【宮若市】笠置山(千石峡公園より周遊)
- GPS
- 03:50
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 447m
- 下り
- 444m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 3:49
天候 | 晴れ、のち、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は、案内標識が多く、迷う所は、なし。 上りの、尾根コースは、序盤に、稜線に出るまで竹林の斜面を登るので、竹の落ち葉がかなりあり滑りに注意。 稜線歩きからは、自然林の急坂ですが、道幅は割と広いです。 下りの、谷コースは、山頂直下の急坂を過ぎたら、傾斜は緩やかです。杉林を抜け、沢の左岸を下って、しばらく行くと、沢から離れ、谷をトラバースしますが、崖崩れ箇所もあり、注意が必要でした。それ以外は、歩きやすいです。 下ってのキャンプ場の川沿いは、心地よいです! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
日曜日に、山口県下関市の竜王山へ、母と久しぶりの登山をしたのですが、今回は、単独となりました。
今回は、朝が遅かったので、『福岡県の山』のガイド本に紹介されている宮若市と飯塚市の境界にある『笠置山』へ行きました。
ガイド本の通りのコースを歩いてみると、周回できるようです。
スタートは、キャンプ場より下降の方にある「平瀬橋」付近に、駐車場があったので、そこからスタートです!!
最初は、20分弱ほど、県道の舗装歩きです。
道路脇に草が生い茂り車道を狭くしている感じなので、車道を歩いている状態です。ですが、交通量は、殆どなく、助かりました。
水の張ってある田んぼの風景を左に見て、のんびり歩きます。
夏を感じます。
登山口付近の、民家の庭には、ひまわりが咲いていました!!
登山口〜は、序盤、竹林の中を登って行きます。
やがて、赤い「案内標識」があり、ナビゲートしてくれます。
この赤い標識は、『笠置山山道』と書かれたもので、よく見てみると、「宮田町観光課」となっています。若宮町と宮田町の合併前の「旧宮田町」が設置したものの様です。
この標識は、山頂〜、下山道まで、結構な数、設置されています。なので、道迷いすることなく、周遊できるみたいで、助かります!!
竹林の中の小さな沢を渡って、稜線まで斜面をジグザグに登ります。ここは、急坂で、竹の落葉が一面に敷き詰められた中を登るので、滑らない様に慎重に登りました。
5分ほどで、稜線にでます。ここから、西に向かって、尾根を登って行きます。辺りは、自然林で、登山道も踏み跡のしっかりした割と道幅も広いので、気持ちよいです。何度か、急登が現れますが、貫山の北側新道程の傾斜ではないので、ヒーヒー言う程では、なかったのですが、ずっと、続く感じで、また気温も高く、結構、バテます。何度か立ち止まり、水分補給しながら、登りました。
心配していた、薮蚊などに悩まされる事は、ありませんでした。先週に登った宗像の城山では、結構、いたのですが、山によって違うんですね。
笠置山は、かつて山城があったそうで、やがて、堀切と思われる段差が、何度か現れました。そして、山頂付近の平らな尾根に出ます。小さな祠があり、最初は、ここが、山頂かな?って思ったのですが、ガイド本によると、「石祠の広場」とある場所のようで、山頂は、まだ先です。
そこから、何度か、堀切跡と思われる段差をアップダウンしながら、山頂尾根を西へ進みます。おそらく、「二の丸」や「三の丸」と言われる場所だと思います。あたりに、木が茂っているのですが、今年1月に登った香春町の「障子ヶ岳」を思い出し、あんな形状になっているんだな、って歩きながら思いました。
自然の地形を利用した山城なんでしょうが、ここの笠置城は、当時は、なかなかの広さ(長さ)を誇っていたのでは、ないでしょうか?
やがて、ひと際広い場所に出て、そこに、あきらかに「本丸」があったであろう、こんもりとした丘があります。そこをひと上りすると、山頂です!!
山頂は、想像していたより遥かに広い広場になっていました。
アカガシなどの大木があり、適度な日陰を作って、良い感じです!
広さは、サッカーができるんじゃないか?って位の大きな広場です。雰囲気は、立花山の様な雰囲気です!!
大木の根の空洞に小さな祠が祀られています。お参りをします。
広い山頂〜は、飯塚市の眺望が広がっており、本当に気持ちのよいものでした!!
東側に目を向けると、福智山〜香春岳の稜線、さらにその稜線の先に、大坂山。が見えます!!
その南側には、きっと英彦山の山並みが見えるのでしょうが、そこは、霞か雲かで見えませんでした。
しかし、絶景です!!
ただっ広い山頂広場を一人独占で、きつねうどんを作って食べて、満喫しました!!
西側には、おそらく、若杉山や三群山の山並みが見えているのでしょうが、まだ歩いた事がないので、感覚が鈍っており、どのピークがどの山!って分かりませんでした。
北西側には、力丸ダムを眼下にして、その向こうに、西山などの犬鳴山系が広がっています。が、さすがに、山深く、凸凹しているので、どの山が犬鳴山なのか、よく分かりませんでした。今度、実際に歩いて、確認しなくちゃ!って思いました。
下山は、西側の急斜面を下ります。
ロープを伝う程の急斜面で、ここは、かなり慎重になりました。西山の山頂直下の薦野峠へ下る急傾斜に匹敵するほどです。ただ、こちらの方が、距離が短く、すぐに傾斜の緩んだ尾根をジワジワとくだって行きますが。
やがて、千石(キャンプ場)谷コースと書かれた分岐が現れ、檜林の中へ右折します。
しばらく進むと、沢が現れ(おそらく、千石峡の源流のひとつ)しばらく沢沿いに下ると、沢がある程度広くなってきたあたりで、一度、左岸へ徒渉します。
そのあと、沢を右に見ながら、だんだんと、沢が下って行くのに対し、登山道は、割とフラットな感じで、谷の斜面をトラバースする感じになっていきました。
このあたりは、道幅も狭く、また何度か崖崩れになったりしてるようで、慎重に歩きました。倒れた枝や、開けた場所では、草が覆い茂って、かがみながら歩く箇所もあります。開けた場所では、笠置山山腹の懐の深さを感じさせる峡谷の森の姿を垣間みる事が出来ました。
桧林の中を歩いて行くと、沢のあった谷から、離れ、隣の尾根へ入り、そこで、別の小さな谷に入ります。そこでも、また小さな沢の源流になっていました。
笠置山って低山なんですが、水の豊富な山ですね。
犬鳴山系や三群山系から、東に飛び出た支稜線のひとつなのでしょうが、それらの、水源から流れる川と合流し、峡谷を築いているんですね。
それから、すぐに、キャンプ場へ出ます。
舗装道です。
八木山川の流れに沿って、キャンプ場があります。川の右岸を歩くのですが、キャンプ場へ雰囲気の良い石橋があったので、渡る事にしました!!!
キャンプ場の中を歩いて、そのまま県道を歩いたのですが、これが失敗でした!!
石橋は渡らずに、ずっと右岸を歩いた方が近いし、雰囲気も川沿いで気持ちよい歩きができたのに…。と途中で後悔しました!!
県道をしばらくあるいて、途中、「水辺公園」というところに立ち寄り、右岸へ渡れないか?探しましたが、橋はなく、仕方なく、また県道へ。
赤い吊り橋があったので、真ん中まで歩いて、そこから川の写真を撮りました。運良く、サギがいました!!
サギの種類は、よく分かりませんが、自宅の真ん前を流れる貫川によくやってくるサギに似ていました!!
もうここまで歩いてきたら、右岸に渡ったら、遠回りになると思ったので、橋を引き返し、橋の袂に川沿いに散策路があったので、そこを歩いて、駐車場のある公園へ向かいました!!
笠置山は、低山ながら、歩き応えのある山行となりました!!
周回した事で、適度な距離も歩けました。時間は、短かったですが、時間よりも沢山歩いた気がしたので、満足度が高かったのでしょう!
渓谷沿い歩きでは、もう「ミンミンゼミ」の鳴き声もしていたし、「あぁ夏が来たな!」って感じる事の出来る山歩きでした!!
山頂〜の景色は最高だったし、キャンプがてら家族連れだととても楽しいだろうな!って思いました!!!
コメント
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山口の次は笠置山でしたか♪
地元の山なんですがまだ1度も登ったことがないんですよ(((^_^;)
山麓の千石峡や力丸ダムには何度も訪れてるんですけどね(((^_^;)
千石峡はずいぶん整備されてきれいになってますね♪
むかしむかし、その辺りに力丸野外スケート場なるもんがあって、生まれて初めて氷上を滑る、ではなく、這い動いたもんです(笑)
帰省した時に笠置山、と何度も考えてたんですが足が向きませんでした(((^_^;)
是非登ってみたいと思います♪
Shu1102さん
お返事遅くなりすみませんでした。
いつも、コメントをくださりありがとうございます。
笠置山は、とても良い山でしたよ。
山頂でのひとときは、最高でした!!飯塚市(Shu1102さんのご実家がある街ですか?)が一望できました!!千石峡からの谷コースで登れば、傾斜も山頂直下以外は、そんなにきつい場所もないみたいでしたよ!!
力丸野外スケート場。懐かしいですね!
私も、行った事ありますよ!!
滑れず、観覧席から、ぼーっと眺めてましたが…(苦笑)
福岡県の山の本だと、夏は不向きとなっていましたが、千石峡もあるし、ボクは、夏でも良い感じじゃないかな。って思いましたよ!!
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