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Yamareco

記録ID: 6632450
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ハイキング
中国山地東部

幕谷山 ~カタクリ見物のついでに裏山をハイク~

2024年04月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:30
距離
5.3km
登り
358m
下り
344m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:27
休憩
1:03
合計
3:30
8:59
36
スタート地点
9:35
9:37
45
四等三角点「林野」217.2m
10:22
10:28
32
11:00
11:36
26
展望地
12:02
12:21
8
カタクリ自生地
12:29
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林野高校前から「カタクリ」の案内板の示す谷方向へ入ってしばらく行った所に路肩の広い場所があったのでそこに車を停めました。カタクリ群生地の近くにも見学者用の駐車場が数台分あります。
コース状況/
危険箇所等
道と呼べるほどのものはありませんが、尾根でやや開けたところはあります。基本的には尾根を歩くのですが、倒木が多く、くぐったり迂回したりしなければなりません。また、松茸山のようで、秋シーズン(11月15日まで)は立入禁止と記された標識が立っていました。
カタクリ群生地の標識のある道路脇の空地に車を停めて歩き始めました。
2024年04月07日 09:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:02
カタクリ群生地の標識のある道路脇の空地に車を停めて歩き始めました。
道の傍には菜の花
2024年04月07日 09:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:04
道の傍には菜の花
「旧美作町の町章・白菊の花・梅の花・くろがねもちの木」だそうです。
2024年04月07日 09:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:05
「旧美作町の町章・白菊の花・梅の花・くろがねもちの木」だそうです。
多分この山なみを歩くことになるのでしょう。
2024年04月07日 09:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:08
多分この山なみを歩くことになるのでしょう。
尾根の取り付きには鳥居と祠があります。
2024年04月07日 09:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:10
尾根の取り付きには鳥居と祠があります。
道ははっきりしません。
2024年04月07日 09:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:15
道ははっきりしません。
しばらく行くと尾根が歩けるようになっていました。
2024年04月07日 09:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:19
しばらく行くと尾根が歩けるようになっていました。
ミチバツツジ
この山域でしばしば目にしました。
2024年04月07日 09:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:29
ミチバツツジ
この山域でしばしば目にしました。
小ピークに到着
2024年04月07日 09:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:35
小ピークに到着
あれが幕谷山山頂かな。
2024年04月07日 09:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:36
あれが幕谷山山頂かな。
四等三角点「林野」
北緯 34°59′47″.9818
東経 134°09′10″.8390
標高(m) 217.20
2024年04月07日 09:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:36
四等三角点「林野」
北緯 34°59′47″.9818
東経 134°09′10″.8390
標高(m) 217.20
何とか歩けるけど、道じゃないな。
2024年04月07日 09:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:40
何とか歩けるけど、道じゃないな。
ヒトクチタケ
2024年04月07日 09:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:50
ヒトクチタケ
人の仕業ですね。
2024年04月07日 09:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:53
人の仕業ですね。
よく読めません。裏側には「罰金三十万円」の文字があって、ちょっと不安になります。
2024年04月07日 09:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:56
よく読めません。裏側には「罰金三十万円」の文字があって、ちょっと不安になります。
数少ない開けた場所です。
2024年04月07日 09:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 9:57
数少ない開けた場所です。
再び灌木の森へ。
2024年04月07日 10:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 10:05
再び灌木の森へ。
このポリエチレンテープは立入禁止境界線のようです。
2024年04月07日 10:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 10:19
このポリエチレンテープは立入禁止境界線のようです。
三等三角点「三倉」
北緯 34°59′29″.5672
東経 134°09′47″.5368
標高(m) 312.61
2024年04月07日 10:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 10:25
三等三角点「三倉」
北緯 34°59′29″.5672
東経 134°09′47″.5368
標高(m) 312.61
地図上ではここが山頂です。
特に何もありません。
2024年04月07日 10:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 10:28
地図上ではここが山頂です。
特に何もありません。
これはなんとなく道のように見える。
2024年04月07日 10:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 10:35
これはなんとなく道のように見える。
テープとピンクリボンを目印に歩きます。
2024年04月07日 10:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 10:49
テープとピンクリボンを目印に歩きます。
灌木に囲まれて、展望はよくありません。
2024年04月07日 10:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 10:56
灌木に囲まれて、展望はよくありません。
開けた場所に出ました。
2024年04月07日 10:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 10:59
開けた場所に出ました。
幕谷山山頂方向の尾根、ここを歩いてきました。
2024年04月07日 11:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:00
幕谷山山頂方向の尾根、ここを歩いてきました。
ドローン(Mavic Mini)で周囲を撮影してみました。
2024年04月07日 11:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:05
ドローン(Mavic Mini)で周囲を撮影してみました。
《ドローン撮影》この谷を囲む尾根を歩いてきました。
《ドローン撮影》この谷を囲む尾根を歩いてきました。
《ドローン撮影》北側に流れる吉野川とその流域。
《ドローン撮影》北側に流れる吉野川とその流域。
地質図では、この辺りは古生代の「海成層 砂岩泥岩互層」ということです。
2024年04月07日 11:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:36
地質図では、この辺りは古生代の「海成層 砂岩泥岩互層」ということです。
よく読めませんが、これも立入禁止の札のようです。
2024年04月07日 11:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:39
よく読めませんが、これも立入禁止の札のようです。
倒木が多い。
2024年04月07日 11:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:42
倒木が多い。
やっとはっきり読める看板に出会えました。
2024年04月07日 11:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:43
やっとはっきり読める看板に出会えました。
尾根から外れて山腹を横切る道へ。
2024年04月07日 11:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:46
尾根から外れて山腹を横切る道へ。
ここが尾根の一番低い所(乢)のようです。
2024年04月07日 11:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:51
ここが尾根の一番低い所(乢)のようです。
道は無いのですが、下っていくと、何やら建物が。
2024年04月07日 11:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:51
道は無いのですが、下っていくと、何やら建物が。
ロープが掛かっているところを下ります。
2024年04月07日 11:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:53
ロープが掛かっているところを下ります。
立入禁止の施設、何なのか書いてないようですが、水源施設かな?
2024年04月07日 11:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:54
立入禁止の施設、何なのか書いてないようですが、水源施設かな?
泥岩の露頭
2024年04月07日 11:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:55
泥岩の露頭
簡易舗装の道を歩いて下ります。
2024年04月07日 11:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 11:57
簡易舗装の道を歩いて下ります。
梅の花の時期は終わっていますね。
2024年04月07日 12:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:01
梅の花の時期は終わっていますね。
カタクリの幟を見つけました。
2024年04月07日 12:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:02
カタクリの幟を見つけました。
大切に保護されているようです。
2024年04月07日 12:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:03
大切に保護されているようです。
遊歩道を探索。
2024年04月07日 12:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:04
遊歩道を探索。
バイモユリ(アミガサユリ)
2024年04月07日 12:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:04
バイモユリ(アミガサユリ)
ニリンソウ
2024年04月07日 12:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:06
ニリンソウ
お目当てのカタクリがありました。ちょうど見頃。
2024年04月07日 12:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:06
お目当てのカタクリがありました。ちょうど見頃。
ゼンマイ?
2024年04月07日 12:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:07
ゼンマイ?
斜面のあちこちにカタクリの花が。
2024年04月07日 12:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:08
斜面のあちこちにカタクリの花が。
遊歩道のすぐ側にもあります。
2024年04月07日 12:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:11
遊歩道のすぐ側にもあります。
タチツボスミレのなかま。
2024年04月07日 12:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:16
タチツボスミレのなかま。
花弁が巻いていないのもありました。
2024年04月07日 12:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:18
花弁が巻いていないのもありました。
ヤマブキ
2024年04月07日 12:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:23
ヤマブキ
道を下って車のところへ向かいます。
2024年04月07日 12:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:23
道を下って車のところへ向かいます。
帰ってきました。さて、どこかでお昼ご飯を食べよう。
2024年04月07日 12:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/7 12:28
帰ってきました。さて、どこかでお昼ご飯を食べよう。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ジャンパー 日よけ帽子 登山靴 サブザック(19L) 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(麦茶600mL) 地図(コース図・地形図) スマホ(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) カメラ ドローン(MavicMini) サブバッテリー 腕時計 手拭い ファストエイドセット

感想

 最近週末の天気があまり良くなかったものだから山へ行くことができないでいた。そうこうしているうちに三月も終わり,桜の花も満開になった。この季節にしか見られない、カタクリの花を見に行きたいと思った。これまで行ったことのない所を探してみたが、山行記録を検索してもあまり見つからない。Google Mapで調べてみると津山市の南東、美作の勝央町に「幕谷カタクリ群生地」というのが見つかり,その裏山が歩けそうだったので行ってみることにした。カタクリ見物は最後の楽しみにとっておいて、最初に尾根を上がって山を歩くコースとした。
 国土地理院の地図に点線が記されているので、山頂へ向けて細い道が繋がっているのかなと予想していたのだが、あまりはっきりとした道はなかった。よく見れば尾根に、下草が少し薄くなっている踏み跡っぽい痕跡は辿れるのだが、倒木や枯れ枝も多くあまり人が歩いている様子はない。途中に文字が薄くなっていて判読困難な札や、穴の空いた貼り紙があり、何だろうと気になりながら歩いていたが、最後の下りに一枚だけ明瞭に読み取れる札があった。松茸山なんだそうだ。冬になるまでは入山禁止で、罰金30万円とのこと。確かに松の多い山だなあとは感じていた。春のこの時期に通り過ぎるだけなら問題ないだろう。特に山を荒らすような行為は行なっていない。尾根に張られていた朽ちたPPテープも立ち入り禁止の印だったのだろうが,それが尾根道の目印になっていて心強かった。
 山でしばしば見かけた花はミツバツツジ、尾根から少し離れた斜面には白っぽい花があったが、時期的には桜だろう。行き帰りの街道では桜が満開だった。山の桜はソメイヨシノとは少し時期がずれていることが多いのだが、今年はソメイヨシノの開花がやや遅く、咲いてからも天候の関係で花の見頃が続いている。あちこちの桜が一気に満開になっていて春が満喫できる。
 幕谷山の山頂は尾根道から少し外れた灌木の中で、三等三角点の標石があるだけで特筆するものは何もない場所だった。開けた場所は尾根取り付きと山頂の間の標高280mぐらいの小ピークと、谷を囲む稜線をぐるっと廻って山頂を向かい側に臨む尾根の途中の2カ所だった。下り尾根の展望地では南に幕谷山が、北に吉野川が見られて、日差しは少し暑かったものの、ドローンを飛ばしたりしてゆっくり過ごすことができた。


ドローン映像(2分39秒)
 尾根から谷へ下りて舗装道路を歩き、カタクリ群生地へ向かった。道の脇には転々とフェンスに囲まれた施設が続く、水源施設だろうか。そのうち、道の脇に「かたくりの里」の幟(のぼり)が立っているのが目に入った。厳重にフェンスで囲まれている中へ入ると高齢の男性二人がにこやかに迎えてくれ、パンフレットを渡された。程よく下草が刈られて遊歩道が整備された山腹の斜面にはカタクリの花があちこちに咲いていた。あまりにも綺麗に手入れていて、寄付金の一つも払わなければならないような気になったが、どうも募金箱は置いて無さそうだった。この季節にしか見ることのできない花をしっかりと愛でることができて、ほっこりした気分で帰路についた。

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