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Yamareco

記録ID: 672036 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 積丹・ニセコ・羊蹄山

ニセコ全山縦走(雷電山〜ニセコアンヌプリ)

情報量の目安: S
-拍手
日程 2015年07月04日(土) 〜 2015年07月05日(日)
メンバー , その他メンバー4人
天候曇りのち快晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク
スタートの雷電海岸へは小樽から車で稲穂峠・岩内を経由し1時間半強。
新見峠へは岩内からニセコパノラマライン経由で30分ほど。
ゴールのニセコアンヌプリへは小樽から毛無峠・倶知安経由で1時間15分。
経路を調べる(Google Transit)
GPS
24:51
距離
40.3 km
登り
3,763 m
下り
3,446 m

地図/標高グラフ


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歩くペース 0.9〜1.0(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち63%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
10時間1分
休憩
1時間42分
合計
11時間43分
S雷電海岸05:2410:06前雷電山10:0710:37雷電山10:5012:36岩内岳13:4214:32パンケメクンナイ湿原15:19目国内岳15:4016:42前目国内岳16:4317:07新見峠
2日目
山行
10時間53分
休憩
2時間15分
合計
13時間8分
新見峠06:0906:56白樺山07:0308:31シャクナゲ岳分岐08:3508:46シャクナゲ岳09:0109:12シャクナゲ岳分岐10:10チセヌプリ10:3012:05ニトヌプリ12:5014:20イワオヌプリ(山頂標識)14:3314:51イワオヌプリ分岐15:08イワオヌプリ登山口15:21ニセコ町五色温泉インフォメーションセンター15:4015:42五色温泉野営場15:4317:15ニセコアンヌプリ17:2619:17ニセコアルペンホテルG
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
朝日温泉〜雷電山は急登箇所多し。利用者が少ないせいか下草がやや繁茂している状態。ひざ下は露でずぶ濡れ。
雷電山〜岩内岳〜目国内岳は湿地帯で残雪あり。
目国内岳〜ニセコアンヌプリは整備された登山道。場所によって巨石や木の張り出しがあるので注意が必要。
ニセコアンヌプリの下り(グランヒラフスキー場)は急傾斜の木製階段だがやや荒廃気味。
新見峠(目国内岳登山口及び白樺山登山口)、五色温泉(イワオヌプリ登山口及びニセコアンヌプリ登山口)に登山ポストあり。
その他周辺情報雷電海岸の雷電温泉は温泉旅館1軒。朝日温泉は休業中。
目国内岳〜白樺山間の新見峠から4kmほど車道を蘭越方面へ下ると新見温泉(旅館2軒)。
シャクナゲ岳〜チセヌプリ間から蘭越方面へ下るとニセコ湯本温泉郷(旅館2軒?)。
イワオヌプリ〜ニセコアンヌプリ間に五色温泉(旅館2軒)。
グラン・ヒラフスキー場下にはニセコアルペンホテル他、温泉多数。
(上記、いずれも日帰り入浴可能)
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図

写真

スタート地点の雷電海岸駐車場。
2015年07月04日 05:32撮影
スタート地点の雷電海岸駐車場。
水洗トイレもある駐車スペース。利用者は少ない。
2015年07月04日 05:32撮影
水洗トイレもある駐車スペース。利用者は少ない。
隣には廃業したホテルが。
2015年07月04日 05:34撮影
隣には廃業したホテルが。
1
一度雷電海岸に下り、海抜0m地点から出発。
2015年07月04日 05:19撮影
一度雷電海岸に下り、海抜0m地点から出発。
3
朝日温泉までは林道を歩く。
2015年07月04日 05:50撮影
朝日温泉までは林道を歩く。
朝日温泉(休業中)。水上勉「飢餓海峡」の舞台にもなったとされる歴史ある秘湯。再開する日は来るのでしょうか…。
2015年07月04日 06:34撮影
朝日温泉(休業中)。水上勉「飢餓海峡」の舞台にもなったとされる歴史ある秘湯。再開する日は来るのでしょうか…。
1
朝日温泉裏の丸木橋を渡り、登山道スタート。
2015年07月04日 06:41撮影
朝日温泉裏の丸木橋を渡り、登山道スタート。
1
天狗岩付近からの眺め。日本海側は雲海。
2015年07月04日 07:33撮影
天狗岩付近からの眺め。日本海側は雲海。
天狗岩。
2015年07月04日 07:40撮影
天狗岩。
中山。雲海の向こうに日本海が見えてきた。
2015年07月04日 08:09撮影
中山。雲海の向こうに日本海が見えてきた。
ハイマツの中の細い登山道を進む。
2015年07月04日 08:29撮影
ハイマツの中の細い登山道を進む。
遠くに狩場山が見える。
2015年07月04日 08:34撮影
遠くに狩場山が見える。
前雷電山頂。眺望はなし。朝日温泉からここまでの登山は急傾斜が多く、本当にきつかった。
2015年07月04日 10:08撮影
前雷電山頂。眺望はなし。朝日温泉からここまでの登山は急傾斜が多く、本当にきつかった。
1
雷電山山頂。眺望はなし。この辺りから重い雲は消え、晴れ間が見えるように。
2015年07月04日 10:35撮影
雷電山山頂。眺望はなし。この辺りから重い雲は消え、晴れ間が見えるように。
雷電山から岩内岳へ。
2015年07月04日 10:55撮影 by iPhone 6Apple
雷電山から岩内岳へ。
2
良い景色の中をひたすら歩く。所々に咲くお花が美しい。
2015年07月04日 10:56撮影
良い景色の中をひたすら歩く。所々に咲くお花が美しい。
2
五ツ沼
2015年07月04日 11:09撮影
五ツ沼
1
五ツ沼
2015年07月04日 11:10撮影
五ツ沼
3
五ツ沼
2015年07月04日 11:10撮影
五ツ沼
1
五ツ沼から岩内岳に向かう道中。
2015年07月04日 11:24撮影 by iPhone 6Apple
五ツ沼から岩内岳に向かう道中。
1
遠くに目国内岳が見える。
2015年07月04日 11:28撮影
遠くに目国内岳が見える。
1
幌別岳への分岐。
ただ、この先道がササに埋もれて消失していたため、幌別岳にはよらず岩内岳を目指しました。
2015年07月04日 11:29撮影
幌別岳への分岐。
ただ、この先道がササに埋もれて消失していたため、幌別岳にはよらず岩内岳を目指しました。
2
先週まで気温が低かったせいか、残雪がありました。
2015年07月04日 11:33撮影
先週まで気温が低かったせいか、残雪がありました。
1
シラネアオイ。
あちこちで咲いてました。
2015年07月04日 11:44撮影
シラネアオイ。
あちこちで咲いてました。
水場への分岐。
2015年07月04日 11:45撮影
水場への分岐。
1日目のルート(雷電海岸〜新見峠)中唯一の水場。
少し濁っていたので、飲みはしませんでした。
2015年07月04日 11:49撮影
1日目のルート(雷電海岸〜新見峠)中唯一の水場。
少し濁っていたので、飲みはしませんでした。
岩内岳への分岐。
2015年07月04日 12:18撮影
岩内岳への分岐。
岩内岳山頂。
2015年07月04日 12:31撮影
岩内岳山頂。
3
ややガスっていましたが、岩内平野が時折見える中昼食休憩。
2015年07月04日 13:35撮影
ややガスっていましたが、岩内平野が時折見える中昼食休憩。
3
岩内岳〜パンケメクンナイ湿原の道は、結構残雪がありました。
2015年07月04日 14:13撮影
岩内岳〜パンケメクンナイ湿原の道は、結構残雪がありました。
3
上から見たパンケメクンナイ湿原。
2015年07月04日 14:20撮影
上から見たパンケメクンナイ湿原。
パンケメクンナイ湿原。奥に見えるピークは雷電山。
2015年07月04日 14:31撮影
パンケメクンナイ湿原。奥に見えるピークは雷電山。
3
水がとても綺麗。
2015年07月04日 14:33撮影
水がとても綺麗。
1
目国内岳山頂。
2015年07月04日 15:29撮影
目国内岳山頂。
5
目国内岳山頂からの風景。北側(岩内・共和側)は雲海、南側(蘭越側)は晴れ。昆布岳の特徴あるピークが見える。
2015年07月04日 15:31撮影 by iPhone 6Apple
目国内岳山頂からの風景。北側(岩内・共和側)は雲海、南側(蘭越側)は晴れ。昆布岳の特徴あるピークが見える。
前目国内岳山頂。
2015年07月04日 16:36撮影
前目国内岳山頂。
4
1日目のゴール、新見峠(目国内岳登山口)。
2015年07月04日 17:06撮影
1日目のゴール、新見峠(目国内岳登山口)。
2日目のスタート、新見峠(白樺山・チセヌプリ登山口)。
2015年07月05日 06:13撮影
2日目のスタート、新見峠(白樺山・チセヌプリ登山口)。
白樺山の名前のとおり、白樺の中の登山道を進む。
2015年07月05日 06:14撮影
白樺山の名前のとおり、白樺の中の登山道を進む。
稜線に出ると一気に視界がひらける。
左側が白樺山。右側がシャクナゲ岳。シャクナゲ岳の右側には太平洋(噴火湾)とその向こうに駒ヶ岳まで見えました。
2015年07月05日 06:35撮影 by iPhone 6Apple
稜線に出ると一気に視界がひらける。
左側が白樺山。右側がシャクナゲ岳。シャクナゲ岳の右側には太平洋(噴火湾)とその向こうに駒ヶ岳まで見えました。
3
白樺山山頂。
2015年07月05日 06:57撮影
白樺山山頂。
4
白樺山山頂から見た岩内平野。泊原子力発電所の向こうに積丹半島の山々が。
2015年07月05日 06:59撮影
白樺山山頂から見た岩内平野。泊原子力発電所の向こうに積丹半島の山々が。
2
シャクナゲ沼とシャクナゲ岳。
2015年07月05日 08:01撮影
シャクナゲ沼とシャクナゲ岳。
シャクナゲ沼から見たシャクナゲ岳。
2015年07月05日 08:17撮影
シャクナゲ沼から見たシャクナゲ岳。
2
シャクナゲ沼から見た目国内岳。
2015年07月05日 08:23撮影
シャクナゲ沼から見た目国内岳。
1
シャクナゲ岳分岐。
2015年07月05日 08:32撮影
シャクナゲ岳分岐。
シャクナゲ岳山頂付近からの眺め。
これから登るチセヌプリ、ニトヌプリ、ニセコアンヌプリが見え、その向こうには羊蹄山も。
2015年07月05日 08:45撮影 by iPhone 6Apple
シャクナゲ岳山頂付近からの眺め。
これから登るチセヌプリ、ニトヌプリ、ニセコアンヌプリが見え、その向こうには羊蹄山も。
1
シャクナゲ岳頂上。
2015年07月05日 08:47撮影
シャクナゲ岳頂上。
6
シャクナゲ岳からの下り道では、神仙沼(左側の白い道がついた沼)が見えました。
2015年07月05日 09:03撮影
シャクナゲ岳からの下り道では、神仙沼(左側の白い道がついた沼)が見えました。
ビーナスの丘(シャクナゲ岳、神仙沼、チセヌプリの分岐)。
2015年07月05日 09:26撮影
ビーナスの丘(シャクナゲ岳、神仙沼、チセヌプリの分岐)。
ビーナスの丘(シャクナゲ岳、神仙沼、チセヌプリの分岐)。
2015年07月05日 09:26撮影
ビーナスの丘(シャクナゲ岳、神仙沼、チセヌプリの分岐)。
ビーナスの丘、チセヌプリ、ニセコ湯本温泉郷の分岐。
2015年07月05日 09:35撮影
ビーナスの丘、チセヌプリ、ニセコ湯本温泉郷の分岐。
ビーナスの丘、チセヌプリ、ニセコ湯本温泉郷の分岐。
2015年07月05日 09:35撮影
ビーナスの丘、チセヌプリ、ニセコ湯本温泉郷の分岐。
1
チセヌプリ山頂。
2015年07月05日 10:13撮影
チセヌプリ山頂。
4
チセヌプリ下り道から見たニトヌプリ、イワオヌプリ、ニセコアンヌプリ、羊蹄山。
2015年07月05日 10:38撮影
チセヌプリ下り道から見たニトヌプリ、イワオヌプリ、ニセコアンヌプリ、羊蹄山。
2
チセヌプリ登山口(ニセコパノラマライン上の駐車場)。
2015年07月05日 11:08撮影
チセヌプリ登山口(ニセコパノラマライン上の駐車場)。
ニトヌプリへの登山口(ニセコパノラマライン沿い)。
2015年07月05日 11:22撮影
ニトヌプリへの登山口(ニセコパノラマライン沿い)。
ニトヌプリ山頂。
2015年07月05日 12:06撮影
ニトヌプリ山頂。
5
ニトヌプリ山頂から、残り2つの山(イワオヌプリ、ニセコアンヌプリ)を見ながら昼食。
2015年07月05日 12:25撮影
ニトヌプリ山頂から、残り2つの山(イワオヌプリ、ニセコアンヌプリ)を見ながら昼食。
1
コケモモ
2015年07月05日 13:07撮影
コケモモ
ニトヌプリとイワオヌプリの間の湿原。イソツツジが咲き誇っていました。
2015年07月05日 13:17撮影
ニトヌプリとイワオヌプリの間の湿原。イソツツジが咲き誇っていました。
イワオヌプリへの登山道。一気に火山らしく、白い軽石だらけの登山道に。
2015年07月05日 13:20撮影
イワオヌプリへの登山道。一気に火山らしく、白い軽石だらけの登山道に。
大沼への分岐。
2015年07月05日 13:31撮影
大沼への分岐。
イワオヌプリ分岐。
2015年07月05日 13:33撮影
イワオヌプリ分岐。
イワオヌプリの火口原。
2015年07月05日 14:00撮影
イワオヌプリの火口原。
イワオヌプリの西側外輪山から、大沼が見えました。
2015年07月05日 14:08撮影
イワオヌプリの西側外輪山から、大沼が見えました。
2
イワオヌプリ山頂。
2015年07月05日 14:21撮影
イワオヌプリ山頂。
2
イワオヌプリ登山口。(五色温泉)
2015年07月05日 15:08撮影
イワオヌプリ登山口。(五色温泉)
五色温泉駐車場から最後のニセコアンヌプリを望む。
2015年07月05日 15:39撮影
五色温泉駐車場から最後のニセコアンヌプリを望む。
2
ニセコアンヌプリ登山口(五色温泉)。
2015年07月05日 15:44撮影
ニセコアンヌプリ登山口(五色温泉)。
五色温泉〜ニセコアンヌプリの登山道には、500m刻みで頂上までの距離看板が。
2015年07月05日 16:33撮影
五色温泉〜ニセコアンヌプリの登山道には、500m刻みで頂上までの距離看板が。
縦走ラストのピーク、ニセコアンヌプリ山頂。羊蹄山が綺麗に見えました。
2015年07月05日 17:14撮影
縦走ラストのピーク、ニセコアンヌプリ山頂。羊蹄山が綺麗に見えました。
9
グラン・ヒラフスキー場を下る。
2015年07月05日 18:03撮影
グラン・ヒラフスキー場を下る。
1
このゴンドラが動いていれば楽に下りれるのに…と思いながら荒廃気味の木製階段を下る。
2015年07月05日 18:39撮影
このゴンドラが動いていれば楽に下りれるのに…と思いながら荒廃気味の木製階段を下る。
1
ゴール地点のニセコアルペンホテルに到着。
2015年07月05日 19:16撮影
ゴール地点のニセコアルペンホテルに到着。
2
最後は「カウパレード・ニセコ」のカラフルな牛の模型がお出迎えしてくれました。
2015年07月05日 19:17撮影
最後は「カウパレード・ニセコ」のカラフルな牛の模型がお出迎えしてくれました。
6
撮影機材:

感想/記録

3年越しの念願、ニセコ全山縦走。職場の仲間を誘い一泊二日で挑戦しました。
縦走経験者はおらず、登山初心者も含む中やや無謀な挑戦。

1日目(雷電海岸〜中山〜前雷電〜雷電山〜岩内岳〜パンケメクンナイ湿原〜目国内岳〜前目国内岳〜新見峠=新見温泉泊)
・雷電海岸〜中山〜前雷電
 海抜0mからのスタート。雷電海岸から朝日温泉までは林道。朝日温泉から前雷電までは利用者が少ないせいか下草が繁茂し、露で足元がびしょ濡れに。また急傾斜が多く、ロープを使ってのきつい登りが何箇所もあり、かなりきついルートでした。登山初心者のメンバーはここで筋肉が悲鳴を上げ、心折れかけていました。
・前雷電〜雷電山〜岩内岳〜パンケメクンナイ湿原
 急勾配が一切なく、笹原と湿原の中をだらだらと進むハイキングコース。残雪、お花と景色の楽しいコースでした。岩内岳で長めの休憩を取り、昼食。
・パンケメクンナイ湿原〜目国内岳〜前目国内岳〜新見峠
 目国内岳への登りはしっかりとした登山道。疲労はピークに近づいていましたが、目国内岳山頂の岩山からの眺めは最高でした。
・新見峠=新見温泉
 事前に新見峠駐車場に置いておいた車で新見温泉へ。
 新見温泉ホテル(1泊2食付き9000円+入湯税150円に消費税)で宿泊。お料理は山菜とお魚の懐石。温泉、ビールとともに、体に染み入りました。

2日目(新見温泉=新見峠〜白樺山〜シャクナゲ沼〜シャクナゲ岳〜チセヌプリ〜ニトヌプリ〜イワオヌプリ〜五色温泉〜ニセコアンヌプリ〜ニセコアルペンホテル)
・新見温泉=新見峠
 再び車で新見峠へ。朝が早かったので、朝食はおにぎりセットにしてもらい、別途昼食のおにぎり(梅2つ、400円)を宿に用意してもらい5時半過ぎに宿を出発。
・新見峠〜白樺山〜シャクナゲ沼〜シャクナゲ岳
 朝から快晴で、素晴らしい景色の中を歩き進める。白樺山から望む岩内平野、美しいシャクナゲ沼を経て、シャクナゲ岳への急登はほぼ岩登り。シャクナゲ岳山頂からはこれから登るチセヌプリ、ニトヌプリ、ニセコアンヌプリに加え羊蹄山も綺麗に見えました。
・シャクナゲ岳〜チセヌプリ〜ニトヌプリ
 この辺りになると2日目の疲労が出始め、予定ペースより遅れ始める。気温も上がり始め、体力と水分を奪われるが景色は相変わらず美しい。ニトヌプリ山頂で残る2座(イワオヌプリ、ニセコアンヌプリ)を眺めながら昼食。
・ニトヌプリ〜イワオヌプリ〜五色温泉
 気温は更に上がり、かなりきつい状態に。イワオヌプリへの登りは、ガレ場のため日光を遮るものがなく、また白い軽石が一層日光を反射し容赦なく体を照りつける。イワオヌプリ山頂の風で涼んだ後、五色温泉へ下り休憩。トイレ、水場、自動販売機もあり、縦走初心者にはありがたい補給地でした。
・五色温泉〜ニセコアンヌプリ〜ニセコアルペンホテル
 ラストのピーク、ニセコアンヌプリへの登り。登山道自体はここまでで最も歩きやすい整備されたものでしたが、気力を振り絞っての行程となりました。ニセコアンヌプリ山頂は個人的にこれまで夏冬何度も訪れていましたが、格別の達成感でした。目の前に羊蹄山が美しく見え、それをバックに記念撮影。ニセコアルペンホテルへの下りはグラン・ヒラフスキー場コース。夏季営業準備中のゴンドラを恨めしく見ながら、一気に1000mを下る。木製階段の登山道は所々荒廃しており、急勾配で膝にダメージを与え続ける。ようやく到達したゴールのニセコアルペンホテル駐車場では、皆座り込んでいましたが最高の充実感でした。

 ニセコアルペンホテルで温泉と夕食を食べ、新見峠の車をピックアップして帰宅した後は倒れるように眠りにつきました。
 2日間合計24時間以上の山行、足はぼろぼろでしたがかつて無い達成感を得られ、また天気に恵まれ最高の景色を眺められたことは本当に幸せでした。
 思いつきのような我儘な行程に付き合ってくれた同行者達にも感謝。
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