幕谷山 ~カタクリ見物のついでに裏山をハイク~
- GPS
- 03:30
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 358m
- 下り
- 344m
コースタイム
- 山行
- 2:27
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 3:30
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道と呼べるほどのものはありませんが、尾根でやや開けたところはあります。基本的には尾根を歩くのですが、倒木が多く、くぐったり迂回したりしなければなりません。また、松茸山のようで、秋シーズン(11月15日まで)は立入禁止と記された標識が立っていました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
ジャンパー
日よけ帽子
登山靴
サブザック(19L)
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(麦茶600mL)
地図(コース図・地形図)
スマホ(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
カメラ
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
腕時計
手拭い
ファストエイドセット
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感想
最近週末の天気があまり良くなかったものだから山へ行くことができないでいた。そうこうしているうちに三月も終わり,桜の花も満開になった。この季節にしか見られない、カタクリの花を見に行きたいと思った。これまで行ったことのない所を探してみたが、山行記録を検索してもあまり見つからない。Google Mapで調べてみると津山市の南東、美作の勝央町に「幕谷カタクリ群生地」というのが見つかり,その裏山が歩けそうだったので行ってみることにした。カタクリ見物は最後の楽しみにとっておいて、最初に尾根を上がって山を歩くコースとした。
国土地理院の地図に点線が記されているので、山頂へ向けて細い道が繋がっているのかなと予想していたのだが、あまりはっきりとした道はなかった。よく見れば尾根に、下草が少し薄くなっている踏み跡っぽい痕跡は辿れるのだが、倒木や枯れ枝も多くあまり人が歩いている様子はない。途中に文字が薄くなっていて判読困難な札や、穴の空いた貼り紙があり、何だろうと気になりながら歩いていたが、最後の下りに一枚だけ明瞭に読み取れる札があった。松茸山なんだそうだ。冬になるまでは入山禁止で、罰金30万円とのこと。確かに松の多い山だなあとは感じていた。春のこの時期に通り過ぎるだけなら問題ないだろう。特に山を荒らすような行為は行なっていない。尾根に張られていた朽ちたPPテープも立ち入り禁止の印だったのだろうが,それが尾根道の目印になっていて心強かった。
山でしばしば見かけた花はミツバツツジ、尾根から少し離れた斜面には白っぽい花があったが、時期的には桜だろう。行き帰りの街道では桜が満開だった。山の桜はソメイヨシノとは少し時期がずれていることが多いのだが、今年はソメイヨシノの開花がやや遅く、咲いてからも天候の関係で花の見頃が続いている。あちこちの桜が一気に満開になっていて春が満喫できる。
幕谷山の山頂は尾根道から少し外れた灌木の中で、三等三角点の標石があるだけで特筆するものは何もない場所だった。開けた場所は尾根取り付きと山頂の間の標高280mぐらいの小ピークと、谷を囲む稜線をぐるっと廻って山頂を向かい側に臨む尾根の途中の2カ所だった。下り尾根の展望地では南に幕谷山が、北に吉野川が見られて、日差しは少し暑かったものの、ドローンを飛ばしたりしてゆっくり過ごすことができた。
ドローン映像(2分39秒)
尾根から谷へ下りて舗装道路を歩き、カタクリ群生地へ向かった。道の脇には転々とフェンスに囲まれた施設が続く、水源施設だろうか。そのうち、道の脇に「かたくりの里」の幟(のぼり)が立っているのが目に入った。厳重にフェンスで囲まれている中へ入ると高齢の男性二人がにこやかに迎えてくれ、パンフレットを渡された。程よく下草が刈られて遊歩道が整備された山腹の斜面にはカタクリの花があちこちに咲いていた。あまりにも綺麗に手入れていて、寄付金の一つも払わなければならないような気になったが、どうも募金箱は置いて無さそうだった。この季節にしか見ることのできない花をしっかりと愛でることができて、ほっこりした気分で帰路についた。
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