記録ID: 6524510
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ハイキング
奥秩父
金峰山(2,599m) 大弛峠から最短・最ラク
2023年09月10日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:47
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 503m
- 下り
- 490m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 3:46
登山未経験の知人が「山に登ってみたい」と言うので、さて、どうしたものか。。
今年に入ってからはとにかく毎日歩くようにしている、との事ですし、ゴルフやテニスをされていたので、基礎体力はあるのかな、と。でも、若干お年を召していらっしゃるので、どこから話を進めていいものやら。
当初、大菩薩嶺に連れていってあげようと思っていたのですが、なんとなく「金峰山はどうかな」と思ってきたのです。
大菩薩嶺は気持ち良い稜線歩きが出来ますが、金峰山の方が何となく山体験度合が高いかもな〜、みたいな、軽い気持ちですが。。
で、最近行ってなかったので(Evernoteを見たら3年ぶり)、知人に耐えうるか(笑)素人目線での再確認に行ってまいりました。
私が行く時は瑞牆山とセットで平日にテン泊したりするのですが、勿論、知人は初心者さんなので「大弛作戦」で行きます(笑)。
大弛峠(オオダルミ峠・八王子のオオタルミ峠とは別よ)は標高2,360mで、峠としては車で行ける日本最高所の峠です。
で、金峰山は2,599mでしょ?単純計算だと標高差は239m。。。
まァ、実際にはアップダウンがありますので500m以上にはなるのですが、それでも、こんなにラクチンな2,600m級の山は稀有な存在ですよね。
歩く距離も、高低差もソコソコ。
道迷いの心配、ゼロ。
難易度、かなり低め。
若干、岩場で注意が必要ですが、初心者でも十分に歩けるレベルで、山に登った感が強い。
なのに、展望は(晴れていれば)絶景!富士山、南アルプス、八ヶ岳、北アルプス遠望、眼下に瑞牆山の雄姿。。。コスパ最高です。
しかも、皆さん大好きな日本百名山の一座。
これはもう、人気が出ないワケがありませんよね。
しかし、です。
大弛峠駐車場は正規では20台ほどしか止められないため、土日祝は大変な大混乱となります。
ちなみに本日、朝4時頃にはすでに満車だったそうです。
前日夜から車中泊する人がかなり多いらしいのと、峠からも雲海が見られるので、登山と関係のない人が観光に来たりしています。
で、そこからは路上駐車のオンパレード。。。
路上駐車のせいで、下りと登りのすれ違いが出来ず、延々とバックして渋滞したりします。
しかも、予約制バスの乗り入れがあったりして(!)、大混乱。。。
以前、パトカーが来ていたこともありました。路上駐車が取り締まられたかどうかは分かりませんが。。
ちなみに私、本日は5:00過ぎに到着しました。
バイクはいつもゼブラゾーンに止めていますが、私が一番乗りでした。
で。
ちょうど夜明けのタイミングだったので、とにかく急いで登山道に入りました。
私が登り始めてから下ってきた人も数人いらっしゃいましたが、とりあえず未明に登山する人は少ないハズなので、夜明けとともに登り始めれば、山頂の混乱は無いハズ。
作戦通り、山頂、五丈岩とも、私の貸し切り!
これは日曜日としては奇跡的です。
先に登っていた皆さんが夜明けとともに全員下山してくれた、という事と、満車の駐車場待機の皆さんは夜明けを待っていて、私より後に登り始めてくれた、という事が大きかったと思います。
それが証拠に、五丈岩に到着してから15〜20分もしたら、あれよあれよと、数十人に埋め尽くされました(笑)。
私は五丈岩の裏手で、富士山と北岳を見ながら一人ぽっちで休憩し、人の声が増えてきたところで下山を始めました。
下山時、すれ違った登山者は、とんでもない人数でした。。。道譲りをしていたら日没しちゃうんじゃないか、というほど、鬼のように次々と登ってくるのです。
金峰山の人気、恐るべし。。。
でも、金峰山だけではツマラナイ。
大弛峠を挟んで、お隣は国師ヶ岳があります。
金峰山だけでは歩き足りないので、早速、登って参りました。
国師ヶ岳〜北奥千丈岳は、別の活動記録としました。
このパターン、松姫峠を挟んで、奈良倉山と大マテイの時と似てます。
せっかく時間と交通費をかけて来ているのだから、登山口が向かい合っているんだもん、時間が許すなら両方登っちゃいますよね、当然。
----------------------------------
【アクセス】 バイク・車
中央自動車道 勝沼ICおりて 東京方面へ
陸橋の信号を左、すぐ右折でフルーツラインに入る
411号を横切る(ココ、右に行くと大菩薩嶺ですね)
突き当りを右(フルーツラインのまま)
標識は無いが、少し先に左折できる道があるので、左折(フルーツラインのまま)
信号「中牧神社北」を右折(R219)
あとはひたすらクネクネ道を行くと、突き当りが大弛峠駐車場
迷うとしたら、一か所林道が二手に分かれるところがあるのですが(砂利が浮いた場所)、正しいルートは左の林道です。
※公共機関は土日祝のみ、6〜10月シーズンで予約制のバスがあるようですが、私は利用した事がありません。
以下は栄和交通さんの予約webサイトのリンクです。
https://eiwa-kotsu.jp/oodarumi.html
----------------------------------
【気温とウェアについて】
バイクは3月なみの寒さでした!
登り始めの気温を確認しておりませんが、おそらく10°前後だったのでは、と思います。
寒かったので、ソフトシェルの上に、WBも羽織りました。
、、、しかしながら、登り始め15分でWBを脱ぎ、30分でソフトシェルも脱ぎました(笑)。
行動中はパタゴニアのキャプリーン長袖で十分でした。
山頂で長く休憩される方は、午前中はある程度の防寒装備が必要です。
山は1,000mごとに平地より6.5°下がる、と言われています。
今は山ごとに予想気温を調べることも出来ますので、特に季節の変わり目は備えをキチンとしないと、ですね。
【コースについて】
ほぼ一本道で、道迷いの心配はありません(が、迷ったら地図やGPSを活用下さい)。
全体的に岩の多いコースなので、足挫きには気を付けて下さい。
今日は前日の台風の影響で道がぬかるみ、特に滑りやすかったと思います。
山頂付近は岩場ですが、ゆっくり慎重に歩けば初心者でも大丈夫です。
が、過信は禁物なので、周りに人が居ても、ゆっくりマイペースで安全に岩を超えて下さい。
【展望について】
朝日岳では富士山が丸ごとドーン、見事です。
五丈岩の左手には富士山、南アルプスが一望できます。
右手には八ヶ岳が一望です。また、その手前には瑞牆山の見事な全貌を見下ろせます。
コース後半は、実に見事なパノラマです。
---------------------------------------
初めての人を山に連れて行くって、案外難しいですね〜。
この知人は田中陽希さんのグレートトラバースにハマって山に興味を持ったので、見た映像からどこが良いか、自分でイメージを持っているようなので、案外ラクかも知れません。
でも、登りたい、という気持ちって、ハシカかも知れませんし、まァ靴はちゃんと買ってもらうとしても、あとは手持ちのウェアとなると、季節とかも難しいですしね〜。
ヘタなとこ連れてっちゃうと、もう二度と登りたくない、ってなっちゃいますし。
やっぱ大菩薩かなァ。。
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【本日の装備】
・ドライレイヤー = ミレー ドライナミック
・ベースレイヤー = パタゴニア キャプリーン長袖
・ソフトシェル = MAMMUT ML JACKET
・WB = パタゴニア フーディニ
・パンツ = 山と道 DWケットパンツ
・シューズ = スポルティバ ボルダーX MID
・ハット = RIDGEMOUNTAINGEAR Enough Hat ベージュ
・ザック = Paago Works Buddy16 Yamap Ver.(16L)
・ウェストバッグ = RawLow Mountain Works Natspack Zodiac Limited edition greige
・トレッキングポール = モンベルULフォールディング(2本)
【携行品】ザック込の総重量 = 2.56kg
・レインウェア = Teton Bros. フェザーレインジャケット
・レインパンツ = 山と道 オールウェザーパンツ
・グローブ = NorthFace
・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート)
・ココヘリ会員証
・その他レスキューセット等の小物
【行動食】
・森永 in PROTEIN ベイクドビター 2本 (1本食べた)
・Oilio MCT CHARGEゼリー 3本 (2本食べた)
・チャージinゼリー (2本飲んだ)
・塩飴 10個 (4個食べた)
・水 750ml(250ml飲んだ)
今年に入ってからはとにかく毎日歩くようにしている、との事ですし、ゴルフやテニスをされていたので、基礎体力はあるのかな、と。でも、若干お年を召していらっしゃるので、どこから話を進めていいものやら。
当初、大菩薩嶺に連れていってあげようと思っていたのですが、なんとなく「金峰山はどうかな」と思ってきたのです。
大菩薩嶺は気持ち良い稜線歩きが出来ますが、金峰山の方が何となく山体験度合が高いかもな〜、みたいな、軽い気持ちですが。。
で、最近行ってなかったので(Evernoteを見たら3年ぶり)、知人に耐えうるか(笑)素人目線での再確認に行ってまいりました。
私が行く時は瑞牆山とセットで平日にテン泊したりするのですが、勿論、知人は初心者さんなので「大弛作戦」で行きます(笑)。
大弛峠(オオダルミ峠・八王子のオオタルミ峠とは別よ)は標高2,360mで、峠としては車で行ける日本最高所の峠です。
で、金峰山は2,599mでしょ?単純計算だと標高差は239m。。。
まァ、実際にはアップダウンがありますので500m以上にはなるのですが、それでも、こんなにラクチンな2,600m級の山は稀有な存在ですよね。
歩く距離も、高低差もソコソコ。
道迷いの心配、ゼロ。
難易度、かなり低め。
若干、岩場で注意が必要ですが、初心者でも十分に歩けるレベルで、山に登った感が強い。
なのに、展望は(晴れていれば)絶景!富士山、南アルプス、八ヶ岳、北アルプス遠望、眼下に瑞牆山の雄姿。。。コスパ最高です。
しかも、皆さん大好きな日本百名山の一座。
これはもう、人気が出ないワケがありませんよね。
しかし、です。
大弛峠駐車場は正規では20台ほどしか止められないため、土日祝は大変な大混乱となります。
ちなみに本日、朝4時頃にはすでに満車だったそうです。
前日夜から車中泊する人がかなり多いらしいのと、峠からも雲海が見られるので、登山と関係のない人が観光に来たりしています。
で、そこからは路上駐車のオンパレード。。。
路上駐車のせいで、下りと登りのすれ違いが出来ず、延々とバックして渋滞したりします。
しかも、予約制バスの乗り入れがあったりして(!)、大混乱。。。
以前、パトカーが来ていたこともありました。路上駐車が取り締まられたかどうかは分かりませんが。。
ちなみに私、本日は5:00過ぎに到着しました。
バイクはいつもゼブラゾーンに止めていますが、私が一番乗りでした。
で。
ちょうど夜明けのタイミングだったので、とにかく急いで登山道に入りました。
私が登り始めてから下ってきた人も数人いらっしゃいましたが、とりあえず未明に登山する人は少ないハズなので、夜明けとともに登り始めれば、山頂の混乱は無いハズ。
作戦通り、山頂、五丈岩とも、私の貸し切り!
これは日曜日としては奇跡的です。
先に登っていた皆さんが夜明けとともに全員下山してくれた、という事と、満車の駐車場待機の皆さんは夜明けを待っていて、私より後に登り始めてくれた、という事が大きかったと思います。
それが証拠に、五丈岩に到着してから15〜20分もしたら、あれよあれよと、数十人に埋め尽くされました(笑)。
私は五丈岩の裏手で、富士山と北岳を見ながら一人ぽっちで休憩し、人の声が増えてきたところで下山を始めました。
下山時、すれ違った登山者は、とんでもない人数でした。。。道譲りをしていたら日没しちゃうんじゃないか、というほど、鬼のように次々と登ってくるのです。
金峰山の人気、恐るべし。。。
でも、金峰山だけではツマラナイ。
大弛峠を挟んで、お隣は国師ヶ岳があります。
金峰山だけでは歩き足りないので、早速、登って参りました。
国師ヶ岳〜北奥千丈岳は、別の活動記録としました。
このパターン、松姫峠を挟んで、奈良倉山と大マテイの時と似てます。
せっかく時間と交通費をかけて来ているのだから、登山口が向かい合っているんだもん、時間が許すなら両方登っちゃいますよね、当然。
----------------------------------
【アクセス】 バイク・車
中央自動車道 勝沼ICおりて 東京方面へ
陸橋の信号を左、すぐ右折でフルーツラインに入る
411号を横切る(ココ、右に行くと大菩薩嶺ですね)
突き当りを右(フルーツラインのまま)
標識は無いが、少し先に左折できる道があるので、左折(フルーツラインのまま)
信号「中牧神社北」を右折(R219)
あとはひたすらクネクネ道を行くと、突き当りが大弛峠駐車場
迷うとしたら、一か所林道が二手に分かれるところがあるのですが(砂利が浮いた場所)、正しいルートは左の林道です。
※公共機関は土日祝のみ、6〜10月シーズンで予約制のバスがあるようですが、私は利用した事がありません。
以下は栄和交通さんの予約webサイトのリンクです。
https://eiwa-kotsu.jp/oodarumi.html
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【気温とウェアについて】
バイクは3月なみの寒さでした!
登り始めの気温を確認しておりませんが、おそらく10°前後だったのでは、と思います。
寒かったので、ソフトシェルの上に、WBも羽織りました。
、、、しかしながら、登り始め15分でWBを脱ぎ、30分でソフトシェルも脱ぎました(笑)。
行動中はパタゴニアのキャプリーン長袖で十分でした。
山頂で長く休憩される方は、午前中はある程度の防寒装備が必要です。
山は1,000mごとに平地より6.5°下がる、と言われています。
今は山ごとに予想気温を調べることも出来ますので、特に季節の変わり目は備えをキチンとしないと、ですね。
【コースについて】
ほぼ一本道で、道迷いの心配はありません(が、迷ったら地図やGPSを活用下さい)。
全体的に岩の多いコースなので、足挫きには気を付けて下さい。
今日は前日の台風の影響で道がぬかるみ、特に滑りやすかったと思います。
山頂付近は岩場ですが、ゆっくり慎重に歩けば初心者でも大丈夫です。
が、過信は禁物なので、周りに人が居ても、ゆっくりマイペースで安全に岩を超えて下さい。
【展望について】
朝日岳では富士山が丸ごとドーン、見事です。
五丈岩の左手には富士山、南アルプスが一望できます。
右手には八ヶ岳が一望です。また、その手前には瑞牆山の見事な全貌を見下ろせます。
コース後半は、実に見事なパノラマです。
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初めての人を山に連れて行くって、案外難しいですね〜。
この知人は田中陽希さんのグレートトラバースにハマって山に興味を持ったので、見た映像からどこが良いか、自分でイメージを持っているようなので、案外ラクかも知れません。
でも、登りたい、という気持ちって、ハシカかも知れませんし、まァ靴はちゃんと買ってもらうとしても、あとは手持ちのウェアとなると、季節とかも難しいですしね〜。
ヘタなとこ連れてっちゃうと、もう二度と登りたくない、ってなっちゃいますし。
やっぱ大菩薩かなァ。。
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【本日の装備】
・ドライレイヤー = ミレー ドライナミック
・ベースレイヤー = パタゴニア キャプリーン長袖
・ソフトシェル = MAMMUT ML JACKET
・WB = パタゴニア フーディニ
・パンツ = 山と道 DWケットパンツ
・シューズ = スポルティバ ボルダーX MID
・ハット = RIDGEMOUNTAINGEAR Enough Hat ベージュ
・ザック = Paago Works Buddy16 Yamap Ver.(16L)
・ウェストバッグ = RawLow Mountain Works Natspack Zodiac Limited edition greige
・トレッキングポール = モンベルULフォールディング(2本)
【携行品】ザック込の総重量 = 2.56kg
・レインウェア = Teton Bros. フェザーレインジャケット
・レインパンツ = 山と道 オールウェザーパンツ
・グローブ = NorthFace
・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート)
・ココヘリ会員証
・その他レスキューセット等の小物
【行動食】
・森永 in PROTEIN ベイクドビター 2本 (1本食べた)
・Oilio MCT CHARGEゼリー 3本 (2本食べた)
・チャージinゼリー (2本飲んだ)
・塩飴 10個 (4個食べた)
・水 750ml(250ml飲んだ)
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