親不知往復
- GPS
- 02:48
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 459m
- 下り
- 449m
コースタイム
- 山行
- 2:43
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:47
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス | 大杉ダム自然公園オートキャンプ場に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく踏まれた登山道。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
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感想
7日夕刻にasakinuはワシントン、kinuasaはタイから帰国したばかりな上、それぞれ腰と腱板断裂というトラブルを抱えている。そして迎えた週末。金、土と冬型の気圧配置となって、阪神間でも雪のちらつく寒い冬に戻ってしまっていたが、日曜日はようやく移動性高気圧が日本上空を支配し、穏やかに晴れる見込みとなった。ショートコースで兵庫県北部の山に行ってみよう。ふるさと兵庫100山で未踏破の山のうち、この2条件に当てはまる丹波の二座、親不知と妙高山なら、アクセス面で同時攻略も可能だ。これに照準を合わせる。
大杉ダム自然公園駐車場に車を停め、最短路で親不知を目指す。舗装道路をわずかに戻って東側の斜面に取り付くのだが、道標はない。道っぽくない踏み跡はやや強引に上へと続いている。やがて古い作業道風のくぼんだ道型と合流して、その後は明確な道となる。周囲はヒノキ植林で変化に乏しい。間もなくして小尾根に乗る。下りの時はこの小尾根から斜面への下降点が見極めずらい。小尾根を辿るとやや大きな尾根に乗る。この尾根にも下方から踏み跡が続いている。この分岐もくだりでは注意が必要である。アセビの目立つ地点に達すると、初めての眺望が得られる。アセビもようやく花が開いたところだ。さらにヒノキ植林は続く。一旦傾斜が緩んで、ところによってはほとんど平坦となり、楽々距離を稼いでいく。昨日、おとといには結構雪が降ったとみえて、檜の頭上からひっきりなしに雪爆弾が降り注いでくる。今日の日差しで落下までに溶けて”水爆”に代わるのだった。地上も次第に雪化粧が濃くなってゆく。再び傾斜が増してくると露岩が目立つところとなり、積もった雪でスリップして滑落、などとならぬように慎重に足を運ぶ。
一段と大きな尾根に乗ると傾斜が緩くなり、左手が自然林となって、落葉した木々の隙間から周囲の山や時には下の集落をのぞむこともできる。この辺りに来ると雪もさらっと締まっており、獣の足跡以外には何もない新雪の爽快さを味わうことができるのだった。ふわりと軽い雪の心地よさを楽しみながら進むうち、前方が明るくなり、そしてピークに飛び出す。そこが親不知の山頂であった。やや小ぶりに見える二等三角点を擁する。いくつかの山名板と、倒れた古い指導標を見る。眺望は南に開けるのみで、物足りない感じは否めない。当初は周回を考えたが、それなりに歩いた気になって往路を引き返すこととする。
下山後、整備の良いオートキャンプ場横の芝地に陣取って昼食をとる。見事な青空に春の陽が降り注ぎ、ちょっとしたピクニック気分で昼のひと時を過ごしたのだった。さて、次は妙高山である。いざ、出陣。
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