立山BC
- GPS
- 13:02
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 901m
- 下り
- 902m
コースタイム
- 山行
- 1:16
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 2:00
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 6:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
装備
個人装備 |
バックパック BD エレメント60
バックパック Ospray KAMBER 42
スキーブーツ Dynafit Beast
防寒ブーツ Columbia Chakeipi Pac
スキー Volkl 90Eight 177 / Dynafit Radical ST 2.0
スキークランポン Dynafit TLTクランポン 110mm
ドライレイヤー Workman アクティブインナー半袖シャツ
ドライレイヤー(予備) finetrack スキンメッシュ ノースリーブ
ベースレイヤー OR エコーロングスリーブTシャツ
ソフトシェルジャケット MHW スーパーチョックストン フーデッドジャケット
インサレーションジャケット MHW コアストラータ アルパインフーディ
ビレイパーカー ME フィッツロイジャケット
ハードシェルジャケット Norrona ロフォテン アノラック
レインジャケット MHW ストレッチオゾニックジャケット
ハードシェルパンツ Patagonia パウスレイヤービブ
パンツ(予備) MHW ローンマウンテンストレッチパンツ
インサレーションパンツ mont-bell スペリダウンニーロングパンツインサレーションパンツ: Workman フュージョンダウンパンツ
タイツ Columbia アクーシュラタイツ
靴下 Smartwool PhD アウトドアヘビークルー
スキー靴下 mico スーパーサーモ プリマロフト
手袋(予備) BD ミッドウェイト グリッドテック グローブ
手袋 MHW GORE-TEX Infinium ストレッチグローブ
手袋 防寒テムレス
手袋(予備) BD ソロイスト
スキー手袋 HESTRA スリーフィンガー ショート
帽子 OR フェロッシーレイダーキャップ
ニット帽 OR インバージョンビーニー
バラクラバ MHW バターバラクラバ
バラクラバ mont-bell ジオラインL.W. バラクラバ
ネックチューブ MHW ストレッチラペルバンダナ
レッグウォーマー mont-bell リバーシブル エクセロフト レッグウォーマー
寝袋 Marmot Fulcrum Eco 15
テントシューズ ISUKA ダウンプラス テントシューズ S
マット Sea to Summit キャンプマット S.I.
マット THERMAREST リッジレスト ソーライト S
シットマット mont-bell フォームクッション
サングラス Julbo トレック
ゴーグル anon. M3(Shashiko)
ヘルメット BD ベクター
水筒 TEMPEAK 530ml
水筒 Thermos ケータイマグ 0.35L
ソフトボトル HydraPak シーカー 2L
ハイドレーション Platypus Hoser 1.8
コンパス Suunto
ファーストエイドキット deuter ファーストエイドキットバッグM
スキーポール BD トラバース カーボン
クランポン CAMP マジックス10
ヘッドライト BD スポット325
LEDランタン BD モジ
ビーコン Mammut エレメントバリーボックス
スコップ PIEPS C660
プローブ BD クイックドロー・ガイドプローブ 300
スノーソー モチヅキ スノーソー
ストーブ BRS BRS-3000T
クッカー EVERNEW Ti 570
クッカー trangia メスティン
カップ Wildo フォールダーカップ
モバイルバッテリー Anker Power Core Essential 20000
温度計 SwitchBot 温湿度計
カメラ Panasonic GX7Mk2
三脚 JOBY ゴリラポッド ハイブリッド
時計 GARMIN Instinct Tactical
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---|---|
共同装備 |
テント MSR ハバハバ HP
ストーブ Jetboil Flash
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感想
GW前半の3連休で、念願の立山春スキーに。山を滑りたいと思って37歳でゼロからスキーを始めて丸8年、ついになんとかここまでやってくることができた。
立山黒部アルペンルートで室堂までケーブルカーとバスを乗り継いで、雷鳥沢キャンプ場で2泊して3日間周辺の山を滑るという夢のようなプラン。
前日の夜中に立山駅に到着して駐車場で前泊、7時40分発のケーブルカーに乗って、美女平でバスに乗り換えて室堂ターミナルに9時前に到着。雪の大谷には目もくれず支度をして雷鳥沢キャンプ場を目指す。2泊3日のテント泊と滑走用の装備は全部で25kgくらい。ザックを前後に背負って、シールを装着したスキーを履いて出発。雷鳥沢キャンプ場への最後の斜面はシールを剥がして荷物を背負ったまま滑走。途中で1度大転けするもなんとかキャンプ場到着。
すでにテント場はたくさんのテントで埋まっていたものの、どうにか場所を確保してテントを設営、横のスペースにはテーブルも作成。
1日目は昼から天気が悪く小雨がぱらついてきたのでテントの中に避難したらそのままうとうとと昼寝。気がつくと16時くらいまで寝てしまった。本当はどこか近くを滑ろうかと思っていたのだが、そんな気力もなくおとなしく晩ご飯に。メスティンでお米を炊いて、アマノフーズのフリーズドライ牛肉卵とじと、マルタイ棒ラーメン(お米が1.5合しか炊けないのでひとりは卵とじとご飯でひとりは棒ラーメンを翌日と交互にという作戦)。洗い物を減らすためにメスティンにクッキングシートを敷いて炊くのをはじめて試したが上手くいった。
夜になるとすっかり晴れて空には満天の星。少し写真を撮って、早めにシュラフに潜る。
2日目は5時起床。朝の最低気温は-1度くらい。雪はガリガリに凍っていて滑るのも大変そうなので緩むまで待つことにしてゆっくりめのスタート。この日は別山乗越の剱御前小舎まで登って剱岳を見てから雷鳥沢左岸の尾根を滑り降りるというコース。
7時半頃出発。天気は快晴、雪もすっかり緩んでザクザクに。眼下に絶景が広がる中、少しずつ高度を上げていく。しかし、慣れないシール登高でかなりのタイムロス。後半、斜度がきつくなってからはシートラで。3時間半かけてやっとのことで剱御前小舎に到着。そして、ついに剱岳とご対面。剱岳の向こうには後立山連峰が連なり白馬岳から五竜岳までくっきりと見渡せる。まさか一度目でこんな大当たりを引いてしまうとは。
ひとしきり写真撮影したあと、少し休憩して準備を整えて、ついに待ちに待った滑走。が、しかし、剱御前小舎直下の斜面はなかなかに急で、すっかり足がすくんでしまい、結局その恐怖心が克服できないまま滑りはじめることに。意を決してターンをするものの恐怖心から重心が山側に残って無様な滑走スタイル。後傾になってバランスを失って転倒。しかし、なんとか持ち直してどうにか下まで滑り降りた。もう心臓がばくばくして、とてもじゃないけど「気持ちいいー!」「最高ー!」みたいな気持ちになれないまま滑走終了。なんとも消化不良。
もう1本近くを滑ってもよかったが、すっかり意気消沈してしまい、極度の疲労感もあって、ビール飲んで雷鳥沢ヒュッテの温泉に浸かりに行くこと(ちなみにビールは6本担ぎ上げました)。雷鳥沢ヒュッテの温泉は窓から山の景色が丸見え(外からも丸見え)のいいお風呂だった。お風呂で疲れを癒やして、さらにビール飲んで、消化不良の滑走のことは忘れて2日目も早めに就寝。
3日目。ついに最終日。朝からテントを片づけて荷物をまとめて帰りは来た道とは別のブルドーザー道を辿って室堂まで。雷鳥沢キャンプ場は室堂よりも低いところにあるので帰りは登ることになるが、ブルドーザー道なら距離は少し長いもののアップダウンが少なく緩やかな登りなので迷わずこっちを選択。
2時間かけて室堂山荘に到着。荷物をデポして、最後に室堂山に登って最後の滑走に挑む。室堂山はだだっ広い岡のような山で、伊吹山の6合目付近のような斜面。おそらく今シーズン最後の滑走になると思うので悔いのないようにと思ったものの、昨日とたいして変わらない滑りで、あっけなく2024シーズンは終了と相成りました。ああ、これが実力というものか、もっとスキー上手くなりたい。
というわけで、スキー自体は散々だったものの、天気にも恵まれ、雪上でのテント泊等その他の要素に関してはおおむね満足のいく山行となった。なにしろはじめての北アルプス、はじめてのテント泊山行でこれなので万万歳かなと。
いつかあの斜面を気持ちよく滑れるように来シーズン以降も引き続き練習に励んでいきたい所存。
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