【長野原】王城山 〜長野原草津口駅から川原湯温泉駅へ〜
- GPS
- 03:56
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 1,029m
コースタイム
天候 | はれ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に整備は行き届いていますが、六合目の岩壁下トラバース、八合目の切り立ったヤセ尾根などは滑落注意です |
その他周辺情報 | 無人の公衆浴場 かたくりの湯へ。500円で熱めの温泉に入れます |
写真
感想
青春18きっぷ、最後の1回分を使い、群馬県長野原町にある王城山に登ってきました。暖かいのを通り越して暑いくらいの陽気でしたが、山中では誰とも出会わない静かな山行となりました。
【長野原草津口駅〜登山口〜五合目】
宇都宮線、両毛線、吾妻線を乗り継いで長野原草津口駅に到着したのは10時19分。降車した人のほとんどが草津温泉行きのバスに乗る中、登山口に向かって吾妻川沿いに歩きはじめます。最初にたどり着いた登山口らしい地点には「進入禁止」の立て看板があったので、GPSを頼りに東に進むと一合目の表示とともに登山口を示す石柱がありました。雑木林の中の道を登っていくと、すぐに左手の林道へ下っていく階段があります。下った先の林道を数百メートル進むと、ふたたび登山道への入り口があり、沢沿いから谷筋に付けられた道で高度を上げていきます。尾根に上がってすぐのところに麓への分岐があり、これを右手に見送って直進すると舗装路の車道に出ます。舗装路を道なりに進み、林道終点の広場がある場所が五合目です。これ以降は山頂までずっとトレイル(土の道)が続くので、設置されたベンチに腰を下ろし小休止としました。サーモスのお湯でココアを淹れてカロリーメイトを囓ったら山行再開です。
【六合目〜山頂〜奥宮】
大きな岩がゴロゴロした緩やか道を抜けると、六合目から先は焙烙岩と呼ばれる岩壁の下を通るトラバースになっています。道幅が狭く落葉なども堆積しているの、落石や滑落に注意したいポイントです。やがて道は笹原の中の階段になります。この辺は雰囲気のいいところで、振り返ると木立の間から八ッ場ダムのダム湖(あがつま湖)を望むことができます。
八合目から先は、柵とロープの張られた痩せ尾根の道になります。左手には巻き道への分岐がありますが、ロープで閉じられ廃道になっているようでした。慎重にヤセ尾根を通過し、しばらく進むと山頂に到着です。山頂には三つの石祠が並び山名板もありますが、木々に遮られて展望はあまりありません。そのまま進むと下りの階段があり、東屋のある鞍部からわずかに登り返した先が奥の宮になっています
こちらもあまり展望は効きませんが、梢の間から雪を戴いた浅間隠山(だと思います)や草津白根山の稜線を確認できます。東屋まで戻ると、白湯を飲んで一息ついていきます。
【下山路〜かたくりの湯〜川原湯温泉駅】
下山は来た道を引き返します。ヤセ尾根とトラバースを通過すれば、後はほとんど危険はありません。途中の分岐で登りとは別の道に入り、尾根道に沿って下ればやがて登りで歩いた道に合流します。近くにカタクリの群落があるはずですが、場所がよくわかりませんでした。
下山後、川原湯温泉駅に向かう道すがら、林温泉 かたくりの湯に立ち寄っていきます。王城山神社の少し先、右手にある広場状の場所の奥にある地域の集会所のような建物がかたくりの湯です。無人の施設なので、料金箱に500円を放り込んで汗を流していきます。
入浴後、14時34分の列車にギリギリ間に合いそうだったので、小走りに駅に向かいます。あがつま湖を眺めながら橋を渡り、定刻の5分前に川原湯温泉駅に到着しました。地味ながら気持ちのいい里山ハイキングを楽しめました。
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