2シーズンぶりの雪山へ 十石山
- GPS
- 05:40
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,391m
コースタイム
天候 | 晴れ☀ 快晴無風(微風) 気温も高くとても暖かい一日でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口のところに駐車スペースが4〜5台 林道の路肩スペースを利用しても計10台程度しか停められない。 だいぶ手前の白骨温泉の駐車場ならそこそこ広くトイレ等もある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付きからスーパー林道方面標識、十石山方面標識までは穏やかなハイキングコースのような感じ。 標識のところから急登が始まるが雪で道がわかりにくい。 トレースがいくつか付いているのでそれらを追ってゆけば良いと思うが、雪が切れているところは藪が出ているので正しいルートを歩かないと変な斜面を登る事になってしまうと思う。多少ルートを外しても斜面を登っていればそのうちジグザグについている正規のルートにぶつかると思うのでルートに乗ったらそれを辿ればよい。 ある程度登ると広く緩やかな尾根を進む。 湯沢ノ平あたりはトレースがいくつも付いていて、テープやマークも定期的に出てくるが、かならずしもトレースはそれらを綺麗に追っているわけではないのでマークを意識しつつトレースの上を歩くのが良い。 最終的に尾根の一番高いところを歩く事になるので右手に尾根のトップを意識しながら歩いて行けばよいと思う。 2,200ぐらいから再び急登りで森林限界へ。 樹木がまばらになり斜面が急になれば最後に一登りで山頂。 この時期は小屋の方へ行かず直登で山頂へ行くのが最短。 山頂付近は雪庇が出ているのであまり崖側に寄り過ぎないように。 山頂のすぐ近く、見える範囲に避難小屋。 だいぶ気温が高くなって来ているので日が昇ると雪が腐って重くなるので体力を奪われる。トレースを辿ればある程度踏み固まっているので踏み抜きは少ないがちょっと外れるだけで膝ぐらいまでは簡単に踏み抜く。 ツリーホールなどにはまれば腰や胸ぐらい潜ることもあると思う。 |
その他周辺情報 | 白骨温泉の公共の野天風呂はまだ冬季休業中。 開山祭辺りに開くとの事。 自分は今回は泡の湯へ。 1,000円。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着(ダウン
フリース)
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
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感想
足を怪我して以来雪山らしい雪山には行ってなかったんだけどやっぱり真っ白な景色の中を歩きたい。とは言っても今の足の状態じゃアイゼンの爪で片足立ちってのは難しいのでそういうのが必要な山には行けないけど、終始尾根を歩くようなところならいけるんじゃないかとそれっぽい山へ向かってみる。
静岡を出るときは深夜でも18度ぐらいだったので半袖で出発したんだけど山梨ぐらいから涼しくなってきて朝の沢渡とか白骨温泉では3℃ぐらいしかなくてびっくり。
やっぱ長野の山ん中は寒いね。
駐車スペースがあまりないところなのでちょっと心配してたけど案の定到着時にはほぼいっぱいで路肩のスペースを利用して何とか車を停められました。周囲を見渡してもう2〜3台はいけそうだったけどこれ以上遅い到着だと厳しいんだろうな。
支度をして出発。
登山口には雪は無いですが、歩き始めて5分もしないうちに雪が現れます。
雪が出始めたら進路を変えて急登。
この辺は雪で登山道が覆われていてトレースもバラバラで少しわかりにくい感じがしました。斜面を登っていればどこかしらで正しい道にぶつかるのでそれをたどればよいのですが雪があるところと笹が出てるところがまばらなのでちゃんとしたところを歩かないと軽い藪漕ぎ(かき分ける程度)です。
急登が落ち着くと今度は広い尾根に出てなだらかな登りが始まります。
しばらく全然標高が上がらず長い樹林帯を進みます。
トレースとマーキングやテープは少しずれている感じでしたが、踏まれているトレースを外すと踏み抜きがあるのでテープやマークを横目に確認しながら踏み跡を辿りながら進みました。この区間がダラダラと長くて景色が変わらないので実際の距離以上に長く感じました。東尾根に乗ったら再び急登になります。
この感じだとツボ足で充分山頂まで行けると思うけど、斜面はするずる滑るので歩きにくい。アイゼン履けば足元は重くなるしわかんを履くほどではなく、チェーンスパイクだとぐずぐずの雪にはさほど効果がない感じだけどどうしようか?
まぁ、持ってきた道具使わないのもアレなんでアイゼン履きますかね。
結果アイゼンの効果はあって最後の斜面を直登するところはだいぶ歩きやすくなりました。先行の方が最後の斜面を登ってる際に何名か降りてきて入れ替わったし、それ意外の先行の方は全て追い抜いて姿が見えないぐらい後ろなので山頂は貸し切り。
快晴で風もなく穏やかな山頂で、すぐお隣には真っ白な乗鞍岳、反対側には奥穂高や笠ヶ岳、遠くに霞んでるけど白山など眺めは一級品です。
真っ白な雪山でのんびりなんてホント久しぶりで気持ちいい。
しばらくのんびりしていたら追い抜いた方が登ってきて、少し風も出てきたので小屋の方へ下ってお昼にします。
昼食を摂ってコーヒー淹れてのんびりしてたら追い抜いた方達もこちらで一休みしに来たので少しおしゃべりしてのんびりと。
そうこうしている間に山頂には多くの方が登ってきています。
こちら側から見てると多分気づいていなくて雪庇の上を歩いてる方とかが何人もいてみてるだけで怖かったです。ちゃんと地形確認しないと危ないよ。
さて、だいぶのんびりできたので下ります。
登ってきた時に比べて気温も上がってきているので雪は更にグズグズで今登ってきている方は足元が重くて大変だろうな・・・。
下りは樹林帯で2〜3度踏み抜いて膝ぐらいまで潜ったけどそれ以外は快調でサクサク下れました。平坦なところでアイゼンを外してあとはツボ足で。
思った以上にいいペースで下れたのでお昼には下山。
白骨温泉の公衆野天風呂はまだ冬季休業中だったので泡の湯でのんびりお風呂に入り疲れをとっていろいろと寄り道しながら帰宅。
険しい山はまだまだ難しいし、杖をつきながらゆっくりしか歩けないけど、このぐらいの雪山であれば何とか歩けるようになりました。
やっぱ気持ちいいよなぁ〜
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