八郎岳 黄砂に包まれる長崎の空

2024年04月19日(金) [日帰り]

• GPS: 04:11
• 距離: 7.7km
• 登り: 711m
• 下り: 712m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:21
• 合計: 4:11

11:47 スタート地点
13:07 13:20 八郎岳
13:45 13:45 小八郎岳
14:06 14:06 千々峠
14:20 14:26 佐敷岳
15:02 15:04 松尾岳
15:59 ゴール地点

天候

大量の黄砂が舞う、晴れ。

アクセス

利用交通機関：

飛行機

セントレアからANAで長崎空港へ。リムジンバスで長崎駅。
八郎岳登山口は、長崎バスの平山バス停近くにあり、長崎駅前から平山まで、バスで29分、¥380ですが、時間が無かったのでタクシーを利用、20分、¥4,990。
帰りは、丁度時刻が合ったので、バスを利用。

コース状況／危険箇所等

八郎岳へは、取り付きが墓地の横で分かり辛いですが、よく踏まれた登り易い道。登山道が尾根から外れてるところは、敢えて尾根をトレースしても問題なし。地元の小学生が描いたと言う、長崎弁の案内板も微笑ましいです。
八郎岳山頂は、木が刈られて、360°の良好な眺望。軍艦島もよく見える（はず）。今日は、大量の黄砂で、島影を確認するのがやっとでしたが。
八郎岳から小八郎岳までも比較的良い道。一部コースから外れて最短で登ろうとしたら、そこは低木の藪で、歩き辛かったです。
小八郎から乙女峠（千々峠）までも歩き易い。途中、八郎岳への登山道と結ぶトラバースもあります。
乙女峠から佐敷岳への道は、しばらくは細いだけの道で、多少アップダウンがある程度ですが、山頂近くは急登になります。山頂からは、八郎岳よりも軍艦島がよく見える感じ。
佐敷岳山頂から少し戻り左手に下ると、松尾岳への道。これがなかなかの激下り。枯葉が積もって滑り易かったり、かなり大きな岩をよじ下ったり。振り返るとその急斜面ぶりを実感できます。
松尾岳までに登り返しが2回。松尾岳を過ぎても、急斜面は続きます。
立派な筍の森を過ぎれば、サイクリングロードに出て、これを平山方面に辿れば、終了です。

その他周辺情報

平山付近は住宅地なので、お店は何もありません。
自販機はありますが。

長崎の街に戻れば、何でもあります。

写真

4/19 8:49

今日の空は、黄砂でひどく霞んでます。

4/19 11:16

空を飛んでやって来たのは、肥前〜長崎〜港町〜🎵
出島メッセで学会です。

空は晴れてますが、かなり霞が強め。

4/19 11:49

空きセッションを利用して、山歩きに出かけます。

丁度良いバスの時刻が無く、タクシーを利用。いい運転手さんでした。

平山バス停近くで降ろしてもらい、登山口に向か雨途中のバンマツリ。

4/19 11:50

モッコウバラ。

4/19 11:51

アメリカ撫子。

4/19 11:52

登山口に着きました。

4/19 11:58

案内地図のすぐ横の墓地の脇から登って行くと、こんな案内板。
バリバリの長崎弁。
地元の小学生が描いたものだそうです。

4/19 12:05

明るい林を登って行きます。

4/19 12:10

はい、気をつけます。

4/19 12:24

岩の隙間に、立浪草。

4/19 12:24

「いかんねよ」の意味が分かりません。

4/19 12:26

具体的な数字が出て来ました。

4/19 12:27

結構頻繁に案内板が出て来ます。

4/19 12:30

平石分岐点。

4/19 12:30

左上の方から来ました。右上が合流して来る道。

4/19 12:30

こちらに進みます。

4/19 12:37

「あと少しで中間点」から、かなり来てやっとここ。

4/19 12:37

同じ場所に、たくさんの案内板。

4/19 12:38

カステラは持って来てないので、休まずに進みます。

4/19 12:39

伐採用作業道を越えました。

4/19 12:45

この山には、金属様の光沢がある石が、沢山ありました。

4/19 12:46

やたらと、休みを誘われます。

4/19 12:46

切り株ベンチがいっぱい。

4/19 12:49

ここも頑張って登ります。

4/19 12:52

誘惑が多い。

4/19 12:56

ロープ場もありました。

4/19 12:57

山頂が近づいて来ました。

4/19 12:58

奥に緑色の鳥居が見えます。⛩️

4/19 13:00

ハート型の切り株。

4/19 13:00

絶景が待ってるはず。

4/19 13:04

他のと、少し絵の傾向が違う案内板。

4/19 13:04

ちょっと急な登り。

4/19 13:05

皐月。

4/19 13:05

ここまで来て、諦める人はいないと思う。

4/19 13:05

お、開けて来ました。

4/19 13:06

空はやっぱりかなり霞んでるかな。

4/19 13:07

こんな大展望。

4/19 13:08

黄砂のせいで、実際はこんなかんじ。

4/19 13:08

中央に女神大橋。

4/19 13:08

長崎港と長崎の街。

4/19 13:09

長崎半島縦走路北方面。

4/19 13:09

空はそれなりに晴れてるのに。

4/19 13:09

空気が霞んでしまってます。

4/19 13:09

天測点。

4/19 13:09

長崎半島の先端方向。

4/19 13:10

眺望が惜しいなぁ。

4/19 13:10

端島（軍艦島）と高島が見えます。

4/19 13:10

この方向には、五島列島が見えるはず。

4/19 13:10

中央が高島。

4/19 13:10

一番左が端島。

4/19 13:11

左の軍艦島のシルエットが確認出来ます。

4/19 13:11

次に向かう小八郎岳。

4/19 13:13

更に南に続く稜線。

4/19 13:15

長崎県五島列島産の焼き安納芋を、名古屋で買って、長崎で食べてます。

4/19 13:13

山頂を振り返り、出発。

4/19 13:30

ここも明るい森。

4/19 13:35

小八郎岳は、少し左から回り込んで登るようですが、直登出来そう。

4/19 13:42

登ってみると、かなりの低木の藪でした。
斜面に、ゴミ籠が転がってます。🗑️

4/19 13:44

小八郎岳の山頂広場。
さっきの🗑️は、ここに設置されてたのでしょうか。

4/19 13:45

眺望は少ないです。

4/19 13:45

稜線が少し見えるくらい。

4/19 13:48

少し下ったところで、長崎半島先端方向の縦走路が見えます。

4/19 13:49

筆竜胆。

4/19 13:50

この辺りには、群生してます。

4/19 13:51

ここにも。

4/19 13:51

アメリカ菫サイシン。

4/19 13:52

ロープ場を下って、縦走路に出ました。
乙女峠（千々峠）に向かいます。

4/19 13:54

蝮草。

4/19 14:03

開けた場所に出て来ました。

4/19 14:05

ここが峠。
平山バス停に下りる道もありますが、縦走路を南下します。
しばらくは細めの道をアップダウンします。

4/19 14:20

最後の登りは結構急でしたが、佐敷岳に到着。

4/19 14:20

霞まくり。

4/19 14:20

何とか長崎半島の先端、野母崎が見えるかな。

4/19 14:20

端島と高島が見えます。

4/19 14:21

八郎岳からよりは、よく見えるかな。

4/19 14:21

でも、やっぱりイマイチ。

4/19 14:21

ここから少し来た道を戻って、下りますが、

4/19 14:35

これが激下りに次ぐ激下り。

4/19 14:35

振り返り見る、岩岩した尾根。🪨

4/19 14:42

岩の間には枯葉が積もり、滑りながら急斜面を下ります。

4/19 14:42

テープを頼りに進みます。
登りだったら、かなり疲れそう。

4/19 14:50

大岩も次々と。

4/19 14:50

この岩も、巻かずに下るのが、テープの案内。

4/19 14:52

こんなオーバーハングもあり。

4/19 14:59

グラグラするハシゴ。
ここから登り返します。

4/19 15:01

松尾岳に到着。
眺望なし。

4/19 15:05

ここからまたもや激下り。

4/19 15:08

ひたすらの岩尾根。

4/19 15:12

最後は尾根が広がり、進行方向が分かり辛くなりました。

4/19 15:29

筍の森。

4/19 15:30

立派に育ってるね。

4/19 15:30

真新しい緑。

4/19 15:31

いっぱい生えて来てます。

4/19 15:32

ここでサイクリングロードに出ました。

4/19 15:32

野母崎の方まで、サイクリングロードはつながっているようです。

4/19 15:35

向かい側の城山。

4/19 15:43

竹林が続きます。

4/19 15:44

八郎岳。

4/19 15:46

丸葉空木。

4/19 15:48

桔梗酢漿。

4/19 15:50

左に八郎岳、奥に小八郎岳、右に松尾岳。

4/19 15:50

メキシコヒナギク。

4/19 15:52

アクリスキンポウゲ。

4/19 15:52

アカミタンポポ。

4/19 15:52

ヒメツルソバ。

4/19 15:53

松尾岳。
森の中は、栗の花の香りが満ちてました。

4/19 16:16

帰りのバスの車窓から。

4/19 18:14

長崎のシンボル、稲佐山。

4/19 18:18

今日の宿は、稲佐山の中腹にあります。

4/19 18:28

長崎駅から歩いて登って来る予定でしたが、時間も遅いので、楽してタクシーで来ちゃいました。

4/19 18:28

真向かいには、修学旅行で泊まったホテルが。

4/19 18:41

こんなピカピカの看板では無かった気がします。

4/19 18:29

懐かしいので、ちょっと寄ってみましょう。

4/19 18:30

バスを降りた時の印象は、こんな感じ。

4/19 18:39

ロビーには、龍の展示。
前回泊まった梅松鶴にもありましたね。

4/19 18:39

修学旅行の夕食には、卓袱料理と、大量の皿うどんが出たことを覚えてます。

4/19 18:40

長崎ブルースカイホテルに入ります。
名前はブルーなのに、建物は赤い…。

稲佐山山頂へは、まだひと登りあります。

4/19 19:55

さて夕食は、「長崎よかばい」会席。
鯛しゃぶ、中華クラゲ、鴨肉、海老、枝豆、茶碗蒸し。

4/19 19:57

河豚寿司、長崎発祥鯵の南蛮漬け、デザート。

4/19 20:05

野菜たっぷりの長崎ちゃんぽん。

4/19 20:09

これまた野菜たっぷりの、長崎名物レモンステーキ。

4/19 20:21

長崎名物、豚の角煮。
他に、味がついてる、長崎天麩羅も出ました。

4/19 20:52

せっかくの夜景も、黄砂で霞んでます。

4/19 20:53

長崎駅方面。

満腹で眠くなりました。

撮影機器：

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

感想

otonen

当初は、長崎の街から近い、英彦山か熢火山に行こうかと考えてましたが、長崎市民に人気の山で
海の景色も良い、とのことで、八郎岳に変更しました。
山の名前は、鎮西八郎、つまり源為朝に由来するとのことです。源為朝は、源頼朝の父親である源義朝の弟、つまり、頼朝の叔父で、身長210cmもある、かなりの暴れん坊だったそうです。

八郎岳への道と、松尾岳・佐敷岳への道は、全く様相が異なり、緩急があって楽しめました。

惜しいのはやはり山頂からの景色。絶景の誉高い八郎岳なのに、黄砂で台無し。まぁ仕方ないですね。