常念岳東尾根 風ぇに〜吹かれ〜て〜♪ 稜線撤収!
- GPS
- 08:47
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,595m
- 下り
- 1,578m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:48
天候 | 快晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
⭐︎積雪期の雪の状況は日々変化しますので、レコはご参考程度にお願いします⭐︎ 【コース状況】 ⚫︎常念岳東尾根は冬季限定ルートです。雪の状況によっては難易度が大きく変化すると思います。どのような状況でも対応出来るような万全の備えで入りましょう。 ⚫︎ヤマレコやYAMAPの影響なのか、冬季限定の割にものすごい出来上がったルートになっていました。本日の状況だけ見れば、難所の無い、単なる有名な一般登山道という雰囲気です。八ヶ岳並みにトレース踏まれていました。 ⚫︎森林限界超えてからの前常念までの稜線が、ところどころ細い尾根となります。暴風に吹かれて転落しないように注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ⚫︎ほりでーゆ〜四季の里 須砂渡ゲートからすぐ目の前の温泉施設。宿泊も可能です。広々とした洗い場にいくつもある湯舟、内湯、外湯、サウナもあります。 大人600円なり http://www.holiday-you.co.jp/index.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
半袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
充電器
ゴーグル
バラクラバ
|
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感想
『風にぃ〜吹かれ〜てぇ〜、歩いて〜ゆーくのさ』って藤井フミヤプロディースの猿岩石の歌が頭の中にエンドレスループ。『行けねぇよ💢』と1人ツッコミしながら稜線で雪面やら岩やらにへばり付いてピッケルとアイゼンをフル活用で雪にブッ刺しつつ、耐えて来ました 笑。
今日の予報は平均風速20m/s, 瞬間風速は簡単に30を超えるだろう事はスタート前から折り込み済みですが、分かっていても今日の気分は歩きたかったんですよ〜。なので、自分としては大満足の山歩きで楽しく下山してきました♪
過去経験した冬山で酷かった暴風はどこだったかなぁ?と思い出しながら黙々と樹林帯を登っていました。
3月の聖岳山頂は酷かったけど、山頂以外は風は無かった。2月の北岳も日の出直前の森林限界突破直後はコンタクトレンズが凍ったほど酷かったけど、日が昇ると風は止み一瞬で収まった。五竜の雪壁アタックの時はヤバかった。ずっと風に吹かれたまま雪壁に張り付いていて、登り切った先の稜線で震えが来てしまって低体温症の初期だった。ダウンを着込んでお湯を飲ませてもらってすぐに下山して事なきを得たけど、あれは際どかった。晴天の唐松岳は最初から最後まで止むことのない北からの風だったけど、風向きが不規則じゃ無かったので耐風姿勢を取りながらも何とか登り切った。でも代償はデカかった。北側からの暴風に巻き上げられた粉雪が右頬を直撃。バラクラバをする前のわずかな時間で真っ黒に変色して顔面凍傷を患った。完治まで半年以上通院した苦々しい思い出。。。そして夏山の常念岳。実は常念には縁が無く、過去夏山の暴風の中、かろうじて登頂出来たのが1回のみ。もう何年前だろう?ヤマレコをまだ始めてない時だった。今よりも5-6キロは軽かった体重のせいか、ザックごと風に持ち上げられて2m後ろの岩に吹き飛ばされた。岩にぶつかって止まったけど、岩がなかったらどこまで吹っ飛んでいたんだろうと思うと恐ろしい。
そんな事を考えながら登っていたら、かつての自分への戒めを思い出した。そう、私の鬼門は『風』だった!今までのヒヤリハットは全て風が絡んでいる。私はこの戒めを忘れると、いつかきっと風で命を落とす!
樹林帯の中ですら吹き荒れる暴風のお陰で、しばらく忘れていた自分自身への戒めをちゃんと思いだす事が出来た結果、風の様子を見計らってしか進めなくなった稜線で、しっかりと撤収を決める事が出来ました(^^)
やはり縁の無い常念岳。でも直近でその勇姿を眺めることが出来たので、大満足の山歩きとなりました!
こんばんは。
1人で常念に行ってきたのね。
ヤマテンの予報が当たったようでやはりすごい風だったのね。
風は特にこわいよね。
ピークハントが好きと言っていたけど、しっかりと撤収を決めて無事に下山できてよかった!
それにしても山に登る前ちゃんと寝た?
(01:51スタートって…💦すごすぎる)
おつかれ山でした!
基本はピークハンターだけど、絶景ハンターでもあるから、稜線を歩けただけでも大満足よ♡ 長い距離を歩きたい気分だったし、珍しく夜中出発もすんなり出来たから〜笑
一応寝たよー!3時間ほど。ちゃんと寝ないとへばるよね、雪山は😅
強風の常念、頑張ったのね
お疲れ様でした。ハルボ―さんは細いからさらに飛んでっちゃいそう。
いっそのこと飛んで頂上に行ければいいのにね。
ちゃんと勇気ある撤退をしたことに拍手よ〜
小八郎岳行ったときに撤退勇気保持者のバッチをもらったことを思い出したわ。
無事下山して良かったよ、また私とハイキングしてもらわないとだからね。
あっジュディオングさんを知ってる世代ってバレちゃったじゃん。。。
小八郎岳のバッチ、もらったねー!それがさ、あれザックに付けておいたらどこかの藪漕ぎで外れて無くしちゃったんだよ😂また貰いに行かないとだけど、まだやってるのかなー。
東尾根も一緒にハイキングしてね〜😊雪質によっては、結構ラクな尾根だなと思ったよ。フルラッセルはキツイだろうけどね😅
ふふふ、ジュディーオングをあれからネットで見ちゃったよ〜!似てるね〜🤭
おめゃさん、
恐ぎゃ過ぎるは、
えーかげんに、せーよ。
感想文を読んでるだけで、
ヒヤヒヤ ゾクゾク ガタガタ
しますよ。
ヒヤリハットに、
「ハインリッヒの法則」
が、あります。
「ご安全に」←大きな声で😀
ハインリッヒの法則、、、300くらいは自分で認識してないウッカリが隠れていそうですよね。昨日の私の300分の1には、忘れ物が4つもありました。300分の4ですね☺️ 山専ボトルのお湯を忘れて、いつも持参するゼリー飲料も忘れて、黄砂が目に入った時の替えのコンタクトレンズも無く、頭痛持ちの私にとって無くてはならない痛み止めも忘れてきちゃったな、、、と。数えたら300ありそうです😂
ハインリッヒの法則で思い出しましたが、スキー業界では安全10則と言うのがあります。登山業界では統一したようなそんな10則は無さそうだけど、ハインリッヒの法則もスキー安全10則も山登りに応用出来ますね😊これからも安全登山、頑張ります!
ハルボーさん おはようございます
お久しぶり!暴風のメッカ「那須岳」の地元民でございます
映画の題名の如く吹き飛ばされなくて良かったですね
もしかして「体重増加」のご利益だったんでしょうか?(^_-)-☆
写真コメや感想を読んでビビってしまいます
昨年も爆風で遭難事案(3名死亡)が出た那須岳で何度か爆風スランプには遭遇してますが
流石に這いつくばった「耐風姿勢」はとった事がありません(ノД`)・゜・。
如何にすごかったかがうかがえるレコに肝を冷やしました
とにかく適切な判断で無事に下山され何よりでした
エキスパート様に余計な言葉ではありますが
猿岩石の曲を忘れずにテーマソングとして今後も程々にね(●^o^●)
※老婆心ならぬ老爺心でした
那須岳はまだお邪魔した事ないんですが、良く事故の起きる山という印象はあります。風が強いところなんですね〜!もし行く機会があったら、風のことを忘れないようにチャンスをうかがいます!
体重増加のご利益、、、全然嬉しくな〜い😂😂😂踏み抜きは増えるし、身体が重くて昔よりもサクサク登れなくなってるし、登山においては重いは罪💦ザックの中身を数キロでも減らそうと頑張ってウルトラハイク狙うなら、体重落とせって感じですよね。 でも中年だから痩せれないのですよ〜。(←自分の怠慢じゃなくて中年のせいにしてる辺り、絶対痩せないと分かってる😅)とりあえず今回だけは重くて良かったでーす 笑。
>分かっていても今日の気分は歩きたかったんですよ〜
よぉーく、わかります。そういう気分のとき、ありますよね。
ちなみに私の場合、稜線で暴風に吹かれたときのエンドレスは「強風オールバック」で、脳内でリコーダー吹いてます(笑)。
そうなんですよ、分かっていたけどガッツリと雪山を歩きたい気分でした。森林限界を抜けない里山も考えたんですけど、今年は雪が中途半端すぎてそれはそれであまり良い場所が思い当たらず。。。上まで行かなくても景色を堪能しに行こう♪♪ ひょっとしたら登れちゃう程度の風になるかも知れないし、、、くらいな気持ちで向かいました。予報よりも風が無くて登れた経験も沢山してますけど、今回のは『ここでこれかぁ〜😅残り800m近くの標高差、あの上はどれだけ凄いことになってるのか‥』と想像したら、あっさり撤退出来ました。ものすごい突風が30秒〜1分くらい続いて、ピタッと止んで、、、また突風が訪れる、って感じの吹き方だったんですよ。読みにくいし居る場所によっては死活問題だし。風が止んでる間に少しずつ歩けるので行きたい気持ちもありましたが、やっぱり止めて良かったです😊
八ヶ岳もご無沙汰なので、そろそろ遊びに行こうかなと思ってます〜。風のない日に向かいますよ😆
丑三つ時!って、行くかどうか気の迷いも無くスタートですね。
歩き始めたら心配のないハルボ-さん(^o^)/
下界も風が強くて寒かったですから、
稜線は物凄かったでしょう!
1番のハードルは家を出るかどうかなので、家を1歩出ることさえ出来れば、丑三つ時でももう行くしか無いですね!でもね〜、後でゲートで撮影した写真を見たら、なんだか訳わからないオーブに全面覆われた写真に仕上がってましてレコに使えませんでした😅さすが丑三つ時〜!画面で確認した時にはそんなんじゃ無かったはずなのに、ちょいと怖くなりましたよー😱
ナイス判断✨
爆風ってほんと怖い。経験してるからこそ分かるよね!
私もつい最近の北岳で顔マスクが飛んでっちゃって数分ほど爆風にさらされただけで顔半分真っ黒になっちゃった💦
もう治ったけど。
はるぼちゃんは、完治に半年もかかったって
辛かっただろうね😢
途中まででもガッツリ歩いてるし🤣
大切なこと思い出せたし良かったね😊
昨日は天気は良いのに爆風で、、なかなか登山日和に恵まれないね😅
今回の東尾根条件は素晴らしく良すぎたよー。全然疲れもせず、普通の山じゃん!ってくらい足元が楽だったから、風が無かったらすごく条件良く登れたのになぁ〜って悔やまれました。
雪が良くても風があればダメだし、逆ももちろんだから、総合的に判断するのが雪山の面白いところだよね☺️
こっちから見ると、常念の奥は雲がもくもくしてたのよー。あの雲の中に居たのね。でも風が無くて良かったね〜😆 ボッチちゃんも相変わらずの男前の山行、お疲れさまでした〜♡
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