花を探しにツツジオ谷から金剛山へ

2024年04月07日(日) [日帰り]

• GPS: 04:44
• 距離: 8.6km
• 登り: 850m
• 下り: 721m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:33
• 休憩: 1:11
• 合計: 4:44

9:09 金剛登山口バス停
9:13 9:13 黒栂谷道分岐
9:29 9:39 ツツジオ谷入口
9:48 9:49 腰折滝
9:53 9:53 タカハタ谷分岐
10:14 10:20 一ノ滝
10:27 10:37 二ノ滝
10:50 10:51 ツツジオ谷出合
10:56 10:56 八合目（千早本道）
11:20 11:21 九合目（千早本道）
11:32 11:34 金剛山山頂トイレ
11:36 11:46 山頂広場
11:49 11:50 金剛山山頂トイレ
11:54 11:55 転法輪寺
12:00 12:05 金剛山
12:13 12:15 一の鳥居
12:19 12:19 湧出岳
12:23 12:23 一の鳥居
12:32 12:33 大阪府最高地点
12:38 12:45 ちはや園地展望台
12:45 12:46 大阪府最高地点
12:52 12:53 金剛山ロープウェイ金剛山駅
13:28 13:36 細尾谷分岐
13:39 13:39 寺谷分岐
13:43 13:43 文殊尾分岐
13:48 13:51 千早ロープウェイバス停／金剛山ロープウェイ前バス停
13:53 ゴール地点

天候

晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:南海高野線河内長野駅から南海バスで金剛登山口
復路:金剛ロープウェイ前から南海バスで南海高野線河内長野駅

コース状況／危険箇所等

往路のツツジオ谷は、バリエーションルートです。道迷いや転倒、滑落の危険があります。また、沢を歩くので天候には十分注意してください。
復路のちはや園地から細尾谷分岐までの馬の背コースも木の根が露出した急斜面です。下りで使うのは、ファミリーにはおすすめできません。念仏坂でロープウェイバス停留所まで降りるの無難です。
金剛山は、整備された道と未整備の道の差が激しいので要注意です。

写真

4/7 9:10

金剛山登山口

タチツボスミレ

ムラサキケマン

ジロボウエンゴサク
今日はいっぱいエンゴサクの仲間も見ました。

4/7 9:23

道端にエンゴサクの識別方法が紹介されている。

フラサバソウ
朝露がきれい

ニリンソウ　キンポウゲ科イチリンソウ属
道端にニリンソウが一輪だけ咲いていました。

モミジイチゴ
とても美味しい実がなる。

4/7 9:26

この橋を渡るとカトラ谷方面
右に行くと松の木尾根、タカハタ路、ツツジオ谷方面です。

クロモジ
金剛山にはクロモジの木がいっぱいありました。花が咲いていないと、こんなにたくさんの木があることはわかりません。

オタカラコウ
もうすぐ黄色の花を咲かせてくれます。

4/7 10:16

とにかく、沢沿いをどんどん谷の奥へと進む

ショウジョウバカマ発見　今日のターゲット

ショウジョウバカマ
薄いピンク色の個体

黄色いショウジョウバカマ

紅白のショウジョウバカマの群落

4/7 9:42

推奨ルートは松の木尾根で、タカハタ道、ツツジオ谷道は危険とされている。

4/7 10:26

腰折れ滝
途中で2段になっているのが名称の由来

4/7 10:27

腰折れ滝を見ながら、右の路肩が崩れ、トラロープがわたしてある坂を上がっていく。
この先でタカハタ道とツツジオ谷道が分岐する。

トウゴクサバノオ　今日のターゲット
キンポウゲ科 シロカネソウ属

トウゴクサバノオの花はとても小さい。　
トウゴクサバノオの花はやや上向き

サイゴクサバノオ　今日のターゲット
キンポウゲ科 シロカネソウ属
サイゴクサバノオは花が下向きに咲く。

サイゴクサバノオ
サイゴクサバノオは、近畿地方周辺では、ほぼ金剛山でしか確認されていません。

ミヤマカタバミ
今日は天気がよく昼前には、満開となった。

ミヤマカタバミは、金剛山のハイキング道の路端にいっぱい咲いている。
一般のハイキング道を通っていてもいろいろな花が楽しめるのが金剛山の魅力です。

チャルメルソウ
普通、これがお花だと思わないのでは？
不思議なかたちの花だ

ヤマネコノメソウ
山で普通にみるネコノメソウだ。

ヨゴレネコノメソウ
失礼な名前だ

シロバナネコノメソウ
今日のターゲット
金剛山では、どこでも苦労なく見ることができる。

シロバナネコノメソウ
白い萼片と暗紅色の葯のコントラストがきれい

ヤマルリソウ
ムラサキ科ルリソウ属
勿忘草です。

ユキザサ
春の山菜アズキナ
花穂が出てきた。

ユリワサビ
アブラナ科ワサビ属
ワサビに比べて小ぶりです。

あまり大きくなく、葉の切れ込みが深いのでミヤマキケマンでしょうか?

カテンソウ
雄花の赤い蕾

4/7 11:33

金剛山頂1125m
ツツジオ谷からも「ヤッホー」の声が聞こえたが、思わずそうしたくなる山頂です。

4/7 11:45

金剛ざくら
大阪で一番遅く咲く桜

山頂の純白のショウジョウバカマ

リュウキンカ
山頂付近にいっぱい咲いていた。

4/7 11:52

まず、転法輪寺にお参り。
転法輪寺はもともと葛木神社のところにあったが明治維新の廃仏毀釈で一旦廃寺となり、現在の場所に昭和36年に移され落慶された。

フキノトウ
金剛山頂は気温が低いので、まだフキノトウが残っていた。

4/7 11:57

夫婦杉
60代の夫婦は「信頼」が大事とのこと。
ちなみに40台は「我慢」50台は「あきらめ」

4/7 12:00

葛木神社
神社の奥に葛木山（金剛山）の山頂があるが立ち入り禁止

4/7 12:05

餌台にゴジュウカラがやってきた。

4/7 12:06

ヤマガラ（向かって左）とソウシチョウ（向かって右）

4/7 12:12

一の鳥居　
ダイヤモンドトレイルは、歩きやすい。

4/7 12:18

湧出岳一等三角点　1112m
せっかくなので三角点によってみる。
山頂には大きな電波塔と昔の展望台があった。

4/7 12:33

ちはや園地展望台に向かう
大阪府の最高地点でもある。

4/7 12:35

展望台からの風景
和泉葛城山の方向か

ちはや園地のカタクリ

斜面いっぱいのカタクリ

カタクリは、今がちょうど見頃です

ちはや園地のフクジュソウ
まだまだ元気

ヘビイチゴ　
バラ科キジムシロ属
この実は食用にならない。

ミヤマハコベ
街のハコベよりも花のサイズが大きい。

ミヤマシキミ
ミカンの仲間

4/7 12:53

金剛山ロープウエイ金剛山上駅
廃墟ファンが喜びそうですね

4/7 13:26

ロープウエイ山上駅から林間の急な斜面を細尾谷へ下っていく。
近道と思ったが、木の根が露出しているのと、あまりに急なことで歩きにくい。

4/7 13:33

細尾谷分岐に出るとこの表示（危険　落石が発生しています）
上の方には、何も表示がなかったので、おそらく落石は細尾谷ルートで発生したのだろう。

4/7 13:37

コンクリート張りの道をバス停にむかう

4/7 13:39

水場
金剛山には水場が多い

これはキケマン

ロープウエイ前バス停近くにツクシが生えていた。

4/7 13:50

金剛ロープウェイ前バス停のトイレの前にある靴洗い場
あると嬉しい。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

マルヒコ

今日は、金剛山ツツジオ谷に水辺の春野草を見に行きました。ミヤマカタバミ、ショウジョウバカマ、シロハナネコノメ、サバノオ、チャルメルソウ、ヤマルリソウなどいっぱい春の花を見ることができました。ショウジョウバカマはピンクのも白いのも、黄色のも見ることができました。黄色のものは、はじめて見ました。
トウゴクサバノオ、サイゴクサバノオもはじめて見ました。思っていたより小さな花でしたが、とてもかわいい花だと思いました。サイゴクサバノオは、金剛山くらいしか見ることができない貴重な花がなので、表紙の写真に採用しました。
最後に立ち寄った、ちはや園地では、ちょうどカタクリの花が見頃を迎えており、とてもきれいでした。
春の花いっぱいの金剛山は最高です。