八島湿原から鷲ヶ峰〜和田峠

2024年03月30日(土) [日帰り]

• GPS: 05:28
• 距離: 9.0km
• 登り: 386m
• 下り: 384m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:17

8:43 八島湿原バス停・駐車場
8:46 8:47 八島湿原
9:03 9:04 鷲ヶ峰-八島ヶ池分岐
9:57 9:59 鷲ヶ峰
11:09 11:10 安曇幹線2号線No.８4鉄塔
11:56 11:57 峠橋
12:12 12:47 和田峠
12:49 12:49 峠橋
14:00 八島湿原バス停・駐車場

天候

晴れ
朝　風速17m/s 次第に弱まる
気温5℃前後

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

茅野駅 7:30集合
八島湿原駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

全体的に雪は緩み踏み抜き多数。
踝から膝下までズボズボ踏み抜き、深いところでは太腿まで沈む為非常に歩きにくかった。
時間がかかり過ぎる為今回和田峠から先、三峰山までのルートは断念した。

・八島湿原駐車場〜八島湿原〜鷲ヶ峰
八島湿原の木道を覆う雪も緩み踏み抜き多数。
鷲ヶ峰への登りは雪に加え風速17m/sの強風が吹き荒れ非常に歩き難かった。
笹原で先まで見えている為道迷いなどの心配は無い。

・鷲ヶ峰〜和田峠
鷲ヶ峰より先は踏み跡もなくつぼ足地獄。
無雪期ならなんて事は無い道だろうが、標識やテープも無く、地形を見ながら進むしか無かった。
鷲ヶ峰を降ると分水嶺トレイルのコースに合流、標識やテープも豊富になった。

その他周辺情報

・遊泉ハウス　児湯…諏訪湖周辺の日帰り温泉街にある施設。アメニティはないが安くいいお湯

・カナディアンロッキー…諏訪湖畔にあるステーキ屋

写真

3/30 7:47

朝7時半茅野駅集合だったが道が混み合い少しおくれて到着。
トイレを済まし八島湿原駐車場へ向かう

八島湿原駐車場には先行車3台ほど。
上空は風がゴーゴー吹き荒れている。

約9年間登山の相棒として活躍してくれた愛車のムーヴだが、来週をもってお別れな為少し寂しい。
この車での最後の登山なので記念撮影パシャリ。

ま）とってもお世話になった、お疲れ様。

3/30 8:33

目の前に見えるのが鷲ヶ峰だと思っていたが違った

3/30 8:35

今回はまるたが計画を組んでくれた。
先ずは八島湿原を少しだけ歩き前に霧ヶ峰を歩いた赤線と繋げる計画だ。
八島湿原に入る入口が分からず無理やり壁を越えるが…

ま）完璧な計画のはずだったんだけど…

駐車場から直で来れる通路があった😅

ま）もうすでにここで調査不足を露呈

3/30 8:43

八島湿原は展望広大！
雪は結構緩んでいてズボズボハマるのがちと不安

3/30 8:44

木道上に積もる雪も中途半端で歩き難い。

遠くに車山見えてるな

ま）木道踏み抜きトラップは危なかったな

3/30 8:54

ここら辺が前回霧ヶ峰を歩いた時到達した地点の様だ。
コレで赤線が繋がったので分岐から鷲ヶ峰に向かう

3/30 8:55

鹿柵を潜り鷲ヶ峰への道を取るが…

3/30 9:04

踏み跡無しのズボズボルート！
2人ともゲイターも持って来てなければ冬靴でも無い未対策ぶり。
これは靴に雪入るし浸水しそうな予感…

ま）最近暖かかったから雪はそんなに無いと思ってたんだけど…

3/30 9:05

鷲ヶ峰への道に合流。
風が凄まじく風速17m/sくらいある。
慌てて防風に一枚羽織る。
気温は低く無いのが救いか

3/30 9:22

眼下に出発地点の駐車場が見える。
車の台数が増えてるな

3/30 9:22

正面奥に見えるの蓼科山かな

ま）たぶん蓼科山だと思う

3/30 9:23

風速は強いがあまり冷たく無いのでウインドブレーカー的なやつ羽織ったら対応できた。

3/30 9:34

前方に見えるのが鷲ヶ峰らしい。意外に遠いな。
鷲ヶ峰までに4〜5人の登山者とすれ違った

3/30 9:42

北八ヶ岳

3/30 9:42

南八ヶ岳

今日は黄砂がヤバい予報だが、遠景は大分ボヤけてるな。

ま）黄砂より花粉がヤバイ

3/30 9:42

ふう、雪が緩くいつハマるか分からないので速度が出ないな。
非常に歩き難い。
こんな調子で三峰山まで行けるのか？

3/30 9:42

ひゅ〜！！
眺め良いなあ

三峰山はここからだと見えない様だが、鷲ヶ峰はずっと見えてる

3/30 9:43

なるべく雪が無い場所を歩こうとするがそれはそれで歩き難いな

3/30 9:54

諏訪湖が見えた

3/30 9:54

お、そろそろ着くか？

3/30 9:57

鷲ヶ峰登頂

ま）自分は2回目、ここから三峰山まで赤線つなぐぞ

3/30 9:57

鷲ヶ峰　標高1,798m
意外に高いな。

3/30 9:58

ベンチが雪で埋まってる。

遂に見えた三峰山だが、なんか遠く無い？

ま）確かに、距離はそんなにないと思うんだが、たぶん

3/30 10:14

鷲ヶ峰から先はノートレース！
膝下までズボズボだ。
コレはまずいな

ま）ここまで雪が残っててトレースもないとは思わなんだ

3/30 10:14

観念して今更だが雨具のパンツを履く。
ついでに小休止してとっておきの菓子パンをモグモグ。
爪はつけてもあまり意味は無さそうなのでこのままツボ足続行だ。

3/30 10:18

あまりにも急な斜面に（もしかして、行けるか…？）と尻セード！
良い感じに滑れて楽し過ぎてハイテンションに！！

3/30 10:21

ずっと滑って降りれれば良いのだが、斜面がなだらかだと埋まるだけで滑れないのでズボズボ山行続行だ。

3/30 10:22

ババーン！と大展望。
三峰山の向こうに見えるのは美ヶ原？
あわよくば三峰山まで行けないものかとまだ頭の隅にあったが、ここから見る三峰山はあまりに遠過ぎて「こりゃ無理だわ」「今日は和田峠までにしよう」と合意形成された。

3/30 10:24

あまりにもズボるため定期的に転倒する2人
踝までしか沈まないと思ったら次に進めた足が膝まで沈んだりするからたまらない。

3/30 10:26

和田峠手前にまだ3つくらいピークあるな…

3/30 10:27

尻セードで滑りが悪いなら横になってゴロゴロ転がれば…と試した結果目を回してしまったまるた。
考えれば当然だよな…

ま）アホ過ぎでしょ😵‍💫

3/30 10:29

ようやく鷲ヶ峰からの急な下りも終わりなだらかなエリアに。
しかし相変わらず歩き難い。
斜度が無くなった分スピードが落ちてる気もするな

ここら辺の区間は時々スノーシューの薄い足跡を見かけたりした

3/30 10:39

遥か遠方の山影、あれなるは北アルプスの常念岳？

ま）あれが安曇野の里山、常念岳だ

3/30 10:45

沈む場所と沈まない場所の見分けは一切つかないのが辛い。
2人とも靴の中まで浸水しびしょびしょだ。
気温高めで助かった。
氷点下だったら凍傷になってたかもな…

ま）天気がいいのだけが救いだったな

3/30 10:49

鷲ヶ峰より見えた名無しピークに到達

3/30 10:53

適当に歩いているが時々確認するヤマレコマップでは大体ルートがあってた。

しかしもっと雪が締まってる時期に来るべきだよなぁ

3/30 11:04

鉄塔が見えて来たからゴールが近いぞ！

とこの時は思っていたのだが、実は和田峠までの間に鉄塔3本あると後に知る事になる…

3/30 11:08

あれ？w

奥にもう一本鉄塔があるぞ？w

ま）うそつきー、新手の鉄塔詐欺だな

3/30 11:09

浅間山も良い天気そうだが、今日は風が強過ぎて登山はキツイだろうな…

3/30 11:10

このエリアは横から強風が吹きつけていた。

3/30 11:11

おお！
鷲ヶ峰以降初めての標識だ。
中央分水嶺トレイルか…美ヶ原まで続いているコースだよな。

3/30 11:16

2人とも寝不足で欠伸をしながら歩く。
いい加減疲れて来たぞ

3/30 11:19

やっと和田峠か…！？

と思ったらもう一つピークあるんですが…

3/30 11:20

和田峠までまだ1.6kmあるのか〜

ここから先は分かりやすい登山コースと言った感じになった。

ま）ここまで3時間かかって3キロしか進んでないのか

3/30 11:21

鹿の鳴き声が何度もしている。
警戒されているみたいだな

3/30 11:25

振り返って歩いて来た山側を見ると、自分達以外の足跡無いな〜

3/30 11:32

最後のピークにアタック

3/30 11:40

あの鉄塔が最後の3本目のヤツだな

3/30 11:42

三峰山かなり近く無いか？（気のせい）

ま）それは気のせいじゃない

3/30 11:47

降りはまあビクトリーロードかな

3/30 11:50

三峰山まで5.0km、美ヶ原まで22.0km！？
遠過ぎる…
やっぱ今日三峰山行くの無理だな😅

3/30 11:52

和田峠着いた。
なかなかハードだったな。
無雪期なら多分大した事ないんだろうけど

3/30 11:53

少し先に農の駅という道の駅みたいな施設があるらしいのでそこで昼休憩を取ることにする。

早くこのぐしょ濡れの靴を脱ぎたいわ

ま）歩きやす〜い

3/30 11:55

なんか三峰山や美ヶ原への距離が大分短く無いか？
車道で行く方が早いのか？？？

ま）さっきみた看板より美ヶ原の距離が半分に縮まってる？？

3/30 11:58

農の駅、営業してないね。残念

ま）自販機も冬眠中だな

3/30 12:02

入口の階段あたりで2人とも靴と靴下を脱いで足を乾かす。
やっと一息つけた。

3/30 12:13

カップ麺とおにぎりで昼休憩

3/30 12:48

1時間弱休憩したがそろそろ出発しよう。
折角乾いた足だが、まだ濡れている靴下と靴を履き直す😂

この先のゲートから、出発地点の八島湿原駐車場までの区間は冬期通行止。
GW手前まで開かない様だ。

3/30 12:56

車の来ないビーナスラインをのんびり歩くと前方に鷲ヶ峰が見えて来た

3/30 13:00

歩いて来た稜線が一望。
3本の鉄塔も見える

3/30 13:07

あの鉄塔、こんな車道の近くだったのか…

3/30 13:18

鷲ヶ峰直下へ。
車道歩きだとメチャクチャ早いな…
あの苦労はなんだったんだ…

ま）ズボらないって楽で素晴らしい

3/30 13:28

三峰山、何処から見ても目立つ山だ

ま）後日必ず行くから今日はこのくらいで勘弁してやろう

3/30 13:33

諏訪湖の向こうに見えるのは中央アルプスか？

ま）それっぽいと思う

3/30 13:59

八島湿原のゲートが見えて来た

ゴール！
14時前に下山出来た

3/30 15:47

諏訪湖畔の日帰り温泉で汗を流す

3/30 15:58

少し早いが飯にしよう。
中途半端な時間の為あまり空いていない中探し当てた湖畔のステーキハウスへ

3/30 16:17

コレにデザートまでついて2千円以下！安い！

ま）これにライスがついてきて、オプションでカレーも掛けられる

3/30 16:36

ま）チーズケーキにアイスも付けてダブルデザート！

3/30 16:57

下諏訪駅で解散した。お疲れ様！

しかし私は帰りの中央道で渋滞に捕まり帰宅は21時になってしまったのだった…

ま）お疲れ様、グダグダな計画だったけど楽しめたな。次くるときは和田峠から三峰山にリベンジだ！

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

AQUOS sense8 SHG11 au シャープ

感想

kukaminn

最近完全にネタ切れだったところにまるたが「鷲ヶ峰から三峰山をピストンしないか」と誘って来たので一も二もなく乗っかってみたわけだが、実は鷲ヶ峰の場所も分かっていなかった体たらく。
（三峰山なんてよくある名前の山だなぁ…）とぼんやり考えていた。

まるたも積雪状況などの調査が甘かったらしく、無雪期でも時間的にカツカツな計画を組んでいた為、ズボズボ沈む雪に苦戦しながら辿り着いた鷲ヶ峰山頂の時点で2人とも思っていた。
（これ、三峰山まで行くの無理じゃね？）

いや〜無理でした。
4キロ先の和田峠に着いたのが昼だから、さらに5キロ先の三峰山へのピストンなんてしたら下山は何時になる事やら…

それに装備がダメだった。
膝まで埋まる雪山にローカットや浸水する靴で来ちゃったからなぁ
コレは帰るしかない。

まぁ、アクシデントも楽しめたし、山行としては成功だったかな。
下山後の諏訪湖畔も観光みたいで楽しめた。
今回の山行が愛車のムーヴでの最後の山行なのも感慨深い。

無雪期になったら和田峠と三峰山を繋ごうと誓いつつ下諏訪駅で解散した。

まるた

今回は自分の赤線繋ぎにkukaminnくんに付き合ってもらいました。
ルートは松本〜霧ヶ峰間で未接続の鷲ヶ峰から三峰山までの区間。
とくに三峰山は美ヶ原高原ロングトレイルで残した最後の一峰でもあるし、
鉢伏山から繋げようとしたときに時間切れで二ツ山で引き返した因縁の山でもある。
最近気温も高くなってきたし標高も2000超えないから
雪も融けてドロドロ道だろうと予測したのが甘かった。
なんと深いところで膝下までズボりにズボまくるほど雪たっぷり。
当然対応する装備も持ってきていないので、
あっちゅうまに2人とも靴の中まで雪たっぷり状態に。
スタートから常に17m/s前後の強風が吹く中、鷲ヶ峰から先はトレースがほぼ無く
靴の中はグチョグチョでキンキン冷えひえ。
これは三峰山まで行くのは無理だと判断して、和田峠で引き返すことにしました。
背後に見える三峰山に季節がもう少し進んだあとのリベンジを誓い、
完全に除雪されたビーナスラインで撤退したのであった。（帰りは早かった）
甘々な計画と装備で反省しきりでしたが、
雪がたっぷりだったおかげで想定以上に楽しめたのは良かったです。