北広山
- GPS
- 01:07
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 203m
- 下り
- 203m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストありません。危険箇所ありません。 |
その他周辺情報 | 三井アウトレットモールなど多数の商業施設があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
非常食
飲料
笛
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
妻が仕事なので、一人で登ってみることにしました。記念すべき初めてのソロ夏山は地元の「北広山」です。一人で登ってみようと思ったきっかけは、妻との何気ない会話からでした。
前回のカムイヌプリのレコをみて私「何故だ…、いったい何があったんだ?」、妻「どうしたの?」、私「拍手が異常に増えている…」、妻「何をそんなに驚いているの?私の隠れファンが、私の活躍を讃えているだけじゃない!オーッホッホー!!」、私「活躍って、お前…(呆)」
特別に険しくもなく、長距離でもなく、誰もが行くような低山で、昨年と変わらず成長の見られない妻のグダグダな「活躍」を、オマケのような気持ちで記録していた私としては、本業の山スキーが片手間の副業の夏山に逆転されたような寂しい気持ちでした。
たぶん地元北広島で、唯一の登山道のある山です。しかし、ほとんどの市民はそんな山があることすらも、知らない人が多数であると思います。私も、登山を始めるまでは、全く知りませんでした(汗)。
冬は「北海道スノーハイキング」で眺望の良いところと紹介されており、気にはなっていましたが、スノーシュー向きということで行ったことがありませんでした。
夏の北広山は、泥濘と笹薮が多く山頂からの見晴らしもあまり良くない、と友人から聞いていたこともあり、これまで妻を連れて行く選択肢に入っていませんでした。
しかし、今回は一人ということもあり、せっかくの地元の山で近いので、一度は登っておきましょう、と偵察を思い立ちました。
「北広島でクマ出没!」といえば唯一この地域なので、もし駐車場に着いて車が1台も止っていなければ、小心者の私としては「即、中止!」という気持ちで出かけました。
なにしろ、私のプロフィールにも書いてありますが、夏山で私の恐いもの苦手なものの筆頭にあるものが「熊」です。
学生時代、作家吉村昭氏の作品を読み漁っていた時期に読んだ「熊嵐」(天塩の三毛別で起こった日本最大の獣害事件)、その鮮明な描写が頭から離れません。
それを克服するために、昨年夏山を始めるにあたって、何冊も熊関連の本を読み漁りましたが、ますます高まり逆効果でした(笑)
※その中で、特に面白かったのが、岩井基樹著「ヒトが変えた現代のクマ 熊のことは、熊に訊け。」つり人社と、と久保俊治著「羆撃ち」小学館文庫でした。
私の悪い癖で、吉岡忍著「墜落の夏」新潮文庫(御巣鷹山の日航機墜落事故全記録)を読んでからは、それまでは平気だった飛行機にも乗ることができなくなったように、ついつい恐いもの見たさで深入りしてしまうのがよくないですね(苦笑)
さて、駐車場に着くと車は4台駐車していたので、嬉しいような残念なような気持ちで「早朝でもなく、夕方でもないから大丈夫!風も強くないから、出会い頭もないから大丈夫!!」と自分に言い聞かせながら、少し腰が引けた状態で出発しました。
登山口から500mほど沢沿いに平らな道を進んだ後は、山頂までずっと樹林帯の中の登山道を進みます。登山道は背丈ほどの笹薮を切り開いてつくられているので、ほとんど山頂まで眺望は得られず、写真の通り周囲の景色は変わりません。
急登もない、なだらかでよく踏みならされた歩きやすい登山道で、コースも短いために「へっ!?」という間に山頂到着です。
山頂標識の周辺は狭く、背丈以上の笹原であるため見晴らしも良くはありませんが、隣接する広場へ出ると島松山とその向こうに恵庭岳が見えて、冬の眺望の良さの一端が覗えました。
山スキーには向かない山ですが、スノーハイキングの本で紹介されていた「支笏湖方面と札幌方面の素晴らしい眺め」の写真の景色を、この目で確かめに来たくなりました。
ちなみに熊の気配は、全く感じられませんでした。(笑)
山旅ロガーのデーターによると、標高485m、累積標高188m、山頂までの1.8kmを30分、全行程3.7kmを1時間の行動時間でした。これで低山コレクションがまたひとつ…ププッ!
スライドした方は、登りの時に3名の家族連れと1名の合計4名が下山してきました。
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