【奥久慈】イワウチワ咲く盛金富士
- GPS
- 01:15
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 339m
- 下り
- 345m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北側登山口から山頂までは歩きやすい道ですが、イワウチワの咲く場所は断崖が多いので、撮影に夢中になって滑落しないよう注意。下山は南側の登山道を利用しましたが、こちらは滑りやすい急斜面が続きます。反対回りの方が歩きやすいかもしれません。 |
その他周辺情報 | 山方宿駅で途中下車し、バスで日帰り温泉施設 三太の湯に立ち寄ろうかと思っていたのですが、該当のバス路線が4/1付けで廃止になったらしく行けませんでした。 |
写真
感想
今シーズン3回目の18きっぷ山行(利用そのものは4回目)で、奥久慈の盛金富士へイワウチワ見物のハイキングに行ってきました。本来は一昨日に実施するつもりだったのですが、ネット上の開花状況(と朝 起きられなかったこと)により延期したのが、結果的に正解でした。
【下小川駅〜北側登山口〜イワウチワ群生地】
列車を乗り継いでハイキングの起点となる下小川駅へ到着したのは10時18分。久慈川を挟んで向かい合う熊野山と一緒に登られることが多い盛金富士(ヤマケイ分県登山ガイドのプランなど)ですが、今回は花見がてらサクッと登ってこようという計画なので、朝もゆっくりとした出発でした(一番早い便なら8時35分に下小川駅着です)。
駅を出て北に向かい、冨士神社の鳥居をくぐって登山道へ。いかにも里山といった感じの歩きやすく整備された道を進みます。途中、植林地を伐採した展望地を通過し、さらに一登りするとお待ちかねのイワウチワ群生地に到着です。メインの登山道の周辺に枝道が拡がっており、辺りの斜面いたるところに白や薄いピンク色のイワウチワが花を付けています。群生地の規模としては期待していた以上のものがありました。足場が悪いところも多いので、撮影の際には注意が必要です。花見を楽しみつつ群生地を抜ければ、山頂はもう目と鼻の先です。
【山頂〜南側の登山口〜下小川駅】
山頂は狭く展望は南東方面のみですが、ベンチが設置された休憩適地です。ゆっくりして行きたいところですが、ここまでのペースなら11時43分の水戸方面行きの列車に間に合いそうだったので、足早に下山することにしました。これを逃すと、次は14時12分まで便がありません。下山には南側の登山道を利用したのですが、北側とは打って変わって急斜面の歩きにくい道の連続です。落ち葉などでスリップしないように注意しながら進むので、なかなかスピードが出せません。急傾斜地を抜けると一端緩やかな尾根道になりますが、登山口が近づいてくると今度は滑落注意な九十九折りの細いトラバース道になります。歩きやすさを考えると、南側から入山し北側へ下山した方が良かったかも知れません。それでも舗装路に出ると、なんとか列車に間に合いそうな時刻だったので、駅までの道を小走りに進んでいくと、無事に目標の列車に乗車することができました。
【バスの廃止で温泉につかり損ねるも、奥久慈しゃもグルメで鬱憤を晴らす】
その後、山方宿駅で途中下車して、駅前から出ているバスで日帰り温泉施設の三太の湯に向かう計画だったのですが、いざバス停に向かうと予想外の出来事が待っていました。なんと当該のバス路線は4/1付けで廃止になっていたのです。まさしくタッチの差ですが、ことここに至ってはどうしようもありません。
さて、これで2時間半ほど時間が余ってしまいました。タクシーで向かう手もありましたが、なんとはなしに癪です。ひとまず駅の近くのドラックストアに向かい、ビールとソフトドリンクを買い込んできました。駅の待合室に戻ると、水戸駅の売店で買っておいた駅弁 奥久慈しゃもべん(1250円)で昼食を取ることにしました。本来は20分あるバスの待ち時間で食べるつもりだったもので、図らずもゆったりと堪能することができました。意外にも、焼いた長ネギの美味しさが印象に残りました。
駅弁は食べ終わりましたが、お腹にはまだ余裕があります。ザックの中にはカップ麺とお湯の用意もありましたが、次の列車まではまだ1時間以上あります。せっかくなので駅近くにあるそば屋まで繰り出すことにしました。向かった先、そば家 麦藁 さんでは 奥久慈しゃもせいろ(1350円)を注文。しゃもの出汁が利いたアツアツのつけ汁で名物の常陸秋そばを堪能しました。
食後、腹ごなしに近くの清流公園に向かい、久慈川のせせらぎを耳にしながら、東屋で食休みを取りました。実にのどかな春の昼下がりです。一息ついたところで余裕を持って駅まで戻り、郡山方面からやってきた水戸駅の列車に乗り込み、帰路に着きました。
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