徳澤園 本当は蝶ヶ岳長塀尾根2050m撤退
- GPS
- 24:54
- 距離
- 42.8km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,381m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:15
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 7:55
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:10
天候 | 3/12 一日中雪 3/13 朝まで雪 午前中は雪時々晴れ 午後は曇り時々晴れ 3/14 午前中は晴れ 午後は曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3/12 積雪あり小梨平から先はトレースが消えかかっている 明神からはラッセルでバテバテ&靴ずれ。 3/13 積雪のためトレースが消えかかっていると思い、1時に出発したが新雪でスノーシューでも斜面をずり落ち三昧。所々ラッセル。5時間かかっても標高2050mしか行けず挫折。 3/14 帰りもラッセルを覚悟したが、わかんのトレースあり助かった。雪も締まっていたので疲労&靴ずれがあるのに行きよりも早く到着できた。 |
その他周辺情報 | 竜島温泉 せせらぎの湯 https://maps.app.goo.gl/kQiGeu8nkNuf3vEs6 |
写真
感想
雪山一年目。今シーズンはどこの山もピークまで行けず、安牌を選んだと思った乗鞍岳も天候の急変で200m手前で断念した。今回が今シーズン最後のチャンス。蝶ヶ岳なら夏に三股から登っており、その際に妖精の池まで足を延ばしたので、長塀尾根は急登がほとんどないことはわかるし、山頂ギリギリまで樹林帯なのでよほど天候が悪化しない限り登れると思った。ちなみに今年の3月に入ってからのログはヤマレコにもYAMAPにも見当たらなかった。
いざ、予定が近づいてくると3月なのに大雪の予報。1月に十石山を登ったときも大雪警報が出て、ラッセルしたが標高差500mしか稼げなかったことを思い出す。不運なのか…冬山はこんなもんなのか…と思いながら過去のログを調べると降雪のあとに長塀尾根の標高差1200mを10時間かけて登った記録がでてきた。一応覚悟を決める。
3/12は小梨平から先はトレースが雪で埋まりかけておりスノーシューを履いていても沈む。所々ラッセル。靴ずれも発生。最悪コースタイムの2倍かかるかなと思っていたら、それすらオーバーした。徳澤園についてテントを張り翌日に備えて就寝。
3/13は0時起き。1時頃に出発。10時間かかっても昼前には着くかななどと考えながら長塀尾根を登っていくが、フカフカの新雪でスノーシューでもずり落ちる。傾斜の強いところは全身でラッセル。一応トレースは埋もれきっていないのでルーファイはほとんどせずに済んだ。日がでてきて6時になって標高2050m。あと標高差700mだが長塀尾根の行程の1/3をやっと消化した程度。昼前に着くなんて絵に描いた餅のよう…。本当なら6時には2200m辺りまで行っていたかった。心が折れて撤退。行きのトレースに雪が積もっておりフカフカなので、スノーシューなのにスキーのように斜面を滑り降りる。下山は楽だ。テントに戻り一休みしたあとは徳沢園の周辺の散策で時間を潰した。
3/14は行きと同じようなラッセルを覚悟したが、あれ?わかんのトレースがある!小梨平以降では登山者に会ってないが一体いつ来たんだ?と思いながら歩いていると落とし物が!ハンカチ?と思ったら折り畳まれた登山計画書だった。3/13に上高地入りした方のようで私が長塀尾根を撤退後にテントで休んでいた間に先に進まれたよう。同じ行程を4日かける計画を立てておられた。山岳会の方が4日かける行程を雪山初心者が3日で済ませようとするのは無理があったなと思いながら、トレースに感謝して歩く。雪が踏みしめられているお陰で疲労や靴ずれがあるのに行きよりも早く進むことができた。
今シーズンわかったことは私の体力ではラッセルで稼げる標高差は500mほど。冬靴は硬いので長時間歩行していると靴ずれを起こすので対策の検討が必要。
来シーズンは4日かけて行こう!
あと、上高地という場所は一日に2回は雪が降らないと気が済まないらしい。晴れたのに雪。やんだのにまた雪。
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