ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 652709
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

黒岩山・鬼怒沼山 ビバーグ

2015年06月02日(火) 〜 2015年06月03日(水)
 - 拍手
GPS
27:19
距離
34.5km
登り
1,830m
下り
1,837m

コースタイム

1日目
山行
13:07
休憩
1:33
合計
14:40
4:30
62
スタート地点
5:32
5:48
7
八丁の湯
5:55
5:55
51
加仁湯
6:46
6:55
32
休憩
7:27
7:34
53
林道トンネル入口
8:27
8:32
55
休憩
9:27
9:35
64
休憩
10:39
10:49
60
稜線
11:49
11:55
32
休憩
12:27
12:27
28
小松湿原水場
12:55
13:00
0
休憩
13:00
13:06
67
休憩
14:13
14:23
60
黒岩山
15:23
15:28
58
休憩
16:26
16:32
39
水場
17:11
17:11
119
最終確認リボン
19:10
ビバーグ地点
2日目
山行
13:00
休憩
1:39
合計
14:39
5:20
86
ビバーグ地点
6:46
6:51
39
1度目のルート発見
7:30
7:30
43
小松湿原水場
8:13
8:20
68
1日目の最終リボン
9:28
9:34
62
休憩
10:36
10:41
15
2度目のルート発見
10:56
10:56
53
稜線鞍部(下降地点)
11:49
12:03
57
鬼怒沼山
13:00
13:05
65
休憩
14:10
14:15
65
休憩
15:20
15:48
17
休憩
16:05
16:05
45
稜線鞍部
16:50
17:05
59
トンネル入口
18:04
18:10
22
休憩
18:32
18:32
7
加仁湯
18:39
18:42
77
八丁の湯
19:59
ゴール地点
1日目 雪渓からの藪漕ぎの1度目の休憩はだいたいの時間
   黒岩山の分岐が確認できず、藪漕ぎ
   黒岩山下山ルート確認できず藪漕ぎ
   藪漕ぎ後、水場へのルートが確認できず湿原に出てしまう
   最終確認リボンの周辺は、約2時間探し回るが確認できず、ビバーグを決意 

2日目 ルートを探している間の休憩時間はだいたいの時間(1hで休憩している)

天候 1日目 快晴→晴れ→曇り
2日目 曇り→雨→曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女夫淵温泉P 50台くらい駐められるかな
6台くらい駐車してたが八丁の湯などの宿泊者のようだった
トイレ きれいでした
コース状況/
危険箇所等
女夫淵温泉→加仁湯
問題無し
下山時、ヘッドライト使用 怖い所もあったが無事戻れた

加仁湯→スーパー林道→トンネル入口
倒木で2か所道が塞がれていた
潜れるので歩行には問題無し
のり面の崩れもあったので、落石は注意
残雪が道路全体を塞いでいたところもあったが、
アイゼン無しでも行けた

トンネル入口→初日の藪漕ぎ→稜線
下山で利用した藪漕ぎルートが正解です
無理な藪漕ぎは体力の消耗、気力低下などなど、普通の人はしないでしょう…

稜線→小松湿原水場(看板)
迷う事無く、リボン等の確認ができた
実際の水場は、残雪のため確認できず

水場→黒岩山
残雪があるので、実際のルートは不明確
帰りは大丈夫なのかな…と不安感があった
ヤマレコで確認していた黒岩山分岐は残雪のためか、確認できず
強引な藪漕ぎで、ニセ山頂には出られた
ニセ山頂から黒岩山は、リボンがある
でも藪漕ぎです
でも、強引な藪漕ぎよりはマシなルートでした

黒岩山山頂
360度(一部木々が邪魔するが)ほぼ展望はあった
しかし、藪漕ぎ疲れで余裕が無し

黒岩山山頂→水場
山頂から黒岩山分岐辺りは、やはり藪漕ぎ
ルートを発見するのには苦労した
地図を紛失したので、記憶を頼りに…
残雪地点に下りた
東側に下りたから、西へ
ルートのリボンを確認
やはり分岐の看板は確認できず
リボンの確認が難しかった箇所、
ここは下りだったな…下ろう
下って行ったが、ちとう(漢字を忘れた)を発見
間違えた、下り過ぎた
上ってルートを発見
水場看板に出た

水場→初日最終確認リボン
残雪のため、複数のルートが見える
次のリボンを探し探し…
最終確認リボンまでも大変…
方向確認の太陽も、雲で解らず、

最終確認リボン付近
地図が無いのでウロウロしてたが、
動かないことを決めた

翌日…

最終確認リボン付近→ルート確認
昨夕に太陽が確認できたので、方向は解った
朝から曇り、雨も降ってきて…
ルートが確認できないので、
行くべき方向へ

(帰ってきてから地図で確認したところ)
国土地理院地図の2055m→2069mの所で迷っていたようだ
この2地点の間に北西方向へ進むリボンがあった
このリボンの先のリボンは確認できず

雨のため太陽の確認ができず、水場まで戻ってしまった
水場までのこのルートは迷わずに行けたが
また鬼怒沼山方面に戻ると昨夕と同じく迷った

2069mへの稜線に向かうことは解っていたので、
雪渓・藪漕ぎしながら…ようやくルート発見

ルート確認→林道からの鞍部
林道からの鞍部から黒岩山に向かう第1ピークと第2ピークの間もルート確認できず
迷った

林道からの鞍部→鬼怒沼山山頂
残雪でやや危険な角度の場所はあったが、迷うことは無さそう

鬼怒沼山山頂→鬼怒沼へのルート
鞍部の少し先からルートの確認ができず
少し登って下りると次のルートを確認
200mくらいだったか?また雪でルート確認ができず
とにかく高い所へ出て確認しようと考え、藪漕ぎ
しかし森林や藪で景色は解らない

帰ってから、地図で確認したところ、ルートの辺りをウロウロしていたようだが、
ルートが発見できなかった

鬼怒沼方面はあきらめ、林道から帰ることにした

林道への鞍部→トンネル入口
初日の無理な藪漕ぎではなく
それほど大したことのない藪漕ぎの後、沢下り
のち雪渓でトンネルまで
その他周辺情報 日光駅付近からの県道169号線 鹿3頭見かけた
県道23号線
現在、川俣ダム付近 20時以降は道路工事のため通行止めです。
(19時50分頃だったので、運良く通れた)
女夫淵温泉P 自販機有り
下山後、20時を過ぎていたので、山王林道を利用
鹿7頭見かけた
戦場ヶ原から日光東照宮、鹿3頭見かけた
食事は、時間も遅いので、東照宮付近の「ガスト」を利用
今回の山行は、迷いに迷ったので、ストレスのせいか、
胃が受け付けないようなので、食べられそうな「雑炊」にした
温泉も予定をしていたが、倒れそうなので帰宅した
予定より3時間遅れで、ようやく到着
2015年06月02日 14:15撮影 by  ISW11F , FUJITSU
6/2 14:15
予定より3時間遅れで、ようやく到着
雨が強くなってきた
2015年06月03日 11:50撮影 by  ISW11F , FUJITSU
6/3 11:50
雨が強くなってきた
撮影機器:

装備

備考 テント・方位磁針・もう少しの防寒具が必要だった

感想

今回の最大のミスは、黒岩山で地図を落とした事
ビバーグも、迷子になった事も、全てそれが原因
標識も、山頂標識以外は、確認できなかった黒岩山分岐、
小松湿原水場くらいしかない
倒木ばかりでルートは解りづらい

しかし、今回は予想以上に黒岩山は険しかったことがあると思う
日帰りと考えていたからテントも装備せず
ビバーグの深夜は、雨が降っていたり、風が強かったら、低体温症になっていただろう…

林道トンネル入口までは順調。しかし…
(帰りに発見したが)ストックを紛失
土砂ダムを越えるときに藪漕ぎしたのだが、その時に落としたのかと思ったが、
トンネル前に置いてあった
そのショックか、軍手の片方を落とした
雪渓からの藪漕ぎも、安易に考えすぎて、
帰りに下りてきたルートで行けば2時間のロスもなかったのに…

稜線に出られたときは、もうヘトヘト
あ、首に掛けていたタオルが無い…ショック

その後、黒岩山分岐付近までは順調だったのだが…
リボンの間隔が(今年の雪のせいか)かなり離れていて帰りが心配だなあと感じていた

黒岩山分岐の標識が無い
雪に埋もれていたのだろうが…
どこから登るのだろう…ルートがわからない…
県境を通れば行けるとはわかっていたので、
強引に藪漕ぎ、藪漕ぎ…
出られたが…ニセピーク
しかしここからはルートがある
でも藪漕ぎ…まだ着かない…
予定より3時間遅れで到着
山頂を楽しんでいる余裕は無かった
曇っていたが周りの山々は確認できた

山頂から黒岩山分岐はルートが解りやすいだろうと思ったが、
良く解らない
しかし、登った時よりも楽な藪漕ぎだったから、
それがルートなのかも
さあ、東に出てしまったので西に向かったら、
黒岩山分岐から西に行くルートを確認
しかし、登りで気にしていたリボンが確認できない
下るのは解っていたので下ろう、
あれ?ボールペンが無い?え?地図が無い!?
山頂に忘れたのか、藪漕ぎ中に落としたのか…
記憶に頼るしかなくなった

とりあえず下ろう
東側の稜線を確認しながら下る
ルートが確認できない
下る下る…
あれ?湿原?あ、下りすぎた
辺りは残雪だらけ、どこだろう…
水場から見た風景を思い出しながら…
ルート発見!良かった
しかし…
初日の最終ルート確認地点付近までも
何度も迷った
たまにかすかに太陽が確認できたので、
それで先に進むことができたが…
とにかくルートを離れるのは完全に遭難するだろう
なので、ビバーグするにしても少しでも標高を下げようと下った
帰宅してから考えたが、ルートから外れていたから、
もし死んでいたら発見されないよな

替え靴下が無い、替えズボンも無い、あれ?
もうひとつフリースがあるはずなのに、
とにかくあるものを着込むしかない
替えTシャツ、上着、フリース、雨具、これしかない
カイロは補充し忘れた
20時頃から3時くらいまで、とにかく横になっていた
微風が吹くと寒い コンロに火をつけ…でもガスが無くなるのはもっと危険
弱火で…風向きが変わるとコンロの位置を変え、少し眠った感じは何度かある
足も縮めると筋肉がつるし、伸ばすと寒いし、伸ばしたり縮めたり…
寒くなると手や顔を火に近づけ…その繰り返し…

4時過ぎ頃から明るくなってきた
水が少ない 残雪を溶かして…煮沸まで時間がかかるな…
曇っている…でも方向は解る 食糧は多くは無いから少しずつ

明るくなった ルートに戻る また解らない 方向は解る 行こう
稜線を確認しながら進む 下ってきてしまった 強引にでも登ろう 藪漕ぎ
ルートに出た 良かった 進んだ 進んだ あれ?水場? 逆方向だ
戻ろう またビバーグのところだ 解らない 同じように進もう 
さっきほどの藪漕ぎではない お、ルートに出た 今度は水場には行かないぞ
リボンが確認できる両方向に行ってみよう 南に行くんだ さっき太陽が見えた
方向は解る 進もう こっちは北方向だ 戻ろう ん?こっちは西方向だ 
解らない あの稜線しかない 少し南方向に下りその稜線へ リボン発見
あとから地図を確認したが、西方向に進むルートがあるようだ
一般ルートではないみたいだが

確かあと2つピークがあった
その2つのピークの中間でも迷う
とにかく解りづらい

ようやくルートに戻り、記憶がある場所を通過して一安心
鬼怒沼山までは問題なく
連絡をしたいところがあったので、鬼怒沼山山頂で携帯が使えるか試したが、
通じない 最終的に駐車場に戻るまで駄目だったようだ
(加仁湯、八丁の湯では確認してないが)
山頂は、本日一番強い雨、一部景色があったがさっさと進んだ

鞍部に下りて進むが次のリボンが見つからない 雪で隠れているようだ
登って先のルート辺りに下りてみよう お、ルートだ 
進んだがまた見つからない また登ってみよう 下りても見つからない 
藪漕ぎ、雪渓を下りたり登ったり繰り返すが解らない 
今日はビバーグできない 体温を確保できない
警察に電話するしかない?
電波は通じない 遭難?どうしよう…
そうか、戻ればいいんだ
先に進むことしか考えてなかったのが悪かった
戻ろう
帰宅してから地図確認をしたら、ルート辺りをウロウロしていたようだ
確かに今考えると、ルートらしき所があった気はする
しかし、リボンなどのマークは発見できず、進むことはできなかった

鞍部の手前の残雪で、食事も朝から取っていなかったので、
雪を溶かして水分も補給

鞍部からの下りが、考えていた藪漕ぎよりも楽だったので、
助かったのと、登りで利用していればと…
2日間で約30時間だったからだろう
林道トンネルから駐車場までは、かなり時間がかかった

駐車場に到着し、連絡しなければいけないところに連絡し、帰路へ

とりあえず、目的の2座は行けた
でも帰ることができて良かった

参考に…
八丁の湯の人と、近づいてきたワンちゃん以外には、誰にも会わなかった

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1030人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら