ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6540381
全員に公開
雪山ハイキング
東海

若丸山、スリル満点の痩せ尾根雪庇ラッセル

2024年03月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:09
距離
10.3km
登り
1,153m
下り
1,152m

コースタイム

日帰り
山行
8:18
休憩
0:51
合計
9:09
7:32
157
スタート地点
10:09
10:20
157
12:57
13:22
109
15:11
15:26
75
16:41
ゴール地点
天候 曇り微風
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス 冠トンネル岐阜県側にPあり。
コース状況/
危険箇所等
藪の雪庇が危険
その他周辺情報 岐阜県側に日本最大の徳山ダムがある。
7時半スタート
冠ケ峠到着。3週間前、ここで撤退した。若丸山方面には踏み跡がなかったが、ここで偶然若丸山へ行きたい人と出会い、同行することになった。しかし…
3
冠ケ峠到着。3週間前、ここで撤退した。若丸山方面には踏み跡がなかったが、ここで偶然若丸山へ行きたい人と出会い、同行することになった。しかし…
どんどん下っていく。
1
どんどん下っていく。
ここを登るのか。大丈夫か?
2
ここを登るのか。大丈夫か?
ズームしてみる。けっこうな痩せ尾根に雪庇だ。
2
ズームしてみる。けっこうな痩せ尾根に雪庇だ。
雪庇が壁になっている。
2
雪庇が壁になっている。
雪庇を乗り越え
振り返って
こんなとこ行けるのか?
2
こんなとこ行けるのか?
難所を乗り越えた
2
難所を乗り越えた
振り返って
もうひと頑張り
能郷白山が晴れている
3
能郷白山が晴れている
最後の登り
山頂手前の藪は雪が少なく踏み抜きながら進む。
1
山頂手前の藪は雪が少なく踏み抜きながら進む。
若丸山到着!
左奥に冠山と金草岳がうっすらと見える。
1
左奥に冠山と金草岳がうっすらと見える。
能郷白山
では帰ります。中央奥に冠山がはっきり見えた。その右手前が冠ケ峠。そこまで登り返さなくては。
1
では帰ります。中央奥に冠山がはっきり見えた。その右手前が冠ケ峠。そこまで登り返さなくては。
振り返って若丸山。
2
振り返って若丸山。
朝はなかった雪庇の亀裂。その上を歩いてしまっていた。
2
朝はなかった雪庇の亀裂。その上を歩いてしまっていた。
綺麗と危険は隣り合わせ。
3
綺麗と危険は隣り合わせ。
このへんは痩せ尾根だったような。
2
このへんは痩せ尾根だったような。
朝はなかった亀裂。わずか右を歩いていたら落ちていたかも。
2
朝はなかった亀裂。わずか右を歩いていたら落ちていたかも。
振り返って。危険個所を無事通過し、緩やかに登り返す。
1
振り返って。危険個所を無事通過し、緩やかに登り返す。
正面銀杏峰、左部子山
正面銀杏峰、左部子山
冠ケ峠到着。若丸山が一瞬晴れた。左奥は能郷白山。
冠ケ峠到着。若丸山が一瞬晴れた。左奥は能郷白山。
下山ルートが晴れて綺麗。
2
下山ルートが晴れて綺麗。
下山完了。生きて帰れた。
2
下山完了。生きて帰れた。

装備

個人装備
6本爪アイゼン プラかん

感想

 再びの降雪。先週よりは多い。では冠山へリベンジしよう。しかしナオジロ氏は「もう冬終いした」というのでソロで。冠山は20年ほど前の無積雪期に行っているので、もし若丸山への踏み跡があればそっちに変更しよう。両方の山を経由する計画書を作っておいた。
 冠ケ峠に到着すると若丸山への踏み跡はなし。諦めて冠山へ行こうとした。とそのとき!その場に居合わせたソロの男性が「若丸山行きませんか」とおっしゃる。しかし私はかんじき、その人はでっかいスノーシュー。一人分のスノーシューの踏み跡ではかんじきはズブズブだろう。悩んでいるとさっそうと若丸山方面に進んでいかはった。ベテランのようだ(そう見えた)。アイゼンからプラかんに替え、意を決して着いていくことにした。案の定、ズブズブ。でも下りは苦ではない。追い付いてしばらく後ろを着いていった。しかし登り返しになって先導役のお方が失速。このペースじゃ登頂は難しい。しかも「11時半になったら引き返す」とおっしゃる。あらら〜、話が違うんじゃない? これはもう自力で行くしかないと先頭を歩く。和かんではズブズブ沈む。雪の壁は膝で押し込んで進む。瘦せ尾根でストックを突いたらそこからドスンと雪庇が落ちた。そんなこんなで苦労しながら進んでいると後ろから着いていらっしゃる。山頂直前は藪の上に薄い積雪で踏み抜きながら強引に進む。なんとか1時までに山頂到着。同行者も遅れて登頂。食事をして栄養ドリンクと葛根湯を飲んで帰路に就く。はたして冠ケ峠まで登り返せるだろうか。帰りも先頭だが、踏み跡があるので少しは楽。冠ケ峠に着いたら「これで帰れる!」と一安心。ここからの下山は完璧に踏み固められている。和かんから6本アイゼンに替えてさっそうと下っていく。下山したのは4時40分。暗くなるのを覚悟していたが、意外と早く着いた。先週のように足が吊ることもなく、2人とも無事に下山できた。願わくば、晴れてほしかった。
誘ってくれたこでさんありがとう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:188人

コメント

若丸山は難易度高と言ってたのに登ったのですか😲
ちょっと無謀、でも素晴らしい!
私が同行なら無理でしょう
同日、三十三間山の未知の尾根の下見をしました。
自然林の尾根で問題なさそうです。稜線手前に難所が無ければ…。
2024/3/11 20:55
ベテランさんに着いていけば大丈夫だろう、と思っていたら想定外でした。
三十三間山の例の尾根、いつか行きましょう。
2024/3/11 21:06
フラットさん

若丸山、お疲れ様でした🍺
冠ヶ峠からワカンで沈み込み、ご苦労されたご様子💦
痩せ尾根の雪庇…
ご苦労お察しします
ぽちえもその際は往生しました😭
ドローン映像、楽しみにしています
2024/3/12 20:35
痩せ尾根は雪が少ないと藪漕ぎ大変だし、降雪直後はラッセルが大変。うまくタイミングが合えばいいけど、休みが週末だけだと難しいですね。
ドロンは1年やってません。今や誰でも簡単にできる時代だし、もういいかなって。
ではまたどこかで。
2024/3/12 20:52
いいねいいね
1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら