荷葉岳(山頂手前の1174mピークまで)
- GPS
- 08:26
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 680m
- 下り
- 685m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
雨具
ゲイター
靴
ザック
サブザック
アイゼン
スノーシュー
行動食
カップ麺
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ルート旗
ジェットボイル
ガス缶
インスタント味噌汁
インスタントコーヒー
|
感想
天気予報を参考に風が強いと予想していたが、現地では風は冷たいもののさほど強くなく、青空も見えて絶好の日和に恵まれた。
6:00 秋田市を車2台で出発,秋田中央広域農道、国道46号を通り、国道341号の田沢湖入口交差点より右折してアルパこまくさの駐車場に7:40に到着。残りの同行者と合流して鶴ノ湯方面に向かう。
7:52 鶴ノ湯別館山の宿の手前を左に入り、除雪の終点に駐車。雪の様子を見て、はじめから全員がスノーシュー・かんじきを履いた。
8:20 ヤマレコやヤマップに投稿されているルートを頼りに、印刷してきたルート地図やスマホで現在の位置情報などを確認しながら進む。ルート上の雪の上にここ数日来の足跡が残っていることを期待したが、足跡はない。
8:30 先達川沿いの道(標高約570m)から杉林の急斜面に入る。林の中の急斜面を雪に足をとられてもがきながら登る。
9:12 林業のための重機が通る作業道にでくわす(標高約700m)。国土地理院の地形図にないが、雪のないときはここまで乗用車を乗り入れることができそう。作業道を横切ってさらに杉林の急斜面を登ってゆく。
9:25 このあたりからつづら折りの林業の作業道に再び出くわす。この作業道も国土地理院の地形図にはなく、無雪期でも乗用車で乗り入れられるかどうかは不明。このままジグザグだが歩きやすい作業道を歩いて急傾斜の斜面を登る。
10:15 急斜面の地形から傾斜がゆるやかな広い尾根上(標高約880m)に出る。尾根上では杉林はなくなり、ブナを中心とするまばらな林となる。尾根の上に向かって歩いてゆくと少しずつ傾斜が上がってゆく。そのうちに木々がまばらになり、背後には雪で真っ白な秋田駒ヶ岳が望めるようになった。
11:35 木々がまばらな広々とした尾根の最上部付近まで登る。まだ尾根は続くがブナの木がこのあたりから再び増えてくる。この先、1190mピークの左側を目指して進むが、左に谷地形を見ながらの急斜面は雪が深く、元気なメンバーが交代でラッセルしながら登る。
12:15 急坂を終えて1190mピークの左側に出る。ここからは勾配はゆるやか。むしろゆったりとした下り基調となる。この先で持参のルート旗を使いつくした。
12:35 荷葉岳手前の1174mピークに各人が三々五々と到着。荷葉岳まで水平直線距離で650mほど、ルート上だと残り750mほどのところ。帰着時間を考え、本日はここまでとし、戻ることにした。
12:47 風を避けるため、1174mピークから距離にして100m弱戻ったところの鞍部の雪上で昼食。ジェットボイルでお湯を沸かすが、気温が低いせいでお湯が沸くのに時間がかかる。それでも温かいお湯はありがたい。それぞれ、インスタント味噌汁やカップラーメンであたたまる。
13:23 少し風が出てきて寒さが身にしみる状態のため、コーヒーは飲まずに下山開始。帰りは自分たちのラッセルで作られた道をたどる。
13:40頃 スノーボードをかついだ若い男女の2人組が登ってきた。1190mピークから少し下った急斜面のところ。できれば頂上まで行きたいとのことであった。下りはスノーボードで速く下山できるので、十分に頂上まで行けそう。
14:00前後 木々のまばらな広い尾根上から、秋田駒ケ岳が正面に見える。頂上のガスも晴れて真っ白な秋田駒ケ岳の男女岳と男岳の姿が美しい。ルート旗を回収しながら下山。
15:15 つづら折りの林業作業道も下りて、最後の急勾配の杉林の下りにさしかかるところで、再び無雪期には乗用車も入って来れそうな作業道に出くわした。杉林の急斜面をスノーシューで下りるのは大変なので、女性メンバー5人は作業道に降りることを選択。やや遠回りも楽に登山口に下りられそうであった。私を含む男性メンバー2人はアイゼンに履き替えて登ってきた杉林を下りた。
15:35 深い雪にはまりながらも杉林を先達川沿いの林道に下りてきた。女性組の選択した作業道は残念ながら近くに通じておらず、後で確認すると、だいぶん先の先達集落に行ってしまうようだ。結局登ってきたルートに引き返してきたが、1時間近く遅くなった。
16:45 駐車地点着。田帰着が遅めになるので、入力は省略して直帰することに。
18:50 秋田市の集合・解散場所着。解散。
この日は踏み跡がないところで、ところどころでラッセルが必要だったこともあり、計画より時間がかかった。荷葉岳の頂上までゆくには、さらに早く出発するのも一つの選択肢のようだ。この日のように晴れていれば尾根の先の高所を目指してゆけばよいが、視界が悪いときは、GPS機能付きの地図アプリや、紙媒体のルート地図を頼るしかない。印刷してきたルートを書き込んだ地図とともに、YAMAPなどのアプリを各人で見ながら歩いたが、みなさんの登山ルート検索の技術の高さを認識できた。私自身は部分的に先頭を歩いていたが、体力不足を露呈し、重要なところは他のメンバーに先頭を切ってラッセルしていただいた。頂上手前までたどり着けたのはみなさんの協力あってのことであった。天候に恵まれて景色が堪能できたのが何よりであった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する