飯豊連峰・山開き(梶川尾根ー丸森尾根)
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- GPS
- 10:44
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,598m
- 下り
- 1,592m
コースタイム
天候 | 明け方は雨が降っていたらしい。 山では曇り、時々日が射す 雨は降らなかった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所たくさん |
その他周辺情報 | 飯豊連峰山形県側山開きに参加させていただきました。 前日の土曜夕方より、神事、懇親会など。 みんな飯豊山荘に前泊 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
携帯トイレ
ザックカバー
防水セット
笛
クマ鈴
携帯電話
帽子
即乾性タオル
スパッツ
雨具(上)
雨具(下)
防寒具
手袋
予備も
行動食
非常食
食料
水
ポカリ
お茶
テーピングキット
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
ジェットボイル
予備ガスボンベ
筆記具
保険証
時計
温泉用タオル
着替え
ティッシュ
計画書
トレッキングポール
1/25000地形図
コンパス
ライター
マッチ
ガムテープ
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感想
7/4−7/5 「小国町・飯豊町合同事業 2015 飯豊連峰山開き」 に参加させていただきました。
7/4 飯豊山荘には早く着いてしまったので、温身平を二時間ほど散策しました。荷物を持たないウォーキングもたまにはいいですね。
ゆっくり写真を撮ったりできて、とても有意義でした。
この山開きには、A・B・Cの3コースが用意されていました。
Aコース:梶川コース(4:30−16:00)
Bコース:石転び沢出合コース(5:30−14:30)
Cコース:倉手山コース(7:30−14:00)
飯豊にはずっと憧れてきてはいましたが、まだまだ自分たちで登れる山ではないことは分かってましたので、山開きで稜線まで連れて行っていただけるならラッキーと、甘い気持ちでAコースに申し込みました。
標準的なコースタイムを調べる前にです。
1週間前、そろそろ下調べをということで、山と高原地図のCTを調べると、なんと!
飯豊山荘から門内岳まで、7時間30分
門内岳から飯豊山荘までが、5時間30分 合計で13時間(休憩なしで)となっているではありませんか!
それを、この山開きでは、休憩含め11時間30分で帰ってくる計画なのです。
どういうことなんだろう?
これには、なにかからくりがあるのだろうか・・・?
案内には、体調等によりコース変更となる場合もある旨記載されていたので、現地でのコース変更も考えながら飯豊山荘に向かうことにしました。
飯豊山荘に着いて、受付の前、温身平ウォーキングへご一緒した方々(かなり経験もおありのようで、しかも若い方)に、Aコースに申し込んでしまって・・とお話しすると、「えーっ!凄い」と驚かれてしまい、こりゃ絶対やめといた方がいいなと、Bコースへの変更を決意しました。
そして、前日の班別ミーティングへ。
ミーティング前、リーダーに「標準的CTを確認せずに、無謀なコース選択をしてしまいました。コース変更をお願いします!」と願い出たのですが、「別に、走って登ったりはしないし、普通にゆっくり歩いて登るので、行けるところまで行ってみたらどうですか?フリーのサポートもいるし。」と暖かいお言葉をかけていただき、迷いましたが、結局、Aコースに挑戦と相成ったのでした。
懇親会では、アルコールを控えめに、早めに就寝したのは言うまでもありません。
さて、梶川尾根の怒涛の登り、確かにきつかったけど、どんなにきつかったかはよく覚えていません。いつもの自分のペースで登って、休憩前には前の人が見えるか見えないか程度の遅れはあったと思います。こういうのマズいのかな。
梶川尾根は、きつい登りではあるけれど、滝見場など眺望が開けるところが多く、梶川峰からは快適な稜線歩きが楽しめるいいコースだと思いました。飯豊の稜線歩きをほんのちょっとだけではありますが、経験出来て本当によかったです。
当初、Aコースは梶川尾根から門内岳のピストンの計画だったのですが、脱落者が出なかったので、門内岳には向かわず、扇ノ地紙で大休止とし、稜線を北に向かい、丸森尾根を降りるルートに変更となりました。
丸森尾根は稜線を見渡せることもなく、下りが延々と続きます。ザレた斜面、急な岩場など、危険箇所も多数あります。ドロドロで段差が激しい部位など、われわれ2人は遅れることも多くなり、後続のサブリーダーに歩行技術の未熟さを見抜かれたのでしょう、最後の危険な岩場に差し掛かる前に、リーダーのすぐ後ろを歩くようポジションチェンジ。おかげさまで、危険を感じることもなく、バテバテになることも、怪我をすることもなく、無事に降りてくることができました。すべて、小国山岳会の方々の素晴らしいサポートのおかげと感謝いたします。
ところで、コースタイムの秘密はどうだったのでしょうか?
よくわかりませんが、今回の山行といつもとの違いがカギとなるのでしょう。
いつもは二人で歩きます。写真をたくさん撮影します。寄り道をします。そして、いつもほとんどが初めての場所です。緊張してビビりながら歩くことも多いです。
今回は、速すぎるペースではなかったと思います。普通にゆっくり歩くペースでした。リーダーが先導し、サブリーダー、フリーの方々が目を光らせて、声をかけてくれる。安心感と、適度な緊張感。小国山岳会の方々の素晴らしいサポートのなせる業であったのでしょう。
自分たちはまだまだだと、今回も思いました。もう少し経験を積み、再びこの山域に足を踏み入れる日が来ることを楽しみにしています。
最後に、このような素晴らしい山開きを主催してくださった、小国町・飯豊町・小国山岳会・飯豊山岳会・おぐに白い森(株)の方々に心より感謝いたします。
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