武奈ヶ岳 大地を照らす夢想の光

2024年03月03日(日) [日帰り]

• GPS: 11:22
• 距離: 22.2km
• 登り: 1,690m
• 下り: 1,680m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:21
• 休憩: 1:48
• 合計: 11:09

1:02 比良駅
1:13 1:14 樹下神社
1:53 1:53 イン谷口
2:05 2:06 暮雪山多目的保安林駐車場
2:27 2:28 大山口
3:26 3:27 青ガレ
4:03 4:04 金糞峠
4:05 4:06 金糞峠西側下の分岐
4:24 4:30 上林新道四辻
5:17 5:17 コヤマノ岳
5:22 5:22 パノラマコース分岐
5:26 5:26 コヤマノ分岐
5:43 7:00 武奈ヶ岳
7:04 7:05 細川尾根分岐
8:11 8:12 細川尾根分岐
8:19 8:19 武奈ヶ岳
8:40 8:40 西南稜1120ｍ地点
8:45 8:46 ワサビ峠
8:50 8:52 御殿山
8:54 8:55 南西稜
9:04 9:08 西南稜1120ｍ地点
9:36 9:37 コヤマノ分岐
9:41 9:49 パノラマコース分岐
9:54 9:54 RP八雲３
10:09 10:10 八雲ヶ原
10:30 10:31 比良ロッジ跡
10:37 10:41 北比良峠
10:47 10:48 神璽谷道下降点
11:06 11:07 カモシカ台
11:33 11:38 大山口
11:45 11:45 暮雪山多目的保安林駐車場
11:50 11:50 イン谷口
12:17 12:18 樹下神社
12:25 12:25 比良駅
12:25 ゴール地点

写真

3/3 0:33

当日の予定がキャンセルになったため本日も比良駅より、お月さまと一緒にスタートです。

3/3 5:09

駅前1:03は積雪なしで掲載はカットしていきます。

3/3 5:37

ついにお月さまの光まで集めるだなんて蓬莱山は欲張りさんですね。

3/3 5:39

イン谷口側、西南稜からもご来光登山されるライトの光が見えます。山頂までの100mを味わって進みます。

3/3 5:43

本日の武奈ヶ岳山頂は放射冷却で冷え込んでます。

3/3 5:49

視程は悪くて鈴鹿山脈の稜線が認識し辛いです。

3/3 6:21

中央、愛知県の出来山から南西にある△946.0m(約140km先)付近の山から一応ご来光です。

3/3 6:25

完全に昇り切るまであと少し。止まっているとかなりの寒さですので足踏みしながら見守ります。

3/3 6:38

影が落ち太陽光は強まり始めてます。

3/3 6:41

雪の水分子が赤色の光を吸収(や青色の光を反射)して青く見えます。

3/3 6:42

ハッキリ写ることが写真には良いと思いますが私には流動的なもの、

3/3 6:54

光と風、そして武奈ヶ岳の雪に包まれる空間が好きです。

中央左上を拡大すると雪の結晶が流れてきてます。相変わらず恐ろしいカメラ性能です。

3/3 6:51

単なるミスショットですが左側、こちらは七色のブーメランが飛んできます。

3/3 7:03

明るく朝日が差し込みノートレースの北稜にそそられます。

3/3 6:58

左寄りに南岳(稜線に乗って右へ次のピーク)、中岳(背後の黒色ピークに挟まれている)、白倉岳(中央)です。

3/3 6:58

中央の照らされた白い尾根は西南稜1120m地点。その後ろ側は伊賀谷山△900.5mです。

3/3 6:54

トレース跡のボコボコは一晩で複雑なシュカブラに置き換わります。

3/3 7:03

比良は知らないことが多すぎます。

3/3 7:04

山頂にしっかり根を下ろす双子の樹。何度も通ったこの道は、いくら時が流れても歩き続けたいです。

3/3 7:17

雪が水っぽくならないうちに東稜をお散歩しておきます。

3/3 7:29

実際には雪が少なくてクネクネです。

3/3 7:43

ホオジロのお腹いっぱいに膨らましてモフモフです。AFは右の枝に反応して僅かに前ピンになってます。

3/3 8:07

北稜の雪庇から勢いよく雪煙を巻き上げてます。

3/3 8:13

また雪山とは思えないピクニックのような好天です。

3/3 8:12

むしろこういう日が雪山なのかと戸惑ってしまいます。

3/3 8:09

激しい気温上昇もあって蛇谷ヶ峰までの縦走はぐっと我慢です。

3/3 8:38

足元の雪は元の姿へ戻ろうとしています。

3/3 8:50

ベンチレーションから西南稜の涼しい風を取り入れながら下山していきます。

3/3 9:33

透明な樹氷が色鮮やかです。

3/3 9:35

綺麗とそっと声を掛けてくださること、その一言でコヤマノ岳が雪に耐えた苦労も報われます。

3/3 9:44

樹氷が貼り付く向きの関係で琵琶湖側を向くと華やかに見ることができます。

3/3 10:43

カモシカ台を過ぎると道にはシャーベット状の残雪すら残らなくなります。

3/3 12:24

消え去った無数の雪たち、再びこの世界に会えることを願って忘れないよ。

撮影機器：

COOLPIX P900 ニコン

iPhone 15 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

コメント

kuma3

この日はCapさんのトレースを歩かせていただいてたみたいで、ありがとうございます！
（わたしが仮眠で寝過ごさなければ山頂でお会いできたかもしれず、残念(><)）

日の光でキラキラする透明な樹氷、ほんとに美しかったです。
そんなコヤマノで満ち足りて山頂に行かず帰りたいくらいでした。
（疲れただけとも😆）

Captsuba

kuma3さん こんばんは。

私も日曜組の一人ですので正確には前日、土曜に歩かれた方のトレースをお借りして、楽させていただきました。
実質の貢献は山頂のみです。(すみません！)
トレースには雪に埋もれる危険な障害物を避けて安全に道を切り拓いた技術、膨大に費やした労力はその場に残っていそうでしたね。

家を出る一時間前まで登るか悶々としていて、このイレギュラーな動きをしていたのは私です。
当日のご来光はモヤに阻まれてだいぶ昇ってしまい、始発スタートは堅実で高効率プランだと思います。
しかしこんな屈辱的な負けを決して認める訳にはいかず今後も気合で登り続けたいです！

武奈ヶ岳にコヤマノ岳はセットであり、坊村から登られる皆さんにも樹氷の森をぜひ手の届く距離でご覧になっていただきたいですね。
木々の隙間から歩いてきた白く眩しい西南稜の長さに不思議な感覚になるはずです。
焦らされることと見えない部分は都合の良いように補完してより険しい高山に見える現象でしょうか。

レコをお書きになって、コメントまでいただきましてありがとうごさいました！

483264

Captsubaさん、今日は！
実は同じ日に比良詣でしていました。。。
朝のスタートは何時もより遅いので比良駅着は５時過ぎていましたが
時間経過みるとこれではバッタリ出来ません、、、
思った以上に青空が遅くまであり、初めての方々も喜んでもらえ
私もガイドしたかいが有ったというもの！
また、比良仲間が増えました
ところで写真拝見しましたが秀逸なシーンばかりで感心致します
これからは比良でも花が咲き始め、種類が増え、
ますます比良詣でが続きま〜す🌸

Captsuba

483264さん おはようございます。

青ガレ〜金糞峠を登っておられる最中、私は比良駅で7時間のフライングで北比良峠〜カモシカ台を下山中になってますね。
イクワタ峠やナガオ尾根を大回りすればバッタリも十分あり得そうです。

西南稜を歩いていると春の陽気に長居できない感じがして、後々これは後悔もするだろうと思いましたが、過去の経験から早々下山にスイッチしてしまいました。
降りたての新雪と同じ、一度きりの気持ちで歩かなくてはならないのに忍耐がまたまだです。

日曜日の晴天にはガイド魂も熱を帯びて、一緒に登って笑ってくれる最高の仲間が増えましたね。
普段はマイナーでどこが楽しいかのか見つけるのに苦労する比良が、こんなにも良いところと喜んでいただけ、写真の方もありがたいお言葉をいただきまして恐縮です。

素材が良ければあとの撮り方はスナップ写真でも何でもokかもしれません。
雪が舞っているシーンではシャッターボタン連打のつもりが、スマホ側では長押しと誤認識され動画撮影が始まるのですが、そちらの方が綺麗に見えることすらあります。

春は待望のお花のシーズンが始まりますね。
ちらほら咲いている花もあるようでご来光の華も負けずに頑張って欲しいです。