ヶ岳南方面を臨む

2/11 15:14

さっきまでいた白駒池が高見石から見渡せる。
真っ白な湖面が際立つ。

2/15 7:40

メンバー記念写真その２

2/11 15:19

高見石小屋の外観。薪がびっしり。

夕食まで時間たっぷり。
各自持参のお酒とツマミでプチ宴会&トランプ大会

夕食&朝食のメニュー

2/12 6:23

有料ドリンクのメニュー。

2/11 17:50

夕食。
美味しくてお腹いっぱい。

デザートのティラミス。
こちらも旨し。

2/11 19:37

暖かいランプの灯り　その１

2/11 19:39

暖かいランプの灯り　その２

2/11 19:39

暖かいランプの灯り　その３

2/12 5:41

暖かいランプの灯り　その４
薪ストーブをバックに。

2/12 5:46

朝ごはんの用意が着々と。

2/12 6:04

朝食はホットドッグ。
こちらも量・質ともに大満足！

2/12 6:05

ヨーグルトとシリアル

2/12 7:21

高見石を出発。
まずは丸山へ向かう。

2/12 7:32

昨晩深夜に降り積もったサラサラの新雪

2/12 7:33

丸山のピーク

2/14 22:04

写真撮るのが楽しい

2/12 7:36

かわいいツララ

2/12 7:58

2/12 8:30

麦草峠まで戻ってきた

2/12 8:26

茶臼山に向かってポーズ

2/12 8:28

2/12 8:29

スノーシューでも埋まるくらいのフワフワ新雪

2/12 8:50

雪の表面、キラキラ

2/12 8:51

雪の結晶、アップで。

2/12 9:24

茶臼山へ向かいます

2/12 10:11

茶臼山展望台に到着。

2/12 10:08

強風！
凄いスピードで流れる雲。

2/12 10:08

2/12 10:11

2/12 10:14

雪と氷が織りなすアート

2/12 10:47

次は、縞枯山展望台に到着

2/12 10:47

通過した茶臼山を臨む

2/12 11:12

縞枯山ピークの標識。
見落とすとこやった。。。

2/12 11:14

雪に覆われた北アルプス連峰を臨む

2/12 11:35

縞枯山を抜けて。

フワフワ雪にダイブ

2/12 11:41

縞枯山荘を臨む。映える青い屋根。

2/12 11:43

縞枯山荘前にて。

2/12 11:47

坪庭へ入り、そろそろゴール。名残惜しい。

2/12 12:31

ロープウェイで下山。

2/12 13:12

帰り途中、八ヶ岳を臨む。

2/12 14:01

スーパーマーケットツルヤの外観

2/12 13:56

ツルヤの中。ゆったりお買い物。

2/12 14:58

セルフ式の蕎麦屋、小木曽製粉所。

2/12 15:19

お風呂は片倉館へ。レトロな外観。
いいお湯でした。

撮影機器：

D7500 ボディ ニコン

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

TailMt69

山友さんたちと、積雪期トップシーズンの北八ヶ岳へ。
自分にとって、八ヶ岳エリアへの登山は初めてだったが、大阪北摂からクルマで名神・中央道と乗り継ぎ、休憩なければ６時間で来れるとは、予想外にアクセスの良さを実感した。

雪質、天気、絶景、グルメ・・・と、全てがベストコンディションかつ盛りだくさんの、この上ない山旅。

八ヶ岳ブルーとスノーホワイトを、これでもかというほど堪能できた2日間となりました。

【高見山小屋　備忘録】
・高見石小屋には15時までに入るよう推奨。
・揚げパンは、14:30までのオーダーが必要みたい。（おそらく）
・小屋の中は、薪ストーブやこたつのお陰で、暖房がしっかり効いている印象。
・寝具は、厚めの布団で夜中の寒さも不安なし。
・トイレは、基本的に離れ（屋外）のを使用。夕食後から朝食前までの間のみ、屋内のトイレが開放される。ただし「小」のみ。
・夜は「曇りのち雪」となり、満点の星空はやむなく次回のお預け。ただし、小屋の中でプロジェクターを使っての星座の解説は勉強になった。

コメント

アーモンドアイ

お久しぶりです😊
実は、私も、月末の3連休に北八ヶ岳に行きます🏔️ 2泊して、天狗岳に登ります⛏️
高見石小屋には立ち寄るので、念願の揚げパン食べたいなぁ😄

お写真見せていただいていたら、更に楽しみになってきました😆🙌

TailMt69

アーモンドアイさん、ご無沙汰です。
（先日はお声かけいただきありがとうございました）

天狗岳、いいなあ。
僕は来年チャレンジしようと思ってます。

揚げパン、とても美味しく、ペロリといただきました。
アーモンドさんも是非、念願叶うといいですね。
気をつけて、行ってきてくださいね！