七国見山(ウォーキングセンター〜七国見山〜蒲刈トンネル側の登山口)【呉市上蒲刈島、広島県】
- GPS
- 02:04
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 528m
- 下り
- 520m
コースタイム
- 山行
- 1:41
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 1:56
駐車場 1515 ― ウォーキングセンター 1518 ―林道、西楽寺前、みちびき観音 1528 ― 四合目 1535 ― 再建された観音堂、百度石 1541 ― 六合目 1546 ― 九合目、主稜線ピーク 1558 ― 桂の滝分岐 1601 ― 七国見山山頂 1607/1612 ― 西の六合目 1620 ― 蒲刈トンネル側の登山口 1629 ― 奥山、田戸港分岐点 1635 ― 採石場上 1653 ― 物見橋 1700 ― 西泊観音 1712 ― 駐車場 1716
●行動時間 2:01
天候 | 晴れ、黄砂で霞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(広島の家=ウォーキングセンター付近の駐車場) 駐車場―ウォーキングセンター―七国見山―蒲刈トンネル側の登山口―駐車場 (ウォーキングセンター付近の駐車場=広島の家) ●登山口へのアクセス ○ウォーキングセンター付近の駐車場 ・ウォーキングセンター前には数台が駐車可能。今回駐車したのは、県道287号と物見橋公園から降りて来る林道とが合流する地点付近。数台が駐車できるような区画整理がなされている。ただし、登山者用などとは書かれていなかった ・山登りに使えるバス便は見当たらなかった ・クルマで行く場合には、呉市内国道185号から川尻付近で「安芸灘大橋」を経て「下蒲刈島」へと至る県道74号へと進み、さらに「蒲刈大橋」を経て「上蒲刈島」へ。道なりに進み原トンネルの先約1kmにウォーキングセンターがある (いずれの記述も2024.3現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ウォーキングセンター〜西楽寺跡〜七国見山 ・ずっと斜度のある段付けの道。高すぎるステップの補助としてコンクリートブロックや石が置かれており、適宜それも頼りながら進む ・林道から6合目付近までは樹木の薄い登り。背後には瀬戸内海が望める ・尾根筋のピークからは、鞍部を挟んで樹林の中を進み、山頂に至る ・分岐道はなさそうだが、時折見かける合目標以外には途中の標示はない ○七国見山〜蒲刈トンネル側登山口 ・ほぼ直線的に急下降を続ける道。こちらも段付け整備がなされている ・合目標を一つ確認したが、それ以外にもあるのかは不明 ○蒲刈トンネル側登山口〜物見橋公園〜駐車場 ・舗装路歩き。登山口から採石場上くらいまでは、最近クルマが通ったような形跡はない。物見橋公園付近はさくらの盛期にはきれいそうだ。物見岩共々鑑賞することができる (いずれの記述も2024.3現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○コンビニエンスストアは本土側にしかない。国道185号の川尻側、仁方側いずれに行ってもある ○飲食店は島内にもあるようだが、今回は利用していない ●日帰り温泉 ・近隣では、上蒲刈島の県民の浜には「かまがり温泉やすらぎの館」がある (いずれの記述も2024.3現在) |
写真
感想
山行きを考えていた休日に待望の晴れ。おおむね一月ぶりに山へと向かった。
今日は上蒲刈島にある七国見山へ。瀬戸内海にある目につく山で、遠くの国から見えるあるいは遠くの国々を見渡せることからついた名前とされる。ちなみに七国とは西から「豊後、周防、伊予、安芸、備後、備中、讃岐」を指している。
午前中のご用のあと立ち寄ったお昼の店が選択ミス。よもやの所要2時間。登り始めが夕方になってしまった。最後は舗装路歩きだと分かってはいるが、気が急いてしまう。
ところが七国見山への登りは急な稜線の段付け道。急ごうにも限度がある。
途中で林道に出て西楽寺の由緒書きを見る。そこからさらに急坂を上ると、五合目に相当するくらいのところに新しい祠がある。これが焼失した観音堂の再建された祠のようだ。この辺りからは樹木が切れ、背後には瀬戸内海の多島美が広がる。しかし今日は黄砂が甚だしいようで、せっかくの展望も水墨画のようになっている。
厳しい階段上りはまだまだ続く。九合目がちょうど主稜線のピークになっており、そこでようやく急斜面が終わる。いったん緩やかに下り、登り返して山頂部へ。山頂部は樹間に唐突に現れる。2階建て位の高さを誇る木製の展望デッキが設けられている。上ってみるが、ここでも当然ながら海側はモノトーンの世界だ。本当ならば四国まででも見えるのであろうが、近隣の島いくつかが墨染のようになっているだけだ。
ちょうど後続の方が到着。先ほど7合目の手前で追い越した方だ。身軽な女性一人という出立ちが気になったが、聞けばキャンプに来ていて気になったので登ってみたとのこと。山には造詣が深いようで、それもあってかまあまあ速い歩きだったのであろう。その方はキャンプ場へと戻るとのことで、こちらは改めて一人、西へと下降路を取る。
こちらの道も段付けがなされている。先ほどの道と同様だ。道取りは直線的で眺望の利くところも全くない。樹間の下りを歩き続けると、やがて林道へと降り立った。
今日の林道歩きも長い。ところが、意外に眺めもある。ちょうど七国見山を半周するように進むが、海側が開けていたり、山側も巨石群や上りの尾根筋が見えたりもする。巨石もそうだが、尾根筋の荒々しい姿には目を惹かれる。地肌も露わになっており、造形的な石組みがシルエットとなって見えるその姿は異様でもある。
最後は林道が県道に下り着き終了。先ほどのフラッと山登りの方を除けば誰とも会わない山行きであった。
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