残雪期 五竜岳
- GPS
- 13:25
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,291m
- 下り
- 2,309m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:48
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:37
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
4月14日(晴)
行程:テレキャビン駅 10:30 地蔵の頭 11:00 大遠見山 13:40 幕営地 14:10
新人の積雪期登山の訓練ということで、五竜岳登山を実施した。
1日目はテレキャビン駅からひたすら歩き。
小遠見山までの急登は若干キツいが以降はなだらかな尾根でとても歩きやすい。左手には鹿島槍の北壁と氷河が見える。とんでもなくかっちょいい。
3時間ほどで幕営予定地に到着。ロープワークの訓練(スタンディングアックスビレイ、腰がらみ肩がらみ)を実施した後、いつも通り飲酒しながら水をつくる。
その後楽しみにしていた先輩作の絶品ビーフシチューに舌鼓を打つ。(下界にいるときよりも圧倒的に豪華な食事で不思議な気持ちになる。笑)
4月15日(晴)
朝3時に起床し、ゆっくり朝食をとって出発。
風も強くなく、気温も高い。雪は適度にしまっていた。
幕営地から五竜山荘まで順調に歩みを進める。
山荘から先の登路では急雪面のトラバース等、確実なアイゼン、ピッケルワークが必要になる場面がでてきた。
とはいっても普通に五竜に行くだけではシャバいので、道中にある斜度60〜70度程度のルンゼで雪壁の登攀訓練を実施した。
自分が先行し、ピナクルにロープをフィックス、そこをプルージックで簡易確保しつつ登る形をとる。
ところどころ完全に氷化していて、氷と雪のミックスを登るよい訓練になった。
同ルートを下降し、そこから再度先行者のトレースを辿り無事登頂。山頂から見える雪の鎧を纏った劔が美しかった。厳冬期劔も絶対やりたい。
下降はアイゼンの利かせ方や、雪山での歩行方法について会話しつつ下っていく。
下山時にはだいぶ気温があがってきていたようで、雪がグズグズになり雪面にもクラックが入っている。またところどころから雪崩れの轟音も。。。
白岳直下のカールをトラバースしたが、尾根を登って白岳を経由して、五竜山荘までに行くほうが安全だったかもしれいない。
(とはいっても雪庇も腐っていたいので、こっちも危険かもしれないが。)
危険地帯は足早に通過し、幕営地でお茶を飲んで帰路につく。
ところどころ雪庇が崩壊し、ルーファイに気を払いながら無事にテレキャビン駅まで下山。
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