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ヤマレコ

記録ID: 65937 全員に公開 沢登り丹沢

世附川水系 悪沢

日程 2010年05月28日(金) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れのち曇り
アクセス
利用交通機関

経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

丹沢湖畔/浅瀬9:08-
9:38世附川/悪沢出合(膝下徒渉)9:58-
10:10標高445m左岸支流20m滝基部-
10:38標高505m二俣(クマ沢・山神沢)10:50-
クマ沢へ-
11:15標高560m二俣-
12:00標高670m奥の二俣
左俣5m滝を左岸から巻き左俣へ-
13:00標高838mピーク13:20-
東尾根下降-
14:00法行沢大滝上部取水口-
14:08法行沢林道へ出る-
14:16大叉沢林道合流点14:35-
15:18浅瀬ゲート
コース状況/
危険箇所等
■世附川/悪沢〜クマ沢(公開しませんが遡行図詳細に取りました)

  遡行グレード:1級

  悪沢または割沢と名のつく沢はその名のとおり険しいゴルジュや滝を持つ
  沢が多いが、世附(よづく)の悪沢は、名前とは裏腹に、傾斜もなく、
  大きな滝もほとんどなく、平穏などちらかというと癒し系の沢だ。
  渓流釣り師には人気の沢なのであろう。

  \瀬ゲート前および山側の路肩に駐車可能
   ゲート手前は車の転回もあるためスペースを空けておくこと。
   ここは渓流釣りおよび河原のBBQ客が圧倒的に多い。
  ⊃絅量變啼擦鮴敖牝淑面へ行き、林道が世附川の左岸から右岸へ
   橋で渡って、約300mほどの対岸にスリット型堰堤で合流するのが悪沢。
   通常は膝下程度で徒渉しなければならない。
   濡れないで渡るのは無理。
  I弦435mにある2段2m滝を越し、標高445mで右側から20mの滝で
   支流が合流している。水量比10:1。
   悪沢本流を遡行していて見えるなかで、この滝が最大である。
  ど弦505mで悪沢は、左の山神沢、右のクマ沢に分かれる。
   取水輸送管が横断している。水量比は1:1。
   本流であるクマ沢に入るとすぐに堰堤と装備小屋がある。
  ド弦530m二俣はゴルジュ状で水量比2:3。
  植林帯が左右に目立つようになると標高560m二俣。
   左俣の奥に2mスダレ状滝が見える。今回は右へ行く。
  Ш限Δ某⇔啾咾梁翆(窪地)をやり過ごすと水量比3:2の二俣。
   左へ行くと小規模だが赤土のナメがあり心癒される。
  標高590〜600mでようやく2mスダレ滝、2段3m滝(教)が現れる。
   問題なく登れる。
  標高670mで左俣はクマ沢最大の5m滝。右奥から難なく巻ける。
   右俣の方はすぐにまた二俣となり、その右沢には7m滝が落ちている。
   5m滝を巻いて左俣へ行く。
  すぐに標高680m奥の二俣。もう水量はいつ涸れるかわからないほど少ない。
   今回は右沢へ進むと植林帯の中のクボ状となり所々倒木がある。
   ようやく最後の詰めとなり斜度も出て、三俣とも四俣とも見える浅い窪か
   急な尾根を適当に詰めて遡行終了。
   838mピーク西側の椿丸主稜線に出る。
  ここから下山は浅瀬入口(水の木林道と大叉沢林道分岐)に向かう尾根を
   読図しながら降りるのが一番よい。ある程度踏み跡もついている。
   今回は838ピークから更に東方向、法行沢下流部へ降りる尾根を下ってみた。
   標高650〜600m辺りは倒れたカヤトを掻き分け、急な広葉樹の中の微かな
   経路を拾って、法行沢取水輸送管門に降りた。ちょうど法行沢大滝の
   すぐ上であった。
   対岸に渡り、法行沢林道〜大叉沢林道で浅瀬に戻った。

  注意 椿丸北部尾根、法行沢には過去比較的大きなクマが目撃されているので
     要注意です。
ファイル 20100528yozukuwarusawa.xls (更新時刻:2010/05/28 00:56)
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図 [pdf]

写真

浅瀬に着くと青空が広がっていた。
平日だというのに釣り師さんたちの車が多い。
2010年05月28日 09:08撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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浅瀬に着くと青空が広がっていた。
平日だというのに釣り師さんたちの車が多い。
1
水の木林道から悪沢方面を眺める
2010年05月28日 09:35撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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水の木林道から悪沢方面を眺める
悪沢出合にはここから河原へ降りる
2010年05月28日 09:37撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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悪沢出合にはここから河原へ降りる
悪沢が対岸から合流している。
足を濡らさなければ渡れません。
2010年05月28日 09:38撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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悪沢が対岸から合流している。
足を濡らさなければ渡れません。
悪沢出合。
スリットタイプの堰堤が目印。
2010年05月28日 09:57撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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悪沢出合。
スリットタイプの堰堤が目印。
なかなかこぎれい
2010年05月28日 10:06撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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なかなかこぎれい
標高445mで右から合流する支流には20m滝
2010年05月28日 10:10撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高445mで右から合流する支流には20m滝
標高505m クマ沢(右)と山神沢(左)の二俣。
取水輸送管と監視路が横断している。
2010年05月28日 10:38撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高505m クマ沢(右)と山神沢(左)の二俣。
取水輸送管と監視路が横断している。
右のクマ沢
2010年05月28日 10:51撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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右のクマ沢
クマ沢に入るとすぐに堰堤と装備小屋
2010年05月28日 10:54撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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クマ沢に入るとすぐに堰堤と装備小屋
名前とは逆に癒し系の沢だ
2010年05月28日 11:00撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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名前とは逆に癒し系の沢だ
標高560m二俣の左沢奥には2mスダレ滝が見えた
2010年05月28日 11:15撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高560m二俣の左沢奥には2mスダレ滝が見えた
癒しの沢だなぁ
2010年05月28日 11:22撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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癒しの沢だなぁ
赤土のナメ床
2010年05月28日 11:27撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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赤土のナメ床
ナメが続く
2010年05月28日 11:33撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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ナメが続く
ようやく2mスダレ状滝が現れる
2010年05月28日 11:34撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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ようやく2mスダレ状滝が現れる
その上には2段3m滝
2010年05月28日 11:37撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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その上には2段3m滝
標高670m二俣の左俣にようやく滝らしい滝
5m滝が出現。右側から容易に巻ける。
2010年05月28日 12:00撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高670m二俣の左俣にようやく滝らしい滝
5m滝が出現。右側から容易に巻ける。
標高670m二俣の右俣には7m滝が見えた
2010年05月28日 12:23撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高670m二俣の右俣には7m滝が見えた
沢は植林帯の中の窪となる。
倒木が所々行く手を塞いでいる。
2010年05月28日 12:32撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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沢は植林帯の中の窪となる。
倒木が所々行く手を塞いでいる。
最後の詰め
2010年05月28日 12:46撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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最後の詰め
標高838mピーク
2010年05月28日 13:01撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高838mピーク
838Pから更に東側へ尾根を下る
2010年05月28日 13:29撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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838Pから更に東側へ尾根を下る
途中、法行沢方面の展望
2010年05月28日 13:47撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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途中、法行沢方面の展望
カヤトを掻き分けて下る
2010年05月28日 13:55撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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カヤトを掻き分けて下る
法行沢が見えてきた
2010年05月28日 14:03撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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法行沢が見えてきた
法行沢の取水輸送管門
2010年05月28日 14:03撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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法行沢の取水輸送管門
その下流部には法行沢大滝の落ち口
かなりの水量
2010年05月28日 14:05撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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その下流部には法行沢大滝の落ち口
かなりの水量
法行沢林道に出る
2010年05月28日 14:08撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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法行沢林道に出る
大叉沢林道と水の木林道分岐に戻ってきた
2010年05月28日 15:12撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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大叉沢林道と水の木林道分岐に戻ってきた

感想/記録
by kamog

いつもそうだが、丹沢の沢でマイナーな沢を遡行するときは
あまり事前にネットや書籍で情報を入手しない。
地形図に水線を引きながら「この辺は滝がありそうだな」とか
「ここらはゴルジュになりそうだな」とか勝手に予想しながら入る。
(余程悪そうな沢は別だが)
それでなければ沢登りという現代に唯一残された登山の本質ともいえる
「冒険」が失われてしまうから。
人の作った「線」を忠実にトレースするのではなく
自分自身が創作する。
その楽しさと一抹の不安を双方抱えながら実践していくんだ。

中川川水系の同名の沢もそうだが
悪沢の名前からして何かを期待してしまう。
「悪」とは「悪い」という意味もあるかもしれないが
本来は「割る」つまり地形を割ったような険悪さから来ているんだろう。
ついでに中流からは「クマ沢」などと
いかにもクマの棲家みたいなかなりの恐怖を覚える沢名に変わる。
さてさて、どんなものか。

遡行してみて・・・果たしてどこが悪いのだろうか?
支流の滝以外、本流には大きな悪い滝もほとんどなく
傾斜もすごく緩やかで、超癒し系じゃないか。
たしかに地形図で見るとゴルジュも滝も現れそうなくらい谷は細いけど
よく見れば等高線間隔がやたら開いている。
さすが世附!
同じ西丹沢でも中川川や玄倉川とは全然違う穏やかさ。

クマさんには遭遇しなかったが
いつも一人が好きなアナグマさん、
地べたを這い蹲りながら逃げ去るヤマドリの親子、
人がほとんど入らない分、ここは自然が豊かだ。

さりとてこのエリアは容易にハイキングできるエリアではない。
林道や東海自然歩道以外、登山道はほとんどないし
指導標なんて邪魔なものもない。
地形図とコンパス片手にしっかりと読図ができないと
何かあれば人が来ない分、助けも来ないんだ。
だけど読図ができれば本当に癒されるエリアだ。

このままでいてほしいな。
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