藪敗退で終われない〜大崩山
- GPS
- 06:34
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,275m
- 下り
- 1,266m
コースタイム
天候 | 晴れ〜曇り〜下山したら雨! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
水
食糧
行動食
バックパック
使い捨てカイロ
ピンチ缶
ヘッデン
予備電池
メガネ
GPS
笛
コンパス
ナイフ
非常食
タープ
無線機
スリング
予備インナーグローブ
保温ボトル
防寒グローブ
ビニー
バラクラバ
ハードシェルジャケット
ゴーグル
オーバーグローブ
アイゼン
ビーコン
ゾンデ
スキーヘルメット
スキーシール
スキー板
スキーアイゼン
シャベル
シールメンテキット
兼用靴
ウィペット
ウエストバッグ
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感想
私は糸屋なので15、16日は忙しかった。
(これでピンと来た方は同業者です。)
まったく山の事を考える余裕がなかったが、今季は無理してでも山に向かわなければ少ないチャンスを逃してしまう。
シーズン序盤に藪敗退を喫した大崩山がとりあえずのターゲット。
パウダーはあり得んだろうと、セミファットと短板を車に放り込む。
先生は日曜にとりあえず平湯に向かうと連絡あったけど、明日の土曜次第では前向きな提案できないかも?と不安が残る。
道中で高山の息子に現地情報を聞くと、週中の雨で1300以下は完全に雪が無くなったとの事。
不安が増すが、それは朝日〜高遠あたりの話との事で、もう少し北よりの平湯は何とか耐えてくれているか?
現地着くと、取り合えず入山口に雪はありそう。
担ぐまではなさそうだと一安心。
翌朝、野営からスタートするも、足元はガチガチ。
まぁそうでしょうね。
最初の沢はギリで雪残っているが、来週には担ぎかな。
今回は右の尾根(沢左岸)を登った。
台地にあがれば、まだ雪はしっかり残っていて藪が出てくる気配はない。
渡渉点の様子が気になったが、今回は通らないし、今見たところで来週末の状況が予測できるわけでもないのでスルーした。
久しぶりの野営大崩だが、いつも通りで異常なし。
巻きの斜面も邪魔になる藪も出ておらず、スムーズにルート工作出来た。
とはいう物の、足元はモナカでロクなもんじゃない。
帰りの滑走が思いやられるが、先ずは山頂を目指す。
高度を上げると、朝方は晴れ間も覗いていたのにガスが出ている。
山頂尾根に到達するころには、トップリと霧の中。
風がないのが救いだが、展望もなく長居する用はないので、さっさと滑走開始。
高標高では少々固いものの、滑りやすいう雪だった。
巻き斜面手前の二つポコ台地までは快適に滑り、少々のカニを交えて巻き滑走。
モナカをしっかり割っておいたのが功を奏し、難なく尾根に復帰。
そして、お約束の尾根間違い。
何回この間違い尾根を滑ったことか…。
いつも同じところまで滑って間違いに気付く。
そして、同じリカバリを経て同じ復帰ポイントへ。
もはや、ランドレ的定番の滑走ルートと化した様相だw
ここからは、どうにもならないモナカに苦しみ修行の下山。
今日は単独なので絶対にヤバい転倒は許されない。
いつもに増して緊張感もって滑る。
最初の沢にまで来たら、今までの経験を活かした滑走ラインを試す。
最初は左岸、中間部で沢を渡り右岸へ。
右岸に乗ったらギルランデで右へ右へと。
下の野営歩道が見えたら程よい所でランディング。
これなら左岸の下部の急斜面、沢下部の沢割れ、右岸上部の細尾根を避けてこれる。
駐車地へ帰還して片付けを済ませたらいきなり本降りの雨。
間に合って良かったと思う反面、明日はどうするよ?と。
ktn92さん達が小谷に居る事わかっていたので、情報収集すると北上すれば雨は避けれそう。
JUNDrさんに「平湯に明日は無いです」と言い残し、裏切り者は北へ逃げるw
私が悪いんじゃない…暖冬が悪いのさ。
私が悪いんじゃない…丼丸が旨いのさ。
暖冬と丼丸の誘惑に負けた一日だった。
コメント
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昨期からパーティー山行が増えて、単独が減りました。
それは安全マージンを取る意味で、悪い事では無いのですが、単独故の緊張感も忘れてはならないと考えています。
先生も私も単独山行のピリッとした感覚を味わい、山に向かい姿勢を正せた日になったのではないでしょうか。
シーズン折り返しどころか、一気に終焉に向かいそうな気配で心配ですが、残り少ないであろうチャンスを物にしましょう。
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