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Yamareco

記録ID: 6582558
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

浜名岳 嗚呼ゝ、津軽海峡春景色

2024年03月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:22
距離
8.4km
登り
608m
下り
607m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
0:22
合計
5:23
7:56
200
三厩やすらぎ公園
11:16
11:38
101
13:19
三厩やすらぎ公園
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三厩やすらぎ公園の駐車場に車を駐めさしてもらいました。
コース状況/
危険箇所等
アプローチの林道が豪雨災害の復旧工事中です。なので作業日は通行できないかもしれません。現場には特に通行止めの表記はなかったですが。また、工事箇所を過ぎても路肩欠損・土砂崩れが多くあり油断ならないです。入山してしまえば平和でした。
その他周辺情報 帰りに道の駅いまべつで津軽名物?「紅いお稲荷さん」と「がっぱらもち」を購入。美味しかったです。蓬田温泉に立ち寄り入浴しました。410円。
奥に見えているのが本日目指す浜名岳。
ツ「いくっぺ!」
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奥に見えているのが本日目指す浜名岳。
ツ「いくっぺ!」
最初はマッディな林道歩き。真新しいキャタピラの跡がある。伐採作業でも行われているのだろうか。
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最初はマッディな林道歩き。真新しいキャタピラの跡がある。伐採作業でも行われているのだろうか。
しばらく進むと工事をしていた。今日はお休みのようで誰もいない。
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しばらく進むと工事をしていた。今日はお休みのようで誰もいない。
重機がとうせんぼしている。
嫌な予感が…。
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重機がとうせんぼしている。
嫌な予感が…。
路盤消失。
幸いなことに水没しているわけではないので突破可能だった。
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路盤消失。
幸いなことに水没しているわけではないので突破可能だった。
工事現場の先は未だ雪が残っている。ここから先には人が入った気配がない。
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工事現場の先は未だ雪が残っている。ここから先には人が入った気配がない。
こんな滝があったりして風光明媚なのだが…
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こんな滝があったりして風光明媚なのだが…
あちこちで路肩欠損・斜面崩壊がおきていて荒れた印象。
例の豪雨災害の影響だろうか。
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あちこちで路肩欠損・斜面崩壊がおきていて荒れた印象。
例の豪雨災害の影響だろうか。
先人の軌跡によるとここで沢を渡るのだが…。
沢底に降りるのはいいとして、対岸を登れる気がしない。
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先人の軌跡によるとここで沢を渡るのだが…。
沢底に降りるのはいいとして、対岸を登れる気がしない。
場所を変えてアプローチを試みるが、やっぱり対岸に渡った後に沢底から這い上がれるルートがどうしても思い描けない。困った…。
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場所を変えてアプローチを試みるが、やっぱり対岸に渡った後に沢底から這い上がれるルートがどうしても思い描けない。困った…。
またしても撤退の危機。再び地図とにらめっこして代替ルートを探す。それにしても渡渉しないことには浜名岳には近づけない。
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またしても撤退の危機。再び地図とにらめっこして代替ルートを探す。それにしても渡渉しないことには浜名岳には近づけない。
ここなら渡れそうな気がする。
茶「どうする?」
ツ「行ってみるっぺ」
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ここなら渡れそうな気がする。
茶「どうする?」
ツ「行ってみるっぺ」
沢を渡ってすぐに尾根に取り付く。
さて、目論見通り山頂に到達できるだろうか。
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沢を渡ってすぐに尾根に取り付く。
さて、目論見通り山頂に到達できるだろうか。
ツ「めっちゃ痩せ尾根だっぺ」
茶「たぶん最初だけだと思う。地形図によると…だけど」
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ツ「めっちゃ痩せ尾根だっぺ」
茶「たぶん最初だけだと思う。地形図によると…だけど」
100mも登ると顕著な尾根筋は消滅し平板な斜面となる。方角を見定めて登っていく。笹の上に積もった雪を踏み抜きまくり一気に体力を奪われた。
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100mも登ると顕著な尾根筋は消滅し平板な斜面となる。方角を見定めて登っていく。笹の上に積もった雪を踏み抜きまくり一気に体力を奪われた。
標高が上がり雪が多くなると踏み抜きの回数も減り、ようやく歩くことに専念できる状態になった。
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標高が上がり雪が多くなると踏み抜きの回数も減り、ようやく歩くことに専念できる状態になった。
今日は下界の予想最高気温が11℃。山の上でもみるみる気温が上がり、みるみる雪が腐っていく。
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今日は下界の予想最高気温が11℃。山の上でもみるみる気温が上がり、みるみる雪が腐っていく。
茶「あらぁ、ツリーランが楽しそうな斜面じゃないの」
ツ「スキーはもう二度とやらん!」
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茶「あらぁ、ツリーランが楽しそうな斜面じゃないの」
ツ「スキーはもう二度とやらん!」
急斜面は、登るにつれ一本の尾根筋に収斂していく。
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急斜面は、登るにつれ一本の尾根筋に収斂していく。
山頂直下の斜面が核心部。部分的に氷結している場所もあるため、慎重にトレースを伸ばしていく。
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山頂直下の斜面が核心部。部分的に氷結している場所もあるため、慎重にトレースを伸ばしていく。
山頂から続く短い稜線に出た。
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山頂から続く短い稜線に出た。
雪庇を踏み抜かないように。
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雪庇を踏み抜かないように。
右手から別の尾根が合流してきた。当初の予定ではこちらから登ってくるはずだった。
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右手から別の尾根が合流してきた。当初の予定ではこちらから登ってくるはずだった。
ここが山頂かと思ったのだが…
ツ「え、違うの!?」
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ここが山頂かと思ったのだが…
ツ「え、違うの!?」
もう少し先だった。
ツ「糠喜びしてしまったっぺ」
6
もう少し先だった。
ツ「糠喜びしてしまったっぺ」
そして山頂に到着。
山頂にはお社が祀られているのだが、ひっくり返ってしまっていた。鳥居もなんだか歪んでいる。
起こしてあげようかと思ったのだが、私一人ではびくともせずに断念。神様、ごめんよ。
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そして山頂に到着。
山頂にはお社が祀られているのだが、ひっくり返ってしまっていた。鳥居もなんだか歪んでいる。
起こしてあげようかと思ったのだが、私一人ではびくともせずに断念。神様、ごめんよ。
お社の前からは麓の三厩の集落と津軽海峡が見える。おそらく麓の集落の守り神なんだろうけど…。誰か、お社を直してあげて。
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お社の前からは麓の三厩の集落と津軽海峡が見える。おそらく麓の集落の守り神なんだろうけど…。誰か、お社を直してあげて。
というわけで、無事に浜名岳の山頂に立つことができた。
ツ「2日連続で予定通りにいかなかったっすな」
茶「情報が少なくてねぇ。あまり人が入っていない山の難しいところだよね」
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というわけで、無事に浜名岳の山頂に立つことができた。
ツ「2日連続で予定通りにいかなかったっすな」
茶「情報が少なくてねぇ。あまり人が入っていない山の難しいところだよね」
ちなみに山頂を挟んで反対側の尾根には夏道がある…はず。麓に林道が通行可能で、かつ道が藪化していなければグリーンシーズンに2時間で登れるコースだ。
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ちなみに山頂を挟んで反対側の尾根には夏道がある…はず。麓に林道が通行可能で、かつ道が藪化していなければグリーンシーズンに2時間で登れるコースだ。
肉眼では岩木山が見えていたのだが…。
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肉眼では岩木山が見えていたのだが…。
昨日登った増川岳。
眺望はあちらの山のほうが良いかな。
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昨日登った増川岳。
眺望はあちらの山のほうが良いかな。
さて、帰りますか。
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さて、帰りますか。
苦労して登った斜面だが、下りはあっという間。
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苦労して登った斜面だが、下りはあっという間。
首尾よく尾根の突端に行き着くことができた。
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首尾よく尾根の突端に行き着くことができた。
無事下山。
ツ「お疲れさまでした!」
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無事下山。
ツ「お疲れさまでした!」

感想

津軽半島遠征二日目は浜名岳に登りました。前日登った増川岳のお隣の山です。
一応夏道もあるようですが、猛烈に藪化しているとの話もあり残雪期に狙ってみました。「みちのく120山」の他にも「青森110山」などに選定されている山ですが、増川岳同様情報が少なく挑戦するのに勇気がいる山でした。
先人の軌跡をあてにして計画を立てたのですが、沢を渡ることができず早々に頓挫。またしても計画変更を迫られました。どうにか代替ルートを探しましたが、2日続けて山行途中で計画変更するはめになるとは…。
ツ「想定があまあまなんじゃね?」
しかし代替ルートは下部こそ植林地の薄暗い林ですが、途中からはブナ林が広がる気持ち良いルートでした。適度にまばらなブナ林はツリーランしたら楽しそう。そんな斜面が何枚かありました。まぁ、ここにわざわざ山スキーしにくる変人もいないでしょうけど。
色々ありましたが、無事に山頂を踏むことができ充実した山行となりました♪

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