坪山★ツツジ満開★黄色と赤紫の饗宴
- GPS
- 04:08
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 689m
- 下り
- 715m
コースタイム
天候 | 晴れ、無風、快適な温度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
G 学校前BS(上野原駅まで富士急バス) ★ヒカゲツツジ最盛期とあって、バスは超満員。ほとんどが谷ツ田BSで降りた。帰りのバスは2台で運行していた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般によく整備されています。指導標がありルート明確。 〇登り 急登ではあるが、お助けロープが多くあります。絶壁ではあるが、岩場は多くないです。 〇下り 小ピークの縦走となるのでわずかではあるがアップダウンがあります。急降下はないです。人工林の中も踏み跡は明瞭です。やや踏み跡が薄い箇所もありますが、必ず明瞭な踏み跡がある筈なので、その時は迷わず戻るといいと思います。 |
写真
感想
先週、寄居の釜伏山のアカヤシオのほんわかした美しさに感銘をうけた。ツツジは多くの種類があるが、どれも似た様なものだと思い込んでいたので、新鮮な驚きだった。
そこで、ツツジのうち見たことのないヒカゲツツジを見たくなった。ヒカゲツツジはどこにでも咲いているわけではないので、定番の坪山に行ってみた。
混雑は覚悟の上だったが、想像以上の大行列。そこで、行程は短く、バスの時間の関係上、時間はたっぷりあるので、大集団は出来るだけ先に行ってもらって、のんびり花探しに徹した。
ヒカゲツツジは大群落で満開だった。これにイワウチワが加わり、時期を少し遅らせれば、イワカガミとミツバツツジが咲くというのだから、人気が出るはずだ。
<西と東の大きな違いは何なんだろう>
しかし、これらのツツジや野草は、西側の尾根(今回のルートでは登り)に集中していた。東側の尾根は、色のある植物はそれこそアセビしかみかけなかった(標高の低いところにはミツバツツジがわずかにあった)。この違いは何なんだろう。
植生図には、西側は人工林、東側がミズナラ林が多い。一方地質図には、ともに泥岩付加体と同じとなっている。まあ付加体はいろんな岩石が混ざる複雑な地質なので一概に同じとも言えないのだが。
アセビはシカが食べないので、シカの多い地域には多いようだが、シカのせいで違うのだろうか。西側は断崖だからシカがいないと言いたいところだが、シカは断崖なぞへっちゃらなはずだ。
植生の違いの要因の複雑さをあらためて感じたのであった。
<賑やかな山+静かな里の組合わせ>
賑やかな山も、たまにはいいかもしれないと思いつつ、バスの待ち時間の2時間は麓の花探しを楽しんだ。登山道を少しでも離れると、静かで誰もいないのである。そう珍しい花はなかったが、それでもこの季節のこと、さまざまな野草の花を楽しむことが出来た。
山村はどこでもこうなんだろう。賑やかな山+静かな里を組合わせて、ゆったり楽しむのもいいな。
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