天塩岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,441m
- 下り
- 1,436m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:00
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス | |
その他周辺情報 | どんや |
写真
感想
記録検索ができなくなったので久々に投稿。
前夜タツニキに誘われる。そこに卒部間近のtmkを加えてパーティが発生した。上川町の降雪は数日間なく、低温で熟成されているかもしれないパウダーとピーク南東面、通称あらまぁを目指すことに。私はこれまでに天塩岳に2回入山したことがある。初戦は2019年の春。極寒の林道で足先が凍傷になって敗退。2回戦は2020年の冬。稜線に上がるも天候不良でドラマチックな敗退。一度もちゃんと滑ってないし登っていない。しかし今回、天気予報は良好で、卒部を控えたtmkと離札を控えたタツニキというメンツが揃いなんだか知らないが外れる気がしない。気になるのは先日の昇温で各地に生成されたであろう弱層だが、行ってみないとわかんないよな。
当日。寝坊して30分遅刻。ごめん。OBなので高速使って上川方面へ。旭川は-18℃。まだ冬は終わっていないようだ。気持ちが昂る。大雪方面は綺麗に晴れている。浮島トンネルには車1台。いつもモービルいるのに珍しい。林道の入り口に駐車用スペースが掘ってあったので拝借する。林道には1人分のトレースがあり有り難く使わせてもらう。渡渉一回で取り付き尾根へ。トレースは沢詰めしていたがちょっと嫌な感じだったので尾根のった。標高が低く、日当たりの良いところはサンクラスト、日陰は熟成系パウダーといった感じで非常に登り辛かった。途中タツニキがスキー流したりして結局稜線まで3時間くらいかかった。モナ王はとてつもなく良い疎林。あらまぁの雪がダメなら対岸の白いところ行こうとか話しつつ進む。尾根はスネラッセルでパウダーの条件には降雪だけでなく日当たりや風向きも大きく寄与していることを改めて感じさせられた。ピーク手前の岩は左から簡単に捲ける。あらまぁちょい手前で弱テ掘った。70センチくらいに例の昇温凍結層があったが、肩ボロだった。これは滑れる。ドロップポイントでちょいポヤッて滑走へ。年長者なので離札する人と卒部する人にファーストは譲った。タツニキがファースト行った。直下の微地形で飛んで欲しいと懇願したら飛んでくれた。まじイイやつ。宮崎でも元気でやってくれ。どデカいターンでかっ飛ばしてた。面がデカいので被らないように狭く滑ろうとか言ってたが完全に無かったことになっている。「あらあらあら」とボヤきながら滑ってた。tmkもドデカターンかっ飛ばしスキー。入部して初めて会ったときははアカチャンだったのに立派になってお父さんうれしい。次わたしの番。沢筋はデブリーらしいので気をつけながらかっ飛ばした。雪は想像通りの熟成系で踏み応えあり、高速パウダー。たまらん。てか長いなこの斜面。あと100メートルあったら脚もたなかったかも。合流して特に考えることなくもう一本行くことにした。先行トレースを使ってピークへポン。一の沢が良さそうだったのでちょい降りる。降りてる途中で特小に信号がはいる。チャンネル数と会話の内容から現役のニセカウ南稜Pなのでは?アンテナをニセカウ方面へ向けると鮮明に会話が聞こえてきた。シリアスな登攀をしているようだった。こちらからも一言二言発信したが応答はなかった。下山後にちゃんと傍受していたことが発覚。すごいぞ特小。各々のドロップポイントから発射。今度はファースト頂いた。あらまぁより緩いがまったりしていい斜面だった。合流後一の沢沿いに下山。わたしは途中でコケて膝グネった。痛え。渡渉点までスキーでいってそこからは片足シールで高速下山。この林道、現役のときの印象でめちゃくちゃ長い気がしていたが3キロもない短小系林道だった。
帰宅中車のバンパーが崩壊しかけるがアイゼンバンドで補強し耐える。旭川どんやでどんぶり2杯。21時帰宅。膝痛いしラストパウダーかなぁ。
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