石黒山・大白森・小白森

2024年03月27日(水) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 13.5km
• 登り: 784m
• 下り: 767m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:12

6:43 スタート地点
7:58 8:03 石黒山
9:13 9:13 小白森山
10:27 10:27 大白森
10:59 10:59 小白森山
11:12 11:12 鶴の湯分岐
11:29 11:30 展望地
11:34 11:35 金取り清水
11:55 ゴール地点

天候

午前中快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鶴の湯駐車場（30台程）を利用
平日なため空いていた、客は多かったが殆ど送迎バスで訪れていた

写真

3/27 5:59

黒森展望台より大石岳モルゲン、やや遅かった

3/27 6:41

鶴の湯手前の除雪溜まりを登り進む

3/27 7:05

石黒山までピンクテープ、急登も何箇所か

3/27 7:22

ブナとカラマツの混交林

3/27 7:23

緩い箇所もあったが概ねクランポンがよく噛む雪の状態だった

3/27 7:42

秋田駒の山麓がよく見える

3/27 7:52

一点の曇りもない快晴だ

3/27 7:57

荷葉岳方面

3/27 7:57

小さな盛り上がりが石黒山の頂上

3/27 7:59

木が視界を遮る

3/27 8:02

秋田駒を眺めに来るだけでも悪くない

3/27 8:02

和賀・朝日山塊
昼過ぎから向こうは雲が発生していた

3/27 8:05

平たいブナ林
白神山地田代岳と同等の美しさ

3/27 8:13

p1103に寄る

3/27 8:17

3/27 8:21

乳頭〜秋田駒の展望地

3/27 8:24

残雪時期、天気を選べばかなり歩きやすい

3/27 8:30

3/27 8:38

p1044から離れ森吉山と烏帽子岳（1060.1m）を収める

3/27 8:50

ダケカンバの巨木
小白森付近にもう一本巨大なものを見かけたが、このあたりに子孫を広げた個体だったり…はしないか

3/27 8:57

ブナの古木も多い
近づけばしっかり太くこれぐらいでも樹齢100年はあるそうだ

3/27 9:01

3/27 9:04

大雪後は注意かもしれない

3/27 9:09

シラビソ林を抜けると眼前に岩手山

3/27 9:14

シラビソに囲まれた小白森湿原

3/27 9:16

大白森をようやく捉える

3/27 9:32

ブナの古木の広がる鞍部を抜け登り返しの急坂

3/27 9:43

3/27 9:45

東大ワンゲル部の縦走跡もあり

3/27 9:46

石黒山〜小白森の積雪期縦走路は田代岳以上の素晴らしいブナ林歩きだった

3/27 9:47

小白森山も振り返る

3/27 9:51

見えていないがゴンドラ山頂駅〜森吉山〜ヒバクラ岳となる筈

3/27 9:59

乳頭〜秋田駒パノラマ
雪原をもっと減らした方が良かったですね

3/27 9:59

大仏岳〜森吉山パノラマ
この辺りの山々は殆ど知識がない

3/27 10:00

倉沢山
人を寄せ付けない奥地・地形に神秘を感じる

3/27 10:13

その右手の曲崎山と八幡平畚岳

3/27 10:01

もうひとつの大白森と裏岩手連山

3/27 10:19

雪原なし版

3/27 10:19

ズームしたものも置いておく

3/27 10:13

竜ヶ森辺り

3/27 10:29

3/27 10:59

小白森から見る乳頭〜秋田駒

3/27 11:12

3/27 11:16

p1101蟹場分岐直下をトラバース

3/27 11:23

荷葉岳、石黒山
こちらはまだだが奥は既に雲が出始めていた

3/27 11:29

わからないので熊と思っておく

3/27 11:29

金取坂、勾配25度ぐらいだろうか

3/27 11:33

スノーシューで滑り降りる

3/27 11:34

ツリーホールの踏み抜きも見かけた、130cmのポールがすっぽり埋まる

3/27 11:41

この時間にはボタッとした雪だった
残雪時期は早朝から歩き始めるのが吉か

3/27 11:54

しばらく樹林帯を歩き下山する

3/27 12:12

客が多く入る気になれなかった…

3/27 13:23

アルパこまくさに寄り秋田駒を収めて帰途に着く

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

EOS R10 ボディ CANON

感想

WIQ1207

　21年のshikkachiさんの記録を拝見し間違いなく絶景が待っているのを確信し訪れた。2月半ばから天気にフラれ続け、春期休暇に入り待ちに待った快晴。初めての鳥海山と並ぶほど充実した山行だった。しばらく山歩きで今回を越える体験はないだろうと思う。


メモ

〜石黒山…　スギ林の間に何度か急登。ピンクテープが頼りになった。
〜小白森山…　広い尾根歩き。西に苔の着いたブナ、東に若いブナと分かれていて興味深い。p1044を過ぎてダケカンバの林が見られる。小白森に近づくとオオシラビソ（アオモリトドマツ）が現れる。
〜大白森…　樹齢100年はあるであろうブナの鞍部を抜け急坂の登り返し。日当たりか気温のせいか雪が溶け始めていた。大雪原となる湿原はクランポンだけが刺さるような状態だった。
〜鶴の湯…　金取坂は木が多いのであまり絶壁感はなかった、ツリーホールを踏み抜いた跡がありそちらの方が怖い。秋田駒や石黒山の視界が開けるが今回のコースでは十分見られたので黙々と進む。

　距離の近い奥羽脊梁の雪山達をやや低いアングルから望む事ができる積雪期大白森は非常に魅力的に思う。森吉山も360°の展望ではあるが如何せんどこも距離が離れ迫力に欠ける。大白森自体の大雪原は異世界だが実際に立つと緩やかな丘のようで端から端を望む事はできなかった、かわりに乳頭山から見たものを再掲しておく。乳頭山や秋田駒ケ岳を登ったならば次訪れる価値は十分あると思う。ただしそれは積雪期の話で、無雪期は泥濘み・笹薮・熊の脅威があるので自分は避けた。
　鶴の湯は人が多すぎて700円払ったのに入浴せず帰るという…駐車場の端を利用させてもらったので駐車料と思えば特に不満なし。