硫黄岳〜横岳（桜平からピストン）

2024年03月11日(月) [日帰り]

• GPS: 04:49
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,130m
• 下り: 1,149m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:24
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:49

5:06 桜平
5:26 5:26 夏沢鉱泉
6:01 6:02 オーレン小屋
6:11 6:12 赤岩の頭と峰の松目分岐
6:58 6:59 硫黄岳
7:10 7:11 硫黄岳山荘
7:34 7:34 台座ノ頭
7:46 7:54 横岳
8:04 8:05 台座ノ頭
8:15 8:16 硫黄岳山荘
8:34 8:34 硫黄岳
8:57 9:02 山びこ荘
9:02 9:06 ヒュッテ夏沢
9:18 9:19 オーレン小屋
9:39 9:40 夏沢鉱泉
9:54 9:54 桜平
9:55 ゴール地点

天候

快晴（風はやや強し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平駐車場（上）
※桜平駐車場「上」は除雪がされておらず、本来の駐車スペースには行かれません。ゲート付近に作られた1台または2台分のスペースが空いていれば停められます（全部で4台分くらい）。
「中」も一部のみ除雪されている状態で、道向かいに作られたスペースと併せて、置けるのは7〜8台分だと思われます。

コース状況／危険箇所等

下記は本日（3/11）現在の状況です。
今後降雪や気候の変化があると状況は一変すると思われます。ご自身で最新の情報を入手してください。

【桜平 ↔ オーレン小屋】
積雪は40cm〜50cm。夏沢鉱泉の車両も通るので前半は踏まれています。夏沢鉱泉を過ぎてもよく踏まれており、歩きやすい道が続きます。

【オーレン小屋 → 赤岩の頭】
歩く人がいないと（少ないと）ラッセルになるコースですが、本日は踏み跡も明確にあり、林の中も、林を抜けてからも問題なく歩けました。

【赤岩の頭 → 横岳】
硫黄岳山荘のコルあたりが風の通り道で、雪付きが薄いです。横岳手前「カニの横ばい」はクサリ出ています。ハシゴは冬用（手前）を使います。

【硫黄岳 → オーレン小屋】
夏沢峠までは比較的雪付きがよく（岩や石が埋まって）歩きやすいです。夏沢峠からはしっかり踏まれた歩きやすい雪道が小屋まで続きます。

写真

3/11 5:27

桜平からスタート。夏沢鉱泉までは（鉱泉の）車両も通るので、よく踏まれています。

3/11 5:42

薪の燃える匂いがしてくると、間もなく夏沢鉱泉。

3/11 5:45

鉱泉を過ぎてもよく踏まれています。チェーンスパイクで快適に歩けます。

3/11 5:59

天気は期待できそう！

3/11 6:10

朝を迎える静かな森。このあたりを歩いている時間、好きです。

3/11 6:16

オーレン小屋

3/11 6:18

赤岩の頭に通じるルート、どんな感じかと覗いてみたら踏み跡もあって問題なく歩けそうだったので、往きはこちらを進みます。

3/11 6:28

最近の降雪は20cmくらいだった模様。

3/11 6:55

林を抜けました。

3/11 7:00

そして日の出を迎えます。

3/11 7:01

赤岩の頭に乗り上げて。朝陽を受けた硫黄岳。

3/11 7:02

ここからも明瞭なトレースが延びています。

3/11 7:10

見下ろす感じで東西天狗岳とその向こうに蓼科山。

3/11 7:10

蓼科山の脇には後立山の峰々（爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳、唐松岳〜白馬三山）がくっきり。

3/11 7:10

こちらは槍・穂高連峰から黒部五郎や鷲羽に連なる稜線。

3/11 7:10

諏訪湖の向こうに乗鞍岳。

3/11 7:10

積雪期の御嶽山に（濁河温泉から）登ってみたいと、最近ずっと考えてる。

3/11 7:10

1月に体力の衰えを思い知らされた（笑）中央アルプス。

3/11 7:12

こちらから登るの、久しぶりかも。

3/11 7:14

硫黄岳登頂、ほぼ1年ぶり。

3/11 7:15

爆裂火口

3/11 7:16

朝陽に向かって進んで行く感じ、何だかいい。

3/11 7:21

南八ヶ岳の主役たちはこの辺りからが男前。

3/11 7:26

硫黄岳山荘はしっかり雪に埋まっています。

3/11 7:31

このあたりは強風エリア、雪が飛ばされて薄いので岩や石が結構出ています。

3/11 7:53

台座の頭に出ると、正面に富士山。

3/11 7:53

横岳（奥ノ院）は連なりの一番手前です。

3/11 7:59

カニの横ばいはこんな感じ、クサリ出ています。

3/11 8:04

こちらもほぼ1年ぶりの登頂。

3/11 8:04

赤岳と阿弥陀岳の間に南アルプス（北岳〜甲斐駒〜仙丈）。

3/11 8:04

赤岳へと続く稜線（今日は進みません）。

3/11 8:05

秩父の山は逆光気味。

3/11 8:05

蓼科山の右側は頚城の山たち。

3/11 8:05

もう一度北アルプス。

3/11 8:21

さあ、来た道を戻ります。

3/11 8:37

硫黄岳への登り返し、空の青さが嬉しい。

3/11 8:45

イケメンたちをもう一度眺めて。

3/11 8:51

硫黄岳から夏沢峠へはこんな感じ。結構雪が付いて（岩や石が埋まって）歩きやすかったです。

3/11 9:25

で、夏沢峠から先（オーレン小屋まで）は、高速道路ができていました。

3/11 10:23

（写真わかりにくいですが）桜平（中）は一部のみ除雪されています。停められるのは5台くらい？

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

yoisa

午前半日時間が取れたので、地元・八ヶ岳に。
毎冬「桜平から硫黄岳〜横岳〜赤岳」のピストンをしていましたが、今回は赤岳を欲張らず「横岳まで」の計画にしました。

よく踏まれた雪の上を進んでオーレン小屋まで。ここからはいつものように夏沢峠へ向かうつもりでしたが、赤岩の頭方面がどんな様子かと見てみると、しっかりトレースがあり、問題なさそう、このまま進むことにします。林を抜けると明るくなってくる空に向かいます。赤岩の頭に出るタイミングで日の出に迎えられ、朝陽を受けた硫黄岳に向かいました。
硫黄岳からはいつもの強風エリア。今日は特に気温が低かったので風が冷たく、強く感じました。台座の頭で出ると正面に見事な富士山の姿、横岳（奥ノ院）に着くと雲一つない青空の下、360度のパノラマが迎えてくれました。
復路は硫黄岳から夏沢峠経由でオーレン小屋へ。夏沢峠からは快適な高速道路が延びており、スタスタと桜平まで。予定より1時間も早い下山でした。

いつも赤岳まで行ってくるとヨレヨレですが、今回横岳までのピストンは気持ちよく、快適に歩くことができました。今の自分にはこのくらいの距離と負荷がちょうどいいのかも。