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Yamareco

記録ID: 649751
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沢登り
丹沢

表丹沢 勘七ノ沢

2015年05月30日(土) [日帰り]
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orochi その他1人
GPS
--:--
距離
15.1km
登り
1,305m
下り
1,286m

コースタイム

大倉バス停7:50−8:50二俣(入渓準備)9:10−10:30F2上堰堤上10:40−11:45F5下−13:00F5上−13:55標高1020m付近(伏流)14:05−14:40花立山荘15:05−15:35塔ノ岳15:55−16:40堀山の家16:50−17:55大倉バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
○登山ポスト
渋沢駅前、大倉バス停に設置
コース状況/
危険箇所等
○勘七ノ沢
下流部の滝場は面白いですが、F5先のゴルジュ部分はほとんど滝が無くなりやや単調です。F1〜F5の難易度(個人的印象)は、F5≧F1>F2=F4>F3でした。
今日も大倉からスタート!
1
今日も大倉からスタート!
二俣(ここから入渓)
二俣(ここから入渓)
F1登攀中(一回落ちた(^^;))
2
F1登攀中(一回落ちた(^^;))
なかなか立派なF2
2
なかなか立派なF2
F2上の堰堤
F3登攀中
綺麗な岩床
堰堤ゾーン
F5先のゴルジュ
ゴルジュ内は小滝が連続〜
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ゴルジュ内は小滝が連続〜
ツッパリで登っていく
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ツッパリで登っていく
確保なしで楽しく登れる♪
2015年05月31日 10:07撮影
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5/31 10:07
確保なしで楽しく登れる♪
まだまだ小滝
ガレガレになってきた
ガレガレになってきた
稜線直下
花立山荘で遡行終了!
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花立山荘で遡行終了!
花立山荘からの眺望
花立山荘からの眺望
いつもどおり賑わう塔ノ岳
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いつもどおり賑わう塔ノ岳
丹沢クリステルも健在
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丹沢クリステルも健在

感想

沢登りがほぼ初めてというA.K.さんを連れて、定番ルートの勘七ノ沢に行ってみることにした。(自分は勘七は3回目) ヤマレコ未掲載分も含め丹沢の沢が続いているので、そろそろ別の山域の沢にも行きたい…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

低気圧が前日に抜けてくれたおかげで、朝から快晴。雨が空気中の塵をうまい具合に落としたためか、小田急線の車窓からこの時期にしては珍しくクリアな富士山を望むことができた。

A.K.さんはまだ朝飯を食べてないということで、駅構内の蕎麦屋で食べてもらってからバスに乗り込み出発する。登山計画書はバス停で提出。

人生20回目くらいの西沢林道を歩き、二俣へ。ここで入渓準備をしつつ、ザイルの結び方の確認もする。人気の沢とあって、別パーティも入渓準備をしていた。

入渓してすぐの堰堤を右岸から踏み跡を辿って巻き、右手に小草平の沢を分けると、すぐにF1が姿を表す。はじめ自分が登るが、下部のハングっぽい部分で釜にドボンし、いきなり”お決まり”を演じてしまう(^^;)

A.K.さんには、残置2箇所を流動分散で支点にしてトップロープで登ってもらうが、いきなり難しめの滝とあって結構難儀していた。途中、先ほどのパーティが後ろから到着。(支点をつくったり登攀しているときに後ろで待たれているのはあまり落ち着かないので、F2上で抜いてもらった。そもそもこちらの方が遅いし。。)

F2は高さはそれほどでもないが、端正で立派な滝。ルートは右壁。ステップ状でわりと簡単に登れる。ここも立木支点でトップロープをする。

続くF3は釜を持つ斜瀑。左岸をへつって取りつき、右壁を直登。A.K.さんには念の為手がかりを出す。

F4は右ルンゼ状から。残置と灌木を流動分散の支点にしてトップロープをするが、ルートの形状が複雑で上から下の様子が確認できないので、一度下に降りてロープが届いたか確認したりしていると、結構時間がかかってしまった。

このあとは堰堤×5。2つ目くらいの堰堤でちょっと登りにくい部分があったので、手がかりを設置して登ってもらう。

ここを過ぎると核心部のF5。核心部なのに、何故か二人とも写真を撮っていなかった(・_・;)
先行パーティがリードで登るのを見届けた後、(最初は巻こうかと考えていたが)折角だし直登することにする。まずは、自分が空身で適宜セルフビレイを取りつつ登り、ザックを引き上げようとするが、途中で引っかかってしまい結局断念。一度巻き道から降り、ザックを滝上に上げる。
その後、残置視点でトップロープ+手がかりを出してA.K.さんに登ってもらおうとしたが、やはり難しかったようで、結局右岸巻きで登ってもらうことになった。
巻きは踏み跡明瞭で容易。

先行パーティを待っていた時間も含め、F5でかなりの時間を消費してしまった。。

F5の上は、ミニゴルジュ。小滝が連続し、確保する必要もないので楽しく登れる。
だが、それもすぐに終わり、あとは単調なゴーロと化す。

標高1020m付近で一旦伏流したので、念のため水汲み。

1060m三俣で中俣に入ると、水流は復活。中俣に入ってすぐ10mほどの滝があったので、ここで最後のトップロープ。あとは標高1170m付近から右手の急峻なガレを詰めていくと、ほどなく花立山荘の直下に飛び出した。

青空が気持ちいい。

山荘にてヒル被害判明。他の登山者に「ヒルの殺し方」のこととかについて話しかけられた。

さて、A.K.さんは塔ノ岳には行ったことがないとのことで、ピークをピストンする。午前中はクリアだった空気も流石に午後には霞が増え、午前中はピークから見えたであろう富士山は残念ながら雲に隠れてしまっていた。

あとは、何度歩いたか分からない大倉尾根を淡々とひたすら下り、日没1時間前に大倉バス停に到着。

打ち上げ代わりに渋沢のラーメン屋「阿闍梨」で一番だしラーメンを食し、帰途についた。(地震で電車のダイアが乱れ、柏の自宅についたのは24時。。。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昨年まで沢は単独行が多かったですが、今回のように人と行って積極的に確保する場合、色々と大変だと改めて感じました。流動分散が必ずしもスムーズに作れなかったり、滝の上と下でスムーズにコミュニケーションが取れなかったり…。ザック引上げの失敗なんかも含めて色々と改善しないといけない部分があり、今後の課題です。

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