ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6653401
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸

美くしき鋭峰 群別岳 そしてオシラリカへ(奥徳富岳)

2024年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
16:28
距離
26.5km
登り
1,734m
下り
1,792m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
15:34
休憩
0:54
合計
16:28
3:14
302
スタート地点
8:16
8:25
157
11:02
11:19
145
13:44
14:12
330
19:42
ゴール地点
ゆっくり歩いてます
天候 晴れて心地よい風
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
1週間前に渡渉場を確認したくって
群別川沿いの林道歩き。往復は17㎞越えだったかな
いつものゲートまでは4㎞。室蘭沢線辺りも雪がタップリ
渡渉場は安定したブリッジたけれど熊の足跡は多かったですね。

今年は木の伐採作業が無く群別川沿いの道は雪が残っているけど
融雪が進み 今週末あたりは少し奥まで車で入れると感じました。

今回は墓地に車一台デポして周回しました
コース状況/
危険箇所等
私的な感想です(zeropo7)

全体的に危険と感じる所多々あり

特に幌天狗からオシラリカ間は急斜面、トラバースあり

雪がザクザクでズボッたり雪崩の危険の怖さあり

クラックや雪庇崩壊多数

オシラリカへの急斜面アップダウン、トラバースは

精神的に自分との戦いになる

オシラリカから林道までは登り返しは

少ないけれど細尾根、急斜面で雪崩痕が多くあり

スノーブリッジが崩れてる所あり

高まく所は滑落注意

8kmの林道は熊の足跡あり

雪解け水で川のようになってる所多々あり

ゲートから車まで4km
その他周辺情報 直帰しました
前泊した空き地から満天の星と月 
この後三日月は森へと消えていく
2024年04月12日 22:16撮影 by  iPhone 14, Apple
4
4/12 22:16
前泊した空き地から満天の星と月 
この後三日月は森へと消えていく
夜明けを待たずに
2024年04月13日 03:15撮影 by  iPhone 14, Apple
3
4/13 3:15
夜明けを待たずに
ゲート周辺の雪はかなり解けた
2024年04月13日 03:21撮影 by  iPhone 14, Apple
4
4/13 3:21
ゲート周辺の雪はかなり解けた
まさかの雪なし
スノーシュー外す
2024年04月13日 03:55撮影 by  iPhone 14, Apple
4
4/13 3:55
まさかの雪なし
スノーシュー外す
冬履では歩きにくい
2024年04月13日 03:55撮影 by  iPhone 14, Apple
3
4/13 3:55
冬履では歩きにくい
薮、、、
2024年04月13日 03:59撮影 by  iPhone 14, Apple
3
4/13 3:59
薮、、、
やっと雪が繋がってスノーシューに変換
2024年04月13日 04:22撮影 by  iPhone 14, Apple
5
4/13 4:22
やっと雪が繋がってスノーシューに変換
今日も良い1日になりそう
2024年04月13日 04:53撮影 by  iPhone 14, Apple
10
4/13 4:53
今日も良い1日になりそう
nice morning!
その大きさに驚く
力強い足跡
2024年04月13日 05:56撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 5:56
その大きさに驚く
力強い足跡
ガスが漂う
2024年04月13日 06:04撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 6:04
ガスが漂う
でも幻想的
2024年04月13日 06:05撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 6:05
でも幻想的
そこにいるのはわかっている
2024年04月13日 06:10撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 6:10
そこにいるのはわかっている
浜益岳が輝いていた
2024年04月13日 06:18撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 6:18
浜益岳が輝いていた
カリカリで光ってた
2024年04月13日 06:30撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 6:30
カリカリで光ってた
あそこまた登るのか、、
3
あそこまた登るのか、、
怖い壁ポコの上は雲海だった
2024年04月13日 07:35撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 7:35
怖い壁ポコの上は雲海だった
霞がかる幌天狗
2024年04月13日 07:36撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 7:36
霞がかる幌天狗
オシラリカ
前回幌天狗に来た時
この圧巻な姿に心奪われた
2024年04月13日 07:54撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 7:54
オシラリカ
前回幌天狗に来た時
この圧巻な姿に心奪われた
雪面から木が起き出している
そろそろ目覚める時
2024年04月13日 08:07撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 8:07
雪面から木が起き出している
そろそろ目覚める時
幌天狗登頂

心と体の準備は出来ました
宜しくお願いします
2024年04月13日 08:17撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 8:17
幌天狗登頂

心と体の準備は出来ました
宜しくお願いします
絶景と怖さに何度も立ち止まる
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絶景と怖さに何度も立ち止まる
遠目から見て怖いと思う所はその通りだった
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遠目から見て怖いと思う所はその通りだった
歩く尾根を目で追ったけれど途中でプツンと切れている
その先はどうなってるのか恐怖心でしかない
2024年04月13日 08:19撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 8:19
歩く尾根を目で追ったけれど途中でプツンと切れている
その先はどうなってるのか恐怖心でしかない
春の口があちこち開きだしている

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春の口があちこち開きだしている

必ず安心出来る瞬間がある
2024年04月13日 08:57撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 8:57
必ず安心出来る瞬間がある
私の中では特に恐怖を感じている場所
6名の先行者がゆっくり歩みを進めている
私に歩けるのかと何度も頭に浮かぶ
2024年04月13日 09:10撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 9:10
私の中では特に恐怖を感じている場所
6名の先行者がゆっくり歩みを進めている
私に歩けるのかと何度も頭に浮かぶ
尻滑り跡があったけど私には怖くて無理だった
豆コロのように私だけ下まで転がったらどうしようとか妄想してしまう
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尻滑り跡があったけど私には怖くて無理だった
豆コロのように私だけ下まで転がったらどうしようとか妄想してしまう
雪面が大きく崩れている
2024年04月13日 09:10撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 9:10
雪面が大きく崩れている
一部雪崩ている 
写真を見返した
そこ歩くのも危険じゃないか?私
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一部雪崩ている 
写真を見返した
そこ歩くのも危険じゃないか?私
急だけど広い斜面なので怖くは無い
2024年04月13日 09:19撮影 by  iPhone 14, Apple
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急だけど広い斜面なので怖くは無い
見るからに怖そうな急斜面の長めのトラバース
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見るからに怖そうな急斜面の長めのトラバース
雪崩そうで速やかに行きたいけれど足すくむ
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雪崩そうで速やかに行きたいけれど足すくむ
この岩の右下をトラバース
2024年04月13日 09:30撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 9:30
この岩の右下をトラバース
核心部に入る前に落ち着こう
ちくわタルタルソースと群別岳
これ食べて落ち着いたかどうかは覚えてない
2024年04月13日 09:37撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 9:37
核心部に入る前に落ち着こう
ちくわタルタルソースと群別岳
これ食べて落ち着いたかどうかは覚えてない
ハイマツの所まで行って装備をどうするか判断することに
2024年04月13日 09:47撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 9:47
ハイマツの所まで行って装備をどうするか判断することに
見上げた山頂に人がいる
2024年04月13日 09:47撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 9:47
見上げた山頂に人がいる
黄砂で汚れてしまっているけれど
2024年04月13日 10:33撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 10:33
黄砂で汚れてしまっているけれど
絵本のような何か心が落ち着く風景だった
2024年04月13日 10:33撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 10:33
絵本のような何か心が落ち着く風景だった
EP装備で意を決して進む
5
EP装備で意を決して進む
なるべく両サイドを視界に入れないように歩いた
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なるべく両サイドを視界に入れないように歩いた
ひたすら前に足を出すだけ
簡単な事だけど勇気のいる一歩
9
ひたすら前に足を出すだけ
簡単な事だけど勇気のいる一歩
岩の横から取り付く
雪がザクザクで上がれず難儀した
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岩の横から取り付く
雪がザクザクで上がれず難儀した
syunpaさんと先頭交代する
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syunpaさんと先頭交代する
私は核心部の写真撮る余裕は1ミリもなく稜線にやっと這い上がった
2024年04月13日 10:40撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 10:40
私は核心部の写真撮る余裕は1ミリもなく稜線にやっと這い上がった
やっと会える
来た道振り返る
暑さもあり本当に辛かった急登
2024年04月13日 10:48撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 10:48
暑さもあり本当に辛かった急登
10歩数えて一休みしながらリズムを作り確実に進んだ
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10歩数えて一休みしながらリズムを作り確実に進んだ
初登頂!
ピンテの所を山頂とする
2024年04月13日 11:17撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 11:17
初登頂!
ピンテの所を山頂とする
山頂標識を探すも残念ながら見つけられなかった
2024年04月13日 11:06撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 11:06
山頂標識を探すも残念ながら見つけられなかった
大賑わいだった暑寒別岳と西暑寒別岳
2024年04月13日 11:12撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 11:12
大賑わいだった暑寒別岳と西暑寒別岳
ログを確認して改めて実感が湧く
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ログを確認して改めて実感が湧く
心奪われたオシラリカへ
怖さは群別岳への登りだけで一件落着とはいかなかった
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心奪われたオシラリカへ
怖さは群別岳への登りだけで一件落着とはいかなかった
ここもまた怖いのなんのって
雪質がシャリシャリして来て怖さ倍増
2024年04月13日 11:24撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 11:24
ここもまた怖いのなんのって
雪質がシャリシャリして来て怖さ倍増
雪庇に気をつけてゆっくり下りた
2024年04月13日 11:31撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 11:31
雪庇に気をつけてゆっくり下りた
山名が公募で奥徳富岳と決まるまでは「オシラリカ」と呼んでいた説がある
私はこの「オシラリカ」の響きが好き
だからそう呼ぶ事にしている
2024年04月13日 11:51撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 11:51
山名が公募で奥徳富岳と決まるまでは「オシラリカ」と呼んでいた説がある
私はこの「オシラリカ」の響きが好き
だからそう呼ぶ事にしている
ヒャッホー
2024年04月13日 11:51撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 11:51
ヒャッホー
やっと会いに来ました

遠目で見ているだけでは行きたい場所には近づく事は出来ない
この足で辿り着き、この手に届く事
そのためにやれる事は沢山ある
2024年04月13日 11:53撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 11:53
やっと会いに来ました

遠目で見ているだけでは行きたい場所には近づく事は出来ない
この足で辿り着き、この手に届く事
そのためにやれる事は沢山ある
少々怖めのトラバースを超えて一安心とは行かない
急登はつらい
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少々怖めのトラバースを超えて一安心とは行かない
急登はつらい
トラバースのずぼずぼは怖い
7
トラバースのずぼずぼは怖い
先にどうぞと譲ってくれた
8
先にどうぞと譲ってくれた
振り返ると美しき鋭峰 群別岳
幌天狗から見る姿とは異なりしなやかでジェラートのよう
2024年04月13日 13:25撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 13:25
振り返ると美しき鋭峰 群別岳
幌天狗から見る姿とは異なりしなやかでジェラートのよう
初登頂!
山頂標識はないので道中拾っておいた枝で標識
ここはやはりオシラリカの山名で

下の模様は幌天狗、群別岳、双耳のオシラリカをイメージ
写っているのは南暑寒岳
2024年04月13日 13:41撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 13:41
山頂標識はないので道中拾っておいた枝で標識
ここはやはりオシラリカの山名で

下の模様は幌天狗、群別岳、双耳のオシラリカをイメージ
写っているのは南暑寒岳
おにぎりタイム
2024年04月13日 13:47撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 13:47
おにぎりタイム
ゴロゴロチーズと胡瓜のポテトサラダ
2024年04月13日 13:53撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 13:53
ゴロゴロチーズと胡瓜のポテトサラダ
ゆっくりもしてられないのだけれどcoffeeだけは飲まさせて!
手作り標識はこのままにしておきます
2024年04月13日 14:00撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 14:00
ゆっくりもしてられないのだけれどcoffeeだけは飲まさせて!
手作り標識はこのままにしておきます
帰ろうか

すんごい尖ってますけどその先道ありますかね笑
2024年04月13日 14:14撮影 by  iPhone 14, Apple
8
4/13 14:14
帰ろうか

すんごい尖ってますけどその先道ありますかね笑
あります
2024年04月13日 14:14撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 14:14
あります
随分と黄金山に登っていない
今度はそっちからこっちを見てみよう
9
随分と黄金山に登っていない
今度はそっちからこっちを見てみよう
幌天狗と群別岳
2024年04月13日 14:26撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 14:26
幌天狗と群別岳
雲の影と群別岳
何をやってもかっこいい
2024年04月13日 14:29撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 14:29
雲の影と群別岳
何をやってもかっこいい
うねった細尾根が見える
細すぎませんか?
2024年04月13日 15:01撮影 by  iPhone 14, Apple
8
4/13 15:01
うねった細尾根が見える
細すぎませんか?
この先ありますよね?
2024年04月13日 15:08撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 15:08
この先ありますよね?
突然 セロポがロングシリセード!衝撃的だったゼ!(s)
肉は食べないけどホルモン食べると知ったくらい衝撃だったと言われた笑(z)
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突然 セロポがロングシリセード!衝撃的だったゼ!(s)
肉は食べないけどホルモン食べると知ったくらい衝撃だったと言われた笑(z)
渡渉地点
2024年04月13日 15:30撮影 by  iPhone 14, Apple
5
4/13 15:30
渡渉地点
口がパッコリ開いてゴーゴー音がする
2024年04月13日 15:30撮影 by  iPhone 14, Apple
6
4/13 15:30
口がパッコリ開いてゴーゴー音がする
道を引き返して登り返し
2024年04月13日 15:44撮影 by  iPhone 14, Apple
5
4/13 15:44
道を引き返して登り返し
熊!
2024年04月13日 16:31撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 16:31
熊!
のように見える枯れ木

びっくりしたよ
2024年04月13日 16:31撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 16:31
のように見える枯れ木

びっくりしたよ
スノーブリッジは何とか大丈夫
2024年04月13日 16:51撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 16:51
スノーブリッジは何とか大丈夫
ただ水の勢いが凄い
2024年04月13日 16:52撮影 by  iPhone 14, Apple
5
4/13 16:52
ただ水の勢いが凄い
滑落注意
この後、足を引っ掛けて転倒する私
危なかった
2024年04月13日 16:54撮影 by  iPhone 14, Apple
7
4/13 16:54
滑落注意
この後、足を引っ掛けて転倒する私
危なかった
ここも大きく崩れてしまって靴のままジャブジャブ渡った
2024年04月13日 17:13撮影 by  iPhone 14, Apple
5
4/13 17:13
ここも大きく崩れてしまって靴のままジャブジャブ渡った
群別川
群別と名が付くだけでかっこいい
2024年04月13日 17:23撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 17:23
群別川
群別と名が付くだけでかっこいい
熊の足跡は先行者のスノーシューの上に重なっていた
直ぐに笛を鳴らした
2024年04月13日 17:25撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 17:25
熊の足跡は先行者のスノーシューの上に重なっていた
直ぐに笛を鳴らした
木ごと雪崩ている
2024年04月13日 17:29撮影 by  iPhone 14, Apple
5
4/13 17:29
木ごと雪崩ている
デブリ地帯を慎重に通過中
先週来た時は雪崩てなかったそう
8
デブリ地帯を慎重に通過中
先週来た時は雪崩てなかったそう
おっそろしい
2024年04月13日 17:36撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 17:36
おっそろしい
優しい夕焼け
2024年04月13日 18:09撮影 by  iPhone 14, Apple
5
4/13 18:09
優しい夕焼け
やっとゲートだけれどここから4キロもある、、
2024年04月13日 18:21撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 18:21
やっとゲートだけれどここから4キロもある、、
林道が川のように、、
2024年04月13日 18:25撮影 by  iPhone 14, Apple
8
4/13 18:25
林道が川のように、、
星の下から始まり月の下で終わる

良く頑張ってくれたこの足と syunpaさんに感謝です
2024年04月13日 19:12撮影 by  iPhone 14, Apple
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4/13 19:12
星の下から始まり月の下で終わる

良く頑張ってくれたこの足と syunpaさんに感謝です

装備

個人装備
EP スノーシュー ヘルメット
共同装備
zeropop飲食

コニギリ3個
ミニあんぱん2個
ポテトサラダ
ちくわ2本
energy gel 1個
塩あずき飴3個
塩タブレット2個

水500ml
coffee一杯

感想

出発は何度も星空を見上げ
トラツグミの囀りを聴きながら登り始めました。
明るさを感じるころ ゼロポさんが作ったオニギリを頬張り
あの壁ポコを越えると ご褒美とも思える雲海に感動しかなかったですね。
幌天狗で「少し腹ごしらえをしようか」と言葉を掛けると
群別岳やオシラリカを近くに感じた彼女は
「胸がイッパイで..」と呟いていた。そうだね よく分かるよ。
景色を満喫しながら さー会いに行こうか!
群別岳と奥徳富岳は変わらぬ凛々しい素晴らしい姿
そしてステキな方々と出会えた良い山に感謝です。

群別岳山頂で標識を掘出す為にスコップを貸して頂いた
ヤマップのだいちゃん。ありがとう御座いました!
最後にゼロポさん。
心に残る楽しい山旅でしたね。長い1日お疲れさまでした!
御一緒出来て良かったです。ありがとう御座いました〜。

  《その時が来た》

毎年この時期になると頭をよぎる群別岳

あまり山行をご一緒する事は少ない syunpaさん

去年、一昨年と一緒に計画を立てるも

天気や渡渉問題で待ち合わせ場所で

協議の結果直前に中止になった

私としては4度めの計画

今年も早い雪解けのニュースを耳にして

少し焦りも出てきた

それならば少しでも近づいてこの目でルートを

確認すべく3週間前に下見で幌天狗へ

その時の印象は「これ、行けるの?」

怖さと憧れがごちゃ混ぜになった

そしてその時に見たオシラリカの姿は

本当に圧巻で私の心を鷲掴みにして奪って行った

周回して行くことになり気持ちが一気に昂ぶる

そのために距離トレ、負荷トレなど

自分なりにやれる事はやったつもり

天気予報をチェックしながら

焦らずに先週行く計画を今週に変更した

  《計画》

前回下見の幌天狗ではあまりにもドラマチックな

夜明けを迎えて写真を撮る手が止まらなかった

それぞれが休みたい時に休み

食べたい時に食べてのんびり歩いた

今回はそうは行かない

幌天狗までは記録程度の写真にとどめて歩く

長時間となるので食べ物はエネルギーになる物

美味しいと思える物を持っていく事にした

幌天狗から群別岳へ向かう時に

恐怖を感じたらどこかで待機する事を伝え

沢山の過去レコを参考にさせてもらい

歩行はゆっくりペースなので

それぞれの山行時間も多めに見ておいた

  《念願の群別岳初登頂》

3週間ぶりの幌天狗に登頂

見渡す限りの青空に周囲の山々が聳え立つ

歩くルートを目で辿る

行けるのか?ではなくどう行くか

間を置く必要はない

真正面にドンと群別岳

両サイドは気の抜けない急斜面

足元は多数のクラックが入ってる

小さなアップダウンは蛇行していて

所どころ行く先が消えて

その先道あるんだろうかと何度も不安になった

クラックの際を歩く場面もあり

怖くて「ここ歩いて崩れないですかね?」と聞くと

「わかんない」と即答

そりゃ syunpaさんに分かるわけがない

急斜面の長めのトラバースは本当に怖かった

左下を絶対見ないようにして歩こうとしたのに

意に反して一瞬目が行ってしまった

怖い、、怖すぎる、、

山側のポールは短く谷側のポールは長く調整

細いトレースに足がもつれないように

一歩一歩慎重に歩いた

無事通過すると平坦で少し安心できる場所に出た

怖いと思っていた自分基準の核心部

ここまで来たらもう行くしかない

いや、行かさせて頂きます

無心に歩き何とか岩稜帯を抜け

直近に山頂が現れるが

壁のようなその急登に呆然とする

額から流れる汗を袖口で拭きながら

確実にアイゼンを食い込ませ

ゆっくりと山頂へ這い上がった

計画4度目念願の初登頂は

この上ない喜びで胸がいっぱいだった

見知らぬご夫婦から

「お疲れ様!おめでとう!」の言葉を頂く

すごく嬉しかった

360度の絶景をこの目に焼き付けた

 《そしてオシラリカへ》

山頂標識は掘り起こす事は出来なかったけれど

小さなピンテの写真とログをスクショした

狭い山頂はやや混み出して来たので

休憩は取らずに足を進める事にした

怖い所はもう無いだろうと思ったけど

その先も気の抜けない場所が多々あった

人より怖がりな所があるけれど

慎重に歩く事に越した事はない

歩いているとパーーンと音がした

谷側のクラックからで大きく雪崩たようだ

下方まで土も巻き込んだデブリを見て恐怖心倍増

急斜面が怖くてついつい雪庇に近付いてしまう

syunpaさんからあまり雪庇に近づかない方がいい

そう言われる度にハッとする

写真を見返しても危ないなと思う構図が何枚もある

山頂手前最後の登り返しで「先にどうぞ」

有り難く歩かせて頂きやっとやっと辿り着いた

ここが私の心を奪って行った愛しのオシラリカだ

群別岳登頂の何倍も遥かに嬉しかった





今年の目標であった群別岳、オシラリカ

森の向こうがピンクに染まり出す頃

長い長い林道をトボトボ歩きながら

もう充分満足した気持ちでいっぱい

きっとここに戻ってくる事はないだろう

しかし今こうして振り返り

その時感じた気持ちを思い出し

記録をまとめていると

また会いに行こうじゃないと思ってる自分がいる

その時までさよなら、ありがとう。


元気に頑張ってくれたこの足と

頼もしい syunpaさんに感謝します

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コメント

zeropo7さん、お疲れさまでした。

厳しいながらも最高の天気で羨ましいです。僕らも周回計画しているのですが、いろいろタイミングが合わず、今年は無理そうです。

雪解けも早く、春山はどこも賞味期限は短そうですね…
2024/4/16 8:31
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kawakenpさん

ほんとにこんな私には勿体無い素晴らしい山々でした

常に「怖い」と呟いていた気がします笑

是非、ご夫妻で素晴らしい条件の時に歩いてほしいです^_^

お互い怪我なく楽しみましょう!
2024/4/16 12:51
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下見ってそのためだったんだ。ひえ〜・・って感じ。
それぞれの山をつないだことはないからよくわからないけれど、そこがとても怖いところなのは想像できます。
雪融け急速に進んでいるし、ましてこの日は気温が高かったからドキドキ感は半端なかったと思います。
死ぬとか思わなかった?
無事で何よりです。こういうのって時間が経つと楽しい記憶だけが残るんだろうね。
安易に他人に勧めたらダメだよ(笑)
オシラリカの山頂標識が最高にステキだ。
お二人ともお疲れさまでした。・・さすがに疲れたよね。
2024/4/17 11:26
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はい そうです。渡渉場を見に行った理由は安心を手にしたくってね。
自分の目で確実な情報が欲しかったので 我慢して歩きました(笑)
幌天から群別・奥徳富へは視界良好なので足元や先の予測は容易でした
危ない場所は 先に彼女に行かせて様子を見た繰り返しです。ウソウソ(笑)
足元に不安があると振り返る彼女。自由に歩いて欲しいので指示は少なめに
でも、危険な斜度ではスリップ時を思い直ぐ後につきましたね。
あと 不測の事態にザイルもしっかり背負って挑みましたよ。
watanabeさんも是非行って欲しいわ〜。楽しいお薦めコースだからさー(笑)
そう!ゼロポさんが時間を掛けて作ったオシラリカの山頂標識☆可愛らしかったわ〜
長い林道は疲れが出たけれど、お喋りしながらなので体も心も軽かったです(笑)
2024/4/17 21:10
t-watanabeさんこんばんは

オシラリカの山頂の標識は紙に書いて持っていこうか迷いましたが、現地調達の枝で作って正解でした!

何枚も色んな構図で写真撮りましたよ 
我ながら良くできたと思ってます笑
2024/4/17 21:36
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