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Yamareco

記録ID: 6499724
全員に公開
雪山ハイキング
飯豊山

九才峠から山毛欅潰山

2024年02月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:10
距離
12.2km
登り
804m
下り
807m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:53
休憩
0:26
合計
7:19
距離 12.2km 登り 808m 下り 809m
7:52
0
スタート地点
7:44
7:47
253
九才峠
12:00
12:23
160
15:03
ゴール地点
天候 曇りのち小雪。平地の最低気温‐5℃、最高気温5℃。山は風強め
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
九才峠の通行止めゲートに停めさせてもらいました。でも完全な路駐であり、模範的な停め方ではありません。峠道除雪の時期と重なると問題になること間違いなしです。
コース状況/
危険箇所等
登りでも下りでも針葉樹の痩せ尾根があり、通過に苦戦しました。シャクナゲの藪がヒドいです。
その他周辺情報 白川温泉白川荘¥450
単純冷鉱泉。源泉に触れてみたところ冷たい水でした。冬仕様? 数馬沢から2kmを引湯している間に冷めてしまうのかな?でも疲れはバッチリ取れました。
白川ダム湖畔から飯豊連峰本山部分。ダムは水を減らして何かの工事中。
2024年02月25日 07:06撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 7:06
白川ダム湖畔から飯豊連峰本山部分。ダムは水を減らして何かの工事中。
少し進んで中津川地区からの飯豊本山と右が山毛欅潰山。
2024年02月25日 07:17撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 7:17
少し進んで中津川地区からの飯豊本山と右が山毛欅潰山。
九才峠の冬期通行止めゲートからスタートする。
2024年02月25日 07:58撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 7:58
九才峠の冬期通行止めゲートからスタートする。
的外れなショートカットもあったが九才峠に着いた。ここから飯豊連峰側に(左に)稜線を辿る。
2024年02月25日 08:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 8:44
的外れなショートカットもあったが九才峠に着いた。ここから飯豊連峰側に(左に)稜線を辿る。
稜線上は幅広で広葉樹主体で歩きやすい。
2024年02月25日 08:54撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 8:54
稜線上は幅広で広葉樹主体で歩きやすい。
最初の鞍部で見つけた石。「みちしるべ」とある。
2024年02月25日 09:00撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 9:00
最初の鞍部で見つけた石。「みちしるべ」とある。
広大な”わらび園”を通過・
2024年02月25日 09:08撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 9:08
広大な”わらび園”を通過・
659m峰付近で山毛欅潰山を正面に捉えた。
2024年02月25日 09:40撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 9:40
659m峰付近で山毛欅潰山を正面に捉えた。
連峰主稜線がチラリ。たぶん北股岳付近。手前は”がき山”。
2024年02月25日 09:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 9:44
連峰主稜線がチラリ。たぶん北股岳付近。手前は”がき山”。
飯豊本山とダイグラ尾根。
2024年02月25日 09:53撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 9:53
飯豊本山とダイグラ尾根。
分水嶺が西から南に曲がるところで急に痩せ尾根に変わり、慎重に下りた。
2024年02月25日 10:01撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 10:01
分水嶺が西から南に曲がるところで急に痩せ尾根に変わり、慎重に下りた。
不気味なヤドリギ。この先は行きどまりだった。ルート読みも上手くいかない。
2024年02月25日 10:11撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 10:11
不気味なヤドリギ。この先は行きどまりだった。ルート読みも上手くいかない。
痩せ尾根が続く。足元が低灌木の藪で歩きにくい。
2024年02月25日 10:20撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 10:20
痩せ尾根が続く。足元が低灌木の藪で歩きにくい。
後半はシャクナゲが現れて厄介だった。
2024年02月25日 10:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 10:44
後半はシャクナゲが現れて厄介だった。
私が通ると氷が「カキカキパリパリ」と不思議な音を立てて落ちる。これは楽しかった。
2024年02月25日 10:45撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 10:45
私が通ると氷が「カキカキパリパリ」と不思議な音を立てて落ちる。これは楽しかった。
サイアクな痩せ尾根区間終わり。
2024年02月25日 11:06撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 11:06
サイアクな痩せ尾根区間終わり。
東側が開けて栂峰山塊が見える。真っ白なのは飯森山部分のみ。
2024年02月25日 11:07撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 11:07
東側が開けて栂峰山塊が見える。真っ白なのは飯森山部分のみ。
名前の通りのブナの尾根を登る。
2024年02月25日 11:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 11:12
名前の通りのブナの尾根を登る。
標高800m付近で北側が開けて小国町の地形の奥に朝日連峰が見えた。
2024年02月25日 11:18撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 11:18
標高800m付近で北側が開けて小国町の地形の奥に朝日連峰が見えた。
望遠で。西朝日岳の下に祝瓶山らしいけど、まるで分からず。
2024年02月25日 11:19撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 11:19
望遠で。西朝日岳の下に祝瓶山らしいけど、まるで分からず。
頂上付近で北東方向が開けて中津川地区が見下ろせた。
2024年02月25日 11:52撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 11:52
頂上付近で北東方向が開けて中津川地区が見下ろせた。
ナメコ。先週の高温で生じた?
2024年02月25日 11:54撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 11:54
ナメコ。先週の高温で生じた?
頂上から50mほど東にある謎の小屋。扉は壊れていて中に入れる。
2024年02月25日 11:58撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 11:58
頂上から50mほど東にある謎の小屋。扉は壊れていて中に入れる。
一番高いのでこの辺を頂上とした。
2024年02月25日 12:02撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 12:02
一番高いのでこの辺を頂上とした。
少し西に下ると広場になっていて飯豊連峰北西部が見えた。
2024年02月25日 12:04撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 12:04
少し西に下ると広場になっていて飯豊連峰北西部が見えた。
朳差岳と鉾立峰。
2024年02月25日 12:05撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 12:05
朳差岳と鉾立峰。
これは門内岳方向。一つ手前は大高地山。
2024年02月25日 12:12撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 12:12
これは門内岳方向。一つ手前は大高地山。
強めの風が吹くと氷同士がカスタネットになって、「シャララララ(パリャリャ…?)」と鳴った。聞いたことのない音でこれは楽しかった。
2024年02月25日 12:16撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 12:16
強めの風が吹くと氷同士がカスタネットになって、「シャララララ(パリャリャ…?)」と鳴った。聞いたことのない音でこれは楽しかった。
下山を開始。
2024年02月25日 12:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 12:33
下山を開始。
この写真の尾根は怖かったので一つ北の尾根を下った。
2024年02月25日 13:02撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 13:02
この写真の尾根は怖かったので一つ北の尾根を下った。
でもこのような痩せ尾根+針葉樹で歩きにくいのだった。今回は大きな露岩もあった。
2024年02月25日 13:08撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 13:08
でもこのような痩せ尾根+針葉樹で歩きにくいのだった。今回は大きな露岩もあった。
歩きやすい森を下って沢の方に下りてしまいたくなる。でも雪の谷底移動も怖い…。
2024年02月25日 13:16撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 13:16
歩きやすい森を下って沢の方に下りてしまいたくなる。でも雪の谷底移動も怖い…。
左側の沢地形もチェック。けっきょく尾根移動にこだわった。
2024年02月25日 13:25撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 13:25
左側の沢地形もチェック。けっきょく尾根移動にこだわった。
嗚呼また歩きにくい痩せ尾根が…。
2024年02月25日 13:50撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 13:50
嗚呼また歩きにくい痩せ尾根が…。
この辺りでアイゼンを外し、右奥の杉林に逃げた。
2024年02月25日 13:56撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 13:56
この辺りでアイゼンを外し、右奥の杉林に逃げた。
流れが緩い沢の内部を移動し、、、
2024年02月25日 14:33撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
2/25 14:33
流れが緩い沢の内部を移動し、、、
ようやく人里に下りてきた。あとはゲートまで歩いて戻った。
2024年02月25日 14:41撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 14:41
ようやく人里に下りてきた。あとはゲートまで歩いて戻った。
白川ダムはこれから青い湖に水没林の季節になる。上流では小さなため池の水もなんか青かった。
2024年02月25日 14:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 14:57
白川ダムはこれから青い湖に水没林の季節になる。上流では小さなため池の水もなんか青かった。
前日は雪まつりだったそうで、雪灯籠がたくさん建っていた。
2024年02月25日 15:36撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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2/25 15:36
前日は雪まつりだったそうで、雪灯籠がたくさん建っていた。
撮影機器:

感想

読み方は「ぶなつぶれやま」です。
九才峠からずっとアイゼン使用、下山時に雪が腐って来た辺りまで履いていました。先週の高温で一塊になった雪が低温で凍って、アイゼンの歯がよく刺さりました。


この日は登山向きの天気じゃないので、「展望のない山毛欅潰山に行こう」「ついでに九才峠から分水嶺も歩こう」と決行したところ、行きも帰りもヒドい痩せ尾根区間にぶち当たりました。

あとで調べてみると、下山は山頂から南東に下ると広葉樹主体で歩きやすかったようです。

でも飯豊山系の頂上に突き上げる尾根って、だいたい針葉樹の痩せ尾根なんですよね、どの写真見ても。雪食地形剥き出しの斜面の真上は、ほぼ確実にチクチクしそうな五葉松が並んでいます。そういう植生なんでしょう。

飯豊山系の藪山移動を計画するときは、時間に余裕を持った方がよいと思いました。グーグルアースで尾根上の樹々をチェックするとか。

等高線だけで「ここ行けそう」と思うと、手痛いしっぺ返しを食うことになりそうです。

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コメント

りがとみ〜ぬさん、お疲れ様でした。
貴重な分水嶺記録を拝見しました。山毛欅潰山から先も、気をつけて進んで下さい。
 ご参考に私の記録です。
・2019年4月16日 岩倉〜中津川峠〜山毛欅潰山〜九才峠〜冬ゲート
 中津川峠には何も無かったです。
https://ameblo.jp/kumanoyama093/entry-12511516649.html
・「みちしるべ」石を再度見たくて 2022-11月に九才峠から藪漕ぎして来ました。😀
2024/3/8 15:20
>>okusan093さん
全く同じようなところでシャクナゲの写真を撮っていましたね。
自分の力量をしっかり弁えて、可能な範囲から続きを進んでいきたいと思います。
2024/3/8 19:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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