宝永山南面 第3火口縁より東寄りを直登

2024年02月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:51
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,266m
• 下り: 1,271m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:33
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:52

距離 12.1km 登り 1,284m 下り 1,288m

10:17 水ヶ塚公園
10:48 10:49 須山登り一合五勺
11:49 御殿庭下
12:18 12:19 御殿庭中
12:36 12:37 御殿庭上
14:09 14:23 宝永山
15:25 15:26 山体観測装置
15:47 御殿庭中
16:03 16:04 御殿庭下
16:43 須山登り一合五勺
17:09 水ヶ塚公園

天候

晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水ヶ塚公園Pより

コース状況／危険箇所等

冬の宝永は、東面はガリガリやモナカが多く、西面の夏道は第1火口内壁＝雪崩地形での行動が長い。この日(東寄り)と翌週(西寄り)の2度にわたり、南面を歩いてみたので報告する。
総じて、積雪が多ければ、夏道よりは雪崩リスクが低そうな好ルートと感じた。特に西側を回り込むのが歩きやすい。ただし、積雪が少ないと落石リスクあり。その場合は夏道がベターと考える。

その他周辺情報

ヘルシーパーク裾野の食堂は、週末は昼から夜まで通し営業。

写真

2/3 10:48

水ヶ塚公園から歩き出すが、雪は所々に残る程度。

2/3 11:24

2合目=1800mあたりから雪が多くなってくる。

2/3 12:18

三合で東に分岐し、第3火口に降りていく。樹林だが2人分程度のトレースとピンクテープもあり、ルーファイ不要だった。

2/3 12:24

第3火口底=P2149付近。内壁にほとんど雪なし。斜めの白線は夏道。正面右の茶色いのが宝永山頂南面の岩場。アイゼン履くが足元の雪は薄い。

2/3 12:40

宝永真南の尾根状=第3火口縁を辿るつもりでいたがこの状態。アイゼン脱着も面倒、尾根東寄の雪付きを歩くことに。

2/3 13:10

広い斜面を淡々と登る。雪が薄くほとんどザレを踏んでいる感触だったが、徐々に厚くなってくる。

2/3 13:37

山頂南の岩場が近づく。ザレ上に岩。見ている限り落ちてきてはいないが、安定性には不安。時折雪面に小豆大の茶色い石粒。上部岩場からの破片のようだ。

2/3 13:42

山頂岩場直下。私の能力では岩を直登できない。写真右端＝東側から北に回り込むことにする。

2/3 13:49

岩場の基部に到達。茶色い岩は、足元の火山礫とは質が異なり、非常に脆い。

2/3 13:49

ガスが上がってきた。

2/3 13:50

岩場東側基部のトラバースにかかる。ウィペット+ストックのまま歩き出すが、やはり東面最上部は堅かった。丸まったアイゼンでは先しか刺さらず、岩陰でピッケルに持替え。数歩だけだがステップカットも。

2/3 14:16

アイゼン＋ウィペットのダガーポジションで稜線に上がり山頂。

2/3 14:16

本峰も少雪。

2/3 14:26

下山も第1火口内壁を避け、火口縁=山頂西南西の尾根状にルートをとる。広い斜面の雪はやはり薄く、岩が出ているが、東面とは異なり程よく柔らかい。ガスの向こうに夏道トレース。

2/3 14:46

迷うが、少雪の第2火口内壁に入る。ここも安定性に不安を感じさせる岩が多い。

2/3 15:03

第2火口内下部。

2/3 15:12

振返る。雪は薄く、爪の先でザレを踏む。

2/3 15:12

第2火口縁の下端に降りてきた。

2/3 15:13

パノラマ撮影。雪が多ければ、右側の第2火口縁の尾根にルートをとるのがよいだろう。また来年にと考えていたが、この翌々日に大雪が降ったため、翌週またここに来ることに。

2/3 15:36

P2352直下で夏道に合流。想定より遅れたが、ここから下は樹林の夏道トレースを辿るだけ。

2/3 17:08

日没前に水ヶ塚公園Pに帰着。

撮影機器：

KYG03 KYOCERA