温泉ヶ岳ダイレクト尾根
- GPS
- 07:51
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 885m
- 下り
- 885m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:48
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初めてのルート |
写真
装備
個人装備 |
替えグローブ
中綿防寒着
ヘッドランプ
予備電池
バラクラバ
スコップ
ビーコン
ココヘリ
ワカン
ストック
アイゼン
|
---|
感想
前週に檜枝岐で高速道路のような氷化斜面を経験したことから,今週もあまりラッセルするつもりはなかった.しかし新調したワカンをいきなり本番で使うわけには行かず,写真を撮りたい三岳周辺の山を選んだ.
湯元に駐車すると,となりに駐車した人達も温泉ヶ岳方面に行くという.人気の山なのかと緊張しつつ,温泉ヶ岳「ダイレクト尾根」に取り付く.最初の急登は氷結した地面にうっすら柔らかい雪が乗っていて,滑ると下まで行ってしまいそう.柔らかい雪は先週の南岸低気圧によると思うが,尾根は風に叩かれて氷化斜面が出ているところも多い.やせ我慢してツボで登っていくが,1700mの尾根末端に乗る前にアイゼンを付けた.標高を上げると新しい雪が増えて,スネラッセルとなる.サンクラストとレインクラストをつないで,なるべく沈まないように進んだので,トレースを辿った人は不自然に思ったことだろう.
主稜線にようやく届くと,テープの目印などがたくさんあってうれしい.しかしトラバースする目印もあるので,途中から山頂方向に登る.山頂は群馬側以外は開けていて,念仏平や於呂倶羅山も間近に見渡せる.
山頂からは南西に進路を取り,金精峠に向かう.途中からやせ尾根になり.標識は無数にあるが,地形図にあるように登山道は複雑に走っている.特に北西向きの斜面は急で氷化した面が出ているので,アイゼン一択.迷走しながら金精峠に着くが,さらにそこからトンネル口までは峠の風裏側で,ダイレクト尾根より雪が多い.登山道を見失い,ルンゼを下っていくと滝に出てしまう.例年なら埋まっているのかもしれないが,上からでは良く分からないので登り返してトラバース,なんとか正規の登山道に合流した.トンネルから先もツボでは沈みすぎるので,ワカンでスノーシューのトレースを追う.金精沢の左岸の道がスノーシューのトレースで高速道路のように進めるが,屈曲が多くてややダレる.右岸にもコースがあるようなので,そちらのほうが距離が短いように見える.
下山すると同ルート往復の人達も下りてきた.例年なら腰ラッセルで,今年はだいぶ雪が少ないとのこと.日光エリアでは貴重なラッセル愛好者向けのルートなのかもしれない.下山するころには雪雲が下りてきて山は見えなくなっていた.
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