【丹沢】白石沢モロクボ沢〜畔ヶ丸1292m
神奈川県
nyorotan15
38cat
deep-blue
体力度について
- GPS
- 08:36
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 2,066m
- 下り
- 2,164m
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| 天候 | 朝方は雨。行動開始時は曇り。 11時頃は晴れ間もさすが午後になると本降りに(T_T) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
林道走行後駐車。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
前日から降り続いた雨でこの日のモロクボ沢は水量が多目。 と言ってもそれほど広い水系でないので遡行出来ない程にはなりませんでした。 ・キャンプ場跡〜ショチクボ沢出合 林道を辿り鹿柵の脇を通り入渓する。特に危険箇所無し。うっかりするとショチクボ沢に入るので注意。水量ですぐにわかる。 ・ショチクボ沢出合〜30m大滝 足慣らしに丁度良い。大滝まですぐ。 ・30m大滝 直登はかなり厳しい。�控薜幣紊呂△襦⊃郵�でないと無理かな。 通常は右岸から巻く。�卦�−くらい。初心者がいる場合はビレイした方が良い。 今回は最初左側の踏跡を登ってしまい、少し高めに巻きそうになるが懸垂で戻る。 落ち口の上に出るトラバースは滑りやすく、滑ったら滝壺まで落ちるので初心者連れの場合は要注意。 ・30m大滝〜水晶沢出合 キレイな釜と滑のあるモロクボ沢の一番美味しい所。 大滝を越えて少しヘツリで微妙な所もあるが滑らなければ問題無い。 ・水晶沢出合〜稜線 段々水量が細くなり一面苔の生えたジブリワールドになる。 詰めは色々あり、詰め間違えるとボロいスラブ状になるのでどこかで尾根に上がったほうが良い。 ・稜線〜善六ノタワ 通常登山道 ・善六ノタワ〜P1119〜P1033〜用木沢出合 踏跡あり。P1119までの登りはダラダラと長く疲れる。 P1033からルートを外しやすい。テープによるルートサインや杭を拾って行く方が良い。標高840mあたりから690mにある小ピークまでが読みにくく斜面も急。雨の日は避けた方が良いだろう。 <コース概要 deep-blue> |
| その他周辺情報 | 東名大井松田ICから丹沢湖の間は246号にサークルKが一件あるだけです。 道の駅もありますが営業時間外でした。 http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/Michi-no-Eki/station/kana_yamakita/ |
写真
懸垂下降を実際に練習します。
この後38さんは懸垂下降を練習します。
私はフリー・アイスで経験済みです(nyo)
ショチクボ沢の入り込みを過ぎてから現れる“大滝30m”左側から巻きます。確保なしでも登れますが、万一の場合は大変な事になってしまうのでロープで確保します。
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左側から巻きます。確保なしでも登れますが、万一の場合は大変な事になってしまうのでロープで確保します。
セカンドの38さんをトップでCLが確保。
ここのトラバースがちょっと嫌らしい。
万一本流に堕ちたら滝壺まで逝ってしまうかも？
ここは水晶沢の流れ込みです。
もうほぼ源流域です。
しかしなかなかの悪場なため、先頭のCLが上部からロープで確保しました。
テーブルがあったので食事にします。
途中から登山道を外れ、林道への直接下りるルートを取ります。踏み跡はありますがところどころ不明瞭。尾根筋も広く場所に寄っては迷いやすいところもあります。
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尾根筋も広く場所に寄っては迷いやすいところもあります。
装備
| 個人装備 |
ザック
沢靴
(沢スパッツ)
(沢靴下)
沢手袋・軍手等
ウェア類
雨具上下
ヘルメット
ハーネス
スリング(120cm×1)
バカ長✕1
ビナ(環×2
バラ×2)
PAS+環ビナ
ヌンチャク(アルパイン×2)
確保下降器
ナイフ
保険証
高度計付き時計
携帯電話
コンパス
トポ
地形図
当計画書
(カメラ)
ファーストエイドキット
虫除け
日焼け止め
ペーパー
ヘッデン
プラティパス(行動水)
ライター
防寒着
着替え
(下山靴)
シュラフカバー
|
|---|---|
| 共同装備 |
60m8.5mmダブルロープ
補助ロープ15m
ハーケン×2
捨て縄2m×4
ツエルト
GPS
ポイズンリムーバ
ガスヘッド＋小ガス＋小コッヘル
浄水器
沢用バイル
着火剤
|
感想
今年の初めになんとなく、アイス(クライミング)と沢を始めたいなぁとは思っていました。アイスはちょうど仕事の平日休みと保科さんのガイドが噛み合ったので初心者講習を受講。その後岩根山荘で練習した後、南沢大滝で初の氷瀑にチャレンジする事が出来ました。
沢はどうしよう？と思っていたら、昨年末の北岳で会った同じ小中学校出身で、都内の山岳会に所属している友人が連れて行ってくれるというのでお願いすることにしました。
http://www.yamareco.com/modules/diary/18347-detail-88242
モロクボ沢は一級なので、多少登攀経験のある人だったらもう一人位なら大丈夫と聞き、まずは比較的近場の友人を誘ってみるも皆興味と登攀の経験なし。それならGWの奥穂と昨年晩秋に丁須の頭(テッペン)に一緒に登った38catさんに声を掛けると二つ返事でOK(笑)
相変わらずやる気マンマンです。
二人の素人に教えながらのCLはさぞ大変だったかと思います。
私達にとってはとても楽しい沢デビューでした。装備も揃えた事だし、今夏はいろいろと行ってみたいと思います。
沢登り。
と、言われてもいまひとつピンと来なかった今年の春頃。
へ〜、モノズキな人だなぁというのが、nyoroさん主催の飲み会で知り合った、沢を熱く語るd-blueさんの印象でした。
「沢をやらないのは、山の楽しみを半分捨ててますよ」
なんて言われてちょっとは気になったけど、ふ〜ん、そうなのね〜と、どこ吹く風でした。
それが何故いきなり行くことになったのか。
なんでだっけ、と、思い出してみる・・・。
あ、その日まだ予定が無かったからだ。笑
「じゃ、（もしかしたら）行こっかな〜」
と軽いノリで返信したら、瞬時に「沢」スレッドが作成され、今までの山経験やら今持っている道具やら、必要道具やらピックアップのルート等・・・なんだかテキパキと予定が組まれてしまい、それも山初心者のか弱いわたしのレベルで組んで頂いちゃったものだから、今さら引っ込みがつかなくなった次第です。それが決行の2週間前でした。
と、前置きが長くなっちゃいましたが、実際行ってみた感想は
「めっちゃ楽しいやんけ！！！」
でした。笑
水にざぶざぶ浸かるのも面白いし、時々出て来るクライミング要素が何か課題をクリアする感じでワクワクするし、クライミング道具を色々使うのも面白いし、沢歩きは涼しくて気持ちいいし（全然寒くなかった！）今回は教えてもらっただけで自分ではろくに出来なかったけど、地図や地形図を見ながらルートを探す冒険感もなかなか。
登山道と違って、目印も標識も出て来ないし水の中は当然トレースもないので、ぼんやり登るってわけにはいかない、これはなかなかのアドベンチャー。
今度はぜひ泳ぎたい！！！インナーは水着にしよう♪
これは、山の楽しみを半分捨ててた、って言うより、山の世界が倍に広がった感じですね。
普段の山も大好きなので、ここはプラス思考で行きま〜す＾＾
しかぁし！今回の核心はなんと下山ルートにありました。
めっちゃしんどかった・・・「大変だった下山 人生でのベスト3」に堂々カウントです。
「行きます？どうします？」
と一番技術と経験の無い私に聞いてくれたのに、
「（経験豊富な方と一緒だしこんな機会滅多に無いし）せっかくだから行きたいです！」
と答えた無鉄砲なわたし。
（ちなみに、断ると思っていたそうです。d-blueさんはまだお会いしたのは2度目なので、わたしを良く知らないのでした・・・ここで書いておこう、大変なものと簡単なものが提示されたら、わたしは間違いなく大変なものを選びます。こういうタイプに判断を任せてはダメで〜す）
雨も本格的に降り出し、水をたっぷり含んだ柔らかな土の急斜面をへっぴり腰でひたすら下る。下るだけならいいけど、たまに登り返す・・・また下るの繰り返し。広い尾根筋で迷って、残雪期の雪山並みに恐怖を感じるトラバース。沢バイルをお借りして、ピッケルみたいにグサリグサリと地面に差して支点にし、なんとか滑り落ちることも怪我も無く無事に生還できました。
下山に3時間？計8時間の、前半楽しくて後半過酷だった沢デビュー。
下山できた時の喜びはハンパ無かったです。てな感じで、終わり良ければ全て良し。
帰りの車はまたお2人は沢の話で盛り上がり、やがてアイスクライミングの話に移行。
わたしは眠くてぼんやり聞いていただけなのですが、
「38さん、アイスやらないのは冬山の楽しみを半分捨ててますよ！」
って〜〜〜
どんだけ！！！
友人2人を沢デビューさせるべくモロクボ沢に行って来た。
大滝の高巻きは��-位はあるのでちょっと厳しいかも？と思ったが2人とも平然と登って来たので意外と大丈夫だったようだ。
皆さん自立した山屋だが、今回は初めての沢という事だったので、遡行図の見方や地形図への水線・標高の書き込み、懸垂下降など、自力で沢を遡行するための基本技術のレクチャーもしてみた。
遡行は全く不安要素も無く、沢も楽しんでもらえたようで良かったです。
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nyorotanさん こんにちは＼(^^)／
deep-blue さん 38cat さん 初めまして！
nyorotanさんも 38cat さんも
存分に沢を堪能されたようで良かったです
そうとうお気に入りになったようで
夏は沢ですよね
deep-blueさん
初心者の方を二人も
何事もなく安全に下山されて良かったです。
お二人とも相当楽しかったようで嬉しさが
レコから伝わってきます
沢の仲間が増えると嬉しいですね
C L 大変お疲れさまでした
beeさん
沢について細かく教えて頂きありがとうございます
動画を見て、いつか泳いでみたり岩魚を釣ってみたりしてみたいなぁと思いました。
まだまだ覚えることが沢山ありますが、いつかご一緒出来るレベルになったら沢に行きましょう
今回はCLにお世話になりっぱなしでした。
それとこういう危険を伴う場合は、必ずベテランの指示を仰ぐことも大事だということも再認識しました。
人の縁って良いですね
beelineさん初めまして。
兵衛谷遡行の動画見ましたよ。いい谷ですね。
引率沢は2人とも体力もガッツも十分で何の不安もありませんでした。
沢はいいですね。何より自由なのがいい。
そして動きがあって生き物の臭いがプンプンする。
いつも沢を詰めて尾根に出るととても静かで、尾根と沢は静と動だなと思います。
山の2つの側面。両方あって山の形や自然が成り立っているのだと感じます。
nyorotanさん 38cat さん deep-blue さん お疲れ様でした
この時期の沢って本当に気持ち良さそうですね！
水の苦手な私(笑)でもやりたいと思ってしまうほどでした。
nyorotanさん、38cat さん、初めてとの事でしたが、スイスイと無事に遡行し、さすがでしたね！新たな楽しみを発見、裏山です
deep-blue さん、CLお疲れ様でした。沢をやらないのは、山の楽しみを半分捨ててますよ。と言われていましたね。屋根半分、谷半分、言われて納得です！
流石です
今年は諸事情あり沢まで手を出す余裕もありませんが、今後機会あればご指導頂けたらうれしいです。今後もお互いがんばって楽しくいきましょう！
nokh328さん
ほらほら、ボケっとしていると夏が終わっちゃいますよ！
始めましょう！諸事情をクリアして暇ができたら声かけてくださいな。
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