ボッカトレ 五助山、有馬三山 往復


- GPS
- --:--
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,940m
- 下り
- 1,939m
コースタイム
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 11:10
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
五助堰堤から尾根への取付きはかなり悪い |
写真
感想
夏山にむけてのボッカトレ第二弾は、表・裏六甲を往復した
ザック重量
うっきー 25.5kg(飲み水2L込み)
ao 20.5kg(飲み水2L、レーション1kg込み)
3:50 起床、4:30 家を出発
始発に乗って阪急御影で下車
白鶴美術館でaoと合流して、五助を目指す
五助堰堤でスパッツを装着し、ズブズブのルンゼを遡上し尾根へ出る
クモの巣と格闘しながら笹藪や樹林帯の稜線を登り五助山に到着
細かいアップダウンを繰り返し少しずつ高度を上げていく
簡単な岩場を越えると六甲縦走路に出て、すぐに極楽茶屋に到着
やっと1/4かぁ!とため息が出る
有馬までの下りには3つの各山に50〜100mほどの登り返しがある
その登りを考えるとまたため息が出た
なんとか三山をこなして、11時に有馬温泉到着
やっと半分かぁ!と深いため息が出る
ここまで着くと考えることはいつも同じ、、、
表六甲まで戻らずにこのまま帰れたらどんなに楽だろう・・・!
邪念を振り払い、意を決して来た道を戻る
これから先は体力・技術うんぬんではなく、気力・精神力との戦いになる
もちろん基礎体力がなければ歩けないのだが、、、
妙見寺までは舗装道を、それ以降は段差の大きな階段を1歩ずつ登る
湯槽谷山までと極楽茶屋までの登りで、精根尽き果てる手前の状況に陥る
1歩また1歩と息も絶え絶えに登り切った
14時 極楽茶屋、何とか予定時刻までに着いた
やっと3/4かぁ!と深〜いため息が出る
飲みきったスポドを買い足して、残り1/4をやり切るべく歩き始める
五助尾根には階段は無い
木の根っこ・少しだけ顔を出している岩角のわずかな段差に靴先をのせる
それが無い斜面では土や落ち葉に靴のフリクションを効かせる
自分の靴底を信じなければ下りられないのだ
それにしても前回に続いて足の指先の痛みは尋常ではない
下り斜面では重たいザックを含めて全重量が足の指先にのしかかってくる
この痛みに耐えなければこの斜面は下りられないのだ
それでも前回のボッカより少しはましになった
夏靴に馴染んだのかもしれないが、今年は幅広の靴を新調するつもりだ
やっとの思いで五助堰堤に到着、休憩よりも帰宅を優先しそのまま歩く
白鶴美術館で別れて、aoは家までうっきーは御影まで最後の歩き
阪急御影駅に着いてコンビニで飲みものを買い足し、普通電車に乗り込む
だが、電車に乗っても苦行は続くのだ
乾いた汗はこの世のものとは思えない異臭・悪臭を放つ
自分でこれだけ臭うのだから、他の人にはソートーなものだろう
周りの乗客の目を(鼻を)気にしながら、電車タイムをやり過ごす
気にしてもしゃ〜ないのだが、小心者のうっきーは気にせずにはいられない
18時 帰宅
重たいザックを背中から下ろし、やっと地獄の苦しみから解放された
この苦行を続けていれば、夏のアルプスはルンルン気分で行けるだろう!
だが、今日の最高気温は24℃と真夏に比べると10℃くらいも涼しかった
梅雨が明けて夏本番の酷暑日に同じルートを歩き切れるのだろうか!?
有馬まで歩き、灰形山までは足も重くなく順調だったのだが・・・そこから先は地獄だった。まず、目印の切り株は、極楽茶屋の手前の登りにあると勘違いしていた。切り株を越したらもうすぐ??しかしそこから恐ろしい景色を眺めることになる。なんと、極楽茶屋のある稜線がはるか彼方!そこに向かって登っていきたいのに今から下り!!
精神的に余裕がなくなり、登山道に向かって文句を言いだす。「また階段なのー。もう勘弁してよ。え?下るの??え?登るの??」
後でうっきーに「なんかぶつぶつ言ってたな。」と笑われてしまった。
何とか自宅まで戻ることは出来た。
今回のトレーニングは、精神面を鍛えるいい機会になった。
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