夕張岳登山道整備（大夕張コース）

2015年06月14日(日) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,130m
• 下り: 1,112m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:42

6:04 夕張岳ヒュッテ
7:27 7:34 冷水の沢
8:26 8:39 石原平
8:48 8:59 望岳台
10:35 10:36 釣鐘岩
10:59 11:08 夕張岳
11:23 11:43 吹き通し
12:38 12:39 望岳台
13:46 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道は6/20より解放されます。詳細は↓
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/sorati/

道路状況は普通車でもなんとか走れますが、RV車が安心です。
最終ゲート前の駐車スペースは10台あるのか疑問。
林道も狭いので路肩の駐車も厳しそう。
花の時期の週末は、駐車が一番の核心になりそうです。

コース状況／危険箇所等

雪渓は小さく登山道を見失うことはないです。
道は概ね綺麗ですが、所々沢水が流れています。
スパッツがあると有効。

写真

6/14 6:04

宿泊した夕張岳ヒュッテ

6/14 6:10

冷水コースの登山口

6/14 6:50

登山道をふさいでいる倒木処理、ノコギリの出番

6/14 7:00

押して避けれるものは力を合わせて

6/14 7:30

6/14 7:31

水場の整備もします

6/14 7:57

馬の背コースとの分岐

6/14 8:14

シラネアオイがあちこち

6/14 8:23

ミネザクラも

6/14 8:26

雪渓が現れたけど小さい

6/14 8:29

ここでロープ張り

6/14 8:54

望岳台でもロープ張り

6/14 9:09

前岳トラバースの雪渓は小さい

6/14 9:31

ガスが濃い

6/14 9:35

男岩も直前になって気がつく

6/14 9:45

涼しくて登りやすい

6/14 9:46

ひょうたん沼でオタマジャクシの卵？

6/14 10:04

シソバキスミレ（紫蘇葉黄菫/スミレ科）北海道固有種

6/14 10:09

ここもロープ張りです

6/14 10:16

ユウパリコザクラが咲いていました。固有種

6/14 10:23

1400m湿原の水場

6/14 10:28

ガスが晴れてきた

6/14 10:38

急斜面の雪渓だけど、一瞬の距離

6/14 10:40

ショウジョウバカマ、あちこちで咲いていますが、ここは咲始めで背が低い

6/14 10:43

吹き通しにはユウバリソウ（夕張草/ウルップソウ科）夕張岳固有種

6/14 10:44

ナンブイヌナズナ（南部犬薺/アブラナ科）

6/14 10:45

お花を見てたらきりがないので山頂へ

6/14 10:46

6/14 10:59

山頂直下の社から山頂の人達

6/14 11:02

ガスが流れて見えそうで見えない景色

6/14 11:11

ハクサンイチゲを見ながら降ります

6/14 11:21

ミヤマキンバイかな、、

6/14 11:27

もう一度ユウバリソウ

6/14 11:40

山頂と吹き通しを振り返る

6/14 11:53

山頂に登らずに登山道整備した仲間が、先に降りているので追いかける

6/14 12:00

登る時には見えなかった景色

6/14 12:05

ユウパリコザクラ、またね

6/14 12:09

キバナノコマノツメ？、、スミレは難しい

6/14 12:11

ケエゾキスミレ？

6/14 12:41

望岳台からやっと山が見えた

6/14 12:42

芦別岳山頂付近は雲だけど、手前に夕張マッターホルン(1415m峰）

6/14 13:01

分岐から馬の背経由で降ります

6/14 13:25

こちらはゴゼンタチバナが多い

6/14 13:32

登山道整備しながら

6/14 13:47

木立の奥にヒュッテが見えた

6/14 13:57

ヒュッテ整備の仲間が冷麦作ってくれていた！

6/14 13:58

小屋前のスペースはあずましい

撮影機器：

LUMIX DMC-FT4 パナソニック

感想

marikka

夕張岳は6/20が山開きです。
その前にユウパリコザクラの会の登山道整備が行われます。
そのお手伝いに参加してきました。
土曜日は夕張岳ヒュッテで前泊。3月の春山パトロールで泊まった時より
ヒュッテが格段に使いやすくなっています。
一般のかたも予約して泊まることができます。
ユウパリコザクラの会→http://yuparikozakura.org/

日曜日、杭やロープなど分担して背負い、出発。
倒木処理や要所でのロープ張りをしながら登ります。
山頂間近の吹き通しでもロープ張りですが、有志でやれるので
山頂に行きたい人は登ってきてもいいよと言われ、サクッと一登り。
山頂には金山ルートから来たと言うカップルがノンビリしていました。
湿原近くでカッコーの初鳴き(？)聞きました！夏到来を感じますね。

ガスが流れて見えそうで見えない景色。下りも登山道整備が待っているので、お花を楽しむことも忘れずに降りてきました。
久しぶりの夕張岳、毎年登っているユウパリコザクラの会の方達の話では
少しづつお花が増えてきているようだとのことです。
夕張岳の固有種や北海道の固有種、大切にしたいです。

コメント

inisie

大変おつかれさまでした。
marikka さん　はじめまして。
今年も山開きが近づいてきましたね。その直前の登山道整備に
尽力されていることを知って頭が下がります。
登山者にとっては本当にありがたいことで、こうした日常の地味
な活動があってはじめて安全快適な登山が出来るのだと思います。

毎年６〜8月に北海道を山旅＆秘湯めぐりを楽しませてもらって
いますが、夕張岳には3年前の山開き3日目に京都から訪れました。
運良くちょうどそのときは会の代表の方もおられ夜遅くまでいろ
いろ苦労話などお聞きしました。
完成途中とのことでしたが、すばらしい小屋に生まれ変わって
（古い小屋も横にありました）快適な一夜を過ごさせて頂きました。

翌日は快晴で吹き通しのところに咲くユウパリソウはじめ石原平の
シラネアオイの大群落などなど多くの花々に大感激致しました。
昨年は林道が途中までしか入れない状況のようでしたが、今年は
また駐車場まで入れるとのこと。機会があればぜひまた再訪した
いと思っています。

marikka

お花と登山道整備
inisieさん、コメントありがとうございます。
普通は地元の山岳会とかが力を入れるのですが
夕張岳に山岳会があるという話を聞かないですね。

ユウパリコザクラの会は、スキー場開発を阻止したり
なかなか活動が活発です。それに感化されてのお手伝いでした。
高山植物、盗掘ももちろんですが人間の踏む力が
とてもダメージを与えるようです。
張ったロープを乗り越えることなく花々を楽しんでほしいです。

小屋に泊まられたことがあるんですね。
今年も夏の北海道、満喫してくださいませ