ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 652566
全員に公開
ハイキング
東北

山開き間近♪ 志津倉山

2015年06月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
kyom4 sanyujin その他3人
GPS
03:20
距離
4.3km
登り
537m
下り
523m

コースタイム

日帰り
山行
3:10
休憩
0:10
合計
3:20
7:40
85
登山口
9:05
0:00
30
三本松
9:35
9:45
35
10:20
0:00
40
糸滝
11:00
ゴール地点
天候 曇り後小雨、後本降り
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三島町宮下温泉から国道252号線に入り、
約1kmで右折、県道59号線に入ります
約8km先で右折、県道32号線を行き
「奈良布」で交差点を右折し、約4km道なりに進むと
登山口があり、道路脇に駐車スペースがあります
登山口脇に登山ポストと慰霊碑、鐘がありました
コース状況/
危険箇所等
・大沢コース
緩やかに沢に沿って谷を詰めて行きます
道脇の延びて来た草を刈っていただいてあり
歩き易くなっていました(山開きが近いようです)
志津倉山頂直下のスラブ状の垂壁が、時折右側に望めます

渡渉すると、一気に急坂になり
痩せ尾根を松の根や幹を頼りに直登
尾根の右は切れ落ちている箇所がありますのでご注意ください
尾根に出るとほぼ平坦で山頂に着きました

・細ヒドコース
登山口に近い地点で大沢コースと合流するので
細ヒドコースを下り、周回としました
緩やかに尾根を下り、途中から激下りになりますが
大沢コースに比べる急坂が短く、やや歩き易い感じです
ブナ平では、ブナの新緑が鮮やかで、
素晴らしい東北の山の春の雰囲気を楽しみました

沢に残雪があり、ドーム状になっていましたが
残雪上を渡ることなく歩けました
なんという木でしょうか?白い花がいっぱい咲いています。散った花が車道を白く染めている光景も何箇所かで目にしました。
2015年06月03日 07:38撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 7:38
なんという木でしょうか?白い花がいっぱい咲いています。散った花が車道を白く染めている光景も何箇所かで目にしました。
志津倉山登山口
左脇に外国人の方の慰霊碑が
2015年06月03日 07:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 7:39
志津倉山登山口
左脇に外国人の方の慰霊碑が
2015年06月03日 07:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 7:41
分岐
帰りは右の細ヒドコースから戻る予定です
2015年06月03日 07:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 7:45
分岐
帰りは右の細ヒドコースから戻る予定です
振り返った急斜面をトラバースする細道
ちょっと滑落したくない場所(-_-;)
2015年06月03日 08:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 8:01
振り返った急斜面をトラバースする細道
ちょっと滑落したくない場所(-_-;)
現れました!
残雪のスラブの壁は取り付く場所もなさそう(*_*;
2015年06月03日 08:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
6/3 8:03
現れました!
残雪のスラブの壁は取り付く場所もなさそう(*_*;
雪でぐにゃぐにゃ曲がってしまうのでしょうか?
2015年06月03日 08:05撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 8:05
雪でぐにゃぐにゃ曲がってしまうのでしょうか?
渡渉しました
2015年06月03日 08:30撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 8:30
渡渉しました
標識は地面に寝ている方が雪による損傷が少ないのでしょうね
2015年06月03日 08:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 8:31
標識は地面に寝ている方が雪による損傷が少ないのでしょうね
つるつるの大岩に見えますが、足をかけてみると意外に滑りませんでした。鎖もついていますし…
2015年06月03日 08:38撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/3 8:38
つるつるの大岩に見えますが、足をかけてみると意外に滑りませんでした。鎖もついていますし…
シャクナゲ群生地の急坂^^;
2015年06月03日 08:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 8:40
シャクナゲ群生地の急坂^^;
真横は垂壁で冷や汗(^^ゞ
2015年06月03日 08:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 8:40
真横は垂壁で冷や汗(^^ゞ
張り出した木の根は頼りがいのあるホールド(^^♪
2015年06月03日 08:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 8:40
張り出した木の根は頼りがいのあるホールド(^^♪
典型的スラブ
2015年06月03日 08:42撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 8:42
典型的スラブ
屏風岩だそう
遠くから眺めるとそれとわかるのでしょうが、登っている最中はどこがどうなのか分からないまま、ひたすら登るだけ(T_T)
2015年06月03日 08:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 8:43
屏風岩だそう
遠くから眺めるとそれとわかるのでしょうが、登っている最中はどこがどうなのか分からないまま、ひたすら登るだけ(T_T)
雨がぽつぽつ当たって来て、空は一層暗くなりました
2015年06月03日 08:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 8:45
雨がぽつぽつ当たって来て、空は一層暗くなりました
スラブの垂壁を間近に眺めていると、少し足がすくみます。下は見ません!
2015年06月03日 08:46撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 8:46
スラブの垂壁を間近に眺めていると、少し足がすくみます。下は見ません!
大木が四本立っているので、四本松じゃないの!と思ったら、一本は松ではありませんでした(^^ゞ
2015年06月03日 09:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 9:07
大木が四本立っているので、四本松じゃないの!と思ったら、一本は松ではありませんでした(^^ゞ
標柱をかじったのは熊さんですね!一人だったら熊鈴をガランガラン鳴らしたくなるところですが、今日は大勢の女性がいるので、その必要は全くなし(*^^)v
2015年06月03日 09:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 9:07
標柱をかじったのは熊さんですね!一人だったら熊鈴をガランガラン鳴らしたくなるところですが、今日は大勢の女性がいるので、その必要は全くなし(*^^)v
急坂を終え、尾根に出ました(^_^)
2015年06月03日 09:24撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 9:24
急坂を終え、尾根に出ました(^_^)
数字の並びの良い、標高1234mの志津倉山頂♪「日本の山1000」一座get!
2015年06月03日 09:35撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
6/3 9:35
数字の並びの良い、標高1234mの志津倉山頂♪「日本の山1000」一座get!
二等三角点だったと思います
2015年06月03日 09:36撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/3 9:36
二等三角点だったと思います
かろうじて近くの稜線が見えるのみ
2015年06月03日 09:36撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 9:36
かろうじて近くの稜線が見えるのみ
昨日登った博士山は見えているのでしょうか?今日も出会った登山者は皆無で、山の名前を教えていただけませんでした。
2015年06月03日 09:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 9:40
昨日登った博士山は見えているのでしょうか?今日も出会った登山者は皆無で、山の名前を教えていただけませんでした。
背が高くて見上げるブナ
2015年06月03日 09:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 9:55
背が高くて見上げるブナ
雪が遅くまで残る沢なのでしょう
2015年06月03日 10:16撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 10:16
雪が遅くまで残る沢なのでしょう
滝と呼ぶにはちょっと水量が寂し過ぎですね
2015年06月03日 10:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 10:20
滝と呼ぶにはちょっと水量が寂し過ぎですね
糸滝だそうです
2015年06月03日 10:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 10:20
糸滝だそうです
ブナ平
ブナの茂る平坦地は大体この名で呼ばれていますね
2015年06月03日 10:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 10:39
ブナ平
ブナの茂る平坦地は大体この名で呼ばれていますね
傍を通るとひんやりする残雪のドーム。今日は寒いくらいです。
2015年06月03日 10:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/3 10:43
傍を通るとひんやりする残雪のドーム。今日は寒いくらいです。
無事分岐に戻って来ました
2015年06月03日 10:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 10:55
無事分岐に戻って来ました
登山口
高森山に登って帰る予定でしたが、この直後雨が激しくなり、諦めて帰途に着きました。
2015年06月03日 11:00撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 11:00
登山口
高森山に登って帰る予定でしたが、この直後雨が激しくなり、諦めて帰途に着きました。

感想

憧れの「博士山」、「志津倉山」を巡る山旅の第二日目。
地図上ではお隣同士の山なのですが、温泉付きの宿にこだわって
三島町の宮下温泉に宿泊し、温泉と山菜を堪能。
朝食もゆっくり頂き(お米が美味しくて4杯食べた人にはびっくり!)
雲の多い空をちょっと心配しながら宿を出発しました。

宿の前を流れる川は只見川、そして向こう岸を走る
おもちゃの電車のようなローカル線は、JR只見線。
一度乗ってみたかった憧れのローカル線ですけれど
残念ながら、現在も会津川口駅〜只見駅の間は
2011年の豪雨による被害の為、復旧の見込みがないままです。

のんびり車窓から山間に点在する村を眺めていると
懐かしい日本の原風景に出会える旅が出来そうな
そんな予感がして、いつかきっとローカル線の旅をしようと
心に思い描いてしまいます。
そしてその時には又、宮下温泉に宿泊し
熱い温泉に浸かって、山行の思い出を楽しみたいと思います。

写真で見ていた志津倉山の山頂直下の大スラブ岩壁は
実際に目の辺りにすると壮大な高さを持って迫ってくる感じでした。
豪雪地帯の険しい斜面を雪崩が落ちる様は想像もつきませんが、
垂壁のような斜面を大雪崩が雪煙を挙げながら、
轟音と共に下ってゆくのでしょう。

渡渉を終え、急勾配の山腹に取りつくと、
登山道は木々がしっかり根を生やして守る尾根に付けられていて
尾根は次第に狭まり、痩せて行きますが、
張り巡らされた根が良いホールドになっているので助かります。
急坂を登り終え、平坦な尾根を歩くとすぐに山頂でした。

少し雨が当たり出し、周辺の山々も雲にかき消されて行く心細さに、
写真を撮る間も惜しまれ、促されるように下山を開始。
幸い、ずっと樹林帯の中を歩くコースで、雨を殆ど感じることなく、
ザックカバーを着けただけで登山口まで下れました。

CLの計画では、この後「高森山」に登る予定だったのですが
車に乗り込み、出発すると俄かに雨が激しく降り出し
そのまま磐越道に向かい、帰途に着きました。
天気が悪化するのは分かっていましたから
本降りになる前に下山できて幸いでした。

東北の山は、何故か故郷の山に帰るように感じます。
又行きたくなる、そんな山が奥会津の山々のような気がします。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:771人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら